ポケットモンスターサンムーンGO!   作:スーパーケロロ

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リーリエ「アローラ!リーリエです!今回のポケ問題は私が出します!それでは問題です!今回のお話でポニ島のしまクイーンになる方は誰でしょうか?」
Aビッケ
Bハプウ
Cメルプリ
Dバーネット博士
リーリエ「答えは最後です!」



第41話 誕生!ポニ島のしまクイーン!

ポニ島

ユウキ「今まで来た島とは違って植物が多いな。」

リーリエ「ユウキさん、頑張ってついていきますね。大丈夫です!ゴールドスプレー持ってます。」

ロトム図鑑「あぁ、それなら安全ロトね。」

リーリエ「はい、それにユウキさんが一緒にいてくださるから。」

ユウキ「そうか。でもリーリエ、今度こそは絶対守るからね。」

リーリエ「ユウキさん・・」

ドクン

リーリエ「あっ、また」

ユウキ「どうした?顔が赤いよ。」

リーリエ「いいえ、何でもありません。それにしてもポニ島・・趣が全然違いますね。」

ユウキ「そうだね、自然豊かなでのどかな所だ。さぁ、ハプウさんの家を探そう!」

リーリエ「はい!」

ポニ古道

ユウキ「あっ、あれは。」

バンバドロ「バンバ。」

ロトム図鑑「このたくましそうな体に顔つき、間違いないロト。これはハプウのバンバドロロト!」

リーリエ「バンバドロさん、お久しぶりですね!お元気そうでなによりです。」

バンバドロ「バンバ。」

リーリエ「はぁ、トレーナーさんって凄いです。厳しい道だけでなくポケモンが傷つく姿もともに乗り越えて」

カチャ

ハプウ「おや、ひさしいなユウキ。」

ユウキ「ハプウさん!」

ハプウ「それに、リーリエか?」

リーリエ「はい、ハプウさん!お会いできて嬉しいです。」

ハプウ「見違えたのう・・なんだか全力がさを感じる!」

リーリエ「はい!やるべき事がありまして、私の全力の姿です!」

ハプウ「おお!頑張るリーリエ。いわばがんばリーリエじゃのう!」

ユウキ「がんばリーリエか、ピッタリだな!あっそうだ!ハプウさん、探していたんです。」

ハプウ「なんじゃ?」

リーリエ「あのう、ハプウさんしまキングさんをご存知ですか?」

ハプウ「しまキング・・?うーん、ポニにはおらぬのだ。」

リーリエ「え・・・!?」

ユウキ「しまクイーンもいないんですか?」

ハプウ「しまクイーンもおらぬ。」

リーリエ「そんなことって・・・どうしましょう、ユウキさん」

ロトム図鑑「グラジオはその事知らなかったみたいロト。」

ハプウ「ふむう、今なら大丈夫かの。空の穴から出てきたけったいじゃがかわいいポケモンの相手もしたしな。よし、遺跡に行こうぞ!リーリエ達もついてくるのだ。」

バンバドロ「ムヒィィィン!」

パカラパカラ

リーリエ「ユウキさん、行くしかないですよね!ってトレーナーですものね。行くに決まってますよね!!」

ユウキ「おう!」

???「おまち。」

リーリエ「?」

ユウキ「誰だ?」

リーリエ「ひゃあ!ど、どなたでしょうか」

お婆さん「ほっほっほ!ハプウのばばぁよ。」

ユウキ「ハプウさんのお婆さん。」

お婆さん「お二人はあの子の友達かい?」

ユウキ「はい、そうです。」

お婆さん「ほっほっほ、あの子も友ができましたか。島を巡り出会いが生まれる。喜ばしいねぇ。」

カイリキー「リキー!」

ユウキ「カイリキーだ。」

お婆さん「お二人、遺跡に行くなら良いことを教えましょう。ほら、ライトギアを貸してごらん。」

ユウキ「はい。」

ロトム図鑑「カイリキーが追加されたロト!」

お婆さん「道を切り開くには巨石押すのですよ。お二人に未来あれ。そうそう、ハプウが向かったのは彼岸の遺跡。道をまっすぐ行くとポニの荒磯といってね、地面の色が濃くなります。そこをさらに進むとありますよ。」

リーリエ「いろいろ教えてくださってありがとうございます!彼岸の遺跡・・ポニの守り神であるカプ・レヒレさんが要るところですね。」

ユウキ「カプ・レヒレ、この島の守り神か。」

リーリエ「では参るとしましょう!」

ユウキ「うん!」

彼岸の遺跡

ユウキ「ここがその遺跡か。」

リーリエ「彼岸の遺跡、どこかしら重々しい感じがいたします。ほしぐもちゃん、遺跡の中に入れば元気になるかも・・・!彼岸の遺跡の守り神、カプ・レヒレさんは不思議な水でけがれを清めていたそうです。」

ユウキ「期待できるね!」

リーリエ「はい!ユウキさんのおっしゃる通りですよね。私、頑張ってこの子を元気にします!」

バンバドロ「ムヒィィィ!」

リーリエ「ですから・・・待っててくださいね、ほしぐもちゃん!今度は私があなたを助けるんですから!ではユウキさん、参るとしましょう!」

ユウキ「よし、行こう!」

ロトム図鑑「彼岸の遺跡の中へレッツゴーロト!」

遺跡の中

リーリエ「ユウキさん、大きな巨石です!」

ユウキ「うん、ハプウさんはこの奥に。」

リーリエ「道を切り拓くには巨石を押すのですよね!ハプウさんのお婆さんがおっしゃってた事です。・・うう!・・うう!私には無理みたいです、言葉に出来ないほど重くて・・・カイリキーさんの怪力を借りないとですね。」

