ポケットモンスターサンムーンGO!   作:スーパーケロロ

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リーリエ「アローラ、リーリエです。今回のポケ問題は私が出題させてもらいます。それでは問題です。このお話でユウキさんが持ってる道具でパワーアップするのはどれでしょう?」
Aポケモン図鑑
Bバック
CZリング
Dモンスターボーン
リーリエ「答えは最後に。」



第3話 新たな仲間はポケモン図鑑?

ポケモンセンター モニター電話コーナー

ユウキ「これがアローラ地方のパートナー、ニャビーだよ。」

ニャビー「ニャー!」

父さん「炎タイプのポケモンか。」

母さん「なかなか可愛いポケモンね。」

ユウキ「でしょ。いよいよ僕も島巡りが出来るんだ!」

母さん「しっかりね。」

リーリエ「あの。」

ユウキ「リーリエ!」

リーリエ「ククイ博士に、おぉ、リーリエ!期待のトレーナーを研究所に連れてきてよ!と頼まれたものですから私案内いたしますね。ついてきてくれますか。」

父さん「ユウキの友達か?」

母さん「可愛い子ね。」

リーリエ「えっ?あっ、はじめまして・・私、リーリエと申します。」

母さん「リーリエちゃん、ユウキをよろしくね。」

リーリエ「はい。」

ユウキ「じゃあ行くから切るよ。」

カチッ

リーリエ「優しそうなご両親ですね。では改めて研究所に参りましょう。」

研究所への道

リーリエ「博士の研究所は草むらの奥ににあります、トレーナーではない私はむしよけスプレーが欠かせません。ほしぐもちゃん・・・コスモッグは遠いところからやって来た珍しいポケモンなんです。」

ほしぐも「ぴゅう!」

ユウキ「このポケモンの正式名はコスモッグって言うのか。」

リーリエ「不思議な力を秘めていて私・・・危ないところを助けてもらった事もあります。それゆえ必要としている人もいて・・・ですから、博士やハラさん、信頼できる人にだけコスモッグの事を教えています。この子現在・・・吊り橋での力の事は二人秘密ということで改めてよろしくお願いします。」

ユウキ「わかった。」

浜辺

ユウキ「博士の研究所は海の近くなのか。なかなかいいな。」

リーリエ「そうですね。」

ユウキ「研究所はどの辺なの?」

リーリエ「つきました、ここです。」

ユウキ「えっ?これ?この別荘が研究所?」

リーリエ「そうですね。」

ユウキ「オーキド博士やプラターヌ博士の研究所より小さいな。それになんで屋根がボロボロなんだ?」

リーリエ「あっ、それは」

ドンドンドン

ククイ「いいぞ!イワンコ、もっとだ!もっと思いっきりくるんだ!僕の体はヤワじゃないぜ!」

ユウキ「なんだ!何が起きてるんだ!?」

リーリエ「ふぅ・・・またですね。」

ユウキ「またって?」

リーリエ「ポケモン研究所、趣きがありますよね。3ヶ月前からここでお世話になっているんです。助手としては未熟ですが何かお返ししたいのです。ポケモントレーナーでしたら博士はお役に立てるのに・・・」

イワンコ「ワオオン!!」

ユウキ「一体何が起きてるんだ!」

リーリエ「・・・ククイ博士、研究所の中でも技の研究をなさるのです、また屋根が壊れます・・・」

ユウキ「だから屋根がボロボロだったのか。」

リーリエ「洗って綺麗にした白衣もボロボロになるし・・・私、お裁縫とかうまくなくて結局白衣を買うのです・・・」

ユウキ「大変だな、きみも。」

リーリエ「とにかく入るとしましょう。」

研究所の中

ククイ「よう!ユウキ、リーリエもありがとう!」

リーリエ「いえいえ、助手ですから。なによりお世話になっていますし。」

ククイ「イワンコの技がキレててね、研究もはかどったよ!ところでユウキ、ポケモン図鑑ちょっと借りるぜ。」

ククイ「やあ、居心地はどうだい?って悪くないよね。」

ユウキ リーリエ「「?」」

ククイ「それよりも待たせたね!ようやく荷物が届いたんだよ!」

リーリエ「あ、あの・・・」

ククイ「なんだい、リーリエ?僕は独り言は言わないぜ。図鑑の中にはロトムというポケモンがいるんだ。」

ユウキ「本当ですか!」

リーリエ「ユウキさん、ロトムさんの事ご存じですか?電気のような体はで機械に入り込む事が出来る能力を持つポケモンさんの事を。」

ユウキ「知ってる、シンオウ地方で見たことあるよ。」

ククイ「そう!ロトムの不思議な力を最大限に活かすため開発された専用のボディにロトムが入ることで完成する新時代のポケモン図鑑!ポケモンと人の新しいコミュニケーションの形!ロトム図鑑は世間的にまだ数が少ないレア物だぜ!」

