宿毛泊地提督の航海日誌 夏イベ編   作:謎のks

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今回のお話は、投稿の間隔は長くなる予定です。

大規模だし、仕方ないね?


宿毛泊地提督の航海日誌 夏イベ編 E-1

「西方再打通! 欧州救援作戦」

 

Next E1「再打通作戦発動 / リンガ泊地沖」

 

警戒隊を編成、リンガ泊地周辺の哨戒及び後方兵站線の安全を確保、西方再打通作戦準備を実施せよ!

 

 

警戒隊、抜錨!

 

 

 

…さて、とうとうやって参りました。夏イベ。

 

今回は、全7ステージを攻略していきます。…7ステージ、多いです。

 

冬イベの約2倍ですから、難易度も資材消費も「それなり」でしょうねぇ? …「提督」の皆さん、ちゃんと資材貯めました?

 

…あ、「夏イベ予想編」を見て下さった皆さんに、少しだけ訂正を?

当方、今回の作戦は「何かしらのモチーフがある(通商破壊作戦主体?)作戦」と思っていました。

ですがどうも、今回は完全な「IF」の話のようです(艦これwiki参照)…まあ、紺碧の何某みたいに、歴史変えちゃったみたいな感じなんでしょうねぇ? …この場を借りて訂正させていただきます。

 

では宿毛の提督さん? 早速いってみましょうか?

 

「おお! 任せちょき!」

「司令官! 今度こそ甲を目指してください! 出来ればオール甲で!」

 

いや〜吹雪ちゃん? 今回は諦めた方がいいかと…?

 

「夏イベ…大規模…防空……ウッ!? 頭がッ!!」

「あっ、そうですね…まぁ、ラストステージがあるからいいかな?」

「それはどうかネェ?」

 

吹雪ちゃん? そこは割り切っていきましょう?

 

「うう…わかりましたよぉ。」

「よっしゃ! …って言いたいけんど、問題があんのや?」

 

何ですか急に?

 

「いやぁ? 気合い入りすぎて…開始10分もしないに来てもうて?」

「ええ!?」

 

それってwiki等の情報が無い状態ってことです? …どうすんですか? ちょっとしたのならまだしも大規模イベですよ?

 

 

※大規模イベで最も警戒すべきなのは「札」の存在。ステージごとに出撃する度に札を貼られる(編成画面で確認できる)が、共通の作戦札以外の艦娘は他のステージに出撃不可である。

丙作戦だとその条件は外れるが、乙以上の難易度で挑む提督は、そこの兼ね合いも充分に考慮して艦娘を編成しなければならない。

 

…まあ、十分に情報が出揃ってからという提督が大半でしょうが?

 

 

「そうやにゃぁ? …やったら、こうかよ?」

 

 

○宿毛泊地水雷戦隊

 

神通(旗艦)

照月

時雨

ヴェールヌイ

夕立

綾波

 

おお! 中々バランスがいいですねぇ?

 

「ほうやろ? このメンツやったらどんな状況にも対応できるやろ!」

「駆逐四天王のみんなには、いつも助けられますねえ?」

 

駆逐四天王とは、時雨以下四人からなる、精強の駆逐艦娘たちのこと。

 

幸運の時雨

対潜のヴェル

狂犬夕立

ほんわか綾波

 

同時に古参勢にも数えられる彼女たちは、何年にも渡って宿毛泊地を支えてきました。

 

「あの、綾波ちゃんが、ツッコミどころ満載のあだ名に…?」

 

異論は認める(作者がいいの思い浮かばなかった。)

 

「よっしゃ! 早速(コンコン)…ん? 誰ぇ?」

 

「ガチャ)て〜とくぅ? 暇だからかまってぇ?」

「蒼龍(そうりゅう)さん!?」

 

こちらは蒼龍さん、はい、みんな大好き99爆乳の彼女です。

飛龍さんの相方として有名な彼女ですが、宿毛泊地では正規空母の「最古参」となります。

建造(ガチャみたいなもの)で配備された空母で、練度もそこそこ…我々のように、最初に蒼龍さんをお迎えした人も多いのでは?

 

「いや、蒼龍さん? 私はあなたに「前衛支援」をお願いしますって言いましたよね? なにやってるんですか!?」

 

支援艦隊…イベントには欠かせない要素です。

前衛支援とは、要するに道中の敵の梅雨払いをしてほしいということ。通称「道中」。まんまですね?

