fate/stay night 夢よ永遠に 作:fate信者
最近FGOのモチベが上がっています。
多分、その理由はオッキーを引いた事だと思います。
俺には星5のアルトレア顔。失礼、アルトリア顔なんて引けないと思っていましたが僕でも引けると言う事を証明出来ました。
それも僕自信の手で、これ程気持ち良いことはありませんよ
昨日の剣道から1日が経ちました。
私は、と言うと今は朝食の準備をしています。
今朝の献立は、焼き魚にお味噌汁、冷奴に納豆にご飯。
世に言う「THE・和食」です。
私が朝食の準備をしている間、士郎と切嗣は剣道をしています。
昨日の剣道のボロ負けから、士郎はムキになって切嗣へ挑んでいます。
この時から、私は士郎が剣道をやっている事を素直に喜べなくなりました。
確かにアルトリアの頃の私なら、そして昨日までのアルトレアなら、喜んでいたでしょう。
ーーマスターを強く出来るのなら聖杯の獲得も少しだけ楽になる、と。
ーーあの頃の楽しい鍛錬がまた出来る、と。
ですが、今は、「可愛い弟には余り怪我をして欲しくない」……どうやら私は「姉」としての意識が強くなり過ぎたようです。
でも、士郎は私が駄目と言っても止めないんでしょうね。
「姉の心、弟知らず」とはよく言ったモノです。
あれ?確かこんな言葉だった筈です。間違ってませんよね?
まあ、そんな士郎も好きですからね。
「……い、いえ、今の言葉は、お、弟としてです。男としてではありません。絶対に違いますからね!たまにあの頃の士郎の様な目をするときに不覚にもドキッとかしてませんから!してませんから!!」
私は誰に聞かせるワケでもない。
言い訳を早口で言う。
数分後、ようやく頭を冷やした私が、居間の方を向くと。
「ふ~ん、お姉ちゃんってば、士郎の事を『お・と・こ』として見てるんだ~~♪」
そこには天使(アクマ)がいた。
私の目の前の悪魔(テンシ)は口を三日月状に曲げ、ニヤニヤしている。チェシャ猫ですか、貴女は。
兎に角、(赤くない)悪魔の玩具にはされたくない。
「い、イリヤスフィール。私は士郎を『男』として見ていません。『お・と・う・と』としてです!」
私は何とも情けない言い訳をしている。
こんな所をトリスタン卿辺りに見られてもしたら、『私は悲しい』と言う感じでポロロンと語り弾くでしょう。
「ふーん、まぁ、今回だけは見逃してあ・げ・る」
と、天使(エンジェル)は言ってくれました。
やはり、イリヤスフィール貴方は天の御使でしたね。
一瞬とは言え、貴方の事を悪魔と思った私が恥ずかしい。
「最近出来たカフェのデラックスジャンボパフェ、すっごく美味しいんだって〜」
この悪魔(ひとでなし)!
「はあ~~、分かりました。行きましょう……」
私が降参すると、白い悪魔は跳ねて喜んだ。
やっぱりこうして見ると……天使と悪魔の違いが分からなくなります。
「「疲れた~」」
イリヤスフィールと私が喋っている間に、士郎と切嗣が凄く疲れた表情で居間に来た。
「大丈夫?」
イリヤスフィールが心配そうな声で二人に尋ねる。
見た目からして、相当張り切ったことを物語っている。
「あ、ああ、大丈夫だよ、イリヤ。ちょっと目眩がするだけさ……」
切嗣はいつもより弱々しい声で答えている。
ーー何をしたらこうなるのか?
「士郎、一体何をしたのですか?」
私は、若干元気がある
士郎に訊いてみた。
「ちょっと朝早く起きて、ずっと爺さんと打ってただけだよ」
「ちょっと?一体何時に起きたんですか?」
「3時」
「ちょっと」、ですか……
その「ちょっと」のせいで切嗣は今にも天のお迎えが来そうになっている、と。
今は8時半。
つまり、五時間半もやったと言う事だ。
それは疲れる。
「士郎、今度からは休憩を挟んでくださいね」
私は魔術の事を切嗣に聞こうとしましたが、彼は既に泥のように眠っていました。
ーー「死ぬほど疲れている」なら、仕方ありません。
魔術はお昼の時でも良いでしょう。
私は切嗣を布団へと運び、居間へ戻る。
その時の私は気づいていないだろう。
顔を綻ばせていた事を。
そして、スキップをしていた事を。
久しぶりに書いた
でも、早くしないとなぁ~
本当なら切嗣が魔術を教えてる頃なんだけどな~
どうしちゃたんだろう?
考えてもしょうがない。
次回の更新は多分遅くなると思います。
最後に感想、ダメ出し、アイデアの提示待っています。