なんか違うぞこの世界   作:黒姫凛

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………ちゅかれた。
部活ちゅかれた。眠い。寝たい。お休みプリーズ。
最近夕日が傾くの早くて5時には真っ暗なのに、外部活でありながら7時以上も部活やる事件。
その後帰ったら筋トレして飯食って風呂入って勉強………。
俺に休みってある?

この話は、なんかめちゃくちゃテンションキモい時に作ったヤツです。個人的に見たら、ペラペラの紙に穴空きまくりの汚い出来になっているので、この話見なくてもどっちでも構わないっす。
ホント期待裏切るようでごめんなさい まぁそれなら直せごらぁ!!ってなるんですけどね。堪忍な。

本日まで待っていてくれた人、感謝とともに謝罪を。


何を言ってるのかわからないが取り敢えず俺も最後まで自覚無かったですはい

静寂ほど、叫びたいだの暴れたいだのと、静まり返ったこの場の空気を破壊したい衝動が押し押せて来ることは無い。

それは生き物の性というもので、動くモノ程そういった感性は強いのだろう。

場合によっても、獲物から逃げ切る為に擬態して身を隠す生き物達も、本当は動きたくて仕方ない。でも食われるのも嫌だがら我慢と、動きを我慢して感情を押し殺さなければならない状況でも動きたくなるものだ。

常に生き物の体の何処かは動いている。食べる時、寝る時、走る時、歩く時、立ち止まっている時、物を持っている時などなど。止まっている時は絶対ない。常に動くという現象が起きている時点で、身体が止まるという事は無い。

あくまで個人的なものなのだが、自分の意思で意識を失う事は出来ないのだろうか。

それこそ、他人に意識を刈り取って貰えればコチラとしては有難いものなのだが、惜しくも今この状態ではそんな馬鹿な事は言えない。もし言ったのなら、逆に俺のナニを刈り取られそうなのだ。

 

というのも、あの光景を見られて只今正座中の俺は、とてつもなく逃げたい気持ちであった。

それはもう、自分から意図せず無意識に意識を失う事が出来れば迷う事無くどんな手を使ってでもやる程に。

 

いや、周りから見ればこの状況はとても羨ましいと思わせるだろう。

両隣に女の子。目の前にも女の子、俺の背中にも女の子がくっついている。なんて天国だ羨ましいんだよリア充が!!などと思ったヤツ、直ちにここに来なさい。代わってあげよう。何心配するな、その代わりと言ってはなんだが、後の処理は君に任せた。俺はトンズラする。

 

え?何故トンズラするって?そんなもの逃げるために決まってるじゃん。女の子に囲まれて羨ましいとか思ってる頭お花畑な奴、君達は間違ってる。

俺のこの状況、一回体験したらわかる。2度とそんな口は聞けないだろう。何故って?お前達はあれか?集団殺人してる奴に囲まれた人の事を羨ましいと思うのか?

いや、今の問では、誰も彼もが羨ましいとは思わんだろうし、同情するだろう。だから是非、その同情の心を俺にも向けて欲しい。こちとら胃に穴が開きそうなんだよ。

見てよ皆の表情。笑顔なのに目だけは笑ってないんだ。よく俺は笑顔なのに目だけは笑ってないって表現があんまり想像つかなかったけど、今目の前にしてたら嫌という程分かった。

止めて!!俺そんな目で見られても興奮しないよ!!

 

「……さてクロメ。アンタ、何しでかしたの?」

 

「俺しでかした前提ですか!!慈悲はないのか慈悲は!!」

 

「……私達の気持ちも考えないで押し倒してたクロメに慈悲の二文字は存在しない」

 

「……」

 

クズめと言いたげな目で見下ろしてくるアリア。その横で完全にキレてるシロナ。俺の横でヤンデレタイムに入っているミミ。カレンとミカンちゃんはサーヤに事情聴取中だ。ミカンちゃんが未だににやけ面なのは理由は知らん。

 

「で、何処までやったの?正直に吐きなさい」

 

「いや別に俺は何も……」

 

「隠さなくていいわよ。どうせサーヤに聞くだけだし。ま、これで何かしてたってのを聞けば、重罪だけどね」

 

「ごめんなさいマジすんませんでした手出しちゃいました反省してますこの通りですすいませんまじホント勘弁」

 

瞬間的土下座。そのタイムたった0.1秒。

重罪と聞かれたらこの女達は何しでかすか分かったもんじゃない。マジほんと怖いわ。

そりゃ手出しちまった俺が悪いけどさ、もうちょい優しくしてよ。超ブサイクな俺が可愛い女の子に手と息子(意味深)出しちゃったけどさ、そこまで怒る必要ないじゃん。

何?ブサイクは可愛い女の子に近づくな?酷いだろそれ!!誰が決めたんだ!!慈悲よこせ慈悲を!!

