静かな恋の物語・18号編   作:ゼロ・リミット

6 / 9
前回、ブルマのいるカプセルコーポレーションに向かい、謎の感情の正体について知ることが出来た。そして少しずつ18号がクリリンに心を開いていく・・・


第6話 初めてのデレ

 18号がカプセルコーポレーションを訪れている同時刻・・・・カメハウスに一人残っていたクリリンのところにある来客が来ていた。

 

クリリン「悟飯じゃないか!来るなら連絡してくれればよかったのに・・まぁ、はいれよ」

 

 

悟飯「すいません、お邪魔します」

 

 

クリリン「それにしてもどうしたんだよ?また何かあったのか?」

 

 

悟飯「いえ、そうではないんですけど・・・」

 

 

クリリン「そうか?ゆっくりしていけよ」

 

 

悟飯(18号さんがクリリンさんの家に来ているのは確かなんだけど気配も感じないな・・)

 

 

クリリン「どうしたんだよ、そんなソワソワして」

 

 

悟飯「い、いえ、それよりもう風邪は大丈夫なんですか?」

 

 

クリリン「ん?ああ、18号さんが看病してくれたおかげで大分よくなったかな」

 

 

悟飯「そういえば、18号さんは?」

 

 

クリリン「今は食材の買い出しに行ってるよ。ホントは寝とけって言われたんだけどな・・」

 

 

悟飯(18号さんは普通に看病してるみたいだ、お母さんに黙って出てきたしそろそろ帰ろうかな・・)

 

 

悟飯「クリリンさん、僕そろそろ帰りますね」

 

 

クリリン「なんだ悟飯、もう帰るのか?」

 

 

悟飯「はい、家でお母さんが待っているので・・・」

 

 

クリリン「そうか・・チチさんによろしく言っといてくれ」

 

 

悟飯「はい、お邪魔しました」

 

 

悟飯はカメハウスを飛び立つとパオズ山に帰っていった。

 

 

パオズ山・悟飯の家

 

 

悟飯「ただいま〜、今帰ったよお母さん」

 

 

チチ「ただいまじゃねぇだよ!どこ行ってただ!行く所も教えねぇで・・・」

 

 

悟飯「ご、ごめんなさぁーい!」

 

 

その頃、カメハウスでは

 

 

18号「今帰ったよ、どこにいるんだい?」

 

 

クリリン「おかえり、18号さん」

 

 

18号「う・・た、ただいま・・・」

 

 

18号(だ、ダメだ・・・ブルマに言われてからどうしてもあいつのこと意識してしまう・・・)

 

 

クリリン「どうしたの18号さん?どこか具合でも悪い?」

 

 

クリリンは熱がないか確認しようと18号のおでこに自分の手を当てた。

 

 

18号「・・・・・」

 

 

クリリン「・・・・18号さん?」

 

 

18号「さ、触るなぁ〜〜!」

 

 

クリリン「グハァ・・・・」

 

 

18号がクリリンの頬を思いきりビンタするとクリリンはその場で気絶してしまった。

 

 

18号「は!だ、大丈夫かい?おい!」

 

 

クリリン「・・・・・・」

 

 

18号「気絶してるみたいだね・・・」

 

 

18号(触られただけでドキドキしてしまった・・・ブルマに言われて急に意識しちまったじゃないか・・)

 

 

18号(それにしても、寝てると意外とかっこいいもんだな・・・)

 

 

18号「ふふ、早く治しなよクリリン・・・」

 

 

18号はクリリンの頭を撫でると優しそうに微笑んでクリリンの顔を見つめていた。

 

 

そして、3日後・・・

 

 

 

 




どうも、ゼロ・リミットです。投稿が遅れてしまい申し訳ありません。ネタを探しに様々なところに行ってました
今回から書き方も変えてみたので何かご感想があれば遠慮なくコメントください。
次の投稿からは最低でも二週間に一回は投稿するのでよろしくお願いします。次回第7話、ぜひご覧ください。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。