円堂side
ちくしょー!花瑞を守れなかった!
一体どこに連れてかれたんだ!
けど、今はそればかり考えてられないんだ!
俺達は今富士の樹海に来ている。
遂にエイリア学園の本拠地に乗り込むんだ!
そんなときに明かされた衝撃の事実、瞳子監督がヒロトのお姉さんだったんだ。
そのことでドタバタしたけど、結局俺達は監督を信じた。
そして、星の使徒研究所というエイリア学園の本拠地に乗り込み、俺達はエイリア学園の奴等が本当はエイリア石の力でパワーアップした地球人だったことを知った。
俺達は、エイリア学園ジェネシスとの最終決戦を迎えたんだ。
瞳子監督からの指示はただひとつ。絶対に勝つことだ!
グラウンドに移動するとヒロト達がいた。
「ヒロト、お前の本心を聞かせてくれ」
「……」
ヒロトは何も答えなかった。
「グランはお前と話す気は無いようだ。早く試合を始めよう」
隣にいた青い髪の女の子が話の間に入り、強制的に試合開始の方向に進めた。
FW 豪炎寺 リカ
MF 一ノ瀬 鬼道 綱海
DF 小暮 壁山 財前 円堂 黒嶋
GK 立向居
ベンチ目金 土門 吹雪
試合開始、やはりヒロトの様子がおかしい。
あいつは一応サッカーを楽しんでいた。今、目の前でやっているアイツのサッカーは完全に傷付けるサッカーだ。
今のヒロトの目には、輝きがない!
花瑞side
「どうやら、雷門がジェネシスと試合を始めたみたい」
「なら、早く行かないと!」
「わかってるって!えぇいこうなったら強行突破するよ!マキュアの後についてきて!」
そういうと今までの隠密行動を完全にやめて、出てくるロボットを全てメテオシャワーで破壊するというゴリ押しを始めた。
円堂side
ヒロトの流星ブレードで壁山が負傷した。
シュートブロックをした壁山はその時のボールの威力で足を痛めたんだ。しかもそのボールは立向居のムゲンザハンドまで破り、開始早々に一点を取られた。
壁山の代わりに土門が入り、何とか反撃を試みる。
一ノ瀬からボールを貰ったリカが、必殺シュートの通天閣シュートを撃ったのだが、相手のGKネロは技も使わずにそれを止めてしまった。
更に、相手のボールを綱海が奪い豪炎寺にパスして放った爆熱ストームもプロキオンネットっていう技で止めてしまったんだ。
究極奥義が破られ、豪炎寺のシュートも止められてしまい、皆の気持ちが沈んできたとき、瞳子監督の励ましで俺達の気持ちは再び燃え上がった。
ボールは再びグランに渡り、またも流星ブレードを撃たせてしまった。
「旋風陣」「ザ・タワー」
塔子と小暮の守りを破り立向居のムゲンザハンドも破られ、また点を取られると思ったとき、綱海が横っ跳び蹴りでギリギリゴールの枠外にボールは逸れた。
ジェネシスの必要以上のチャージで皆の体力は削られていた。
何とか前線のリカにボールを回したのだが、そのリカが相手二人のスライディングで負傷してしまった。
リカの代わりに目金が入ったのだが、すぐに負傷してしまった。
その時、吹雪が立ち上がったんだ。吹雪は覚悟を決めた。きっと大丈夫だ。
目金に変わって吹雪がFWに入った。
マキュア「てか今日のやる気異常過ぎない?エイリア石でも使った?」
筆者「使ってねーよ、キリ良いところまで進めたいんだよ」
マキュア「よーし、マキュア応援するよ!」
ヒロト「自分の出番もあるしマキュア上機嫌だな、俺の待遇今回かなり酷いのに」