 

「あぁ? それは瑞鶴ちゃんに頼んでおいた〜。書類上は私になってるからだいじょ〜ぶぅ。」

「ちょ!? そんなのいいわけry」

「ok!(ズドンッ)」

「うわぁ〜やられたぁ〜。 …あ”ぁ〜ここ涼しいねぇ〜?」

 

どうやら涼みにきたみたいですねぇ?

 

「そうだよぉ? 外が暑すぎてやる気でなくってさぁ? 瑞鶴ちゃんもヒマだったみたいだしぃ、結果オーライでオーケーかなぁ? って。」

「司令官! 何かいって!?」

「わかるわぁ? オレもバイトしよった頃は、外でばぁ働きよったき、暑いのはホンマ嫌よにゃぁ?」

「さすが提督ぅ、話がわかりますねぇ?」

「お代官様ほどでは〜?」

 

「「いぇーい!!(パァン!)」」

 

「いぇいじゃない!? …はぁ、もう好きにして。」

「よっしゃ! んじゃ改めていってみるかよ! 神通!!」

『はい、提督。私たちはいつでも出撃可能です。』

 

そう答える神通さんは、涼やかな浴衣に身を包んでいます。そのまま艤装をつけている感じですねぇ?

 

これは期間限定のコスチュームですね? 他の子もちらほらと、水着だったり浴衣だったりを着ています。…あ〜ヴェルちゃん? その内実装されるだろうから?

 

「…」

「いいのかな? こんな格好で出撃なんて?」

「でもこのほうが楽しいですよ〜? ね? 夕立ちゃん?」

「ぽいっ!」

「いいなぁ〜、私も欲しいなあ?」

「照月ぃ、おめぇは対空をちゃあんとしろぃよぉ?」

「ふぁーい。」

「では皆さん? 参りましょうか?」

 

神通さんの合図で、意気揚々と出発した宿毛水雷戦隊。

 

前衛支援を受けながら、ボスマスまで前進していく…と?

 

「…」

「? 提督、神通さんが。(ボソボソ)」

『んん? どした神通??』

「えっ? いっいえ、なんでもありません。…すみません。」

『また自分は「道具」やとか思いゆうが? …そんなわけないき、お前はオレの大切な家族や。』

『司令官…』

「…なら、私は貴方にとって、なんですか?」

『えっ』

「家族という言葉では、もうこの火照りは鎮まりません。…だって、私は貴方を…」

『じ、じ神通さん!?』

『ひゅーひゅーぅ、愛の告白ぅ♪』

『茶化さないでください! 蒼龍さん!』

「…ふふ、冗談ですよ? ちょっとからかっただけです。婚約相手のいる手前、私も分を弁えています。」

「え!? じ、神通さん!!」

 

ぺぇ! おもしろくね! さっさと進みますよ!!

 

『ほれてまうやろおおおおお!!!』

『司令官はとりあえず空気読んでぇ!?』

「ふふっ」

 

 

 

 

…さて、いよいよ最初のボスマスですが?

 

「あいつやろにゃぁ? そのためにヴェルに対潜装備させちゅうがやき。」

 

…ふふ、実はわたし、彼女の悲鳴を聞くのがすきになりまして?

 

「おお、奇遇やにゃぁ? オレもよ! …さあて? 今日はどんな声で鳴いてくれるかにゃぁ?w」

 

「ぐふふふふ」ぐふふふふ

 

「素直に気持ち悪いですよ? 二人とも…」

 

では、念願のボスとご対面〜。

 

 

 

…………………………………………………

 

 

―敵艦隊 接敵―

 

クラス「姫」出現

 

 潜水艦

潜水「新」棲姫

 

『アナタタチハ…トオサナイ……カラ…』

 

「え”ぇぇぇぇぇえええ!!!?!」

 

Loliyyyyyy!?!?

 

『(ビクッ)』

 

「いやいやいや、可愛いよぉ!? 実際は嬉しいよお!!」

 

脳が蕩けるロリボイスですよぉ!?

 

「でも、何かヤだなぁ〜!?」でも、何かヤだなぁ〜!?

 

 

『……………(うるっ)』

「ああ! 泣かせたぁ!?」

 

あ~あ! また提督がやらかしましたねぇ?

 

「おいナレーターさん! また俺だけのせいにするつもりかや!? お前のせいでもあるやろ今回は!」

 

私は自分の感想を正直に言っただけですぅ~!

