ポケットモンスターサンムーンGO!   作:スーパーケロロ

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第1話 運命の出会い。アローラ!僕のパートナー!

アローラ地方

少女「はぁはぁ」

男A「そっちに行ったぞ!」

少女「はぁはぁ、あっ!」

男B「もう逃げられないぞ。観念しな。」

ポケモン「ピュー!」

ピカー

3カ月後

ユウキ「ついた!ここがアローラ地方か!」

僕はユウキ、カントー地方から来たんだ。これまで僕はカントーからカロス地方まで様々な冒険をしてきた!えっ?なんでアローラ地方に来たかって?それは3ヶ月前。

3か月前 カントー地方

ユウキ「アローラ地方?」

父さん「そうだ、今度は挑戦してみないか?」

オーキド博士「アローラはジムはないが島巡りがあってなまだまだ見たことのないポケモンがたくさんいるぞ。」

ユウキ「島巡りか、行きます!行かせて下さい!」

そんなわけで僕はアローラ地方にやって来ました。

ユウキ「さぁて、迎えが来るはずなんだけど。」

???「待ってたよ。」

ユウキ「あなたは?」

ククイ「ぼくはククイ、きみがユウキか?」

ユウキ「はい!」

ククイ「ようこそ!アローラ地方へ!それじゃ行こうか。リリィタウンへ。」

ユウキ「リリィタウン、そこに研究所があるんですか?」

ククイ「いや、ぼくの研究所は別の場所。そこにいるしまキングからポケモンをもらうんだ。」

ユウキ「しまキング?」

ククイ「あぁ!しまキングはね、ポケモンを戦わせたら敵なしのポケモントレーナーさ!リリィタウンでは冒険する子供のためにしまキングがポケモンをくれるんだ。」

ユウキ「敵なしのポケモントレーナー、ジムリーダーみたいな人達みたいな者かな。」

ククイ「よーし、行こうぜ!リリィタウン!しまキングからごきげんなポケモンをもらうんだ!」

ユウキ「はい!」

リリィタウン

ククイ「来たぜ!着いたぜ!!リリィタウン!!」

ユウキ「ここがリリィタウン。」

ククイ「メレメレ島の守り神であるポケモン、カプ・コケコを祭っているんだ。」

ユウキ「カプ・コケコ」

ククイ「あれ?おかしいな。みんなここで待ち合わせなのに。もしかしたら町の奥、マハロ山道にいるのかも、守り神、カプ・コケコの遺跡があるからね。ユウキ!しまキングを探してくれないか?ぼくは行き違いにならないようにこの辺りを探すからさ!」

ユウキ「探してって、ぼくしまキング知らないんですよ。」

ククイ「大丈夫、しまキングはね、みるからにしまキング!って感じだからね!」

そして

ユウキ「みるからにしまキングって見た目じゃわからないのに、仕方ない、聞き込みで探すから。ん?」

少女「遺跡になにがあるというのです?」

スタスタ

ユウキ「あの子、誰と話してたんだろ?この奥にしまキングがいるのかな?行ってみよう。」

マハロ山道

ユウキ「ずいぶん険しい山道だ、ここがマハロ山道か。あっ!さっきの。」

少女「バッグからでないで、誰かに見られたら困ります。」

スタスタ

ユウキ「さっきの会話はバッグの中にいるのと話していたのか?」

つり橋

ポケモン「ピュー!ピュ!」

オニスズメ「オニー!」

少女「あっ!」

ユウキ「どうしたの?」

少女「助けて・・・ください・・・ほしぐもちゃんを!」

ユウキ「ほしぐもちゃん?」

ポケモン「ピュ」

少女「オニスズメさんに襲われて・・・でも・・わたし怖くて・・・足がすくんじゃって・・・」

ユウキ「任せて。あっ!今でも壊れそうだ、慎重に行こう」

ポケモン「ピュー」

ユウキ「もう大丈夫だよ。」

オニスズメ「オニー!」

ユウキ「あっち行ってくれ!」

ポケモン「ピュー!」

ピカー!

ユウキ「なんだ!」

バギ

ユウキ「橋が!うああ!」

少女「危ない!」

ビューン

パシッ

ユウキ「このポケモンは」

謎のポケモン「シャー!」

ユウキ「今のは一体」

ポケモン「ピュイ」

少女「よかった・・・です・・・あなた・・・また力を使おうとして・・・あのあと動けなくなったでしょ・・あんな姿みたくないのです、ううん、ごめんなさい・・あのときあなたはわたしを助けてくれた・・なのにあなたを守れなくて・・・」

