サクに案内されて4号車に入るとスロが立っていた。
オフ「ではここからは私が案内します。サクさんはこの後機関車に向かわなくてはいけませんので。」
サク「ではお願いします。」
そう言うとサクは機関車の方に向かって行く。
オフ「では最初にそれぞれの部屋を決めましょう。」
皐月「部屋ぁ~?」
オフ「この列車は基本個室寝台客車で部屋の仕切りがあります。」
皐月「そうなんだ。」
小林「因みに言い忘れてたけど鎮守府に戻って彼らに泊まりたい人はお金を払わないと泊まれないから。」
蒼龍「何でそうするんですか!?」
小林「だって彼らからの要求だから。」
そう小林少佐が言うと全員が一斉にスロを見る。
オフ「あのですね。これは公共の乗り物なので清掃、部品交換などにお金が掛かるんですよ?」
スシ「それに料理だって無料じゃあ無いんだよ?」
オフが説明した後背後からトニが捕捉する。
スシ「一様この列車のお金を集めるのは寝台料金と食堂後一部ですがこの車両の自販機がお金がかかります。」
オフの隣に居るスシからお金が掛かる所の説明をした。
オフ「では話を戻しますが部屋はスイート二人用が2室、ロイヤル1人用が8室、ツイン2人用が19室、シングルツイン1人用が12室、後コンパートメント4人用が15室あります。」
秋雲「やっぱりすごい多いな。」
小林「とりあえずそれぞれ泊まりたい部屋を言ってって。私はこの後サクさん達のところに行きますから。」
金剛「では、私は霧島とツインでよろしくデース。」
飛鷹「私はシングルツインにお願いします。」
赤城「私はコンパートメントで。」
愛宕「私はロイヤルにしようかしら。」
足柄「私もロイヤルにしますわ。」
鈴谷「私は一人でツインにしますわ。」
赤城「そんな事できるの?」
オフ「大丈夫です。部屋は沢山ありますから。」
鬼怒「阿武隈ぁ~一緒にスイートにしよ?」
阿武隈「賛成です。」
天龍「俺はどこでも良いから。」
トニ「ではシングルツインで。」
矢矧「私もシングルツインで。」
多摩「私は、コンパートメントでよろしくにゃ。」
秋雲「皐月 一緒に1号車1番にしよぉ?」
皐月「秋雲ちゃん 因みにその部屋はなんなの?」
秋雲「スイートだよ」
皐月「どんな部屋か知らないけど賛成」
神風「では私はロイヤルで。」
暁「私もロイヤルにするわ。」
望月「私はコンパートメントで。」
蒼龍「因みに第5や第2遠征のみんなはどこに止まったのですか?」
オフ「第2遠征の深雪ちゃんと初雪ちゃん以外ロイヤルやスイートです。因みにそこの秋雲ちゃんはスイートに泊まりました。それも展望のです。」
秋雲「オフさん言わないで下さい。」
愛宕「因みにそのスイートの展望とはどこに?」
オフ「簡単に言うとこの列車の最後尾の1番奥が丸々部屋です。そこが展望スイートと言われる部屋です。部屋番号は1号車1番です。」
皐月「秋雲ちゃんが1号車1番のスイートに誘ったのはそう言うこと?」
秋雲「ここに戻ってくるとき初春ちゃんと泊まってすごく良かったから今回参加したの。ついでに次の原稿の舞台に出来るかな?と思ったし。」
そう言うと秋雲は自分の鞄の中を見せる。
中には着替えの服以外に原稿用紙が入っている。
トニ「とりあえず希望された部屋に案内しますので。」
そう言うと希望した部屋のメモを見る。
トニ「それではスイートとロイヤルを選んだ人から案内します。」
暁「そう言えばこの列車はまだ走らないの?」
オフ「いえ、もう引き込み線のところで出発を待ってるところです。」
金剛「誰か動いたの気づいた人居るデスか?」
金剛がそう聞くと全員気付かなかったと首を横に振りながら言う。
飛鷹「いつ動き出したのですか?」
トニ「天龍さんがどこでも良いと言った時に動き出して止まったのが暁ちゃんが部屋を言った時に停まりました。」
天龍「全然気付かなかったと。」
オフ「寝台特急なので動き出しと停車のショックは抑えないと寝ているお客さんが起きてしまいますのでムハさんとサクさんは運転に必死です。」
1500字越えました。
次はどう時刻の運転席を書くつもりです。