右から左にギュイン   作:星匠

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お久しぶりです。すいません。何回もやり直しをしてる内に時間がかかってしまいました。タイトルも何回もやり直ししました。



タルトの真実(知ってた)

山の麓~

 

タルトたちは頂上から難なく帰って来た。どちらの顔も少し赤いまま。

 

「タルトお帰り。」

「ただいま母さん。」

「エマもお帰りなさい」

「ただいまです。ペルラさん。」

「それで、頂上はどうじゃった」

「頂上は、とても綺麗だった。」

「うんうん、世界の大きさを知ることが出来たよ」

「そうじゃろそうじゃろ」

 

村の人もタルト達が怪我をしていないかなど心配している。まぁ。中には、エマを見ながら、「タルト。生きていやがったか。ちっ。」と言ったものも5、6人いる。エマモテすぎだろ。

 

「それより村長。俺の手から謎の紋章がでて、雷が落ちてきたんだけど。」

(まあ、なんの事かは、しっているけど。)

「む!…………タルトに真実を伝える日がきたか。」

「いいわ。村長さんそれは私から言わせてもらうわ。」

「そうか。ペルラ」

 

ペルラの顔はいつもより暗い。しかし、タルトは興奮していた。やっと原作に入れるのだから。と。

 

「実は、あんたは、16年前にテオおじいちゃんが川から拾ってきた子供だったんだよ。」

「ふーん」

「詳しいことは分からないけど、おじいちゃんが言うには、その手の紋章は勇者の証何だって。つまり、あんたは勇者の生まれ変わりなんだって。」

「へー」

「なんだい。案外何でもないじゃない。」

「勇者って言うだけで、おれが変わると思う?それに育ててくれたのはペルラ母さんじゃないか。」

「……確かにね、あんたそう言うところだけは意識高いもんねぇ。」

 

タルトは小さい頃から自分と言う者の意志を変えて来なかった。こう決めたら絶対行う。と言う性格をしている。なので、村の中のルールをよく破り怒られていた。

この時ペルラは涙を出しそうになっていたが我慢した。本当の母ではないのに自分の事を母だと言ってくれたタルトに。

 

「それでタルト」

「うん?」

「お主は冒険にでなければならない。その印がでておると言うことは、世界に何かが起きる前兆かもしれん。」

「そうなのか」

 

タルトが考えていると、エマの顔がどんどん青白くなっていく。

 

「タルトを旅に出しちゃうの!?」

「そうじゃ。旅に出て、世界の異変を止めて来るのじゃ」

 

エマは口をパクパクさせている。それだけ、衝撃的だったようだ。

 

「それよりも今日は疲れただろ?家に帰ってもう休みな。」

「わ、わかった。」

 

口をパクパクさせているエマを放置してタルトはペルラに家に連れていかれた。タルトはエマに何か言葉を送りたいがあまりにもエマがびっくりする顔を見せるので送る言葉をこの時無くしてしまった。

 

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タルトの家

 

タルトの家は他の家よりも少し高い場所にある。なので他の家よりも風が強く洗濯物が早く乾く。そんな家のなかでタルト横になりながら考えていた。

 

(エマの奴原作であんなに顔を白くさせていたか?なんか悪いことした気分だな。)

 

そんなことを考えていると。

 

「タルト。まだ起きて入るかい。」

「起きてるよ。」

 

タルトはベットから起き上がりペルラの方を向いた。

 

「こう言う時は散歩でも行ってきな。」

「………確かに。行ってくる。」

「いってらしゃい。」

 

バタン

 

タルトが外に出ると、外は真っ暗だった。見えるのは各家の中の明かりだけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読んでいただき有難うございます。

遅れた理由は色々ありますが何よりは、マクロスの音ゲーのイベントで遅れました。(言い訳)しかも、また、2日ごにやるとか、ふざけんな。などと言う事が有りました。スイマセンデシタ。今度は速くします。

皆様にアンケートを取りたいのですが。ベロニカは、死なせたいですか?
もちろん後で生き返らせますが
あなた方に決め手貰いたいです。

あとコメントお願いします。(懇願)

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