Aハイパーボール
Bプレミアムボール
Cマスターボール
Dスピードボール
リーリエ「答えは最後に!」
ユウキ「リーリエ、いる?」
ロトム図鑑「いそうにないロト。」
ユウキ「部屋から出たのか。」
ビッケ「ユウキさん。」
ユウキ「ビッケさん?」
ビッケ「リーリエ様がお屋敷の外でお待ちです。」
ユウキ「そうですか、ありがとうございます。」
屋敷の外
ユウキ「ふぅ~、朝の海の風は気持ちいな。ん?」
リーリエ「おはようございます、ユウキさん。」
ユウキ「リーリエ?リーリエか!」
リーリエ「マリエで買ったままの服・・・似合いますか?」
ユウキ「うん!すごく似合う!」
リーリエ「ユウキさんたら・・ありがとうございます!」
ユウキ「気合いいれないと着れない服ってその服だったのか。」
リーリエ「はい。ほしぐもちゃんの事も、かあさまの事も、私にはやらねばならない事ばかりです。私・・・ユウキさんのようにどんな試練にも立ち向かえるようになりたいのです!ですから私、気合いれてみました!はい、全力の姿です!」
ザッ
ユウキ「ノーマルZのポーズだね。」
グラジオ「ここにいたか。」
ユウキ「グラジオ。」
グラジオ「コレクションルームでみつけた。月の笛だ。アローラに古くから伝わる物と聞いた。月下で吹くものらしい。太陽の笛、月の笛、2本揃え音色を捧げ伝説のポケモンを呼び出す、そんな話があるらしいな。」
ユウキ「伝説のポケモンを呼び出す」
グラジオ「伝説のポケモンすら自分のコレクションに加えるつもりだったのかもな。お前にはこっちだ。」
ユウキ「それは、マスターボール!」
グラジオ「あぁ、あとこっちもお前に託す、こいつに外の世界を見せてやってくれ。」
ユウキ「えっ?このモンスターボールに何かいるの?」
ポォーン
タイプ・ヌル「ヌル!」
ユウキ「タイプ・ヌル!いいのか?グラジオの相棒だろ。」
グラジオ「あぁ、大丈夫だ。俺もヌルを持ってるからな。」
ユウキ「そうか。よし、グラジオがくれた友情のポケモンとして大事に育てるよ。」
グラジオ「友情のポケモン・・・か。リーリエのサポートを頼むんだ、それぐらいくれてやるさ。」
リーリエ「ユウキさんとにいさまの友情、素敵です。にいさまは何をなさるのですか?」
グラジオ「後始末・・・エーテルパラダイスのな、相棒のヌルと遠くへ、そう願っていたが結局ここにとどまるのか。」
ハウ「ユウキー!」
ユウキ「ハウ!」
ハウ「わーリーリエ!?リーリエなのー!?」
リーリエ「はい!私も全力出すのです!」
ハウ「凄いなー!!」
グラジオ「どうした?」
ハウ「俺ねー鍛えるのー!もっともっとだよー!ユウキやーポケモンにー助けてもらってばかりでしょー、やっぱり自分でポケモンを助けられないとねー!しまキングになれないしみんなを笑顔にできないよねー!それにアセロラの試練とか全然ほったらかしだしー。」
グラジオ「家族の話に巻き込んで悪かったな。」
ハウ「そーだよー、でも凄かったー!スペクタクルってやつ、ー!?鍛えればあんな不思議な事また体験出来るかもだしー!」
グラジオ「スケールがでかくてな・・俺らの母親は・・」
リーリエ「ハウさん、来てくれて嬉しかったです。」
グラジオ「次の島、ポニ島に案内する。」
ユウキ「うん、頼むよ。」
リーリエ「ではユウキさん、全力で行きましょう!!」
タッ
ユウキ「リーリエ!気合い入れすぎだな。」
ロトム図鑑「でも、リーリエが前向きになってよかったロト。」
ハウ「行ってらっしゃいだねー!」
ユウキ「そうだな。」
ハウ「今度会うときはまでに自分とポケモン鍛えてーユウキを驚かせるからね!」
ユウキ「あぁ、楽しみにしてる。試練乗り越えろよ!じゃあな。」
ハウ「ユウキー!頑張ってね!」
船着場
ユウキ「待たせたな!」
グラジオ「行くのか?」
ユウキ「もちろん!」
グラジオ「あぁ、わかった。」
リーリエ「それではユウキさん。張り切ってまいりましょう!」
ユウキ「おう!」
ポニ島
ユウキ「ここが」
グラジオ「ポニ島・・暮らす人もほぼいない自然豊かな島だ。」
ユウキ「船がいっぱいだ!それで僕達はどうすればいいの?」
グラジオ「しまキングを訪ねろ、しまキングでありながら伝説ポケモンにまつわる祭壇の番人も兼ねるという何か聞けるといいがな。」
リーリエ「にいさま、ありがとうございます!ただ・・にいさまがヌルさんとエーテルパラダイスを出た後かあさま大変だったのですよ!ビッケさんがいてくれなかったら・・」
グラジオ「悪かったな、大事なときに側にいなくて。俺もヌルを守るので必死だったんだ。じゃ任せるぞ。」
タッ
リーリエ「ユウキさん、私、困っていません。やることわかってますから!それに・・」
ユウキ「それに?」
リーリエ「おかしな話ですけれどドキドキしています。」
ユウキ「わかるよ、僕も島巡りするときドキドキした。」
リーリエ「フフフ、さぁ行きましょう!」
ユウキ「うん、先ずは聞き込みだよな。」
???「よう来たな!」
ユウキ「えっ?」
リーリエ「ひゃあ!ど、どなたでしょうか。」
団長「わし?海の民をまとめる団長や!」
リーリエ「海の民・・さん?」
団長「そや!周りの船、船、船!なんやと思う。海の民は長年かけて世界の海を渡りゆき不思議と言う不思議を求め!珍しい物を見つけてはアローラで交換しとるんや。他の島にある港はりっぱになったんでなんとなくポニに来るんやな。」
ユウキ「そうなんですか。」
団長「で、キミら何しに来たん?わしらみたいにきのみ集めか?」
ユウキ「いいえ、そう言う訳ではないんです。」
リーリエ「はい!私達しまキングさんを訪ねるのです!!」
団長「しまキング?ハプウちゃんところかいな。まぁポニにある家は一軒だけやしそこやろな!あぁハプウちゃんの家、ごっついバンバドロがおるから一発でわかると思うで!」
リーリエ「へぇ、ポニにはハプウさんがいらっしゃるのですね!」
ユウキ「ハプウさんはポニ島の出身だったのか!」
リーリエ「団長さん、ありがとうございます!ユウキさん、ハプウさんバンバドロさんに会えるといいですね!」
ユウキ「うん!よし、早速行こう!」
つづく
リーリエ「お待たせしました!答えはマスターボールです。ユウキさんは何を捕まえる時に使うのでしょうか?次回も見てくださいね。」