アフロディに妹がいた!?   作:ゆーこー

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登場、ダークエンペラーズ

ヒロトさん達とのお別れを済ませ、私達は雷門中に戻っていた。

そして、雷門に戻ったらこのチームともお別れか…

短い間だったけど、皆から色々なことを教わったと思う。

今までサッカーをやってきて、こんなに楽しかったことは無いかもしれない。今度はこんなサッカーを鬼怒川中の皆とまたやりたいな。

 

 

雷門中に着いた私達は、その異様さに恐怖すら覚えた。薄気味悪い。数メートル先も見えないほどの霧のようなものがグラウンド全体を覆っていた。

円堂さんが誰かいないのかと叫んだ。

 

「お待ちしていましたよ。雷門イレブン」

この声は…確か研崎!

その姿が見えるようになって、私の記憶が正しかったことがわかった。

「君達雷門イレブンには、取って置きのサプライズがあるんですよ」

霧が晴れてきた。視界が広がり、十数名の黒いフードを被った人物が見えた。

その人物がフードを取ると、見覚えのある人達が現れた。

「風丸!染岡!栗松!」

「半田に宍戸に松野!」

雷門中の本来のメンバー、そして

「蓮君、弓矢君…」

 

「君達には試合をしてもらいます。あのダークエンペラーズと」

 

蓮くん達は胸元から光アクセサリーを見せつけてきた。

「あれはエイリア石!」

あれがエイリア石、どんなものかはマキが教えてくれたけど、本物を見たのは初めてだった。

まさか、皆あの石に手を出したの?

 

試合を断る権利は私達になかった。拒否しようものなら風丸さんが自分の学校である雷門中を破壊するというのだ。

こうなったら、やるしかない。

 

FW 豪炎寺 吹雪

MF一ノ瀬 鬼道 綱海

DF土門 壁山 花瑞 円堂 黒嶋

GK 立向居

 

ベンチ 目金 リカ 財前 小暮

瞳子監督もヒロトさん達と一緒に行ってしまったから監督は雷門中の響さんになる。

 

相手のポジションは

FW 荒城 染岡 シャドウ

MF少林 半田 松野 宍戸

DF影野 栗松 風丸

GK黒岩

 

試合が始まり私達はダークエンペラーズの力に驚かされた。

速い、そしてパワーもあった。

シャドウさんからゴッドルーツで辛うじてボールを奪ったのですが、取った瞬間に染岡さんの強いタックルでボールを奪われてしまった。

「ワイバーン…」「ブリザード!」

あれは、吹雪さんとの連携技だったはず!まさか蓮君と一緒にやるなんて!

「ムゲンザハンド!うわぁ!」

0-1

ジェネシスのスーパーノヴァを止められるムゲンザハンドがあんな簡単に…強い、強すぎる。

 

「まだまだ一点だ!みんなぁ!これからこれから!」

円堂さんの声でまた負の気持ちに進んでいた私は前を向けた。

そうだよね、ここで勝って皆の目を覚まさせなくちゃ!

 




マキ「ふーん筆者にしては珍しく敵メンバーそのものを変える思いきった行動に出たわね」
筆者「俺の技術だと基本的に原作のイメージや状況を崩したり、辻褄が合わないなんてことになるからな」
マキ「それでよく二次創作やってるね」
筆者「好きなものは仕方無い」

ヒロト「本編の出番早くこないかなー」

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