ごめんなさいorz
練習試合が終わった私達は大海原中でバーベキューをしている。ウインナー美味しい
午後から練習なのだが何をしようかな?
そんなことを考えてるうちに食べ終わり、丁度片付けを始めた頃に黒嶋さんが来た。
「試合はどうだった」
「勝ちはしたんですけど、私は何も出来ませんでした」
「そうか、俺はまだ用事が残っているが午後は練習なんだよな?」
「はい、そうですけど」
「一緒に練習しないか?」
黒嶋さんから練習の誘いを受けたので、私は黒嶋さんと二人で一対一の取り合いをしていた。
それにしても、黒嶋さんは凄い。
足が速いだけじゃなくてそのスピードでもボールコントロールが凄まじい。まるでボールにスパイクから糸を引いているようだ。
練習終了前に黒嶋さんが別のことをすると言った。
「花瑞、例のキーパー技は出来たのか?」
例のキーパー技とはゴッドフラワーGKバージョンの事である。
「まだ耐久力に問題があったりして完成しません」
私的にはキーパーをやる場面があるかはわからないが何となくそんな場面がある気がするのだ。
「それなら練習終了まではキーパー練習をしよう。全力でな」
その後烈風ブラストを受けまくり疲れきった私がお風呂に入ろうと廊下を歩いている所に円堂さんが戻ってきた。
「円堂さん、サーフィンの方はどうでしたか?」
「いやー意外と難しくってよー、こう軸をしっかりしてるつもりなのに土台が安定しないから全然立てないんだ」
何事も土台が大事とはよく聞く、建物しかりスポーツしかりか。
「でも、だんだんわかってきたから明日は絶対成功させる!」
土台をしっかりか…そういえばゴッドフラワーのツタを巻き付けるにしてもゴールだけでは心許ないのでは?
アサガオ何かはよく根を張らせて棒何かに巻き付けるしそれを少しイメージしてた。
けどそれだけじゃ足りないのかもしれない。
「おーい聞いてるか~?花瑞~?」
「あっはい聞いてます!」
「それでさぁ突然でっかい波がドーンって出てきてよー、綱海はそんな波を軽々乗ってさ~」
ドーンとでっかい波か、円堂さんも無事なだけ凄い気がする。
ドーンとか、そういえば私はゴッドフラワーを出すことだけしか考えてなかったけどゴッドフラワーと同時に何か他の物を、ゴールを土台にすれば何か出せるんじゃないかな?
「円堂さん、ありがとうございました」
「え?え?何が?」
「いまの会話から必殺技のヒントいただきました」
「そうなのか?それなら役に立てて良かった。頑張れよ花瑞!」
次の日、早朝からサーフィンに出ていた円堂さんは午前中に正義の鉄拳を完成させた。
最初に右足を大きく空に突き立てるあの構え凄い勇ましい。
そして正義の鉄拳が完成したときのこと。
黒いボールが現れた。
「久しぶりだな、雷門!」
「決着をつけに来たわよ!雷門中、花瑞!」
マキュア! イプシロン“改”が現れたのだ。
ところで何故マキュアを除いて皆目が赤いんだろうか?
後、黒嶋さんが朝からいなくなっている。
黒嶋side
「ほら、始まるぞ」
オレンジ色のフードを被った男と妹を連れて大海原中の観客席に俺はいる。
「黒嶋はいかなくていいのか?」
「その時になれば行くさ」
頑張れよ、雷門中。
再び花瑞side
黒嶋さんがいないけど綱海さんが仲間になった。
FW リカ 花瑞
MF 立向居 一之瀬 鬼道 土門
DF 綱海 壁山 吹雪 財前 小暮
GK円堂
ベンチ 目金
来るところまで来たね…FWか
「さあ!試合が始まりました!実況は私、角馬でお送りいたします!イプシロン改からのキックオフ!マキュアが一人で攻めていく!」
「勝負!花瑞ぃぃ!」
来たわねマキュア!
「ゴッドフラワー!」
今までより速くなってるけど、私だって強くなったの!
「甘いよぉ!サザンクロスカット!」
一瞬だった、一瞬のうちに私の後ろまで移動したマキュア、私がゴッドフラワーの花の上でそれを見た瞬間、ゴッドフラワーの根本から十文字の炎が出てきた。
「因縁のマキュアと花瑞の対決は花瑞が破れました!」
「行かせるか!ボルケイノ…」
「遅い!」
「あっと、土門!必殺技を、出す間もなくやられた!」
「ザ・タワー!」「旋風陣!」
「メテオシャワー!」
「「うわぁぁぁ!」」
「財前、小暮も軽々突破!なんという力だマキュアぁぁ!」
「くらいなさい!」
あの構え、たしかガイアブレイク!でもマキュア一人では…
「ガイアブレイクミドル!」
「なんとマキュア!前回円堂を突破したガイアブレイクを、威力そのままに一人で撃ちました!」
「正義の鉄拳!」
「しかし円堂ここは新必殺技正義の鉄拳で守りました!」
「よし!いけるぞ!じいちゃんの究極奥義はすげぇや!」
円堂さんもガッツポーズをして喜んでいる。
私は、今度こそ勝たないと!
私のライバルマキュアに!
マキュア「ねえ、土下座で済むと思ってる?」
筆者「ちきしょー!こんなミスなかったらめちゃくちゃマキュア期限良かったのにぃぃ!」
ヒロト「せっかくメテオシャワー落ち卒業かと思ったのにね」
マキュア「じゃあメテオシャワーはやめとく?」
筆者「え、ほんとに?」
マキュア「その代わりに、ガイアブレイクミドル!」
ヒロト「筆者はガイアブレイクミドルのボールとさ」