ユウキ「早速もらったライドのカイリキーが役に立つ!カイリキー!」

カイリキー「カイリキー!」

ユウキ「この巨石を押して!」

カイリキー「リキー!」

ゴゴゴゴ

ユウキ「行ける!リーリエ、いけるぞ!」

遺跡の奥

ユウキ「これが遺跡の奥か。」

リーリエ「アローラの遺跡・・本で読んだのですが守り神ポケモンさんはいつも好きな場所にいてまず会えないのです。ただ遺跡で呼びかければ姿を見せる事もあるそうです。」

ユウキ「会える確率は低いって事か。」

リーリエ「・・もっとも気まぐれなのであてにならないとも書かれていました。だからでしょうか・・・遺跡に入ってもほしぐもちゃん変わりませんね・・・」

ユウキ「それだけじゃダメって事かな?」

リーリエ「あ、ハプウさん」

ユウキ「えっ?」

キラーン

ハプウ「確かに授かりました、ありがとうございます。しまクイーンとしてポケモンの為、人の為、頑張ります!おお、見ておったか!しまキングやしまクイーンは守り神が鎮守する島で暮らす者から選ばれるのだ。リーリエから聞いたがユウキは遠い所からアローラに来たばかりであろう?なのに輝く石を授かるのは特別な事なのじゃ!・・・わらわのじい様も選ばれていたのだが数年前ほっくりいってな、しまキングはいないままだった。で受け継ごうとしたが選ばれず島巡りのように各地を周り鍛え直してな。」

ユウキ「それでハプウさんはアーカラ島やウラウラ島に居たんですか。」

ハプウ「うむ、リーリエ、そなたが探していたしまクイーンはここにおるぞ。」

リーリエ「は、はい!しまクイーンさん。伝説のポケモンさんについて教えていただければ!」

ハプウ「日輪の祭壇に祭られるソルガレオの事か。」

リーリエ「母がビーストさんの世界に・・・別の世界に消えて・・・ひどい人とはいえ親ですので会いに行き言いたい事言うのです。その為に伝説ポケモンさんの力を借りたいのです・・見知らぬ世界を行き来する伝説ポケモンさんの力を!」

ハプウ「ビーストの世界なぁ。ポニ島にも来おったのがビーストと言うのだろうなぁ。カプ・レヒレと共に相手したがくたびれたな、うむ!知っている事を教えようぞ。」

リーリエ「ハプウさん!」

ハプウ「と言うてもな、祭壇でおこなう儀式とは伝説ポケモンの為2本の笛で音色を奏で力を与えるだけだぞ。」

ユウキ「笛?リーリエ、あれを!」

リーリエ「はい、月の笛です、母持っていたようで。」

ハプウ「おお!ウラウラの湖にある笛じゃな。」

ユウキ「ウラウラの湖?」

ロトム図鑑「もしかしてポータウンに行くとき見た不思議な建物!」

ユウキ「あれか!それでもう1本は?」

ハプウ「もう1本はナッシー・アイランドにある。」

ユウキ「ナッシー・アイランド?」

ハプウ「うむ、何故だかそこに置いておくよう伝わっておるのだ。」

リーリエ、ナッシー・アイランド・・なにかで読んだ記憶があります、ポニから離れた所にある無人島だとか。」

ハプウ「よし!善は急げじゃ!団長に会うぞ!海の民の村に行くのだ!リーリエはバンバドロでな。」

リーリエ「はい!」

ユウキ「行きましょう!」

海の民の村

リーリエ「ハプウさんもバンバドロさんもありがとうございます!」

ハプウ「友達の為じゃ!」

リーリエ「ハプウさんがお友達・・憧れのトレーナーでもあるハプウさんが・・はい!私、何があっても諦めません!」

ユウキ「頑張ろうな、リーリエ!」

リーリエ「はい!」

ハプウ「ナッシー・アイランドに行くなら海の民の団長に話せ、無事を祈っておるぞ!」

バンバドロ「ムヒイウン!」

ハプウ「ユウキ、リーリエを守るのじゃぞ。」

ユウキ「はい!絶対守ります!」

リーリエ「ユウキさん、ありがとうございます。」

ドクン

リーリエ「(あっ、また、もしかして)」

ハプウ「どうした、リーリエ?」

リーリエ「いいえ、なんでもありません。ユウキさん、行きましょう!」

ユウキ「うん、それではハプウさん!」

ハプウ「しっかりの!」

そして団長「会えたんか?」

リーリエ「はい、ハプウさんがしまクイーンになられて・・!」

団長「おお!よかったなぁ、ハプウのじいさんも喜んでるやろ。」

リーリエ「そうですね!ハプウさん、亡くなったおじいさん為に、私もかあさまの為ほしぐもちゃんの為頑張らないと。そっそれでですね。行きたい所があるのです。」

ユウキ「はあ、ナッシー・アイランドに行きたいんです!」

団長「ナッシー・アイランド?あぁ、笛のある所か!まあなお二人はしまクイーンに会えてもポニのキャプテンはおらんし島巡りの試練も出来んわな。」

ユウキ「キャプテンもいないんですか!」

団長「まぁな、よっしゃ!コイキング丸でのんびり行こうやないか!」

ユウキ「お願いします!」

つづく

 




リーリエ「お待たせしました、答えはハプウさんです!次回も見てください!

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