ポケットモンスターサンムーンGO!   作:スーパーケロロ

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ハラ「アローラ!ハラですぞ!今回のポケ問題はワシが出しますぞ!今回の話でユウキが手に入れるZクリスタルはどれですかな?」
AアクZ
BカクトウZ
CドラゴンZ
DホノウZ
ハラ「答えは最後に!」



第10話 ハラの大試練!Z技で乗り越えろ!

リリィタウン

ユウキ「ここに来るのも久しぶりかな。」

リーリエ「そうかもしれません。」

ククイ「試練をこなしたユウキとポケモン達の勝負、どんな技に魂を込めて繰り出すのか楽しみだぜ!」

リーリエ「はい、あの・・・トレーナーではない私にもすごい事だとわかります。」

コスモッグ「ぴゅい!」

ククイ「メレメレのしまキング、ハラさんは強いぜ!かくとうタイプのポケモンを使いこなすトレーナーだよ!」

リーリエ「ユウキさんの手持ちはニャヒートさんとアゴジムシさんでしたね。」

ユウキ「大丈夫、実はさっきの花園で1匹ゲットしたから。」

リーリエ「いつの間に。」

ハラ「来ましたな。」

ユウキ「ハラさん!」

ハラ「茂みの試練達成、おめでとう!お疲れさまですな。で、しまキングであるわしと勝負するかい?」

ユウキ「のぞむところです!」

ハラ「わしも待ちかねていたのだ!」

バトルフィールド

ハラ「お待ちしておりました、島巡りに挑む者達よ、改めて挨拶をしますかな。メレメレ島のしまキング、ハラと申します!使用するポケモンは3体、全てのポケモンを倒したら勝ちとなります。でははじめるとしますか。メレメレ島最後にしてしまキングとのポケモン勝負!その名も大試練!ではユウキ、カプ・コケコに輝く石を託されたキミと共に戦うポケモン達の全力、見せて頂こう!こちらも全力!オニのハラでいきますぞ!大試練!はじめぃ!!マンキー!」

