転生のサンライズ   作:D51型245号機

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今回は米原出発から名古屋到着まで書きたいと思います。


第20話

その後ムハはイオシの運転席に入り計器の確認を終わらせたら出発の時間になったからノッチを上げていく。

 

 

 

サク「、、、あれ?加速がいつもより遅い。客車10両じゃなく客車が14両繋がった感じだな。いつも運転される側だったから違和感を感じたんかな?」

 

そう言いながらサクは違和感を感じたが気にせず名古屋に向かって列車を走らせる。

 

~その頃最後尾に居るイオシでは~

 

ムハ「まず今年は何年ですか?」

 

イオシ「確か今年は2013年の7月ですよね?」

 

ムハ「やっぱりですね。」

 

イオシ「何がですか?」

 

ムハ「今年は1952年なのですよ。それも別世界。」

 

イオシ「そうですか。」

 

ムハ「因みにこの日本は戦争中です。」

 

イオシ「戦争中呑気に走っていて良いのですか?」

 

ムハ「因みにどこ走るか覚えてます?」

 

イオシ「確か呉 山陰 東海道 横須賀ですよね?」

 

ムハ「何か思い付きません?戦争と関係あり」

 

イオシ「確か呉線と横須賀線で共通するのは鎮守府があったはずですね。山陰と東海道は2線を繋ぐ線路ですね。、、、もしかして横須賀鎮守府に向かっていってるんですか?」

 

ムハ「その通りです。私達は一様呉鎮守府の所属にしてもらってます。」

 

イオシ「そうですか。」

 

ムハ「どうかしました?」

 

イオシ「いやここまで来るとき蒸気の釜しか見なかったので。」

 

ムハ「良い機会ですから言いますがこの世界で蒸気の釜以外だと私と弟のサクとあなたの3機だけです。呉鎮守府に所属したのは無理に研究されないだめです。」

 

イオシ「そうでしたか。なら私も呉鎮守府に所属すればいいか。」

 

ムハ「それに私達は呉鎮守府専用列車としても走れますし。」

 

イオシ「確かに。」

 

そう言うと列車が減速を初めていたことに気付く。

 

ムハ「そろそろ名古屋ですね。名古屋で客車の方に移って自己紹介します。」

 

イオシ「了解です。」

 

~その頃機関車のサクは~

 

サク「次 名古屋 停車 3番。」

 

到着するためノッチを切りブレーキ弁を徐々に開けてブレーキをかけて減速していく。

 

サク「名古屋定着 マスコン切り では待ちますか。」

 

そう言うとサクは運転室を施錠して客車に向かう。

 

~一方最後尾のムハとイオシは~

 

ムハ「では停まりましたし客車に行きましょう。」

 

イオシ「はい そうしましょう。」

 

ムハとイオシ 両名も客車に入るために機関車を出て1号車の乗降口に向かう。

 

~変わり1号車1番では~

 

秋雲「名古屋に着いたね。」

 

皐月「そうだね。」

 

そう言ってるとムハとイオシの二人が運転してから出て客車に向かってるのに気付く。

 

皐月「あっ!ムハさんだ!」

 

秋雲「そうだね。もう一人は誰だろう?」

 

皐月「とりあえずムハさんたちに付いて行こ。」

 

秋雲「そうだね。」

 

そう言うと二人は部屋を出てムハさんたちに付いて行った。

 

 

その後ムハとイオシは1号車の乗降口から乗り4号車に行くと後ろから秋雲と皐月が付いて来て4号車でくつろいで居た金剛と霧島と会う。

 

金剛「ムハさんそちらはダレデスか?」

 

霧島「確か私の記憶では彼女は乗って無かったはずです。」

 

秋雲「そうだよ、さっき前に止まった駅で1番後ろに何か変なの繋いでいたしさ?」

 

ムハ「では紹介します。この人は最後尾に連結した車両 「EF81型電気機関車の104号機」のイオシさんです。」

 

 

 




次にイオシの自己紹介から書きたいと思います。

後、途中に出てきた蒸気の釜とは蒸気機関車のことです。

一様鉄道で機関車のことを釜と呼ぶ事が多いので今回はあえて釜と書きました

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