元帥「日本国有鉄道?JR東日本?何じゃ?それは。」
憲兵3「日本国有鉄道とはこの世界の帝国鉄道と同じような鉄道です。JR東日本とはイオシさん達が所属していた日本国有鉄道を分割民営化した時登場した鉄道会社の1つです。」
ムハ「まさか元機関士の人と会うとは思いませんでした。」
イオシ「ならこの無線を聴いたら懐かしいと思いますよ?」
憲兵3「えっ?」
イオシはそう言うと憲兵3に無線機を渡す。
そこからはとある無線が聞こえてきた。
?1『こちらJR東日本横川機関区所属のEF63-21です。無線が聞こえるなら応答願います。』
憲兵3「なぜEF63ー21が。」
元帥「何を泣き始めよって。」
憲兵3「いえ、元々の私が担当した機関車が無線の向こうにいるので。」
元帥「その相手とは?」
イオシ「元JR東日本横川機関区所属のEF63形の21号機さんと15号機さんと元JR東日本高崎総合車両所所属115系1000番台のT1140編成さんです。」
元帥「さっき憲兵がいっていた横川機関区の車両がおるのか。」
憲兵3『こちら横須賀鎮守府憲兵隊です。お久しぶりです。』
?1改めEF63-21『はい?イオシさんから聞いた噺ではこの世界に私の知ってる人間はいないはずです。』
憲兵3『ではこう言えばわかりますね。「元日本国有鉄道横川機関区常駐碓氷線専用 EF63形電気機関車の21号機のニーチさん」。』
EF63ー21『その名前を言うのは西村運転士!?』
憲兵3『いや、名前は思い出してませんが元あなたの運転士です。』
EF63ー21改めニーチ『まさか会えるとは思いませんでした。』
無線から聞こえるニーチの声は泣いてるかのごとく震え声だった。
憲兵3改め西村『少しお待ち下さい。』
ニーチ『はい!』
西村「すみません元帥。私も呉鎮守府に転属してよろしいでしょうか?」
元帥「何故じゃ?」
西村「私はやっぱり思い出のEF63ー21のマスコンを握りたい思いが離れないので私も呉鎮守府に転属してそこでロクサンを運転したいです。」
元帥「そうか。許可しよう。もちろん憲兵としてじゃないぞ。」
西村「?憲兵じゃなくだったら何でですか?」
元帥「呉鎮守府に呉鎮守府専属運転士として転属してもらうから。」
西村「わかりました。」
ニーチ『あのぉ~すみませんがどなたか私達を牽引してくれる方は居ませんか?』
イオシ「すみません代わって下さい。」
憲兵3「どうぞ。」
イオシはそう言うと憲兵3から無線機を受け取り無線に出た。
イオシ『では伝えますが架線が無くても走れますよ?実際に私もそうでしたので。』
ニーチ『すみませんがお名前を?』
イオシ『すみません 私は元JR西日本のEF81形の104号機です。』
ニーチ『そうですかだからさっきのようなことが言えたのですね。』
イオシ『そうゆうことです。後すみませんが現在地はどちらですか?。』
ニーチ『今軽井沢駅ですが?』
イオシ「小林少佐、帰りは日本海側回りの観光しながら帰りますか?」
小林「良いですね。ついでにニーチ達を連れて帰りましょう。」
イオシ「ありがとうございます。」『この後中央東線と篠ノ井線経由で長野に行きますので長野駅に向かってください。現在私達は横須賀に居ますので。』
ニーチ『了解です。』
無線での会話を終え無線機を回収すると小林少佐が元帥に1つ質問をする。
小林「元帥さん、すみませんが横須賀の青葉に合えますか?」
元帥「青葉なら行方不明じゃが?何故じゃ?」
小林「何か任務でも伝えました?」
元帥「いや、青葉に任務なんて与えれん。いつも関係ないことばかりするから基本鎮守府からは遠征でしか出さん。」
小林「そうですか。カニさん例のものを。」
カニ「、、、了解です。、、、後蹴っていいですか?」
小林「、、、多少ならいいでしょう。」
そう言うと9号車の方に消えて行った。
~10分後~
カニ「、、、お待たせしました。」
カニは台車に大きめの箱を持って来た。
元帥「これは何じゃ?」
小林「どうぞお開け下さい。」
元帥はそう言われると箱を開け驚く。
元帥「なぜ横須賀の青葉がここに居る。」
青葉2「ゲッ提督!」
元帥「これはどういうことじゃ?」
小林「ここに来る最中にこの列車に侵入致しまして動力機1機を使用不可能寸前まで致したのでこちらにて捕獲しておりましたのでこの後はどうぞそちらで。」
元帥「わかった。この後の処理はこちらでやる。」
青葉2「提督ぅ~お慈悲をぉ~!」
元帥「今後のことはこの後考える。すまなんだ。」
小林「では報告が終わったので帰ります。」
元帥「すまんがこいつも一緒に連れていってくれ。わざわざ後で送るのも面倒なもんで。」
小林「了解しました。でしたら明朝08:30に出発します。」
そう言いながら全員が時計を見ると21:30になっていた。
元帥「すまんがここに泊めてくれんかのぅ~?」
オフ「B寝台なら開いてますが?よろしいですか?」
元帥「どこでも良いのじゃ。」
オフ「そうですか。ではトニお願いします。」
トニ「では案内しますので付いてきて下さい。」
トニが元帥達を連れてB寝台に向かうと小林少佐らの長い1日が終わった。
次回はキャラ設定を挟みたいとお願います。