 

「………クロメ、さん」

 

「…………な、なんだ?ミミが珍しいな、こんなにーーー」

 

「ーーー何したかキッパリ吐いて」

 

ぎょっとした。まさかあのミミがこんなにも怖ぇーとは思わなかった。もう物凄い威圧。フードの下と長い前髪に隠れた目が光ってるように思えるぐらいヤバい。

 

「具体的に言うと私達が温泉から上がって涼みに行って別行動になった間サーヤさんとどんな事をしていたのかをぜひ詳しく洗いざらい腹を割って話して欲しいです勿論言い訳は結構嘘偽りなく正直に私の目を見て一言ずつ言ってくださいでもそうすると私凄く恥ずかしくなりますずっと見つめられると私が恥ずかしくて話に集中出来ないので取り敢えず私をサーヤさんと同じようにして再現してみてくださいもし本番しちゃってるのであればそれもやってもらって構いませんキスだけならそのキスした舌の動きも全て再現して触った箇所全て私の体を触って再現してください大丈夫です私はどんなクロメさんでも愛します愛でます癒します可愛がります甘えます甘えまくりますずっと側に居ます全てを愛しく思い愛しく思い狂おしく思います話さないのであれば容赦なく私色に染めて言わせます大丈夫です最初は痛いだけでも後から気持ち良くなります後遺症はありません私だけに命令されて動く人間に生まれ変わるので何処にも後遺症の心配はありませんさぁ早速私色に染めてあげますクロメさんも私に使えるだけの泥人形じゃ嫌でしょ?ならばここで喋って我が身可愛さに言ってみてくださいよ」

 

………ひぇーーーーっ。

こえーーーーよぉーー!!マジこえー!!

誰だよこの子新入りか?こんな怖いオーラ出してるやつなんか俺のパーティにいないぞ!!あれか?シロナのポケモンか?捕まえたんなら言ってくれよ俺めちゃくちゃビビっちまったじゃねーか!!小便チビっちゃうわ。

 

「おおお落ち着けミミ。大丈夫話すから話すから!!だからそんな怖い目で見ないでぇ!!」

 

女に弱い説。

女の子に集られたら俺勝ち目なさそうな感じがして堪らん。可愛い声で、『お金ちょうだい?』なんて言われてみろ。死ぬぞ?発狂するぞ?悶えるぞ?萌え死ぬぞ?痙攣起こすぞ?

まるで女の子の免疫が全く無い男みたいな感じになっちゃうぞこら。

そんな俺の妄想は脳のゴミ箱にポイ捨てし、渋々語る事にした。

まずサーヤとの会話。サーヤがどんな思いだったのか。どんな気持ちで過ごしていたのか。話せる範囲で3人に話した。勿論ナニをしでかす前に至った流れもきっちりと。

 

「………ふーん。それで雰囲気に流されてヤりそうになったと」

 

「いやマジでやってないからセーフだと……」

 

「勿論アウトよ。何甘い雰囲気に流されちゃってるのよ」

 

「男には断れないものがあるんだよ」

 

「お母さんとのナニ行為は抵抗する真似して自分で誘ってるって言ってたっけ?」

 

「それガセネタだから!!俺節度守ってるから!!」

 

それでもヤッた時点で節度のせの文字も守ってないのだが。5歳で近親相姦+童貞卒業。はっ、前世とは大違いだ。悪い意味で。

いっつも言うけど、5歳に手を出す母親もどうかしてると思うよ?どんだけビッチなんだよ!!って叫びたいぐらい。でも親が知らないオッサンとパコってたら嫌じゃない?もし俺がそんな状況に出くわしたら、相手のオッサン殺しそうだわ。

 

「私達だってそんな甘い展開になった事すらないのに、サーヤだけズルいわ」

 

「なんだよずるいって。サーヤみたいな甘い雰囲気で流されてヤりたいのか?我が嫁は意外と脳内PINKであった」

 

「うっさいこの変態!!」

 

げしっと腹を蹴られる。痛いよ。凄く痛い。気持ちいとか言ってる奴頭完全にイカレてるわ。

勿論俺にそんな性癖はありませんのであしからず。

 

「で、どうする?このまま一思いにやる?」

 

シロナがイイ笑顔で首を傾げてきた。

シロナ、君は良い女になったよ。将来男をその尻に引いて扱き使うんだぞ。

アリアは腕を組んでんーと唸って考える。なにやだ可愛い。

 

「どう処刑しようかしら。今後こんな事が起きないように躾なくちゃならないし、痛い事しましょうか」

 

「ドMに目覚めたら?」

 

「………そん時はそん時よ」

 

誰も俺の味方はしてくれなかったようですはい。

どうやら死刑は決まったようだ。俺耐えれるかなぁ?痛いのはホント勘弁して欲しいんだけど。

 

「ちょっと待たぬか」

 

すると、男勝りの口調でカレンがアリアとシロナを止めた。

どうやらサーヤの事情聴取は終わったらしい。サーヤを連れて近付いてくる。てかミカンちゃんの笑がもっと凄くなったんだが気のせいか?サーヤはマトマのみぐらいに赤面してるし。

