精霊転生 ~転生したけど崩壊した現代でした~   作:緒方 ラキア

28 / 31
26話「帰路」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

まだ日も出ていない薄暗いリーフの寝泊まりしているログハウス。

 

「・・・・・・ぐっは!?」

 

「!?な、何事ですかご主人様(マスター)?」

 

いつも通り心拍数はこっそり測っていたが、突然心拍数が異常なまでにいきなりはね上がった為、暴走したのではないのだろうかと思い、電撃を浴びせて再び眠りの世界へと誘おうか心配になる。

 

一方のリーフは荒れる呼吸を整える。

 

「良かったちゃんと生きてる。」

 

心から安堵の気持ちが沸き上がった。

寝巻きは汗でびっしょりと濡れてしまっている。

着替えようとして部屋の明かりをつけ、上を脱いだのだが・・・

 

「・・・な、何なんでか?それ!?」

 

ティガの表情が驚愕に染まるが、それはリーフも同じだった。

 

リーフの上半身の至るところにびっしりと痣が刻まれていたのだ。

 

思い当たる節は先程の夢の中での出来事しか考えられない。

その証拠に、痣はフォレスに斬られた部分にしかなかった。

 

「(予想はあながち間違いじゃなかったのか?)」

 

もしかしたらさっきまで死の淵に自分は立っていたのではないのかと思うとゾッとする。

いつも通り拘束具を身に纏い、袴姿になって幻龍を腰に差し、タブレットを持ってドアを開ける。

 

ご主人様(マスター)?こんな早くどちらに?」

 

「リトビとグランに繋いでくれ。急に身体を鍛えたくなった。」

 

「えっ?あの~その前に今日の分の充電(魔力)を・・・」

 

「すまない、後だ。」

 

「待って下さい!もう10%しか残ってないんです!昨日から索敵レーダーのアップデートしていてヘロヘロなんです!!」

 

必死に訴えるもののリーフの耳には届かず、地上に降りてからウォーミングアップした後、やっと充電させて貰えたのだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「・・・・・」

 

『・・・・・』

 

なんとも気まずい空気が辺りを侵食する。

 

「ご主人様(マスター)・・・何で前より強くなっているんですか?」

 

リーフの目の前には斬撃によって抉られた樹木があった。

見よう見まねでフォレスの使っていた“乱”を使用したのだが、やはりそう上手くはいかなかった。

しかし威力は一閃よりも格段に上の技である為、なかなかの結果となった。

だが、リトビとグランはあまり好しとはしなかった。

 

『リーフ、向上心は良いことだ。だが常識を知った方が良い。』

 

ティガは思った。「あんたが言うか!」・・・と。

 

『そうだぞ。折角俺達が世間に出ても気にならない程度に鍛え上げたのに。』

 

リーフとティガは思った。「あの強さで!?」・・・と。

 

『まあ、二人の常識は一般常識とはかけ離れてますから参考にするのは間違っていますしね。』

 

アブルホールの言葉に二人は激しく同意する。

対してリトビとグランは首を傾げる。もしかしてわかってないのか。

 

『儂らの時はあの程度の実力者ゴロゴロいたぞ。』

 

「どんな修羅の国ですか・・・」

 

やはり二人を参考とすることは間違いだと再認識する。

 

『しかし、何でまた強くなろうとしているので?』

 

「・・・笑わないでくれます?」

 

リーフは夢の中で起こったことを話始めた。

夢の中で出会った強敵のこと、夢とはいえ全く歯が立たなかったこと、順を追って話してゆく。

 

『つまり、夢で出会った相手の強さに惚れて自分も強くなりたくなった。と言うことでよろしいですか?』

 

リーフははっきりと頷く。

理由は至って単純なものだったが、真実を包み隠さず話した。

 

『まぁ本人がそう望んでいるなら、儂らが口出しすることはない。』

 

『んな訳で別に強くなろうとしても構わないぞ。』

 

「ありがとうございます。」

 

これで二人の許しを得たのでじっくり修行することができる。

そう内心喜んでいるとアブルホールがあることを尋ねる。

 

『神導覇星剣術が使えて、リトビとグランよりも実力が上、その最上位木精霊(ツリー・エレメンタル)何者なのでしょうか?』

 

「確か、『フォレス』って名乗ってました。」

 

だがその名前を出した途端、絶対零度の殺気がリーフに突き刺さった。

タブレット画面に目を向けると、グランが今までに無いほどの殺気を放っていた。そしてリトビの方は普段の糸目をこれでもかというほど見開いており、朱色の瞳が驚愕を伝えていた。

 

『リーフ、その名前二度と口にするな。そして夢のこと、絶対に誰にも話すな。』

 

