アフロディに妹がいた!?   作:ゆーこー

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花瑞、イラスト本文にいれました

現在の限界なのですがなんていうか
シチュエーションに見あった萌えっていうんですか?それが足りない気がして仕方ありませんがどうぞ見てください


みんな!サッカーやってます!

次の日きっと漣君が頑張ってくれたのでしょう、山田先輩が練習に参加してくれました

そして次第に他の先輩方もサッカーをやってくれるようになりました。

 

「まあ、芋づる式ってやつよ!読者の諸君」

 

漣君のブラックな発言は置いといて、これでやっとスタートラインから一歩進めた。でも他のチームは何十歩も先にいる。だからもっと頑張らないと。

 

その日の帰り、また彼にあった。

 

「やあ花瑞ちゃん部活の方はなんとかなったみたいだね」

「なんで知ってるかはいいとして…なんですか?基山さん」

「覚えててくれたんだ、嬉しいな。でもヒロトでいいよ」

「それで、今日は何のようなんです?」

「花瑞ちゃんのお兄さんがどこにいるかわかったよ」

 

お兄ちゃんの居る場所がわかった?もしかして探してたの?今まで

 

あれ?お兄ちゃんのこと話したっけ?まあ、そんなことより

 

「それって本当なんですか?」

「ほんとだよ教えてほしい?」

「教えてほしいです!」

「う~んどうしよっかな~」

 

 

ー基山ヒロトsideー

少し焦らした方がいいと思ったけどどうだろうか?

 

「お願いしますヒロトさん。教えて下さい…お兄ちゃんの場所を」

「じゃあもっと近くに来て」

 

拒まれるかと思ったけど素直に来てくれた。

僕は花瑞ちゃんを軽く抱き締めるようにして耳元でささやいた。

 

「世宇子中。そこにお兄さんはいるよ」

 

ー亜風炉花瑞sideー

お兄ちゃんの場所を知りたくて言うこと聞いたらなぜか抱き締められた。

こういうの初めてだから自然とドキドキした。

でも世宇子中なんて聞いたこともないし、どこにあるのかわからない。

 

「ねぇヒロトさん、世宇子中はどこにあるの?」

「無理に探すことはないよ、フットボールフロンティアで勝ち進めば会えるから」

 

フットボールフロンティア

中学サッカー日本一を決める大会

 

「つまり、お兄ちゃんはサッカーやってるの?」

「やってるよ、とても強い選手になってる」

「ヒロトさんは何でまだ会って二回目の私にここまでするんですか?」

「…俺もよくわからない、でもいいでしょ?それでも」

 

そう言ってヒロトさんは私を離した。

 

「そうだ、これをあげようと思ってたんだ」

 

そう言って渡されたのは左側に一つ、四つ葉のクローバーを型どった白色のカチューシャだった

 

「似合うと思うんだけどダメかな?」

「嬉しいけど…なんでですか?」

「なんでって何が?それより着けてみてくれないかい?」

 

話を有耶無耶にされた気もするけど私はそのカチューシャを着けた。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「よかった似合ってる」

「そう?大事しますね」

「うん」

 

何故か頭を撫でられた

 

「じゃあ今日はこれで失礼するよ」

 

一体なんなんだろう…あの人は

 

 

次の日何故か皆に貰ったことを話したら男子が必死にその話を詳しく聞いてきて怖かった。

 

 

 

「さ~て練習しようか!」

キャプテンもやる気を出してくれてよかった

二年生の先輩方も徐々に上手くなってきてるし…

 

「みなさん!」

 

私は思わず皆に声をかけた

 

「どうしたの花瑞ちゃん?」

「みんなさんのこのサッカー部での目標を教えてください!」

「う~ん改めて言われると…とにかく大会に勝つとか?」

 

漣君達がそういう中、二年生二人と来たら

 

「やっぱ、モテたいじゃん?」

 

「はあ…」

 

思わず溜め息しか出なかった。

 

「私は皆でこの大会に出たいんです!」

 

昨日コピーしてきたフットボールフロンティアのポスターを皆に見せる。

 

「フットボールフロンティアってあの?」

「そう、あのフットボールフロンティアです」

「ふっ、目標は高い方がいいもんな」

 

司君が真っ先に答えてくれた

 

「もちろん一年全員賛成だ!」

 

「ちょっと待て!俺ら三年生の代なんだぞ」

 

確かにそうである私達は三年生の目標のサポート役に過ぎない。

 

「出たい、じゃなく優勝を目標にするならやってやる」

 

思わぬ返答に喜んだ

 

「それじゃあ…」

「ああ、やるぞ!」

「「おおー!」」

 

 

この日から私達サッカー部の練習はどこよりも過酷なものとなった

 

 

 

 




「ねぇ筆者さん」

「な、なんだよヒロト」

「花瑞ちゃんはもっと可愛くて美しい人だよ」

「仕方無いだろ!画力足りてないんだから!それに可愛くて美しいってなんだよ!両立ムズいわ!」

「と、言うわけで皆様も是非あなたの想像する花瑞ちゃんを書いてください。書いた絵はこのあと作る活動報告に送ってください。まあ見てる人全然いないし無理だろうけどね」

「おっしゃる通りです」

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