クラス:ライダー
真名:エウロペ
出典:ギリシャ神話
地域:クレタ島
性別:女性
身長:145cm
体重:46kg
属性:中立・善 (隠し属性:地)
イメージカラー:スカイブルー
好きなもの:血縁の子孫たち、アステリオス、子供、牛
苦手なもの:虫、拗れた人間関係
クラス適正:騎兵(通常は召喚不可)
【ステータス】
筋力E 耐久E 敏捷E
魔力A 幸運EX 宝具EX
【クラススキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:EX
竜種を除くすべての獣、乗り物を乗りこなすことができる。
エウロペの場合、大神が変じた牡牛に跨ることすら許される一大特権。
しかしながらエウロペ本人に騎乗技術は無く、ランクは騎獣側の配慮により維持されているため、タロスを除く非生物は乗りこなせない。
本人的には牛がフェイバリット。
【固有スキル】
神授の王権:A+
エウロペが大神ゼウスに認められた、王を見定めるための権限。
自らを王とするのではなく、エウロペの認める他者を王へ導く王権にして王鍵。
単体に王属性を付与し、様々な特権を与える。他者を対象とする皇帝特権のようなもの。
ゲーム的には「単体に攻撃力アップ、防御力アップを確率で付与しそのHPを回復」という効果のスキル。
大地の特権:EX
ゼウスからの求婚に際し、彼女の名を与えられた大地における特権を表すスキル。
ギリシャ世界において三つある大陸の内、エウロパと名付けられた大地から様々な恩恵を得る。
現代において欧州と呼ばれる地域内に限り最大限の知名度補正を誇り、Aランク相当の単独行動スキルと陣地作成スキルを得る。
エウロペの場合、その陣地は仮初のクレタ島として展開される。特に意味は無いが、本人のやる気が上がる。
ゲーム的には「味方全体のNPを上昇&NP獲得率アップ」という効果のスキル。
太母の強権:A
ギリシャに名立たる様々な英雄の祖であることを表すスキル。
三人の息子はいずれも神や英雄となり、その系譜もまた神話に燦然と輝く英傑揃い。
エウロペはペルセウスと並ぶ英雄の祖としても有名であり、後進のギリシャ英雄に対する大きな有利を得る。
……とは言うものの、その実態はエウロペのお節介&肝っ玉根性の表れ。あらゆるギリシャ英雄を甘やかす婆馬鹿スタイル。
ゲーム的には「味方全体の攻撃力アップ&ギリシャ系サーヴァントの攻撃力を大アップ」という効果のスキル。
【宝具】
『
ランク:A(C) 種別:対人宝具
ゼウスからエウロペに贈られた決してなくなることのない投槍。
一説にはゼウスの雷霆を削って造られたともされ、放つと雷光を纏って飛翔する。
本質は雷であるため、その大きさは自由自在。魔力を込めるほど威力が増し、数を増やす。
使用者の魔力次第ではあるが、非常に使い勝手の良い宝具。
しかしながらエウロペ本人が武勇に優れないため、彼女自身が扱う場合は大きくランクが下がる。
本来のランクはタロスが用いる、或いはゼウスの神性を宿す英雄が用いた場合のもの。
ゲームでは使用されない。おそらくはArts担当。
『
ランク:B 種別:対人宝具
ゼウスから贈られた猟犬。運命から"如何なる獲物も捕らえる"と定められ、因果確定の能力を有する。
その性質から"如何なる追手からも逃れる"ような対となる同種の能力を持たない限り逃れることは難しい。
同様の理由で、対象が如何なる大きさ・距離にあろうとも捕らえることができる。
一方で顕現させるだけならば消費魔力はごく微量で済むが、より強力、ないし遠方の獲物を追わせるほどに必要な魔力が増大していく。
普段はただの愛犬としてエウロペに侍る。通称名犬ラッピー。
ゲームでは使用されない。おそらくはQuick担当。