グランは怒気を孕んだ口調と言葉で、リーフを脅迫するが如く忠告する。

あまりの豹変具合にリーフはただ頷く事しかできないほどだった。

 

『良いか?絶対口にするなよ。』

 

一方的にそう言うと通信が切れてしまった。

何か怒らせるような事を言っただろうか。あんなグランを見るのは始めてだ。

 

「あら?リーフ様?」

 

考え込んでいると背後から声がかかる。

振り返ればリリーナがいた。

こんなに朝早く、というよりまだ日の出前に何をしているのだろう。

 

「えっと・・・朝から稽古ですか?」

 

「ええまぁ。」

 

リリーナの目線はリーフを見ていない。

彼女が見ているのは、リーフによって傷付けられた樹木であった。

 

「ほどほどにお願いします。」

 

「すみません・・・」

 

「ところでリリーナ様はこんな早くどちらへ?」

 

気まずい空気を変えようとティガが話題を反らす。

 

「これからお祈りなんです。良かったら一緒に来ますか?」

 

「お祈り?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

リリーナの後についてゆく。

着いた場所は広場であった。見渡せばこの森に住まう全てのエルフが集まっていた。

彼らの注目する先には一つの銅像がそびえ立っていた。

 

銅像の人物はエルフであり、聖騎士のような鎧を纏い、右手の大剣を天に掲げ、左手の大剣は地に突き刺さしている。

その姿はまさしく高貴なる人物ということが、本人でないにもかかわらず伝わってくるようだ。

そして、遠くの地平線から朝日が上り出す。

同時にエルフ達は跪いて、広場の中央に設置されている銅像に拝み始めた。

さながらその光景は聖地で礼拝する教徒達のようであった。

 

祈りの時間はおよそ5分程度だったのだが、圧倒的な光景を目の前にしとても長く感じられた。

祈り終えたエルフ達は広場を出ると、いつもと変わらぬ生活を各々始めた。

 

「いかがでしたか?」

 

「あーー、うん・・・なんというか、凄かった。」

 

実際に見たわけではないが、人類側にも先程のように礼拝する宗教は存在する。

こっちはエルフの人数自体が少ないものの、信仰心は誰よりも劣らないであろう。

 

「今のが私達エルフの宗教、『セイヴァー教』日課であるお祈りの時間です。」

 

やはり宗教関連であったか。

残念ながらリーフは他種族の宗教については全くの無知だ。

リリーナに説明を求めると詳しく教えてくれた。

 

曰く、この世界は十二柱の神々によって成り立っていると伝えられている。

故に他種族の信仰する宗教は大きいもので十二存在する。

それらの総称を『十二神教』と呼ぶ。

リリーナ達、エルフ族の信仰するセイヴァー教もその一つであるそうだ。

何でも目の前の銅像のエルフこそ、セイヴァー教の主神であり十二神の一人でもある、『セイヴァー様』だそうだ。

そしてリリーナは他の宗教についても知る限りのことを教えてくれた。

 

十二神にはそれぞれ順番があるらしく、最上位からリリーナは説明する。

それらの話を纏めると。

 

・正義を司るとされる龍の神、『レウス』を信仰する『レウス教』

 

・浄化を司るとされる天使にして神、『ルシエル』を信仰する『ルシエル教』

 

・筋肉を司るとされる鬼の神、『羅刹』を信仰する『羅刹教』

 

・死を司るとされる骸の神、『アルバス』を信仰する『アルバス教』

 

・希望を司るとされるエルフの神、『セイヴァー』を信仰する『セイヴァー教』

 

・科学を司るとされる機人の神、『テスタメント』を信仰する『テスタメント教』

 

・影を司るとされる兎人の神、『ネザーラ』を信仰する『ネザーラ教』

 

・毒を司るとされる蛇の神、『ヒバカリ』を信仰する『ヒバカリ教』

 

・モフモフを司るとされる猫人の神、『ペルシェ』を信仰する『ペルシェ教』

 

・性別を司るとされるスライムの神、『ウーズ』を信仰する『ウーズ教』

 

・けも耳を司るとされる犬の神、『ハース』を信仰する『ハース教』

 

・虫を司るとされる蟲の神、『セクト』を信仰する『セクト教』

 

といったところだ。

 

なんか危なそうな宗教も存在するのだが。

特に4番目。死を司るっておもいっきり邪神感があるんだが。

というか、筋肉を司るってネタみたいな宗教誰が入るんだよ。

モフモフとけも耳は・・・興味がないでもない。

 

「なんと言うか・・・ユニークな宗教団体ですね。」

 

「まぁ、否定はできませんね・・・」

 

やはり無信教者の自分に宗教は似合わない。

リトビとグランにも怪しいこととはあまり関わるなと言われているし。

 

