天華百剣 仁王の子孫   作:龍鳴

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今回は作者の推しキャラの一人であるあの子を出したいと思います!

荊軻「作者の推しキャラは確か小烏丸ちゃんじゃなかったけ?」

確かに小烏丸も好きだよ?アプリのプロローグの最後で惚れましたよ.....

黒龍『分かったぞ!初期で入る三人娘の一人のあの小娘か!』

黒龍正解!

黒龍『確か城和.....』

それ以上をいっちゃダメ!!

話を戻して....荊軻!あの決め台詞を!

荊軻「え!?いきなりだね....。それじゃあいくよ!」

荊軻「闇を切り裂きいざ、咲き誇らん!ってね?」

本編をどうぞ!


壱ノ剣 出逢い

日常それは本当にかけがえのない物だと知ったのは二年前の出来事(妖騒動)で知った。やっと日常に戻って薪割りをしたり山に流れている川に釣りをしに行ったり....やっぱり日常は良いなって思ったんだ。

けど今の俺は....

 

「ちょっと!離しなさいよ!」

 

「駄目だよ!ここで離したら君戦うでしょ!」

 

女の子の手を引っ張り後ろから追いかけてくる化け物から逃げていた。

どうしてこうなった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後俺は朝御飯を食べた後学生服に着替えて自分の通っている高校に行った。と言っても悪魔がしきっている学校じゃなく不良がヤバイほどいる学校でもなくごくごく普通の男子校に俺は通っているんだよね。

自己紹介が遅れたね?俺は桜井荊軻日本人だ。良く容姿で外国人に間違えられるけどこう見えてもれっきとした日本人だ。

 

「しっかし良い天気だねぇ~。こんなに良い天気なら日向ぼっこでもしたいよ」

 

『お前は老後の老人か!』

 

「え?でもこんなに良い天気なんだよ?日向ぼっこしたら気持ちいいじゃん」

 

『全く何でこんな変人に我は宿ったんだ....』

 

そう俺は相棒の黒龍にそう告げるのであった。

黒龍....それはかつて日ノ本を喰らおうとした災厄の龍。訳有って俺は黒龍をその身に宿しているんだ。と言っても宿っているのは俺の体じゃなくてご先祖様の残した首飾りに宿っているんだけどね?まぁ、最初はいがみ合っていたけど時が経つにつれて黒龍と俺は相棒と呼び合える中になったんだよな.....。

けど黒龍?それ作者の処女作の主人公にも言えたことじゃないよ?だって趣味が散歩と読書って完全にお爺ちゃんじゃん。

 

某所

 

「さてと散歩にでも行くか....」

 

「やっほー!かみやん!どこ行くの?」

 

「ん?ああ、今日は良い天気だから散歩にな?」

 

「えーかみやんなんかジジくさーい」

 

「言うな。自分でも自覚してるから....」

 

 

なんだろう?どこかから電波が届いたんだけど....ま!いっか!

そう思い俺は高校に行くのであった。

 

 

 

 

 

 

学校が終わって放課後俺はそのまま家に帰ろうとしていた。それは今から夜ご飯の下ごしらえをしないといけないからだ。

 

「きゃ!」

 

「あ!ごめん!大丈夫?」

 

今日のご飯を何にしようか迷っていると誰かにぶつかってしまった。

俺はそのぶつかった人に手を差し出した。そのときにぶつかった人の正体が分かった。

 

「あ、ありがと....」

 

それは女の子だった。赤色を少し濃くした感じの髪をツインテールだっけ?それで纏めた美少女だった。

 

「良かった!怪我はない?」

 

「ええ、無いわ」

 

「良かった~」

 

少女は差し出した手を握りその場に立つ。

 

(おい、荊軻)

 

(なんだよ?黒龍?)

 

(この子娘....)

 

黒龍がなにか言おうとしたそのとき。

 

「ギシャァァァァッ!!」

 

なにか身の毛のよだつ叫び声が聞こえる。

 

「な、なんだ!?」

 

俺は叫び声がした方を見る。其処には化け物がいた。仮面のようなものを被り何かの液体が固まったような体その化け物の手にははこぼれがした刀が握られていた。そんな化け物がかなりの数いた。

 

「まさか禍憑が!」

 

「禍憑?」

 

俺は少女の言葉に疑問を持つ。

禍憑ってなんだ?まさか新手の妖か!

 

(荊軻.....あの化け物....荒魂(あらたま)の気配がする)

 

(まさか本当に新手の妖か!?)

 

(分からんだが、あの小娘はあれの事を禍憑と呼んでいた....それにあの小娘から仁魂(にぎたま)の気配がする....)

 

(仁魂だって!?それは守護霊にしかしないはずじゃ!)