『
ランク:A 種別:対人宝具
ヘラとの和解に際し、かの女神から贈られた天の牝牛。
その名は"ヘラの慈悲"を意味し、慈母としてのヘラを象徴する御使い。
この世で最も美しい牝牛とされ、その気性は穏やかにして誇り高く、あらゆる牛マニアを魅了する牛界の女王。
その乳には無病息災にして滋養強壮の力が宿り、一口飲めばたちまち疲労は吹き飛び傷は快癒するという魔法の牛。
日常におけるエウロペの乗騎でもあり、彼女の三人の息子を育んだ乳母でもある。ある意味で最もエウロペが信頼する相棒とも言える。
宝具としては、その乳を飲むことで魔力の回復や傷の修復、呪いの解除などの効果がある。
ゲームでは使用されない。便利すぎるためにオケアノスでは没収された。
『
ランク:EX 種別:対軍宝具
ゼウスから贈られた三つの宝具のうち、最大最強を誇る有翼の青銅巨人。史上最古のスーパーロボット。
その外殻は極めて強固で、Bランク以下の攻撃を無効化し、体内を巡る神の血の力で無尽蔵に回復する。主武装は神の血による炎の魔力放出を用いての肉弾戦。巨大であるということはそれだけで脅威となる。
エウロペの命令を絶対遵守し、彼女の魔力と命令で無限に巨大化し戦い続ける決戦兵器。当然ながら、高性能なだけに相応の魔力消費を強いる。そのため、並の魔術師がマスターでは真名開放は難しい。
唯一の弱点は踵に刺さった釘で、神の血の流出を留めるそれを引き抜かれると、失血して稼働できなくなる。かのアルゴー探検隊は冒険の帰路でタロスと戦ったとき、メディアの魔法で眠らせることで釘を引き抜くことに成功したが、その弱点を突かれるまでは散々に探検隊を蹴散らして崩壊寸前にまで追い込んだ。
本来であれば眠りの魔法にかかるようなことはないのだが、本来の主人であるエウロペの死後命令を下す者がおらず、スペックを十全に発揮できていなかった。そのために後れを取ったとも言える。
プレイアブルキャラクターとして使用可能な宝具はこちら。BusterとExtra担当。
『
ランク:EX 種別:対巨神・巨獣宝具
神造の英雄タロスの潜在能力を最大限解放する決戦術式。その行使には三つの承認が必要となる。
即ち「世界の敵との戦いであること」「世界が認める戦いであること」「世界を救う戦いであること」。いずれか一つでも欠ければ解放は認められず、通常の聖杯戦争では決して解禁されない秘奥中の秘奥。
史上最古のデウス・エクス・マキナ。物語を大団円に持っていく最大級の力押し。絶対ハッピーエンドの意思表明。
性能としては極々単純な強化術式。敵が強ければ強いほど、それに対抗し得る領域にまで自己を押し上げる。
元よりタロスは英雄の時代、その以前にあった青銅期の最終生存体。即ち一つの世界の終わりと始まりを見届けたモノ。紆余曲折を経て鍛冶神に新たな身体を与えられ、守護の担い手として新生し、一人の姫君に下賜され世界へ降り立った。
故にその本質は"護るもの"。守護こそ本領を最大限に発揮する愛と勇気と夢と希望のスーパーロボット。そのために第三特異点ではタロスに――ひいてはその主であるエウロペに制限が掛かり弱体化を強いられていた。率直に言えば、出番ではなかった。
人理の存続を賭けた最大最後の決戦でようやく承認され、世界の敵――ビーストと全力で戦う権限を得た。
ちなみに詠唱の末節「三界よ、幸福であれ」はエウロペとタロス、両名の意思表明であり、その言葉自体には何の力もない。単なるブチのめし宣言である。
メタ的に言うとイベント専用宝具。RPGでいうムービーシーンのようなもの。
【解説】
ギリシャ神話における四大英雄の一角。クレタの太母、王権の姫君とも呼ばれる。ヘラシモスの牛退治を功績とするが、それ以上にヘラとの和解劇やヨーロッパの語源となったことで有名。
