ミセス・ヨーロッパ   作:ふーじん

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先に言っておきます。
好き勝手やりすぎた!!!


タロスVSヘラシモス ~ギリシャが燃え尽きる日~

 

 

 

 魔牛は今や生物の域を超え、引き連れた破壊そのものと化していた。

 大打撃を食らうまでは如何に巨大かつ凶猛であれど、一応は獣の領域に留まっていた。

 しかし明確な痛みを覚えるまでに打ち据えられ、頤を槍で縫い留められるに至り、魔牛は初めてエウロペとタロスを脅威として認め、遂にその本領を発揮しようとしていた。

 

 双角は厳俊なる山。眼光は雷の迸るが如く。

 息吹は嵐、巨躯は島を超えて大陸に至らんと膨張し、大地を駆ける蹄は冥府に続く地割れを刻む。

 まったく文字通りの意味で魔牛は天災そのものと化し、その規格外は言うなれば現象生命。

 さらに調子付いたことに、無尽蔵の魔力供給すらも具えているようだった。

 

「うーん……さすがにここまでの恨みを買う謂れは無いのだけど……、まぁいいわ! つまり総力戦ってことね! タロス、もしかしたら死んじゃうかも知れないけど覚悟を決めなさい、どうせやらなきゃここで死んじゃうものね!!」

 

 エウロペは奮起した。

 決して自棄を起こしたのではない。むしろ極めて冷静に、慎重な計算のもと生存の道を模索していた。

 いや、それを計算と呼ぶには些か原始的すぎるきらいもあろう。エウロペの脳裏を駆け巡る無数の思考の渦は、根拠なき直感から式を見出し、僅かな活路の光を求めて幾万幾億の演算をエウロペ自身がそうと自覚せぬまま繰り返し、やがて解を算出する。

 

 結果――

 

「まずは同じ土俵に立たなきゃ始まらないわ! タロス、無茶していくわよ!!」

 

 まずは我々を同じ高みへと無理矢理押し上げる。

 そう決断したエウロペは、同じく本領を発揮せんと注力した。

 

 これまでの戦い、その応酬は、全てエウロペ個人の魔力によって実現していた。

 余波を外部へ及ばさぬよう島のバックアップを得て舞台を整えてはいたものの、これまでタロスが戦い続けられたのは偏にエウロペの意地と根性あってのことである。

 

 だが、それも今は忘れよう。

 エウロペはこれまで自らに課していた戒めを取り払い、天上の神々と地上の人々、そして拝領した大地へ高らかに宣言した。

 

 

「エウロペが貴き雷霆神授の王権を以て命じる! あたしに力を貸しなさい――!!!」

 

 

 呼応して――真っ先に天より雷光が彼女に降り注いだ。

 かつてゼウスと結んだ縁を通じて、遥か彼方より大神の加護がエウロペに向けられる。

 その力強さこそはゼウスの寵愛の深さであろう。魅せつけるような雷光の輝きに、天上で行く末を見守る神々は大いに驚き、ヘラはますます嫉妬に身を焦がす。

 

 次に人々より燐光が彼女に宿った。

 神々の大戦にも匹敵する巨神と怪獣の戦いは、最早英雄ならざる人々――否、英雄であっても有象無象では介入は不可能。

 故にどうか嵐を過ぎ去るのを祈り、身を縮こまらせるしかなかった。

 そこへ届いたエウロペの大音声である。彼女の喝破は絶望の淵にある彼らの心に火を灯し、希望を見出す助けとなる。

 いつの間にか人々の祈りは、恐怖に耐えるそれではなく、その恐怖に立ち向かうエウロペへの応援となった。

 今まさにクレタの島々を、人々を、その営みを護らんと戦う小さな姫君と大きな従者への祈り――最早信仰ですらあるそれが、燐光となってエウロペの力となる。

 

 最後に大地から輝ける奔流がエウロペに殺到した。

 この神代ギリシャに存在する三つの大陸――即ち、アシアー、リュビアー、そしてエウローパ。

 三大陸が一つ、大神の名のもとにエウロペの名を冠する大地より、主たるエウロペの呼び掛けに応じて、地脈霊脈に内包した莫大な魔力を彼女に捧げた。

 その輝き、その魔力量。本来ならば矮小な人の身なぞ瞬く間も無く引き裂く激流なれど、エウロペはその全てを呑み込んだ。大体のことは気合と勢いで解決する、それがエウロペの持論だった。

 

 かくして天と地と人から力を借りたエウロペ。

 呑み込んだ莫大な魔力は既に物理的な干渉すら果たし、白雲のような髪を金色に染め上げ、吹き上がる奔流が髪を逆立てて天を衝く。

 双眸の碧眼すらも今や金色に輝き――そう、言うなれば今のエウロペは(スーパー)クレタ人!