「あっ!それから今日は9時に出発しますから、それまでに準備を整えておいてください。」

 

他の皆さんにも伝えてくださいね~と言葉を残してリリーナは再びどこかに行った。

残ったリーフはというと。

 

「・・・ティガ、ペルシェ教とハース教について調べてくれ。」

 

「はい、ご主人様(マスター)。」

 

やはりモフモフとけも耳には心が揺らぐリーフであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そして身支度を終えて森の入り口に集合したのだが。

見送りの為だろうか、マリナを始めエルフの武僧など、かなり盛大になっていた。

 

「わざわざこんなに来なくても良いのに。」

 

「何言ってるのよ。せっかく未来の婿連れて来ておいて。」

 

マリナの言葉にリーフは首を傾げ、他はなんとも言えない表情でリリーナを見つめ、リリーナ本人に至っては長い耳まで真っ赤にしている。

その後、マリナとリリーナの仲睦まじい口喧嘩が繰り広げられた後に出発となった。

その間もリーフは何一つ理解していなかったことは言うまでもない。

 

以前と同じように隊列を組み帰路を進めるリーフ達一行。

和気あいあいと世間話をしながら歩み続ける。

何気ない会話の中にも、リーフにとっては知らないことだらけである為、何かとこの世界を学ぶことに役立っていた。

 

歩き続けてから10分ほど経った時だった。

先頭を歩いていたフェンが立ち止まり、荷馬車を操るリリーナに対して止まるように指示する。

同時に他の冒険者達も警戒心を上げる。

それぞれが辺りを見渡していると、異質な音が聞こえ始める。

リーフには聞き覚えがある為、それが機械の駆動音に似ていることはすぐにわかった。しかし、科学技術に詳しくない他のメンバーにとってこの音は不気味なものでしかない。

そして何より、こんな森の中で機械の音が近づいて来ているなどあり得ないのだ。

 

数秒後、その音の正体が現れた(・・・)

 

それは体長五メートルほどの自動車を持ち上げている人型魔動機人(マシン・ゴーレム)であった。

ロボットアニメに出てきそう緑色の装甲で、胸と頭部の装甲は色違いで白かった。

そして目と思われるカメラは赤く不気味に発光している。

見るからに危険であることは明らかであった。

突然の遭遇に皆驚いていたが、いち早く正気に戻ったフェンが指示を飛ばそうとするも、魔動機人(マシン・ゴーレム)の方が早かった。

 

魔動機人(マシン・ゴーレム)は持っていた自動車を荷馬車目掛けて放り投げた。

 

突然の事で自動車がスローモーションのようにゆっくり落ちてくると錯覚してしまう。

だが、またもやリーフが動いた。

荷馬車から駆け上がり幻龍を抜き払うと、そのまま夢で習得した無影斬を放つ。

リーフが荷馬車に着地すると、自動車に線が入り4つに分かれて荷馬車の周りに激しい音を立てて落ちる。

するとその音に馬が驚いて制御不能になる。

そして勝手に荷馬車は道を外れ、リーフとリリーナは森へと行ってしまった。

シダとカラーはすぐに二人を追おうとするがフェンに止められる。

 

「追うな!」

 

「ですが!」

 

「素人二人で何ができる?リーフがいるんだ大抵のことなら心配しなくても良い。それより今はこいつをどうにかするぞ。」

 

そう言うものの、勝率はかなり低い。

フェンの本気である“狼モード”はスピードを生かし、相手の急所に一撃を与える戦い方で、装甲の硬い魔動機人(マシン・ゴーレム)において致命打を与えにくい。

そして戦力もリーフは分断され、残っているのはベテランの二人と新人の二人。

シルバの幻術魔法も機械には効果が薄い。新人二人も討伐難易度が頂点の魔動機人(マシン・ゴーレム)の相手はきつい。

となると、残るは彼女しかいない。

 

「ウォーティー、自分の使える攻撃魔法を頼む。」

 

「・・・わかった。」

 

回復と防御に特化しているとはいえ、攻撃魔法が使えないわけではない。

ウォーティーはすぐさま詠唱を始める。

だが、それを許すほど魔動機人(マシン・ゴーレム)はバカじゃない。

完全にウォーティーをロックオンし動き出す。しかも、五メートルの巨体にもかかわらず、かなり動きが速い。

 

「全員!ウォーティーの詠唱が完了するまで足止めだ!」

 

その言葉を皮切りに各自行動を開始する。

シルバのスリングショットを放ち、石はまっすぐ魔動機人(マシン・ゴーレム)に命中したが、装甲に傷一つ付いた様子はない。

だがそれで良い。

あくまで目的はウォーティーの足止めだ。

予想通り、魔動機人(マシン・ゴーレム)はシルバに目標を移し向かってくる。

緑色装甲の人型魔動機人(マシン・ゴーレム)は武器をもっておらず、接近戦闘しかできないことがせめてもの救いだった。

飛道具あるいは何かしらの武装をしていた場合、舜殺されていたことだろう。

 