ゼウスより三つの宝具を贈られ、その中でもタロスは最大最強の使い魔として名高く、彼に搭乗することでライダー適正を得ている。
その実力は大英雄の名に相応しく絶大――なのだが、それらは全て宝具あってのこと。本人の実力はそこらの悪ガキに泣かされる程度で、マスター未満。
そもそも通常の聖杯戦争では決して召喚に応じず、触媒を用いても名代として使い魔のタロスが召喚されるという。
仮に喚び出されたとしても、余程の異例でない限り魔力食いのエウロペを運用することはできず、宝の持ち腐れに終わる。
FGOでの召喚はイレギュラー中のイレギュラーであり、世話になったカルデアのマスターへの恩返しという向きが強い。
カルデアでは母性溢れるママさんサーヴァントすらも可愛がろうとするおばあちゃんポジション。誰が呼んだかグランドマザー。
子供勢には特に目をかけており、一緒になって遊びまわるところをよく目撃されている。
【人間関係】
・ミノス
生前の息子の一人。三兄弟の長男にして二代目クレタ王。その治世は堅実にして王道。
……なのだが、個人としての人格には問題があったらしく、ゼウスの悪い部分をよく受け継いでいるとは他の兄弟の談。
王位継承に際し、止せばいいのに自力で王権を示そうとしてポセイドンの力を借りたが、目先の欲に囚われるあまり約定を違えたせいで、その後の悪しき因縁を招く結果となった。
その割に死後は冥界の裁判官として神になっているあたり、自分だけはちゃっかりなんとかなる悪運の持ち主。
神になる直前、先に冥府で待ち構えていたエウロペに鉄拳制裁を食らった。
・ラダマンテュス
生前の息子の一人。三兄弟の次男にして宰相。
三兄弟のなかで最も頭脳明晰で、法と秩序の智慧に優れ、名宰相として兄の治世を助けた。
死後は兄と同じく冥府の裁判官となり、アイアコス王を含めた冥界の三神として従事している。
ぶっちゃけ、出来息子すぎてイマイチ地味。エウロペ的にはもっと手間をかけさせてほしかったらしい。
・サルペドン
生前の息子の一人。三兄弟の末弟にして武闘派。
ミノスとは美少年のミレトスを巡って争った仲で、そのせいで今も割と不仲。
ミノスの王位継承時には反対して争うも敗北、多くの兵士を引き連れて島を出、やがてリュキアの王となった。
ゼウスに一番可愛がられ、人の三世代の寿命を与えられ、トロイア戦争にもトロイア側で参戦している。
戦争では獅子奮迅の大活躍を見せ、ヘクトールの窮地をも救っており、彼からは爺様と呼ばれ親しまれている。
その最期にはゼウスの涙が血の雨となるほどに惜しまれ、彼に命じられたアポロンに丁重に弔われ、ヒュプノスとタナトスに遺体を祖国へ運ばれる程に厚遇された。また運ばれる彼を両軍が矛を止め見送ったとも言う、立花家の道雪さんみたいな凄い人。
間違いなく大英雄の一人。おそらくサーヴァントとしても相当優秀であると思われる。
・カドモス
実兄。ゼウスに連れ去られたエウロペを追って各地を彷徨い、やがてテーバイを創建したという。
アレスの泉の大蛇(=竜種)を殺し、血肉の通った本物の竜牙兵を操れる唯一の人物。
彼もまた英雄であり、もしサーヴァントとして召喚されたなら、単独にして軍勢を生み出し指揮する強敵となるだろう。
・タロス
ゼウスから贈られた宝物のうち、最大にして最強を誇る使い魔。
実はタロス単体で英霊として刻まれてもおり、タロスそのものをサーヴァントとして喚び出すことが可能。
というよりは通常の聖杯戦争では召喚に応じることのないエウロペの名代として召喚される。その場合のクラス適正はアーチャー。
その正体は先史文明の末裔であり、世界を護る巨神の核となった誰か。遊星の尖兵たる巨神に対抗するはずだったモノ。