 その五体をも人として最も充溢した妙齢のそれへと成長を遂げ、溢れんばかりの魔力を片端からタロスへ供給し、その巨体を支える動力へと変えた。

 

「タロス! ――やれるわね?」

 

 頷く巨神。

 タロスもまた、エウロペの恩恵を受けて金色に輝いていた。

 それは熱血する神の血が臨界を超えて放った極光によるものであり、神の青銅は赤く、紅く、朱く、赫すら超えて白熱の領域に至り、触れる大気を焼いて光を齎す。

 その巨躯に漲るエネルギーのなんと大いなることか。最早一個の太陽を呑み込んだに等しい熱量と光量を以てタロスは遂に限界を突破し、今この時この一瞬だけは大神に伍する大力を得るに至った。

 

 それを不敬と見なす神は、彼女に味方する中には一柱たりとていない。

 彼女と敵対するヘラだけが不届き千万と目を剥いて絶叫する。

 誰も彼もが憎き間女に味方するこの状況に、最早ヘラの頭脳体は煮え立つようで、美神に勝るとも劣らぬと謳われる美貌をかなぐり捨てる有様だった。

 

 

「おのれ……おのれおのれおのれェ――!! 端女のみならず、神々までも妾の邪魔立てをするか! こうも妾に楯突くというのか――!! こうなれば妾も慈悲は捨てましょう……天の牝牛よ――否! ヘラの怒り(ヘラシモス)よ!! 何もかも灰燼に帰しタルタロスの底へ堕としてしまうがいい!!!」

 

 

 ヘラは遂に神罰の牝牛を我が怒りと名付け、必滅の殺意を以て鞭を打った。

 最早伝説のテュポーンをも思わせる大災害。それの戒めの悉くを解いて真実野に放ったのだ。

 

「あちらもいよいよ形振り構わないってわけね! いいわ、よくってよ! ぐうの音も出なくなるまでボッコボコにしてあげる……最終ラウンド開始よ!!!」

 

 冬の凍空を真夏に変えて。

 今、両雄が最後の決着をつけんと激突した!

 

 

 

 

 その激突をなんと形容すべきだろう。

 戦況を見守る人々のみならず、天上から見下ろす神々さえも、久しくなかった大激闘に固唾を呑んで拳を握る。

 

 かつて在りしティタノマキア。

 いつか来たるギガントマキア。

 そして今演じたるタロスマキア。

 

 その大戦にも匹敵する巨大と巨大のぶつかり合い。

 巨神と怪獣の衝突の最中に平然と身を晒すエウロペの胆力たるや、戦を領分とする神々がこぞって褒め称え、その勇気を賞賛する。

 

 しかしそれらの誉れも、今戦いの最中にあるエウロペには一切無用。

 既に激闘は大地を離れ、上空へ移行する。タロスは大翼でエーテルを捉え幾何学模様を描きながら大空を駆け巡り、ヘラシモスもまたそれに追随し、数多の災害を弾丸に応酬する。

 

 タロスの拳は今や牽制の一撃さえもが堕ちる隕星に匹敵し、ヘラシモスの暴威は神代にあって尚伝説と称される怪獣王テュポーンの生き写しが如く荒れ狂う。

 星の瞬きが如く連打されるタロスの拳、拳、拳。対するヘラシモスの嵐、津波、噴火、雷光。

 タロスが巨躯に宿す熱量を眼光として発すれば、ヘラシモスの鼻息が竜巻となってそれを引き千切る。

 

 互いに無尽蔵の魔力を振り絞っての大決戦。

 しかし――

 

 

 

「ふむ、少し危ういか?」

「なんだって!?」

「ヘラめ、余程あの小娘が憎いと見える。権能まで持ち出して魔牛めを支えておるようだ。およそ塵芥一つでも残さば忽ち蘇るであろうな」

「むがー!? なにやってんだいあの馬鹿ー!?」

 

 神界で観戦するヘカテーがその叡智で魔牛の本質を見抜く。

 まさしく形ある天災そのもの。災害を引き起こす土台――大海、大陸、大気。それら森羅万象がある限り決して滅びることはない魔牛の特性。否、最早権能ですらあるそれを見抜いて、ヘカテーも思わず冷や汗を一筋流した。

 

「まずいよまずいよまずいよ!? このままじゃエウロペくんもそうだけど、あの魔牛も神の手綱を引き千切ってただの災厄になりかねない! テュポーンの再来はシャレにならないよ!!」

