アフロディに妹がいた!?   作:ゆーこー

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中学生
みなさん!サッカーやりましょう!


市立鬼怒川中学校

私がこれから三年間サッカーをやる場所です

松井君、愛ちゃん、原君、荒谷君は別の中学校に行ってしまったけど、私が入ってきたときからいる皆とは一緒の学校になりました。

もちろん皆サッカー部希望です!

 

私は今、髪を背中が隠れるくらい髪を伸ばしています

なぜか漣君が前の私みたいな長さまで髪を伸ばしてますスポーツ刈りよりにあってるのはなんでだろう?

 

「えーこれから君たちは、ここの生徒となるわけで…」

 

新入生歓迎会のようなものも終わり、

しばらくたつと部活動を決める時期になりました。

ただ不安なのは、ここのサッカー部の先輩たちが見た限りだととってもやる気がないように見えたんです。

 

「ねぇ花みん、ここのサッカー部大丈夫かな?」

「だ、大丈夫…だとおもうよ?」

 

唯一クラスが一緒だった太陽君、なぜか私のことを花みんと呼ぶ

 

そして部活動顔合わせ

 

 

「七人ねぇ~……あー俺がキャプテンやってます、金子 京助ですよろしく~」

やる気が全く見えないこのちょいぽちゃの人がキャプテンらしい

 

「三年でキーパーやってます山田 大吉です」

 

体格はよく言えばガッシリしてて確かに頼れそう?な人でした

 

他にも二年生三人の鈴木、滝本、大海原先輩が挨拶をしてくれましたがあんまりいい印象ではありません。

 

「あの~練習とかは?」

「ん?そんなのやんねーよ俺ら」

「……え?」

「好きに帰っていいからさ~」

 

金子先輩はそう言って帰っていった

 

「あー俺らも帰るよ~」

 

二年生の先輩方も帰っていった

 

「……じゃあワイも帰るで新入生、悪いことは言わん。他の部活にいきな」

「!? あっ、待ってください!」

 

山田先輩を追って、漣君も行ってしまった

 

「んで、どうする?」

「どうすんやこれ!」

「俺に聞かれても困るっす!つ、司君!」

「うむ、正直言うと遠方の強豪クラブチームから招待されているんだ」

「「へっ?」」

 

笑太君と誠君そして太陽君が間抜けな声でそう言った

 

「実は…俺もなんだ」

「えー!太陽君もなんか?」

「うんー!でもちょっち遠かったし皆とサッカーしてたいから残った!」

「太陽らしいな、まあ俺もだが」

 

確かにジュニアカップ優賞チームなのだから声をかけられないはずはなかったがやはり声をかけられている人はいたんだ

 

「ボゾボソ」

「そうなの!?」

 

弓矢君なにか言ったが太陽君しか聞こえなかった

 

「何て言ってたの?」

「俺も、漣君も同じだってさ」

 

知らなかった、まさかそこまでしてここに残ってくれてたなんて

 

「私…私…」

 

とっても申し訳ない気持ちになった

 

『中学でも皆でサッカーしてがんばろ!』

『もちろんだ。まあ聞くまでもないだろう』

 

……………

 

「気にするな、俺らだって皆とサッカーしたいって自分で思ったからここにいる。花瑞が言ったから残ったとかではない」

「そうだよ~それにこれもないしね~」

 

太陽君はニコニコと笑顔でお金マークを出した

 

「ありがとね、なんとかして皆で先輩方にやる気を出してもらおう!」

「だな、すでに俺らを置いてって行動してるリーダーもいるけどな」

 

 

 

 

 

 

 

「待ってくださいよ先輩!」

「何なんだよ君は!」

「俺は…」


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