聖剣によって巨神が倒されたために出番を迎えることなく死蔵され、やがてヘパイストスの手によって再誕し、エウロペに下賜された。
そのため個我をばっちり有しており、生前の記憶からセファールやヘラ、アルゴナウタイの面々が嫌い。
エウロペのことは唯一己の性能を最大限発揮できるマスターとして、またかけがえのない戦友として信頼しており、絶対服従を誓っている。
巨神としての姿も、人としての姿も等しく自分。本来性別も存在しないが、見苦しく無いようエウロペを参考にして少女の姿を取っている。
その生い立ちからエルキドゥとは互いに親近感を抱いており、結構仲が良い。
・アステリオス
ミノス王の過ちによって産まれた不遇の子。
エウロペと血の繋がりは一切無いが、誰よりも気にかけられていた。
エウロペ本人は彼を立派に養育し、将軍として大成させることを望んでいたが、惜しくも先に寿命を迎え遺していかざるを得なかった。
その後の顛末は伝説に語られる通り。エウロペはそれを最大最期の未練としてずっと心残りに思っていた。
・パシパエ
ミノス王の妻にして魔女キルケの姉妹。
本人もまた魔術を極めた魔女で、嫉妬深く、ミノス王が寵愛した他所の女をよく呪っていた。
一方でミノスへの愛情は本物であり、彼との間には幾人もの子をもうけている。王妃としてはこの上なく優秀。
それだけにポセイドンの呪いで怪物牛に魅了され、アステリオスの出産に堪えきれず死んだことへのミノスの怒りと悲しみは深く、その後のアステリオスの冷遇に繋がった。
エウロペとしても、決して好ましい人物ではなかったにしろ、ああも残酷な目に遭うこともなかったと惜しんでいる。
・オリオン
曾孫。ミノスの子エウリュアレとポセイドンの間に産まれた半神半人。
実は生前でエウロペとの面識は無く、互いに人物を知ったのは英霊の座に至ってからのこと。
カルデアではぬいぐるみ姿をよくからかわれつつ、曾孫として甘やかされている。
【FGOでの性能】
レアリティ:☆☆☆☆☆(SSR)
クラス:ライダー
コマンドカード構成:Buster×3 Arts×1 Quick×1
【台詞】
戦闘開始:
「やってやるわよ、タロス!」
「おばあちゃんに頼りなさい!」
スキル:
「おばあちゃんからのお小遣いよ!」
「ずばばばーんってお願いね!」
コマンドカード選択:
「任せなさい!」
「これでいいのね?」
「ふっふーん♪」
宝具カード選択:
「よくってよ! おばあちゃんの本気、見せてあげる!!」
アタック:
「ぶん殴りなさい、タロス!」
「逃しちゃダメよ、ライラプス!」
「えーと……あたしが投げて当たるかしら?」
エクストラアタック:
「邪魔邪魔邪魔ァ! 裁くのはあたしのタロスよ!!」
宝具:
「真体限定解放……いくわよ、タロス!
あたしの自慢のしもべ、最大最強の使い魔!
今こそ神の血を燃やすとき――――
ダメージ:
「あいたァ!?」
「ぷぎゅっ!」
戦闘不能:
「あたしを直接狙うのはルール違反よ~~!!?」
「ごめんね……おばあちゃん、不甲斐なくて……」
勝利:
「勝利のポーズ、キメッ!」
「当然よね! あたしはともかく、あたしのタロスは無敵なんだから!!」
レベルアップ:
「うぅ~ん……なんだか若返る感じだわぁ♪ レベルアップご苦労様、いい子いい子♪」
霊基再臨1:
「わざわざありがとね? おばあちゃんもちょっぴり本気出しちゃうわ!」
霊基再臨2:
「二段階目も!? 物好きな子ねー……仕方ない、もうちょっとだけ本気出しますか!」
霊基再臨3:
「ここまで来ると立派な孝行よね! もーっと、甘えていいのよ?」
霊基再臨4:
「まさかここまでやってくれるなんて……いいわ、その期待に応えてあげる!