「ゼウスめ、果たしてやつは収拾をつける気はあるのか……いざとなれば神も総出となってアレを鎮めねばなるまいが、そうなれば小娘の去就など考慮されまい。……成程、詰みかな?」

「詰みかな? じゃなーい!! どうすんのさ、まさかこんなことになるなんて……! ヘラは引き篭もって手出しできないし、このままじゃあ地上が――!!」

「迂闊に手出しできぬ神のしがらみが恨めしいな。――そうさな、せめてヤツの情報を小娘にくれてやるとしよう」

 

 

 

 戦況は膠着――否、こちらへ不利に傾きつつある中、エウロペは天より啓示を得た。

 ヘカテーが見抜いた魔牛の権能、それを詳らかに理解させられる。

 生半可な英雄ならば絶望に呑まれかねない無謀を把握して、しかしエウロペは却って奮い立ち笑った。

 

「なるほどね! 感謝するわヘカテー、つまり丸ごと消し飛ばせばいいのよね! いいわ、わかりやすくって最高よ!!」

 

 殴る端から回復し、肉を削ぐ端から再生する千日手に陥っていた中、その情報はどの財宝よりも価値があった。

 そうと決まればやることは一つ!

 エウロペは全てを賭した一撃を決断すると、すぅと大きく息を吸って号令を発した。

 

「ライラプス――――!!!!」

 

 魔力の一部を愛犬へ回す。

 応えるライラプスは一吼えすると、その魔力の後押しを得て俄に巨大化し小島ほどまでに膨張する。

 しかし悲しいかな、それでも大陸と伍するヘラシモスと比べれば頼りない子犬のよう。

 だが、侮るなかれ。如何に小さくともライラプスもまた神造の獣。タロスと同格とされエウロペに贈られただけの理由がそこにはある!

 

「あいつを――――彼方の海へ!!」

「ゥオウ――――!!」

 

 主の命令を受けてライラプスは発奮。牙を剥いてヘラシモスに迫ると、その顎門を以て首筋に食らいつき――あろうことか、そのままヘラシモスの巨体を引き摺って天上を越え星海にまで連れ去った。

 

 逃さずの猟犬ライラプス。

 それは()()()()()()()()()()()()()ことを運命に定められた獣。

 即ち因果確定の権能を持つ神の猟犬であり、主エウロペがヘラシモスを獲物と定めたならば、その意に従って必ずそれを引っ捕らえる。

 本来考慮すべき質量差や抵抗など、魔力と気合と根性でどうとでもできる――()()()()()!!

 

 果たして猟犬は飼い主の期待に応え、遥か星海に横たわる小惑星へと魔牛を連行する。

 同時に、タロスもまた同じ領域にまで飛翔しヘラシモスと対峙すると、再び無尽の槍を構え、頤を縫い付けたように、魔牛の巨躯を小惑星へ磔にした。

 

「さて、と……さすがのあたしもこれにはちょっとビビるわね。でも仕方ないわ、そうしなきゃ勝てないんだもの!」

 

 如何に磔にしたとて、それで拘束できる時間は極僅か。

 一刻の猶予も無い――それを重々承知するエウロペは、しかし末期の別れとばかりに言葉を向ける。

 

「大海、大陸、大気――いかなる自然も存在しないこの宇宙なら、さすがのアンタも再生はできないわねぇ? もちろん、それはあたしにとっても同じことなんだけど」

 

 まさにその通り。

 エウロペ率いるタロスと、ヘラの怒りたる魔牛が無双を誇るのも、全ては偉大なる星とギリシャの大地あってのこと。

 そのいずれからも隔絶した宇宙空間に於いては、両者はただ存在の維持に魔力を費やし浪費するだけ。このまま宇宙に坐していては命を削るばかり。

 無論、そんなことは両者とも百も承知である。故に一刻も早く地上へ舞い戻らんとヘラシモスは暴れ、それを阻む槍に罅を入れていく。

 

 故にこそ、ここで決着をつけねばならない。

 

「このあたし一世一代の大技よ! 二度とお目にはかかれないからよぉく眼を見開いて焼き付けなさい!! ――――タロス!!!」

 

 号令一下、タロスが唸る。

 磔にされた小惑星を処刑台に、咎人たるヘラシモスの抵抗を見据える。

 そして手頃な小惑星を引っ掴んで抱えると、そのまま胸元に置いて、この戦い最大の熱量を発し始めた。

 

 腕に抱く小惑星、それへ注がれる魔力の奔流。

 エウロペ、タロス、ライラプス。それぞれが有する魔力を最後の一滴まで振り絞り、その全てを熱に変えて媒体となる小惑星へ。

 赤熱する小惑星が融解し膨張するのを、タロスの両手が圧縮して押し留める。

 

 融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。

 融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。

 融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。

 融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。

 融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。

 融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。

 融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。

 融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。

 融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。

 融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。

 融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮。融解、膨張、圧縮――――!!!!