ユウキ「だから変わった形をしていたのか!」

ククイ「さらに!届いたパーツで図鑑をパワーアップすれば!」

ガチャガチャ

ロトム「ケテー!!」

ユウキ「ロトムだ!」

ククイ「ああ!すまないロトム。驚かせてしまったね。」

ロトム「ケテ?」

ククイ「ロトム!きみの好きな図鑑をパワーアップしたよ。ユウキの手助け、よろしく頼むぜ!!」

ロトム「ケテ!!」

ガチャガチャ

ピューン

ユウキ「図鑑が浮いてる!」

ロトム図鑑「やぁ、これからよロトしく!」

ユウキ「しゃべった!」

ククイ「ほら!ユウキ、ロトムが話せるようになっただろ。どうやらロトムの様子を見るにきみはロトムに好かれたね!」

ユウキ「今までもらった図鑑で会話が出来る図鑑ははじめてだ!」

リーリエ「サポートとは?」

ククイ「ああ、ユウキはアローラに来たばかりだからね。ナビとしてロトム図鑑を渡すよ。」

ユウキ「ありがとうございます!ロトム、よろしく!」

ロトム図鑑「こちらこそよロトしく!」

ククイ「おう!ロトムを見れば目的地がわかるしタウンマップも見れるぞ。」

ガチャ

ハウ「アローラー!潮風に誘われ遊びに来たよー!」

ユウキ「ハウ。」

ハウ「これロフト?」

リーリエ「秘密です!!」

ククイ「ポケモンや人が困っていたら助けるよな。ユウキ!ハウ!というわけでロフトはリーリエに貸しているんだよ。じゃあユウキ、ロトム図鑑を頼んだぜ!ロトムもユウキをよろしく!」

ハウ「それがロトム図鑑なんだー!なんだかかわいいなー!」

ユウキ「だろ?」

ククイ「では島巡りについての大事な話をしよう!島巡りとは!アローラ最強のトレーナー!島巡りチャンピオンを目指す少年、少女とポケモンの冒険なんだ!!」

ユウキ「他の地方のジム巡りみたいだって聞いています。」

リーリエ「アローラには4つの島がありそれぞれにしまキングがいるのです。彼らに認められる為7つの試練のこなすそうです。」

ユウキ「7つの試練?」

ククイ「ユウキ!きみとニャビーには島巡りに挑んでほしい!と言っても、きみはその為にこのアローラ地方に来たんだもんな。はじめてのポケモン勝負でも技を使いこなしたようにポケモンのよさを引き出すトレーナーの才能があるからね。」

ユウキ「はい!」

ククイ「うん!ポケモンの技を調べる僕にとってもきみが島巡りでいろんなポケモンに出会うのは願ったり叶ったりなんだ!よし!参加証明となる島巡りの証を渡そう!!」

ユウキ「はい!」

ハウ「俺もじーちゃんからもらったよー!ほらほらー!」

ユウキ「本当だ!お揃いだな!」

ククイ「さてユウキ!ハウ!次行こうぜ、次!!」

ユウキ「はい!でもどこへ?」

ククイ「トレーナーズスクール!ポケモン勝負を通じてポケモントレーナーの基礎を学び知識を身に付けるんだよ!島巡りチャンピオンへの道も一歩からだぜ!ハウはどうする?」

ハウ「おれーポケモンと遊ぶー!じゃなくて鍛えるー!!」

リーリエ「島巡り・・・アローラの人々はこれで世界に触れていくのですね。」

ククイ「リーリエ、ユウキをよろしく!ユウキがロトムになれるまできみが案内してあげてよ!」

リーリエ「はい!」

ユウキ「いよいよ島巡りのはじまりだ!」

つづく

 




リーリエ「お待たせしました。答えはポケモン図鑑です。次回も見て下さいね。」

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