 

「危ない!」

 

少女が声を荒げる。

 

「へ?」

 

俺は前を見る。すると禍憑と呼ばれた化け物が俺に向かって刀を降り下ろしていた。不味い!油断していた!そう思い俺は目をつぶる。

 

「はあっ!」

 

ガキンッ!そんな鉄と鉄がぶつかる。俺は目を開けると其処には刀を持った少女がそこにいた。

 

「くぅぅ....」

 

少女の服装はまるで侍の鎧を少女っぽくした感じの姿に変わっていた。その少女の手には刀が握られておりその刀で化け物が降り下ろした刀を受け止めていた。

 

「貴方早く逃げなさい!」

 

「いや!でもこの数一人で戦うつもりなの!」

 

「良いから逃げなさい!禍憑は私達巫剣しか倒せないから民間人は早く逃げなさい!」

 

そう少女は俺に言い禍憑と呼ばれた化け物に刀で攻撃する。

 

(助けるんだろ?荊軻?)

 

(そうしたいけど!()()は家に置いてきたし対抗する手段がないよ!)

 

(そうお前が悩んでいるうちに小娘は死ぬぞ?)

 

「きゃ!」

 

少女は化け物の攻撃を食らったようだ。

 

「.....悩んでも仕方無い!」

 

俺はすぐさま少女に駆け寄り少女の手を握りその場から逃げる。

 

「ちょっと!?貴方なにを!?」

 

「この数は流石にヤバイからここから逃げよう!」

 

「はぁ!?貴方なに言って!」

 

「文句は後で受け付けるから!」

 

俺は少女の手を引っ張りその場から逃げる。禍憑と呼ばれた化け物は俺達を追いかけてくる。

それが冒頭の出来事に繋がるんだ......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁはぁ!ここまで来れば安心だよ.....」

 

「.....」

 

俺達は今廃工場に隠れている。どうやら化け物も俺達を追ってこの廃工場に入って俺達を探しているようだ。

 

「何で逃げたのよ.....」

 

「え?」

 

「何で逃げたのよ!貴方下手したら死んでたのよ!禍憑は巫剣しか倒せないのよ!」

 

「え?でも....」

 

「言い訳は良いの!はぁ.....何で人探しの途中で禍憑が出てくるのよ....」

 

まさか桑名江の不幸体質が移ったのかしら?そう少女は呟いた。

桑名江って誰?俺はそう思った。これからどうしようかそう考えてると....

 

『ピピピッ!』

 

「あ、電話だ」

 

俺の携帯電話から着信音が鳴り響く。ちょ!?今化け物から隠れているから黙ってよ!俺はそう悪態をつき電話をしてきた人物に文句を言おうと電話に出る。

 

「もしもし?」

 

『荊軻か!』

 

「森羅!?一体どうしたの?」

 

電話の主は俺の親友であり戦友でもある忍者服部森羅である。何で連絡を?最近会えなかったから嬉しいけど.....

 

『今お前はどこにいる!』

 

「どこって廃工場だよ。って?それよりも今大変なんだから!」

 

『大変?どういうことだ?』

 

「学校の帰りに女の子とぶつかってそしたら急に化け物が襲いきってきてそれで今その女の子と廃工場に隠れているんだ!」

 

『なに?それは本当か?』

 

「本当だよ!禍憑だとか巫剣だとか訳が分からないよ!」

 

『なに!?禍憑と巫剣だと!?』

 

「え?知ってるの?」

 

『今から俺はその事をお前に言おうとしていたのにもう接触したのか!』

 

「え?」

 

『良いか!良く聞k『少し借りるぞ?』あ!小烏丸殿!』

 

突如森羅の声が途切れ少女の声が聞こえる。

 

「誰ですか.....」

 

『そう警戒するでない。妾は敵ではない』

 

「何で森羅と一緒にいるのですか。答えてください!」

 

『そうカッカするでない。いま城和泉は近くにおるな?』

 

「城和泉?誰ですか」

 

『お主がぶつかった少女じゃ』

 

「その女の子ならいますけど?」

 

『それならば城和泉に電話を変わってくれんかのぉ?』

 

「.....それは出来ません」

 

『なぜじゃ?』

 

「だって.....完全に囲まれましたから.....」

 

俺達を囲む化け物の姿があった.....




どうでしたか?壱ノ剣?

荊軻「名前完全に出てないじゃん」

大毅「それとさらっと俺とネプテューヌ出すなよ....」

ちょ!?貴方他の作品!

大毅「うっせーなー。後書きだろ?別に良いじゃねえか」

大毅「と言うかさっさとゲイムオーダー更新しろよ?」

絋汰「俺のもよろしくな?」

か、感想はいつでも引き受けます!

絋汰&大毅「「あ!逃げんな!作者!」」

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