ONE PIECE 神と友達になり最強へ! 作:ドMを極めし者
「…………はい?俺の国に移住したいってこと?」
春「そうです。どうですか?」
「ん?なんで?」
春「まず、この国は四つの勢力で成り立ってるんですけど、最近はこの国でも抗争があってね。危ないからどっか別の国に移住するって話になってね。」
小咲「私はこの国でも問題ないと思うんだけどね。」
菜々子「それにイカルガの方が人が多くて儲かるかなって。」
「素直やね。でもいいの?海賊だぞ?海賊の国だよ?」
菜々子「噂には聞いてるから問題ない。ただ、そこにいくための船がないからさ。」
「…………船は何とかしたるけど、俺は裏切りは許さんよ?もし、俺の大切な国民、「家族」に害があったり、国を陥れるためとかだったら、許さんよ?」
春「そっそんなことしないよ!」
小咲「だっ大丈夫です!そんなことしません。」
菜々子「ああ。それはわかってます。」
「あと、俺の国民になるってことは、俺の「家族」として迎えるってことだけど…………いいの?」
春「わっ!私たちになにする気!?」
小咲「だっ大丈夫だよ!春ちゃん!おっお姉ちゃんが!」
「…………なあ、菜々子さん。おたくの娘さんはおれのことを調べたんじゃ?」
菜々子「いや、私はその「家族」の意味も知ってるし、理解してるよ。それをわかった上でお願いします。
…………なんだったら、小咲を嫁に!」
小咲・春『お母さん!?』
「ああ、俺は嫁おるからな。それに相手が望んだときしか手を出さないし、結婚もしないんだよ。そんな感じの嫁はお断り。」
菜々子「あら?小咲は好みじゃない?なら春は?」
春「お母さん!?」
「いや。小咲ちゃんも純粋そうで素直で優しそうで何より可愛い。嫁にしたいと思えるし、守ってあげたくなるね。」
小咲「えっ!?/// 」
「春だって、可愛いし、なんか頼りになるって感じ。でも、守ってあげたくなるって雰囲気もある。
モテるやろ?」
春「なっ!?/// 」
菜々子「あら?かなりの高評価ね。ならなんで?」
「結婚って人生で大切なこと。そんな好き以外の理由で結婚するのは駄目って言うのが、俺の考え。
どうせ結婚するなら「両思い」。これが一番。」
菜々子「へぇー。ロマンチックね。とても、嫁が沢山いる人の言葉とは思えないね。」
「それ言われると耳がいたい。だが、俺の嫁は、俺が他にも嫁が沢山いること、そしてこれからも増えるかもしれんことを受け入れて、結婚してる。俺は一度たりとも無理矢理や、政略結婚をしたことないし、嫁は、建前で第一后がいるけど、平等に全力で愛することを理解してくれてる。誰一人不幸にしない。するつもりもない。
俺はそれだけの覚悟がある。だからこそ、それはお断りかな?」
菜々子「…………ねぇ?本当に二人を貰ってくれない?」
「は!?聞いてた!?」
菜々子「いやいや。そうじゃなくて、なんかこの人なら任せるなって、親から見て思っちゃったから。」
「…………娘さん顔を真っ赤にして止まってるんやけど?」
菜々子「いいのよ。いや、親としては、安全で安定した家族になってほしいなって。
で、お金があって、人が出来てて、優しくて、守ってくれて、大切にしてくれる人。そんな人と結婚してほしいなって。…………どう?なんなら、私もつくわよ?」
「何でやねん!そもそも夫おるやろ!?」
菜々子「昔に他界してるからね。どう?」(本気)
この人俺をおちょくってるの?(勘違い)
(;´Д`)ハァ
とりあえず、本心とイタズラ心を混ぜて。
俺は菜々子に近付き、菜々子の後ろの壁に手を当てる。
菜々子を逃げないように。
菜々子「えっ!?(あれ!?怒らした!?て言うかこれって、壁ドン!?)」
「俺のことを本気で思ってくれてるなら俺はそれに答える。ただこうゆうイタズラはやめといた方がいいよ?でないと。」
俺は菜々子の顔に近付き、耳元で、
「本気で食べちゃうよ?」ボソッ
菜々子「っ~/// はっはい/// 」
まあ、これぐらいでいいか。
ん?顔赤くない?大丈夫?(無意識)
「まあ、ご馳走さま。また、帰りに話をしよう。
ほな!俺ちょっと行くところあるから。」
そして、立ち去る。
レム「…………これは」
アーシア「ええ。絶対に落ちましたね。」
サクラ「さすがだね。流貴は。」
レム「一応、皆(嫁たち)に伝えときますね。」
サクラ「よろしく~。どれだけ増えるのかな~?」
アーシア「わかりませんけど、私は構いません。」
レム「本来は怒るところなのかも知れませんがね。」
サクラ「本気で愛してくれてるってわかるからね」
アーシア「嬉しいです!/// 」
レム「ちなみに、さっきの台詞は録音してます。」
アーシア「後でください!」
サクラ「わたしもー!」
コブラ「流貴が恐ろしいな。」
ゼブラ「ああ。人妻を……しかも気づいていないから、なお質が悪い。」
コブラ「まあ、不甲斐な気持ちにならんから不思議だな。」
ゼブラ「それが、流貴だ。」
コブラ「だな。」
「なんの話?そろそろ来るよ?」
ゼブラ「だな。」
コブラ「ああ。」
レム「ええ。」
アーシア「はっはい!」
サクラ「……殺しちゃダメ?」
「ダメ!!…………いくか。」