ポケモン「ピュウ!」

少女「どう・・・したのですか!?」

キラーン

ポケモン「ピュピュウ!!」

少女「光かがやく石・・・なんだかあたたかい感じです。あっ!申し訳ありません!危ないところを助けてくださり心より感謝しております。」

ユウキ「いいって。」

少女「これ、あなたの石ですよね。」

ユウキ「なんだろ、それにしてもみたことないポケモンだなアローラ地方のポケモンか?」

少女「えっ?あなたアローラ地方の人じゃないのですか?」

ユウキ「あぁ、ぼくカントー地方から来たんだ。」

少女「そうだったのですか。この子のこと、誰れにもいわないで・・・ください秘密で・・・秘密でお願いします。バッグに入ってください。」

ポケモン「ピュウ」

少女「この子・・・もしかしたらまた襲われるかもしれません。身勝手で申し訳ありませんが広場までご一緒にしてください。」

ユウキ「いいけど。」

少女「ありがとうございます!」

リリィタウン

ククイ「おお!ユウキ!しまキングはいなかったようだが助手に会ったんだね!」

ユウキ「助手?」

ククイ「ではあらためて紹介しようか!こちらぼくの助手!」

リーリエ「えっ、あっ、はい・・リーリエと申します。」

ユウキ「リーリエって言うのか。」

ククイ「リーリエが出会ったのがさっきアローラに来たばかりのユウキだよ!いろいろ教えてあげてよ!」

リーリエ「ククイ博士のお知り合いなのですね。よろしくお願いします。」

ユウキ「うん、ぼくユウキ、よろしく。」

町の人A「われらのしまキング、ハラさんのお帰りだー!」

町の人B「守り神に選ばれた男!」

町の人C「アローラでも名うてのポケモン使い!」

ハラ「なにかありましたかな?」

ククイ「ちょっと、ハラさん。どこに行ってたんですか?」

ハラ「しまキングですからな。島の問題がおこれば解決にいきますな。で、リーリエ、何かありましたかな?なにやらカプ・コケコの飛ぶ姿を見かけましたが。」

リーリエ「あの・・ハラさん・・・吊り橋の上でオニスズメさんに襲われていたこの子をこちらの方に守ってもらいました。でも吊り橋は崩れ・・・谷底に落ちそうになり・・そこゆを島の守り神さんに助けていただいたのです。」

ククイ「おぉ!そいつはすごいぜ!」

ハラ「ほう!守り神と言われるも気まぐれなカプ・コケコの心を動かしたのですな!ククイよ、素晴らしいことではないか!勇気と優しさを持つ彼女にポケモンを託すからトレーナーになってもらいたいぞ!はじめまして、メレメレのしまキング、ハラと申します。」

ユウキ「カントーから来たユウキです。よろしくお願いします!」

ハラ「ようこそ、アローラへ!ククイからきみのことは聞いてました。お会いできてうれしいですな!」

ユウキ「はい!」

ハラ「よーし、ポケモンたち、顔をみせるのですぞ!」

ポォーン

ユウキ「これがアローラの最初のポケモン。」

ハラ「まずはくさのポケモン、モクロー!」

モクロー「もふぅ!」

ハラ「次はほのおのポケモン、ニャビー!」

ニャビー「にゃぶ。」

ハラ「最後はみずのアシマリ!」

アシマリ「あしゃま?」

ハラ「どのポケモンを選びますかな?」

ユウキ「ぼくは・・・ほのおのニャビーを選びます!」

ハラ「ほのおのニャビーになされますかな?」

ユウキ「はい!」

ハラ「お互い選び選ばれてこそ真のパートナーといえますな。それではニャビーはきみを選ぶのかみましょうぞ!」

ユウキ「はい!」

ニャビー「にゃぶ!」

ユウキ「よろしくな、ニャビー!」

ニャビー「にゃびー!」

ハラ「おお!ニャビーもユウキを認めましたな!」

ククイ「互いを認めあったきみたちは永遠の友達だぜ!!」

ユウキ「はい!」

リーリエ「ニャビーさんですね。」

ほしぐもちゃん「ピュウー!」

リーリエ「もう、はしゃいじゃって、ハラさんや博士ですからなにかあってもあなたを守ってくださいますけど普段はバッグにいてくださいね。いいポケモンさんですよね、大切にしてあげてください。」

ユウキ「うん!」

ククイ「よーし!これでユウキも今日からアローラ地方のポケモントレーナーだぜ!ぼくからも素敵なプレゼントだ!」

ユウキ「これは何ですか?」

ククイ「それはポケモン図鑑だ、ポケモン図鑑は出会ったポケモンを自動的に記録するハイテクな道具なんだ!きみがパートナーにしたニャビーも記録されているよ。チェックするといいぜ!」

ユウキ「今までの図鑑より変わった形の図鑑だな。」

ククイ「それからこっちは用意したきみのトレーナーパス!」

ユウキ「ありがとうございます!これから頑張ろうな、ニャビー!」

ニャビー「ニャー!」

つづく

 


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