アフロディに妹がいた!?   作:ゆーこー

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雷門大改革1

ダイヤモンドダストとの試合が終わり、私達は今帝国学園のグラウンドに来ています。

何があったかと言いますと、試合が終わるや否や鬼道さんが帝国学園に行くことを監督に提案し、それが通ったんです。まだ何をやるのかは聞いてないのですが…

 

「円堂、土門、デスゾーンをやるぞ」

「デスゾーン?円堂のじいさんのノートに書かれてる技を練習した方がいいんじゃないか?」

「いいや、デスゾーンだ」

「よし、やろうぜ鬼道!」

 

どうやらデスゾーンという技の練習をするようですね。

そして私にもちょっと大変なことがありまして、立向居君と二人でGKの練習をするんです。

これも鬼道さんが言ったことなんですが円堂さんがリベロになるので空いたGKを誰かが埋めないといけなくなりまして、まず候補に上がったのが立向居君なんですが、黒嶋さんと財前さんにより私も候補に出たんですよね。

それで現在私は黒嶋さん相手にGKの練習をしているんです。

「烈風ブラスト!」

あの沖縄でやった技のイメージを、思い出せ!思い出せ!

ゴールに、つたを巻き根を長く生やし…

「ゴッドルーツ!」

烈風ブラストを弾いたけれど、まだ足りない。せめて手加減無しの烈風ブラストを守れるようにしないと。

 

「烈風ブラスト!」

ゴッドルーツを何層もゴールに絡めて、ゴール全体を根で覆う。これで守れるかな?

結果はダメでした。技としては完成形に近そうなんですが威力はむしろ下がっている。

もっと大きく、むしろ今まで考えていたことを白紙撤回するくらいの発想をしないと。

 

守る物、凄いものと言ったら何?壁、門、城?それなら…

「烈風ブラスト!」

ゴールを支柱に、築き上げるんだ。決して破られない言うならば要塞!

「ゴッドフォートレス!」

ゴールを支柱にして下から盛り上がって出てくる神々しい建造物、その物々しい壁の前に二つのゴッドフラワーがボールを迎撃しようと立っていた。

二つのゴッドフラワーと強固な壁により、烈風ブラストは完全に止まった。

「やったな花瑞、あれは間違いなく通用す…どうした花瑞?」

ヤバい、今の技めちゃくちゃ体に負担が掛かる。ゴッドフラワー二つにゴッドルーツとかの負担まで一辺に掛かるのかな…とりあえず、立っていられないほどの疲労感に襲われた。

とりあえず、GKの話は辞退しよ。

黒嶋さんにおんぶして運んでもらい、ベンチで横になって休んでいると、未だに心の傷が癒えない吹雪さんが話しかけてきた。

「花瑞ちゃんは凄いよね…守りも攻めも出来るし、完璧な選手だよ」

まだ呼吸の荒い私は何も返答できなかった。

「あっ、ごめんね。まだ疲れてるよね。今のは気にしないでいいよ」

 

 

その時他の皆は、鬼道さんが呼んだという帝国学園の選手と練習試合を行うところだった。

 

ところで、黒嶋さんに運んでもらってからというもの、妹さんのオーラが妙に怖いのは何故でしょうか…

 




筆者「ほら、やってやったぜ!」
マキュア「内容の濃度は大丈夫なの?」
筆者「いつもと同じくらいのはずだ」
マキュア「言っとくけど、普段もあんまり内容濃いとは言えないからね」
筆者「ウッソだろおい!?」

ヒロト「多分ほんとなんだよなぁ」

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