Aヨワシ
Bギャラドス
Cマリルリ
Dゴルダック
スイレン「答えは最後に。」
せせらぎの丘
ユウキ「ここがせせらぎの丘か。」
???「ようこそ、せせらぎの丘へ。」
ユウキ「キミがマオが言ってスイレン?」
スイレン「はい、私スイレンでございます。こちらせせらぎの丘のキャプテンを努めています、腕の立ちそうなトレーナーさんよろしければお助け下さい。」
ユウキ「助けってどういう意味だ?」
スイレン「取りあえずこちらへどうぞ。私についてきて下さい。」
そして
スイレン「ほら!あそこをごらん下さい。」
ユウキ「えっ?」
バシャバシャ
スイレン「ダイナミックな水しぶき!もしかするととんでもないポケモンが待ち構えているかも、そこで島巡りさんに水しぶきの原因を調べて貰いたいのです。」
ユウキ「そういう事か!任せて!」
スイレン「はい。もちろん泳いでとは言いません、素敵な贈り物をしますからライドギアを貸して下さい。」
ユウキ「わかった、何のポケモンを登録してくれるの?」
スイレン「ラプラスです。」
ユウキ「確かにのりものポケモンのラプラスならぴったりだな。それじゃ行ってくるよ。」
池のまん中
ユウキ「この水しぶきだな。」
ザァ
ユウキ「あれ?水しぶきが弱くなった?」
ヨワシ「ヨワシ!」
ユウキ「なんだ?」
ロトム「それはヨワシロト。」
スイレン「あらまぁ。水しぶきをあげていたのはヨワシだったのですね。小さなヨワシがあんな水しぶきをあげるんですね。」
バシャバシャッ!
スイレン「あら、なんでしょう?あちらからさらに激しい水しぶきが聞こえます。ポケモンでしょうか、それとも人でしょうか。とにかく確かめに行きましょう。」
ユウキ「わかった!」
そしてその奥
ユウキ「この池だね。」
スイレン「ほら!あちらです、えーっと・・・お名前何でしたっけ?」
ユウキ「ユウキだ。」
スイレン「ユウキさん、素敵なお名前ですね。ほらほら!あそこをごらん下さい。あんなにみごとな水しぶきを上げるなんて・・・いきのいいかいパンやろうか凄いポケモンでしょうか?」
ユウキ「調べてくる。ラプラス!」
再び池のまん中
ユウキ「何がいるんだろ?」
ザァ
ユウキ「あれ?また弱くなった。」
ヨワシ「ヨワシ!」
ユウキ「またヨワシ?」
スイレン「あらまぁ。水しぶきをあげていたのはまたヨワシだったのですね。いきのいいかいパンやろうとの私の予想ははずれです。」
バシャバシャシャ!!
スイレン「あらあら、なんでしょう?あちらからさらにさらに激しい水しぶきが聞こえます。またポケモンかもしれませんがもしかしてもしかするといきのいいかいパンやろうが溺れてる可能性もあります。ユウキさん、様子を見に行きましょう!」
ロトム図鑑「雨が降ってきたロト、僕達も行くロト!ユウキ、どうしたロト?」
ユウキ「スイレン・・・いつの間に奥に?」
陸地に上がり
ユウキ「あっ、スイレン!」
スイレン「せせらぎの丘・・・奥にはあの伝説のポケモン海の化身と伝えられるカイオーガがいるんですよ。」
ユウキ「えっ!あの伝説のポケモンのカイオーガがいるの!?」
スイレン「まあ、冗談ですよ、ユウキさん素直です。」
ユウキ「嘘かい!」
スイレン「もうすぐ海辺ですね、海から聞こえる水しぶき・・・一体何事でしょうか?ユウキさん、この雨はポケモンの力かもしれません。」
ユウキ「それじゃこの雨はあまごいか!」
スイレン「さあこちらです。」
海辺
ユウキ「キャプテンゲート!」