 

 無限に繰り返されるそれら三工程を経て、小惑星は物理を超越し超エネルギーの純塊と化して光輝く。

 神と人と大地から託された全魔力と、己の限界すら超えて振り絞った魔力、その全てを込めたもう一つの太陽。

 

「よくやったわライラプス、先に行って休んでいなさい。タロス、あとで綺麗に磨いてあげるわ。すっかり汚れちゃったものね。そして――――」

 

 最も魔力に乏しいライラプスが、先に力尽きて地上へ堕ちた。

 次にタロスが精細を欠き、熱血が覚めて駆動に支障をきたす。

 そしてエウロペは金色を失って矮躯に戻り、白雲の如き髪に少なからず灰を混じえて、しかし目の輝きはそのままに最終勝利を宣言した。

 

 

「――――これで終わりよ、ヘラシモス!! あたしたちの全身全霊、なにもかもを込めた最強最後の一撃、とくと味わいなさい――――!!!!」

 

 

 タロスが光球を抱え、大きく腰溜めに構える。

 今にも解放を求めて炸裂せんとする小太陽をその両手で押し留め、最大のインパクトを目標へ与えんがため。

 御する巨躯に全霊を込め、恐るべき眼光で魔牛を射抜きながら。

 

 

「名付けて!!!!」

 

 

 タロスが両手を勢い良く突き出した。

 放たれる光球は、その身に宿した超エネルギーの荒ぶるまま、しかし標的を決して逃さず幾重もの軌跡を描きながら魔牛へ迫る。

 その最中にある小惑星の数々を砕き、地上からは遡る箒星として輝きながら。

 

 

「"青銅神話(タロスマキア)ァアアアアアアアアアアアアア――――!!!!!!!」

 

 

 果たして魔牛は、今わの際に何を想っただろう。

 ヘラの怒り(ヘラシモス)の名の如く、憤怒に衝き動かされるまま荒ぶるだけの哀れな命。

 聖獣とは名ばかりの狂乱を引き連れて暴虐を奮った天の牝牛が、人や神の思惑を解するかは知れないが、しかし。

 

 

「――――――――雷霆王権(メルトダウン)"ッッッッッッッッッッ!!!!!!!」

 

 

 必滅を告げる神罰の雷球を前に、ヘラシモスは瞼を閉じた。

 稲光に遮られ、その表情を窺うことはできない。そうするだけの余裕も、エウロペにはない。

 だが、一切の抵抗を投げ出して消滅を受け入れた魔牛の最期は、過ぎ去った嵐のように物静かであった。

 

 

「あはは――――やってやったわ、でもこれが限界……あとは野となれ山となれ、ね……」

 

 

 同じく力を使い果たしたエウロペとタロスは、ヘラシモスの消滅を見届けると同時に地に堕ちる。

 最後まで青銅の従者に寄り添い、勝利を信じ続けた女傑は、自由落下すら意識する間もなく眠りに落ちた。

 果たして次に目覚められるとも知れない、深い深い眠りへと――。

 

 

 

 

 その日、人々は太陽が二つ輝くのを目撃した。

 遡る流星。遥か天上で轟く咆哮。一昼夜続いた激闘は、払暁を以て終戦を告げる。

 厄災の魔牛は天、地、人、全てを賭した王権の一撃に討たれ、ギリシャはここに平穏を取り戻したのだ。

 

 これぞエウロペ唯一最大の大功業、ヘラシモスの牛退治。

 牡牛と共に降臨し、牝牛を討って王権を全土に示したエウロペは、これを以てクレタ島の国母として名を馳せる。

 

 そしてまた、これを最後にエウロペの伝説は幕を閉じる。

 天地を轟かす一大決戦を演じたエウロペは、その代償に戦いで得た超常の力すべてを失ったのだ。

 

 果たしてそれが如何なる結末を齎すのか。

 それを知る神はモイライを於いて他に無く、時間が明らかにするのを待つしかなかった。

 

 

 

 




ふぅ……一番書きたかったとこ書けたぜ……
戦闘描写って難しいけど楽しいですね。やっぱり勢いって大事。

ここまで見てくれてありがとうございます。
おそらくこれが連休中最後の更新となります……が、話はあとエピローグを一つくらい挟んで、生前編は完結となるかと。
生前編の終わりまで、今暫くお付き合いください。

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