ONE PIECE 神と友達になり最強へ!   作:ドMを極めし者

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エーデルワイスを仲間に!

エーデルワイスは、とりあえず医務室に連れていった。

 

本来なら絶命だけどな。

 

だって真剣で戦ってたやん?

 

でも、本気を出したときあいつは気づかんかったけど俺の刀の反対側で勝負をしてた。

 

つまり、当たっても斬れない。

 

強烈な打撲ってとこかな?

 

……まあ、能力使えば反対でも首を無理矢理切ることは出来るけどな。

 

さて、とりあえずは、

 

「キリト、どうだった?」

 

キリト「……あんたはどこを目指してるんだ?

なんかもう、世界征服でも企んでるの?」

 

「失礼な!そんなことするか!自分の国の家族を守れたらそれでいいわ!そうじゃなくて!エーデルワイスの腕だよ。」

 

キリト「……なんか惜しい気がした。」

 

「……ほう?」

 

キリト「俺も才能と努力があったから、強くなった。あいつもそうだろうけど、俺はあいつに勝てるってのはハッキリわかる。目標と覚悟があるからかな?あいつにもあったらすごいことになる。俺たちと並ぶかも。」

 

「だよな。でだ!仲間にするつもり。」

 

キリト「出来るのか?」

 

「さあ?ただ、もったいないし、かわいそう。だから、目標を作ってやろうってな。」

 

さて。会いに行くか。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

エーデルワイスサイド

「……勝てなかった。」

 

私は強い人と戦ったら自分がなんのために剣を振るのかがわかると思ってた。

 

けど、今までいろんな人と戦ったけどわからなかった。

剣の才能はあった。

努力もした。

でも、何で剣を振るのかがわからない。

 

ダイエット目的で剣を振ったらたまたま才能があった。

やることがなかったから、剣を振っていた。

気がついたら有名な賞金稼ぎになっていた。

お金も手にはいるし、ちょうどいいかなって気持ちで始めた。

 

でも、どれだけやってもわからない。

もっと強い人とやったらわかるかも。

そう思って様々な強者と戦った。

 

そして、今回五皇の一人と言われていて、一番の新参者のリューキを倒せばわかると思ってた。

 

でも、わかったのは五皇の強さだった。

 

五皇で一番弱いから勝てると思っていたが、それは違った。

私は、五皇の足元にも及ばなかった。

 

むしろ試されていたのほうが納得いく。

 

……どうしてあんなに強いの?

 

初めての敗北。

 

しかし、今までよりなぜかわかりそうな気がした。

 

なぜ?

 

トントン

 

?誰かがノックしてる。

 

そもそもここはどこだ?私は斬られて死んだはずでは?

 

カチャッ

 

「よう!起きてるか?」

 

エーデルワイス「!?」

 

五皇が目の前にいた。

 

「とりあえず起きてるなら話しよか。」

 

エーデルワイス「……話すことありますか?」

 

「敗者は勝者の言うこと聞いとき。で?

なんかわかったか?剣を振る意味」

 

!?なんで!?

 

「本物の剣士は、剣をぶつかり合うだけで、お互いの気持ちがわかるもんやねん。俺だけわかったっちゅうことや。」

 

エーデルワイス「……私は、剣士ではないと?」

 

「自分の目標をがあって初めて剣士や。それがないのは剣士ではないよ。ただの剣を振り回してるだけや。」

 

……何も言い返せなかった。確かに、今まで剣士とも名乗ったこともないのに勝手に思い込んでいた。

 

エーデルワイス「……私は、どうしたらいいの?」

 

「……なあ?お前俺の国に住まんか?」

 

エーデルワイス「えっ?」

 

「自分が何で剣を振るかわかってないんやろ?その答えは自分でみつけなあかんよ。けど、手助けぐらいは出来る。」

 

エーデルワイス「この国で見つかる?」

 

「さあ?それは君次第や。ただ、今のまま剣を振ってもなんも始まらんよ。剣以外のことをすることを薦める。」

 

エーデルワイス「剣を振る理由を探してるのに剣以外のことをするの?」

 

「今までやったことないやろ?試してみたら?そしたら見つかるよ?」

 

エーデルワイス「……本当?」

 

「ああ。で?どうする?」

 

エーデルワイス「ここにすんでもいい?」

 

「いいよ。ただし俺の仲間、国のみんなには剣を向けるなよ?それをしたら、怒るからね?」

 

エーデルワイス「わかってるわ。」

 

「よし!ならお前も俺の家族や!」

 

エーデルワイス「家族?」

 

「おう。俺は自分の仲間、国の国民、支配地に住む人は皆家族として扱ってるし、誰一人かけてはならん家族や!

もちろん、エーデルワイスお前も俺の大切な家族や!」

 

……そっか。家族か。……なんだろう。嬉しいな。

 

エーデルワイス「ありがとう。」

 

「おう!これからよろしく!エーデルワイス!」

 

撫で撫で。

 

エーデルワイス「っ!/// 」

 

ドキドキっ

あれ?何で胸がドキドキするの?

 

 

「さて、とりあえず皆に話すか。着いておいで。」

 

……これから見つけよう。剣を振る理由。

そして……この気持ちを。

 

 


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