ロトム図鑑「マンキー、ぶたざるポケモンロト!」

ユウキ「いきます、アブリー!」

ククイ「ユウキ、アブリーを捕まえてたのか。」

リーリエ「アブリーさんはフェアリータイプ、かくとうタイプのマンキーに有利ですね。」

ククイ「いや、ユウキはそう思ってもいないみたいだぜ。」

リーリエ「えっ?」

ククイ「ユウキの顔を見てみろ。真剣な顔をしている。いくら有利でも勝てるとは限らないからな。」

ハラ「いきますぞ!マンキー、からてチョップ!」

マンキー「マンキー!」

アブリー「アブー!」

ユウキ「アブリー、よいとる!」

ハラ「ほぉ、マンキー、みだれひっかき!」

ユウキ「しびれごなだ!」

アブリー「アブリー!」

マンキー「マン!」

ハラ「マンキー!」

ユウキ「今だ、ようせいのかぜ!」

アブリー「アブリ!」

マンキー「マンキー!」

ドサッ

審判「マンキー、戦闘不能!」

ユウキ「やった!」

ハラ「ご苦労ですな、マンキー。やりますな。マクノシタ!」

ユウキ「2体目はマクノシタか。アブリー、このままいくぞ!」

ハラ「マクノシタ、つっぱり!」

マクノシタ「マクー!」

アブリー「アブリ!」

ユウキ「ようせいのかぜ!」

ハラ「させませぬ!ねこだまし!」

パチン

アブリー「!」

ハラ「バレットパンチ!」

マクノシタ「マク!」

アブリー「アブリー!」

ユウキ「あのマクノシタ、普段は覚えないバレットパンチが使えるのか!」

ハラ「たいあたり!」

マクノシタ「マクノシタ!」

ドカッ

アブリー「アブリー!」

ドサッ

審判「アブリー、戦闘不能!」

ユウキ「強い!これがしまキングの実力か!」

ハラ「どうしましたユウキ?これで五分と五分ですぞ!」

ユウキ「まだまだこれからです!アゴジムシ!」

アゴジムシ「アゴジムシ!」

ユウキ「いくぞ、アゴジムシ!あなをほる!」

ハラ「マクノシタ、来るぞ!」

アゴジムシ「アゴジ!」

マクノシタ「マクノ!」

ハラ「はっけい!」

マクノシタ「マクノシタ!」

アゴジムシ「アゴジムシ!」

ハラ「いきますぞ!つっぱり!」

マクノシタ「マク!」

アゴジムシ「アゴジ!」

ドサッ

審判「アゴジムシ、戦闘不能!」

ユウキ「アゴジムシ!」

ククイ「追い詰められたか。」

リーリエ「ユウキさん」

ユウキ「まだまだ諦めないぞ!ニャヒート!」

ニャヒート「ニャヒート!」

ハラ「ほぉ、あのニャビーが進化しましたか。」

ユウキ「ニャヒート、炎のキバ!」

ニャヒート「ニャヒー!」

マクノシタ「マクー!」

ハラ「負けませぬ!マクノシタ、バレットパンチ!」

ユウキ「そこだ!かえんほうしゃ!」

ニャヒート「ニャヒート!」

マクノシタ「マクノー!」

ドサッ

審判「マクノシタ、戦闘不能!」

リーリエ「やりました!」

ククイ「あぁ、これでハラさんも残り1匹か。果たしてどっちが勝つのか。」

ハラ「やりますな。ですがしまキングの名にかけて負ける訳にはいきませぬ!マケンカニ!」

ユウキ「見たことないポケモンだ!」

ハラ「ではいきますぞ!マクノシタ、グロウパンチ!」

マケンカニ「カニー!」

ニャヒート「ニャヒート!」

ククイ「グロウパンチか流石にヤバイかもな。」

リーリエ「えっ?」

ロトム図鑑「グロウパンチは放つと自分の攻撃力を上げる技ロト。」

ハラ「ユウキ、面白いものを見せますぞ!」

ユウキ「えっ?」

ハラ「これがマケンカニの全力ですぞ!全力無双激烈拳!」

マケンカニ「マケンカニー!」

ニャヒート「ニャヒート!」

ユウキ「ニャヒート!すごい・・・あれがかくとうタイプのZ技!ニャヒート、まだ立てるか?」

ニャヒート「ニャー!」

ククイ「特性のもうかだ!」

ユウキ「いくぞ!炎のキバ!」

ニャヒート「ニャヒート!」

マケンカニ「カニ!」

ユウキ「ひっかく!」

マケンカニ「マケンカニ!」

ユウキ「よし、今だ!ニャヒート、こっちも全力でいくぞ!」

ククイ「おお!」

ユウキ「これが全力の力!ウルトラダッシュアタック!」

ニャヒート「ニャヒート!」

マケンカニ「カニー!」

ドサッ

審判「マケンカニ、戦闘不能!勝者、島巡りチャレンジャーのユウキ!」

ユウキ「やった!勝ったぞー!」

ハラ「おおう!あっぱれ!!けして番狂わせなどではない。なんとよいトレーナー、そしてよいポケモンですな!」

ユウキ「ありがとうございます!」

カプ・コケコ「カプ~!」

ハラ「おお!またしてもカプ・コケコのさえずり。ふむぅ!カプ・コケコは強くなったキミ達と戦うのが楽しみなのか、よし!パートナーのポケモンにトレーナーの力を分け与えるZクリスタルを受け取られよ。」

ユウキ「これがかくとうタイプのクリスタル!」

ハラ「ユウキよ、かくとうタイプのZパワーを使うには腕をこうして腰をこのようにしたポーズをとれ。」

バシバシ

ユウキ「まさしくかくとうタイプのポーズだ!」

ハラ「ユウキ!これにてアローラ地方1つ目の島!メレメレ島での試練をすべて達成ですな!!メレメレの試練達成の証のスタンプ。」

ユウキ「やった!大試練だ!」

昼間の月、夜の太陽、見えなくても存在するものに思いをはせられるかどうかアローラの島を巡りいろんなポケモンや人の見えるのも見えないものを考えいつかカプ・コケコと会うのですな。」

ククイ「やったな、ユウキ!」

リーリエ「おめでとうございます!」

ユウキ「ありがとう!リーリエ。」

ケンタロス「ぶもぉ!!」

ハラ「おお!ケンタロス。そうだ!わしのケンタロスにいつでも乗れるようにしようぞ!こいつにも島巡りを楽しんでほしいですからな。ユウキ!キミにポケモンに乗るためにこのライドギアを。」

ユウキ「ライドギア?」

ハラ「アローラ地方ではポケモンに乗せてもらい力を貸してもらうのですな!」

ユウキ「するとのこのライドウェアはポケモンに乗るためののコスチュームですね。」

イリマ「おめでとうですよ、ユウキくん。」

ユウキ「イリマ!」

イリマ「Zパワー、ごきげんじゃないですか。」

ユウキ「うん、はじめて使ったよ。」

イリマ「また今度ポケモン勝負をしましょう!」

ユウキ「うん、約束だ!」

イリマ「では、キミの島巡りに!未来に幸せがありますように!」

ククイ「よし!ユウキ、ちょっと来てくれないか?良いところに連れてって上げよう。それがすんだらハウオリシティのボートエリアに来るといいぜ!リーリエ、先にボートエリアに行っててくれ、ユウキをあの場所に連れて行ったらすぐに行くから。」

ユウキ「あの場所?」

リーリエ「あの・・・ユウキさんにお願いしてもいいでしょうか?」

ユウキ「えっ?」

リーリエ「この子・・・ほしぐもちゃんを・・・元の住みかに戻してあげたいのです、以前お話したようにこの子のおかげで私は危ないところを助けられました、ですからお礼をしたいのです!でもポケモントレーナーではない私には出来ない事ばかり・・・だからユウキさんに助けてもらえたら・・・!ワガママだというのはよくわかっているのですが・・・」

ユウキ「うん、いいよ!」

リーリエ「ありがとうございます、うれしいです。とても困っていましたから。では私達、次の島にもついていきますね!」

コスモッグ「ピュイ!」

ククイ「ユウキ!こっちだ!」

ユウキ「はい!」

つづく




ハラ「お待たせしました、答えはカクトウZ!次回も見てくだされ!」

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