イプシロン改との試合の後、私達は雷門中のある東京に戻っていた。
今日は一日休みになったけど、東京出身じゃないメンバーはどこにいけばいいと困っていた。円堂さん達が泊めてくれると言うのだけど、私は関東出身だしお父さんの病室に久し振りに顔を出そうと思っていたのだけど…
エイリア学園のボールが私達の前に現れた。
先日のダイヤモンドダストがフットボールフロンティアスタジアムでの試合を申し込んできた。もし、試合を拒否した場合東京を無差別に攻撃すると。
私達は急いでフットボールフロンティアスタジアムに向かった。
私達が着いた時にダイヤモンドダストはいなかった。しかし、何もない空間からダイヤモンドダストは現れた。そして、前置きも無しに試合が始まる。
FW 豪炎寺 リカ
MF 立向居 鬼道 一之瀬 綱海
DF 土門 財前 花瑞 壁山 黒嶋
GK 円堂
ベンチ 目金 小暮 吹雪
キックオフ、リカさんからボールを受け取った豪炎寺さん。ダイヤモンドダストはゴールまでのルートにいる全ての選手を避けさせた。これは間違いなく豪炎寺さんに対しての挑発だ。
豪炎寺さんはセンターサークル付近から左上のポストギリギリの場所を目掛けてシュートを放った。豪炎寺さんの蹴ったボールは狙い通りの所に吸い込まれていく。通常、このコースにシュートされればGKは止められない。
しかし、相手のGKはそれを止めてしまった。しかと次の瞬間には、ボールをこちらのゴールまで投げで飛ばしてきた。
これがダイヤモンドダスト、私達の気持ちを不快にさせるような試合をしてきている。
相手キーパーの投げたボールをキャッチした円堂さんはそのボールを豪炎寺さんに渡そうとするが、前衛の選手はマークされておりパス出来なかった。
私はそのボールを受け取り、早く前衛にボールを回したいという気持ちから、妙にマークの手薄だったリカさんにボールを渡した。
「フローズンスティール!」
相手のDFがリカさんの足を狙ってスライディングを仕掛けた。リカさんは避けること後できず吹き飛んだ。私がパスを出したから…リカさんは始めから相手に狙われていたんだ……
弾かれたボールを綱海さんがコート外に出そうとしたのだけど、ガゼルがそのボールを奪っていった。
「これが全てを凍らせる力だ!」
私の正面にまで一気に攻め込んできたガゼルは、強いボールを蹴り私の胸に当て、打ち上がったボールを雷門ゴールにシュートした。通常のシュートだった。しかし、円堂さんの正義の鉄拳は破れた。
私、足手まといになってるんじゃないの…?
負傷したリカさんがベンチに下がり、小暮君がフィールドにディフェンダーとして入った。
小暮君は私とポジションを交換する形となり、私はFWになった。
マキュア「前回からの更新ペースとしては文句無し」
筆者「マジで?」
マキュア「マキュアは嘘はつきません!」
筆者「よっしゃぁ!」
マキュア「だけどタイトルにセンスが無いからメテオシャワーね☆」
筆者「理不尽すぎやろ」
ヒロト「このあといつも通りの展開になった」