 

「処刑は私に決めさせてもらっても良いか?」

 

「珍しいわね。カレンからそんなお願いが来るなんて」

 

「何。どうせなら、と思ってな」

 

何やらニヤつき顔でカレンは俺達全員を見渡すと、俺の背後に回り込み、ポンと手を叩いた。

……なんか嫌な予感。

 

「私の処刑方法は、サーヤとの続きを皆でやる事だ」

 

「……サーヤとの続き?」

 

「続きって事はまさか………!?」

 

「……えっ?」

 

全員が一斉に戸惑った。いや、カレンとミカンちゃん、サーヤは驚いてはいないが、俺の周りにいた三人と俺はめちゃくちゃ驚いた。

何その展開。エロ漫画か何かですか?同人誌のハーレム展開ですか?お腹いっぱい何ですか?

 

「ちょっとカレン!!こっち来なさい!!」

 

シロナがちょいちょいとカレンを呼び出す。それに続いてgirl's達もシロナの周りに円を作った。

どうやらマジに驚いているようだ。こんな話却下だ却下。この小説R-18じゃないんですけど?ハーレム乱交とかメシマズですよこの小説には。

 

「カレン。どういうつもりなの?」

 

「なに、お前達がクロメと肉体的に結ばれたいと理解したからこの処刑法を出したんだが?」

 

「それじゃあまるでクロメのアレに群がる痴女じゃない」

 

「痴女で結構。私達は、既に抱かれる気でいる。サーヤを筆頭にな。お前達はどうするんだ?もしするのであれば、私が後はなんとかしよう」

 

うっと、苦虫を噛み潰したような表情をアリアとシロナはする。方だけで言っときながら、肝心な所ではヘタレであるこの2人。

そんな2人を置いて、ミミは賛同した。

 

「ミミは腹が決まった様だな。お前達はどうする?」

 

「………ホントに抱いてくれるのかしら?」

 

「既に出してしまった以上、男として断れないように言ってやる。さぁどうする?」

 

今でも不安が顔に出るシロナとアリア。そんな表情を見てカレンは口元を釣り上げてイイ笑顔をしている。

 

「……分かった。私も覚悟を決めた。クロメの事が好きなら、ここでアイツに思いをぶちまけてやる」

 

「私もやってやるわ。私以外じゃ生きていけなくなるようにしてやる」

 

「その意気だ」

 

円陣を解散し、再び元の位置に戻る女達。俺に内緒で何話してたんだ?こちとらなんかよく分からん気持ちが渦巻いてるんだけど?

 

「クロメよ。お前はサーヤに文字通り手を出そうとした。違わないな?」

 

「まぁ違うことは無いけど……」

 

「実はな。この場にいる女子はその事に腹を立てている」

 

「それは見てわかるよ。何が言いたい?」

 

「お前は勘違いしている。サーヤに手を出したから怒っているんじゃなく、サーヤだけに手を出したから怒っているんだ」

 

………はい?

何ですと?

 

「………手を出したから怒ってるんじゃなく、手を出したのがサーヤだけだったから怒ってる?ちょっと意味不明なんだが……」

 

「お前は鈍感だからな。周りの好意がよく分かって無かったんだろうが、間違いなく、この場にいる女子全員は、お前の事を愛しているんだ」

 

「………いやいや待ってほんとに意味分からん。なんで?俺に惚れる要素無くない?アリアに俺の嫁宣言してんのにずっとツンのまんまで俺やっぱ嫌われてるんだなぁとか思ってたんだけど……」

 

「……うぐっ。そ、それは、ただの照れ隠しよ。悪い?」

 

「というわけなんだが、クロメ。私がお前に下す罰は。というか罰ではなく責任の取り方は、この場で全員をお前の嫁にする事だ。勿論将来的な意味でな」

 

…………ええっ!?!?

 

「ちょっと待って本気で待って!!何?俺に対するからかいか?笑えねぇ冗談は勘弁してくれよ!!」

 

「誰も冗談とは言ってないだろう。本気だよ本気。アメリカンジョークでもジャパニーズジョークでもない。私達は本気でお前を愛してる」

 

「俺を好きになる理由とかないと思うんだけど……」

 

「それは個人で違うさ。まぁ私とシロナは言わずとも、お前に助けられたからな。一目惚れってやつだ」

 

「……マ、マジのマジか?」

 

こんだけ言われてもなお信じられない。

イヤほんとマジで。現実味がねぇ。いつから俺は主人公になったんだよ。主人公限定のハーレム展開ですか?んん?

 

「くどい。アリア鍵閉めろ。こっから先は、男女の営みの時間だ」

 

 

ーーーなんか急過ぎて意味わかんないんだけど、この後朝までしっぽり取られました。

 

 

 

 




また部活ですわー。新人戦雨やめて欲しいわー。長引くとつれーわー。
戦闘シーン書きたいですまだ全然ジムとか行ってないです。早く行きたいです。
メガシンカ同士で戦わせたいです。

それではまた。

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