「うぉらぁぁーーーーー!!」

 

フェンは周りの木々を駆け上がり、魔動機人(マシン・ゴーレム)の側頭部に回し蹴りを放つ。

しかし、色ちがいの装甲は予想よりも硬い。逆にフェンのブーツが傷つきダメーシを負う。

フェンに続かんとシダとカラーが二人がかりで止めようとするも、強烈なタックルに吹き飛ばされてしまう。これで二人が戦闘不能となる。

だが二人の頑張りは無駄ではなかった。

 

「離れてください!」

 

ちょうどウォーティーの詠唱が完了し、まさに後は技の名を言うだけであった。

瞬時に魔動機人(マシン・ゴーレム)から二人は飛び退く。

そしてウォーティーは魔法名を口にしようとし・・・

 

凄まじい何かに吹き飛ばされる。

 

何度か跳ねた後木にぶつかりそのまま意識を失う。

二人が目を向けた先にはもう一体の紫色の装甲をした人型魔動機人(マシン・ゴーレム)がいた。

緑と同じ大きさであるが、所々装甲の形が違い強化されている。言うなれば緑の上位種のように感じる。

それにこの魔動機人(マシン・ゴーレム)は武装をしている。左腕にはクローが付き、右腕の銃と一体化している突撃用ランスは冒険者の装備を簡単に砕いてしまうであろう。

そしてカメラのような目が不気味に赤く点滅している。

 

「ぐっ・・・」

後ろでシルバが崩れ落ちる。これで残るはフェンただ一人だ。

完全に打つ手がなくなってしまった。

呆けていると後ろの緑色魔動機人(マシン・ゴーレム)に掴まれ軽く投げ飛ばされて木に背中を強く打ち付けてしまう。

蹲っていると、遠くの方で爆発音が聞こえてくる。

その方角は確か荷馬車が消えて行った方向であった。

 

「(まさか・・・まだいるのか?)」

 

それが本当ならば、少なくともあともう一体いることになる。

 

「(無理だ・・・討伐難易度Sクラスを三体以上何て。)」

 

魔物(モンスター)は種類によって討伐難易度がある。最低のFから最高のSとなっており、最高ランクの魔物(モンスター)は最上位の冒険者が数人がかりでやっと対応できるというほど強い存在が多い。そんな存在の魔動機人(マシン・ゴーレム)が三体以上、フェンの心を打ち砕くのには十分であった。

腐敗した貴族が嫌になって家を飛び出し冒険者となったフェン。

ただひたすら強くなる為にたった一人でこの地位までたどり着いた。

その努力がここで全て終わろうとしている。

自分の無力さを痛感し嗚咽を抑えられず涙が流れ落ちる。

 

完全に戦意喪失しているのに、二体の魔動機人(マシン・ゴーレム)は止めを刺そうとしない。

すると不気味な機械音が聞こえ始める。

こいつらは待っていたのだ。フェン達一行を分断したのも全て計画の内。魔物(モンスター)でなければかなりの連携がとれていると称賛を贈ったことだろう。

更なる絶望をフェンだけでなく他のメンバーにも襲いかかる。

 

しかしなぜだか二体の様子がおかしい。

 

よくよく耳を澄ますと、機械の駆動音に混じってバキッ!やらゴキッ!といった衝撃音が聞こえる。

そして音はだんだんと近づいて来て。

 

一際大きい影が木々の奥から飛び出してきた。

 

ズシンと音を立てて降ってきたのは青い装甲の人型の魔動機人(マシン・ゴーレム)であった。

武装は違っているも、紫の魔動機人(マシン・ゴーレム)と同じタイプだ。

装甲はひび割れ、関節部からは火花が散るほど、酷い損傷を負っていた。

 

こんな事ができる者は一人しかいない。

 

「あんまり泣くと折角のイケメンが台無しですよ。」

 

フェンはくしゃくしゃになった顔を上げる。

そこにはやはりリーフがいた。多少服装に汚れがあるも、大したダメージを負った様子はない。

 

「さぁ、始めますか。」

 

幻龍を構え直し、二体の魔動機人(マシン・ゴーレム)と向き合う。

一方の魔動機人(マシン・ゴーレム)側は紫の方が前に出る。どうやら一対一を望んでいるようだ。

自然と緊張感が増してゆく。そして互いにほぼ同時に飛び出した。

 

精霊(ファンタジー)機人(科学)の戦いが始まった。

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。