 

「なんやそれ!? この屁理屈こきがぁえい加減にせい!!」

 

はぁん!?## 常日頃から方々にケンカ売ってるアンタには言われたくねーですよお!!!###

 

「なんやつぉおーーー!?###」

 

『ウ……ヒッグ…』

「こら! 二人とも!! 他に言うことあるでしょ!!?」

 

「あ…えぇ…ごめんなぁ?」

 

す、すいません…

 

『……』

「お、オレらぁが大人げなかった! 許してちや!」

 

本当にごめんね? 何かお礼というか、できることある?

 

『…ジャア、一緒ニ遊ンデクレル?』

「うんうん、遊ぶ遊ぶ!」うんうん、遊ぶ遊ぶ!

『…ヤッタァ! イヒヒッ♪』

「可愛いですねぇ。…笑い方以外は。」

 

あれですねぇ? め〇がボックスの悪役の笑い方みたいですねぇ?

 

「デビルスマイル?」

「それはともかく、彼女には早々に「遊び疲れて」もらわないと!」

『アッソボ! アッソボ! イッショニアッソボ!!』

「仕方ありませんね? …各艦、突撃用意。行きましょう!」

「わかった! 行こう、夕立!」

「ぽーい!」

「綾波も参りますよぉ!」

「ハラショー」

「う〜ん? 潜水艦にこのメンツって、嫌な予感がするなぁ?」

 

…照月ちゃんの言うとおり、それはものの数分だった。

 

 

 

敗北 D

 

 

 

「ボロ負けやん」

「当たり前ですよ…」

「ん~? 潜水棲姫もぉ、手ごわい相手だったからなぁあ? 半端な装ぅ備じゃあ太刀打ちできねぇってかぁ?」

「も、申し訳ありません提督…この神通、一生の不覚…!」

「いやぁ? 俺がイカンかったがよ? 神通のせいやないき」

「そうですか…良かった。もし提督に見限られたら、切腹も辞さないところでした?」

「ハハハ、そんな…え、マジで?」

(神通さんって、時々真面目なのか天然なのか分からなくなるなぁ?)

 

ふぅむ? どうやら装備が整っていなかっただけではないみたいですよ?

 

「え?」

 

これ見てください

 

 

潜水新棲姫

耐久 377

火力 47

雷装 177(装備込み216)

装甲 47

先制雷撃 あり

 

比較 潜水棲姫

耐久 130

火力 70

雷装 155

装甲 73

先制雷撃 なし

 

 

 

こいつをどう思う?

 

「すごく…強いです」

「運営が殺しに来てるちゅうことがようわかる」

 

まあ、装甲(防御力)が紙なので、対策をしっかりすれば倒せないことはないです。

 

「具体的には?」

 

そうですね? …先制対潜はもちろん、航空戦艦でフェイズを2巡してもいいかもしれないですねぇ?

 

「お! 航戦使えるがや! やったら日向師匠に頼もうかよ?」

 

バンッ!

 

「呼ばれて飛び出た、私が日向師匠だ!」バーンッ!

 

遂に自分で言った!?

 

「師匠、その恰好まだしよったが?(瑞雲モードのこと)」

「うむ、瑞雲ハイランドのスタッフが譲ってくれてな? 今夏いっぱいまではこの盛装で瑞雲を布教できるというわけだ!」

「心なしか、口調もテンション高くなってるような…?」

「ははは! もう私に怖いものはないということだ!」

 

ま、まあこれで対策はばっちりでしょうね? 後は編成するだけです。

 

対潜番長の五十鈴「チラッチラッ」

 

「よし、次もよろしゅうな! 神通!」

「はい! 必ず挽回してみせます!」

 

「え」

 

 

 

…はい、というわけで、再編成はこちらになります。

 

○宿毛泊地水雷戦隊(再編)

 

神通(旗艦・先制対潜)

時雨

ヴェールヌイ(先制対潜)

潮(先制対潜)

龍驤

日向

 

ああ、また…

 

「え何?」

 

いえぇ? さあ早くいっきましょう!

 

「???」

 

※はい、またやらかしてます(ルートメンバー)

 

 

 

…………………………………………………

 

 

―敵艦隊 接t

 

『トオサナイッテイッタヨオォ!(デビルスマイル)』

「うわぁ、目が爛々としてます…;」

 

よっぽど遊びたかったんでしょうねぇ?

