朝、小暮君が古株さんとの勝負をしていた。小暮君は古株さんからボールを取れず、古株さんの凄さに驚きました。
イプシロンが漫遊寺中に現れた。
無の心?とかなんとかで帰ってもらおうとしたが、当然そんなことではエイリア学園は帰らない。
校舎の一部が破壊され漫遊寺中の重い腰がやっと上がった。
試合はイプシロンが圧倒していた、漫遊寺中は凄かった。
もしかしたらジェミニストームにいい勝負をしそうなくらい凄かった。
だけど、イプシロンはそれより遥かに強かった。
たった6分で0-15。漫遊寺中で立てる人は誰一人としていなかった。
「勝負はついたな。この学校を破壊する」
「待て!」
円堂さんの声がグラウンド全体に響く
「俺達が相手だ!」
「貴様らか…ジェミニストームを倒した者達、いいだろう」
今回のポジションはこうだ
FW 染岡 荒城
MF 一之瀬 鬼道 風丸
DF 財前 土門 亜風炉 吹雪 壁山
GK 円堂
ベンチ 栗松 目金
「漫遊寺との試合を見た限りだと、イプシロンはFWの自由を奪ってくるわ。吹雪君はDFからのカウンターでゴールを狙って。花瑞さん、あなたもよ?」
私はこのチームに入ってから、一度も攻撃に参加したことがないと言ってもいい。
正直、女神の逆鱗が通用するかも不安だったりする
「宣言しよう、貴様らは三分で倒してやる!」
漫遊寺の時も言っていたけど、自分勝手だな…
「さぁ始まりました!雷門対エイリア学園ファーストランクチームイプシロン!」
あの人また来たんだ…また自転車なのかな?
「さあイプシロンのFWマキュア、早速雷門ディフェンス陣まで攻めてきました!」
「いかせるか!」
「土門、マキュアを足止めだ!」
「ちぃ!」
「マキュア、ゼルにボールを渡した!」
「ガニメデプロトン!」
「させない!ゴッドフラワー」
この技、ユニバースブラストなんかの比じゃない!
「花瑞のゴッドフラワーが破られたぁ!」
「間に合わない…爆裂パンチ っうわぁ!」
「ゴール!先制点はイプシロンだ!」
0-1 漫遊寺の時も思ってたけど、実際に戦うとその強さがよりわかる。
「試合再開!しかしボールはすぐマキュアに取られてしまった!」
「行かせない!」
「今度は風丸が自慢の速さでマキュアの足止めだ!マキュア、風丸を抜かせません…」
「ちぃ使うことになるなんて!」
「マキュアがボールを持ったまま空高くとんだ!」
「メテオシャワー!」
ボールが無数の隕石となって風丸さんに襲い掛かり、風丸さんが突破された。
「今度は土門と財前がマキュアからボールを奪いに行く!」
「めんどくさい!メテオシャワー!」
「マキュア、これも突破したぁ!」
メテオシャワー、もしかしたら…攻略できるかもしれない!
「吹雪さん!
「今度は花瑞が一人でマキュアにボールを奪いに来た!」
「花瑞、無茶だ!」
「ふふん、あんたみたいのマキュア嫌いじゃないよ!メテオシャワー!」
「ゴッドルーツ!」
「なんと花瑞、ゴッドルーツを自分を守る盾にした!」
「何!?」
「メテオシャワーを防ぎ、そのまま競り合いになった!」
うう…あの技を防げても、力わざで負けてちゃ元も子もないのに…
「マキュアがやや優勢か!?」
「マキュア、あなた気に入ったよ」
「ふーん、まさか宇宙人に気に入られる日が来るとは思わなかったよ」
お互いにボールを蹴り合い、蹴られたボールは空高くとんだ
「おおっと、このボールに反応したのは吹雪だ!しかし後ろからイプシロンのスオームとメトロンが追ってきた!」
「……邪魔だぁ!」
えっ、吹雪さん相手の背中踏み台にしちゃったよ…
ファールだよファール!仲間だけどあれはファールでしょ!
「吹き荒れろ!エターナルブリザード!」
これで同点!そう思ったのだが、吹雪さんのシュートは片手で止められていた…
扇風機団子「誰が扇風機よ!あっ、ここも扇風機団子とかにしてる!」
筆者「いや~素直に名前かいても面白くないじゃん?ねぇ?マキュアs…」
扇風機団子「これなんとかしないと筆者でもメテオシャワーのボールの方にした後にガイアブレイクのボールの方にするよ?」
筆者「あっ受ける方じゃなくてボールの方?サッカーやろうぜお前ボールな!ってか?」
扇風機団子「メテオ…」
筆者「ごめんなさい」
マキュア「マキュア、筆者嫌い!」
筆者「ヒロトといいマキュアといい、こいつら怖いわ…」