スイレン「ユウキさん、私につられてここまで来ましたね・・・そう!キャプテンゲートを越えたということは試練に挑むということ!私スイレンの試練は海のドンと呼ばれるぬしポケモンを倒すことです!」
ユウキ「そういう事だったのか。」
スイレン「あの水しぶき!あそこにぬしがいるでしょう、もしかしたら先ほどのヨワシやその仲間がリベンジに来るかもしれませんがそれも含めてぬしに打ち勝ちあなたの力見せて下さい!ではスイレンの試練はじめ!」
ユウキ「よし、ラプラス!」
海辺のまん中
ユウキ「何がいるんだろ?」
ゴロゴロ
ユウキ「雷だ!」
ラプラス「ラプ~」
ユウキ「どうした、ラプラス?」
ロトム図鑑「怯えてるロト!」
ザァー
バシャー
ヨワシ「ギョエー!」
ユウキ「なんだこのポケモンは!」
スイレン「驚きましたか?それがぬしポケモンのヨワシです!」
ユウキ「ヨワシ!ヨワシってあんなに小さい奴じゃ?」
ロトム図鑑「あれはたくさんのヨワシが1つとなった姿ロト!」
ユウキ「たくさんのヨワシ?」
ヨワシ「ギョエー!」
ユウキ「とにかくぬしポケモンを倒さないと、デンジムシ!」
デンジムシ「デンジムシ!」
スイレン「みずタイプのヨワシにとってでんきタイプがあるデンジムシには有効かもしれませんが相手はぬしポケモン」
ユウキ「スパーク!」
デンジムシ「デンジー!」
ヨワシ「ヨワー!ヨワシ!」
デンジムシ「デンジムシ!」
ユウキ「みずてっぽうか!いとをはく!」
ヨワシ「ヨワシー!」
キラーン
ユウキ「何をしたんだ!」
ロトム図鑑「アクアリングロト、自分を回復してるロト!」
ユウキ「デンジムシ、もう1度スパーク!」
スイレン「いくら有利でも簡単にはいきません、なんたって相手はぬしポケモンですから。」
ヨワシ「ギョエー!」
ロトム図鑑「やばいロト!ユウキの手持ちはみずタイプに弱いニャヒート、ドロバンコ、イワンコ、ボックスにはアブリー、それでもあれには太刀打ち出来ないロト!」
ユウキ「大丈夫だ!ここはデンジムシにかける、スパークでヨワシも弱ってきてる、幸いにもデンジムシにははさむがある、ここは一か八かかけるしかない。」
スイレン「何をするきでしょうか?」
ユウキ「デンジムシ、全力でいくぞ!ウルトラダッシュアタック!」
デンジムシ「デンジムシー!」
ドン
ヨワシ「ヨワシー!」
バラバラ
ボチャーン
ユウキ「本当にたくさんのヨワシが集まった姿だったんだ」
スイレン「ユウキさん、お見事です!私のもとに来てください!」
浜辺
スイレン「私・・・自分の気持ちに戸惑っております。丹念に鍛え上げたヨワシ達を倒され心から悔しいのですが・・・ユウキさんの試練達成を祝わずにはいられないのです。ユウキさん、素敵です!これを受け取ってください。」
ユウキ「これがみずタイプのZクリスタルだね。」
スイレン「はい、よろしいですか!?みずのゼンリョクポーズはこうしてこうするのでございます!」
ユウキ「なんかみずタイプぽいポーズだな。」
スイレン「ちなみに私、赤いギャラドスを釣ったこともあるんですね。」
ユウキ「えっ!赤いギャラドスを釣ったの!凄いな!」
スイレン「さーて、どうでしょう。
ユウキ「怪しいね、キミ。」
スイレン「次はヴェラ火山のカキ試練ですね。」
ユウキ「カキ?3人目のキャプテンか。ヴェラ火山って?」
スイレン「あれです。」
ユウキ「あそこが。」
スイレン「そこに行くにはオハナ牧場から通った方がいいでしょう。」
ユウキ「わかった、ありがとう!」
つづく
スイレン「お待たせしました、答えはギャラドス・・・嘘です、答えはヨワシでした。次回は最終回・・・これも嘘です。次回もお楽しみ下さい!」