転生のサンライズ   作:D51型245号機

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多分また駄文です。





第3話

ムハがカニの指示で合流地点に向かって列車を走らせて約20分した時突然次位のDD51ー1139の運転席の無線に連絡が入る。

 

?1『そこの浮遊物 無線が通じるなら応答せよ。』

 

サク『はい、こちら元函館運転区所属DD51ー1139です。』

 

?1『元函館運転区所属?DD51?何言っているんですか?。』

 

サク『何言ってるって言われても自分の所属をしっかりと返答しただけです。それよりもあなたは誰ですか?』

 

?1『失礼 私は呉鎮守府所属第5艦隊旗艦軽巡の夕張です。そちらの行動目標は何でしょうか?』

 

ムハ『こちらの列車主任のムハです。こちらの行動目標は日本本土の線路に向かっているところです。』

 

?1改め夕張『線路?なぜ線路に?』

 

ムハ『何故かと言うとこちらは列車ですので線路の上を走ってこそなので線路に向かうところです。』

 

夕張『分かりました。』

 

カニ「お話し中失礼します。進行方向左手より67kmで接近中の反応を感知 接触予測約5分 無線応答無し。」

 

夕張『多分それは私たちの敵の深海棲艦です。私も同じ地点にて敵の反応を感知しています。』

 

ムハ『分かりました。それでは退避してこの(電磁シールド?)と言う装置を発動させるからそちらの方々は一旦御乗車してください。』

 

ムハ「オフ 7号車右側ドア手動にて開放して。」

 

オフ「了解 7号車進行方向右ドア開放。早く御乗車してください。発車します。」

 

夕雲以下呉第5艦隊「「了解」」

 

オフ「娘さん方収容完了ドア閉確認進行~。」

 

ムハ「了解 進路そのまま進行~。」

 

ムハの合図と同時に2台のDD51は出力を上げて発車する。

 

カニ「接触1分前。」

 

ムハ「了解 電磁シールド作動。」

 

カニの情報を聞きムハは電磁シールドを作動させる。

 

?5「敵発砲!」

 

ムハ「全力回避!電磁シールド 全開!」

 

カニ「車体損傷無し。」

 

~場所変わって3号車~

 

?2「すごい、 直撃コース立ったのに勝手に砲弾が砕ける。」

 

?3「すごいのじゃぁ~。」

 

艦娘の二人が車内から外を見ながら感心する。

 

スシ「あの~感心しているところすみませんがあなたたちは誰ですか?私はこのスタッフでスシと言います。」

 

?2「あぁ。私は呉鎮守府第5艦隊所属 陽炎型駆逐艦 三番艦の黒潮や よろしゅう。」

 

?3「そうしゃ。わらわは黒潮と同じく呉第5艦隊の初春型1番艦の初春じゃ。」

 

スシ「そうですか。とりあえず何か飲みます?」

 

?2改め黒潮「えっ?飲み物?」

 

スシ「はい この車両はダイナー・プレヤデスと言う簡単に言うと鉄道車両の中に食堂があるんですよ。」

 

?3改め初春「そうなんじゃな。」

 

スシ「因みに展望したいなら前のサロン・デュ・ノールと言う車両に行けばかなり広く見えますよ?行くのでしたら私が飲み物をお持ちしだす。」

 

黒潮「ではオレンジジュースで。」

 

初春「わらわは紅茶を頼むのしゃ。」

 

スシ「分かりました。サロン・デュ・ノールに行かれますか?」

 

黒潮「私はこちらでお待ちします。」

 

初春「わらわもここで待つのしゃ。」

 

スシ「では少々お待ち下さい。」

 

~また場所変わって4号車~

 

?4「こりゃすごいなぁ~。」

 

?5「確かにすごいですね。」

 

トニ「あの~。」

 

?4・?5「「ひゃい!」」

 

トニ「驚かせてしまいすみません。私はこの列車の乗務員のトニと言います。あなた方は?」

 

?4「あぁすみません 気配が無かったので気づきませんでした。私は陽炎型の秋雲です。」

 

?5「私も同じく気づきませんでした。私は陽炎型駆逐艦の浜風と言います。」

 

トニ「もしかしてだけど秋雲さんは最初夕雲型だと思っていた?」

 

?4改め秋雲「えっ?何で知ってるの?」

 

トニ「それと浜風さんは最後戦艦大和と一緒に坊ノ岬沖に沈んだ?」

 

?5改め浜風「なんでそこまで知っているんですか!」

 

トニ「そうですか、ならあなたたちは私達の先祖ですね。」

 

秋雲・浜風「「先祖?」」

 

トニ「だって私が生まれたの1989年だから先祖になるし。」

 

秋雲・浜風「「1989年!?」」

 

トニ「なんかまずった?」

 

秋雲「だって今年1952年だもん!ね?」

 

浜風「そうですよ。今年は1952年だよ?」

 

トニ「えっ?今年って2017年じゃ無いの?私たちは今年解体されて気がついたらここに居たもん?」

 

秋雲・浜風「「2017年!?」」

 

トニ「つまり二人の話を聞く限り私たちは65年前の異世界に来てしまったのか。」

 

オハが秋雲と浜風から聞いた話でガックリした時車内スピーカーからサクの声が聞こえた

 

サク『本務機のサクです。乗員乗客に連絡します 先の深海棲艦からの防攻戦は終了した、これより当列車は呉鎮守府第5艦隊旗艦の夕張さんと共に、呉鎮守府に向かって走っていく事が前位機のムハと話した結果決定した。これより呉鎮守府第5艦隊の皆さんを正式なお客さんとして御乗車することになった。呉鎮守府の方には夕雲さんが連絡をしてもらうことになったのでどうぞ御ゆっくり休んでください。』

 

秋雲「だそうですよトニさん。」

 

トニ「それでは車内の案内を致します。」

 

 

 




第3話にて約2000字になりました。
だいたい1000から1500字ぐらいで書いていくつもりです。

多分まだ続きますのでよろしくお願いいたします。

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