 

「はっはっは! よーしお姉さんが遊んであげよう! そのための瑞雲ガン積みだ!!」

「こっちもギラギラしてるよ…」

『ウワーイ! 早ク遊ボウ!!』

「よおし! …では行くぞ! お前も瑞雲にしてやろうか!!」

「それ某閣下のセリフ!? というか瑞雲にするって!!?」

 

では、いってみましょうか? …どうなることやら?

 

 

―敵艦隊発見、攻撃開始!―

 

 

まずは制空権を確保しましょう! 龍驤ちゃん、お願いします!

 

「よっしゃいったろか! 攻撃隊発進!!」

 

カチッカチッ…ブゥーン…ボガーン!

 

制空権 確保!

『ヌ”オ”オオオオッ!!?』

 

ん? 今どっかで聞いた声が…まあ、とりあえずこれで良いとして、問題はここから

 

「よし! 各艦、続いて対潜警戒! 爆雷投下用意!」

『!(チャプン)』

 

神通さんの号令を聞いて、海中に身を潜める新棲姫ちゃん

 

「よく狙って…今! 爆雷投下!」

 

先制対潜、孤を描いて海中に爆雷が投げ込まれる…!

 

「よし、せめてアレだけでも!」

「アレって「あの悲鳴」ですよね? …まだ諦めてなかったんですか」

「だってぇ(´・ω・`)」

「あ、アレ当たったんじゃない?」

「お!!」

 

『痛イ! …ヤ”メ”テヨ”ォ”!!!』

 

「ひぃ!? 何か違う!!?」

「よりヒステリックになってる…」

「まあしょうがないよ? ちっちゃい子が強いっていうパターンは、今に始まったことでもないし?」

「身も蓋もないですねぇ…」

 

まあ、蒼龍さんの言い分ももっともですが、対策もバッチリしていたおかげで、難なく倒せました。

 

 

勝利 S

 

 

「これが瑞雲の力だ!」

「瑞雲って何だろう…?(困惑)」

 

実際、師匠の力が大きいでしょうしねぇ?

 

『イヒヒヒャ! ア~楽シカッタ!』

「よかったですね? またやりましょうね?」

「神通さん…やる気満々だね;」

『ウン! マタ遊ボウ! 「待ッテル」カラネ!』

「はい、また…え?」

「おいおい、こいちゃあ…」

「今、「待ってる」って!」

「絶対言ったよねぇ!? また出てくるってこと!!?」

『ジャアネ! イヒヒヒャハハハァ…!』

 

そう言うと、海中に潜り何処へと行ってしまった新棲姫ちゃん。

 

「…はぁ、まあしゃぁないか! 出てきたらその時はそのときやし?」

「そうですね? …できるだけ会いたくはありませんが」

「かくして私たちは、果てしない航路、その一歩を踏み出したのだった…それはソレで、対空見張りは厳として、よろしくね★」

「蒼龍さん、ここにきて唐突なキャラ付けはやめてください…」

 

一抹の不安を残しながら、何とかE―1をクリアした提督たち。さて、これからどういう展開になるのか…

 

それにしても、「潜水棲姫」ちゃんはどこにいっちゃったんでしょうねぇ?

 

…まあ、いいか?




〇宿毛泊地メモver.3

〇蒼龍
南雲機動部隊、二航戦の緑の方。
一応正規空母としては最古参だが、その態度や言動は女子大の学生と変わらない。
相方の飛龍や、他の空母に比べて戦果に乏しいこと、影が薄いことを気にしている。
99爆乳で、USUI本では大人気だよ★

「ちょっと青葉、少し頭冷やそうか?」「ヒィ!」

〇夕立
白露型駆逐艦、時雨の妹。
かつては「ソロモンの悪夢」と称されるほど勇猛果敢な「駆逐艦という名の何か」。
…「ポイ」としか言ってない気がする、きっとポイしか言わないんだ。きっとそう。

〇綾波
綾波型駆逐艦の一番艦。その名前はとあるロボットアニメのヒロインの元ネタになった。
かつては「鬼神」と称された勇猛果敢n…とりあえず「ほんわかしてる」って認識でおk

〇五十鈴
五十鈴は添えるだけ。

〇龍驤
軽空母一の実力者。…誰だ「エセ関西人」っつったの。

「まな板ちゃうんか~い! いや誰がまな板やねーん!!」「ノリ突っ込み!?」

―艦娘の一言―(神通)

「道具であった私を変えてくれたのは、貴方…そんな貴方をお慕いしているというのは、本当ですよ?」

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