六年生最後の試合ポジションは今までと変わらない
FW 明 荒城
MF 松井 令戸 高音 城之内
DF 原 城内 亜風炉 荒谷
GK 黒岩
のままである
稲妻KFCボールから試合は始まった
FWの二人がワンツーで太陽君と漣君を突破し早くも
愛ちゃんの元に来た
もちろん私は駆け寄ってきてる
「いくよ花ちゃん!」
「「シューティングスター!!」」
相手からボールを奪い司君にボールを渡した
司君はジグザクスパークで相手選手を次々に抜いていき
、キーパーの正面まで来た
そのままシュートを打ったがこれは敵のキーパーに軽々止められた
「カウンター来るぞ!花瑞はMFまで上がって守れ!」
司君の指示で愛ちゃんと二人でボールを持つFW選手と対峙した
「もぐらシャッフル!」
しかし相手の必殺技で簡単に抜かされてしまい
城内君のしこふみでボールを奪うも後ろから来ていたもう一人のFWにすぐボールを奪われて弓矢君と1対1にしてしまった
「グレネードショット!」
「ショット ア ボウ ナックル」
ここは弓矢君が勝ちボールは荒谷君の元に来た
そしてそのボールを城之内君に…こちらのカウンター返しです!
迫ってきた相手をたまのりピエロで突破しキャプテン漣君にボールを渡した
「フリーズショット!」
「まきわりチョップ!」
相手のGKの必殺技で漣君のシュートが弾かれた
しかし弾いたボールはもう一人のFW太陽君の元に転がってきた
「よーし!ニコニコサンシャイン!」
「まきわりチョップ!」
よくすぐに必殺技を出せたものだと相手のGKに感心しつつも、やはりニコニコサンシャインは眩しくてボールがうまく捉えきれず、まきわりチョップは空振りに終わり太陽君が先制点を上げた。
「よっしゃー先制点いっただきましたー!」
これによりチームの士気も上がり前半1-0のまま終了となった
「よーし皆!このまま勝つぞ!」
「「おおー!」」
後半こちらのボールから始まり太陽君がボールをキープしている
しかし先程のゴールで守りが厳しくなっていた
「もー!司君よろしくー!」
仕方無くボールを後ろの司君に渡したが太陽君は二人がかりでマークされてしまった
「司!俺にボールをくれ!」
パスを求めたのはキャプテン漣君だった
先程自分のシュートを止められたが策があるのだろうか?
司君は漣君にボールを出した
「はあぁぁぁ!フリーズショット!」
この時代に改などの概念がなかったため書かれていないが改になったフリーズショットは相手GKの必殺技を突破し追加点を得た
「さっすがキャプテン漣く~ん」
いつもの笑顔で語りかける太陽君
「これぐらいしないとな」と漣君は言った
試合終了五分前相手のFW二人の攻撃を許してしまった
「ホークショット!」
「ショット ア ボウ ナックルっ!?クッ」
試合終了間際に突破口が作られてしまった
「二人のうちひとり守れればいい!」
司君の指示でボールを持っていない方にマークを集中させる。
しかし他の人とでもホークショットは使えたようだ。
再びホークショットが弓矢君に襲いかかる。
「使うことになるとは…」
誰にも聞こえないような声で弓矢君はそう言ったらしい
「ショット ア ボウ…………………キャッチ!」
一本の矢ではなく十本ほどの矢がボールに襲いかかり威力が並のシュートに落とされそのボールを弓矢君はキャッチした
試合終了のホイッスルが鳴った
「な、なんだよ!出し惜しみしていたのかよ!」
松井君がそう言う
弓矢君は首を横に降りこう言った
「あれはキャッチするのが目的だ弱いシュートに使うと弾いてどこに行くのか予想できない」
つまり使うには一定のパワーのシュートじゃないとダメらしい
「まあ、何はともあれ優賞だ!」
「おおー!」
そして私たちは中学生となった…
ショット ア ボウ キャッチ
普通に矢を放つ動作をして
十本の矢となりボールに飛んでいく技
弱いシュートだと威力が強すぎ弾いてしまいどこに行くかわからず
そのどこに行くかわからないところにプライドが許さないらしい
「と、言うわけだあ」
「いや、いきなり作者が解説してもわかりませんって」
なぜかお供させられてる漣です
「まあまあ、オリワザ解説コーナーってことさ!次回もまた見てください!ほら、漣君からも何か」
「あ、気に入られたかたは是非お気に入り登録をしてください」