Aラナキラマウンテン
Bナッシー・アイランド
Cオハナ牧場
Dククイ博士の研究所
ユウキ「答えは最後だよ!」
日輪の祭壇
ユウキ「あっ!日輪の祭壇だ!」
リーリエ「戻れたのですね!」
ハプウ「心配で登ってきたら伝説のポケモンはおるわ・・・変な穴は開いておるわ・・・とにかく無事でよかった!」
リーリエ「ハプウさん!」
ユウキ「何とか戻りました。」
リーリエ「かあさまは?」
ユウキ「気を失ってるみたいだな。」
ハプウ「そこのでかいの、ご婦人をお連れしろ。弱っておられるが無事じゃ、はやく手当てせねばのう。」
グズマ「え・・?あっああ」
ハプウ「ユウキ・・トレーナーではないリーリエをよく導いたのう!リーリエも頑張ったなあ。下で待っておるから落ち着いたら来るのだ。」
リーリエ「は、はい。ハプウさん。」
ロトム図鑑「う~ん、一体どうしたロト?」
ユウキ「ロトム、目覚めたんだね!」
ロトム図鑑「確かウルトラホールに入った後意識が失ったような?」
ユウキ「後でゆっくり話すよ。」
リーリエ「ソルガレオさん・・あなたを元の世界に戻すはずだったのに・・・私が助けてもらってばかり、本当に・・・本当にありがとうね!」
ソルガレオ「ラリオ!」
リーリエ「どう・・・したの?」
ソルガレオ「ラリオー!」
リーリエ!、あなたの考え・・・当ててみましょうか?あなた・・・私やユウキさんとまだまだ旅がしたいんでしょう?」
ソルガレオ「ラリオ!」
リーリエ「当たりでしょ!だって・・・だって私あなたとずっとそばにいた・・・言ってみれば家族だもの。あなたの想いわかります。私も同じ、アローラのいろんな島を巡り多くの出会いがありました。ククイ博士とバーネット博士、しまキングのハラさんと孫のハウさん、オニスズメさんに襲われたときにさっそうと現れ助けてくれたユウキさん・・・他にも他にもたくさん・・・あなたの暮らしていた世界がどんな世界かわかりませんがアローラの世界も知りたいよね!!ハラさんがおっしゃっていたでしょ、ポケモンや人に出会う事で人生が面白くなるって!」
ソルガレオ「ラリオ!」
リーリエ「でもね私はダメだから・・・トレーナーでもない私にはあなたが望む冒険やポケモン勝負は出来ないもの・・・ユウキさん。」
ユウキ「えっ?」
リーリエ「この子と向き合いボールに入れてあげてくれますか。この子の想い・・・あなたと一緒に旅をしたい想いを叶えてほしいのです!」
ユウキ「・・わかった!早速。」
リーリエ「それはマスターボール!使うのですね。」
ユウキ「あぁ!」
ソルガレオ「ラリオーナ!」
リーリエ「ユウキさん、ソルガレオさんはバトルしたいと思っています。」
ユウキ「そうか、よし!いくぞソルガレオ!ガオガエン!」
ガオガエン「ガオガ!」
ユウキ「ロトム、ソルガレオのタイプは?」
ロトム図鑑「ソルガレオははがねとエスパータイプロト!」
ユウキ「そうか、でも相手は伝説のポケモンだ!ガオガエン!かえんほうしゃ!」
ガオガエン「ガオガ!」
ソルガレオ「ラリオ!ラリオー!」
ガオガエン「ガオガー!」
ユウキ「ラスターカノンだ!」
ソルガレオ「ラリオーナ!」
ガブ
ガオガエン「ガオガエ!」
リーリエ「今度はかみくだくです!」
ソルガレオ「ラリオーナー!」
ガオガエン「ガオガエン!」
ユウキ「なんだ今のは!」
ロトム図鑑「あれはソルガレオだけが使う必殺技技、メテオドライブロト!」
ユウキ「メテオドライブ?なんてすごい技なんだ!さすが伝説のポケモンだ!ここは接近攻撃だ!DDラリアット!」
ガオガエン「ガオガ!」
ソルガレオ「ラリオ!」
ユウキ「いくぞソルガレオに全力を見せてやれ!ハイパーダーククラッシャー!」
ガオガエン「ガオガエン!」
ソルガレオ「ラリオー!」
ユウキ「よし、マスターボール!」
ポン
ゆらゆら
カチッ
ユウキ「ソルガレオ、捕まえたぞ!」
リーリエ「やりましたね!ユウキさん!」
ユウキ「リーリエ、ソルガレオを」
リーリエ「いいえ、ソルガレオさん・・・ううん、ほしぐもちゃん。これからはユウキさんがあなたのおやですよ。知ってる?トレーナーは捕まえたポケモンのおやと呼ばれるの。何も出来なかった癖にあなたを連れ出してよかった・・・これからはユウキさんと広い世界をみるのよ・・・!強いポケモンさんに全力で挑む勝負、いろんなトレーナーさんとの胸踊る交流・・・ユウキさんならいろんな世界をあなたに教えてくれますから!ユウキさんならあの子をさせてくれます、よろしくお願いしますね!」
ユウキ「あぁ!リーリエはどうするの?」
リーリエ「私はかあさまのそばに・・・そばにいますから・・・あの様子・・心配ですし。」
ユウキ「わかった!」
リーリエ「ほしぐもちゃん・・!バッグからすぐに出たがったようにボールから出ようとしないでね。それから・・あなた、強くなったんですから無邪気に甘えて相手をケガさせないでよ。あと・・勝手に別世界に行くのもダメですよ、ユウキさん困りますから。」
ロトム図鑑「よっぽど心配ロトね。」
ユウキ「そうだな。」
リーリエ「じゃあ・・私・・もう行きますね、アローラ!」
ユウキ「アローラ!」
ロトム図鑑「行っちゃったロト。」
ユウキ「うん、でもすぐに会えるよ。」
ロトム図鑑「ところでユウキはこれからどうするロト?」
ユウキ「そうだな。試練も大試練も達成したから島巡りも終わっちゃったし、メレメレ島に行ってククイ博士の所にでも・・」
クチナシ「祭壇まで来るのは相変わらずくたびれるけどよ」
ユウキ「えっ?」
クチナシ「すげーもん見ちゃったよなあ!わざわざ来て良かったよ、博士の頼みも聞いてみるもんだ。」
ユウキ「クチナシさん!」
クチナシ「島巡りですべての試練、大試練をこなした者が挑む最後の試練・・・それが大大試練なのよ。まあしまキング、しまクイーンの4人に勝ち抜く儀式だったが今年からちょいと変わってよ、なんたってアローラにもポケモンリーグが出来たからねえ。」
ユウキ「本当ですか!」
クチナシ「つうわけであんちゃん、ウラウラ島はラナキラマウンテンのふもとに行ってくれるとありがたいねぇ。ほら覚えてるだろ、カプの村!工事の人いたよな。」
ユウキ「はい。」
クチナシ「あいつも準備してあんちゃんを待っているんだよ、なんなら連れていってやるけどよ、ついてくるかい?」
ユウキ「はい!」
クチナシ「旅は道連れってね。」
つづく
ユウキ「お待たせ!答えはラナキラマウンテン!いよいよポケモンリーグだ!次回も見てね!」