冠位はとっくに失ったけれど、おばあちゃんの全力であなたの力にならせてもらうわ!
まずは、そうねぇ……おばあちゃん♪ って甘えなさい! 全力で可愛がってあげる!!」
絆Lv1:
「どうしたの? あたしに何か用かしら?」
絆Lv2:
「あ、マスター! 差し入れをもらったの、一緒に食べる?」
絆Lv3:
「何かお困りのようね! あたしに言ってごらんなさい、一緒に考えてあげるわ! ……遠慮しなくていいのよ? ほらほら♪」
絆Lv4:
「あなたのような人間に召喚されたのは、あたしにとって最高の幸運よね。普段はあたしの出る幕じゃないから応じたりしないんだけど、あなたのためならおばあちゃん張り切っちゃうわ! ……戦いは、タロスにお任せだけど」
絆Lv5:
「んもー! ほんとおばあちゃん殺しったらないんだから! ほらほら、一緒にお菓子食べましょ? お腹いっぱいになったらお昼寝ね、膝枕してあげる! 晩御飯も頑張っちゃうわ、いっぱい食べて大きくなりなさい! ……なぁに~? そんな遠慮なんかしちゃって。おとなしく可愛がらせなさいな! ほんと、可愛い子なんだから……」
会話:
「また戦いが始まるみたいね。いいこと? 喧嘩ってのはとにもかくにも根性よ! 先に泣きを見せた方が負けなんだから!」
「ほんとはサーヴァントとして喚ばれたりはしないんだけど、あなたのためだもの。一緒に頑張りましょうね!」
「ぐだぐだ~……なんだか今はぐだぐだ~……」
好きなこと:
「好きなこと? 牛祭りね! クレタの牛祭りはほんと最高なんだから! ……子供も当然好きよ? 当たり前すぎて言葉にする発想が無かったわね……」
苦手なもの:
「苦手なものかぁ……あれね、虫だけはダメよ。あれはきっとこの星の生き物じゃないわ! あとね、人間関係拗らせるのだけは避けときなさい、いいわね?」
聖杯について:
「聖杯はねー、欲しくないって言ったら嘘になるんだけど、それで願いを叶えるのはなんか違うかなー……。少なくともここにいる間はいらないわね、だってもう願いは叶っているんですもの!」
イベント開催中:
「マスター、祭りよ! クレタの牛クイーンの血が騒ぐわね!! ……え? 牛は関係無いの? そっかぁ……でも祭りよ、マスター!!」
誕生日:
「誕生日おっめでとー!! ほらほら、ご馳走いっぱい作ったわ! 皆も待ってるんだから、今日は盛大にお祝いしましょ!」
アステリオス所持時:
「アステリオス~おいで~♪ おばあちゃんがいっぱいいっぱい可愛がってあげる!! ……逃げられちゃった、そんな恥ずかしがらなくてもいいのにぃ」
エウリュアレ所持時:
「実は孫に同じ名前の子がいるのよね、なんだか縁を感じちゃうわ。あ、いつもアステリオスがお世話になってます。末永くよろしくね?」
アルテラ所持時:
「ゲェーッ、セファール!? ……あ、よく見たら違う、違わないけど違うわね、ならよし! ――ちょちょタロス違うから! ステイ! タロス、ステイ!!」
ヘラクレス所持時:
「生前はうちの子が迷惑かけちゃってごめんなさいね。……まっ、強い上に紳士なのね。さすがヘラクレス、素敵だわ! あ、でもせっかくの筋肉なんだからあなたも髭を伸ばしたほうがいいんじゃない?」
アタランテ所持時:
「子育てレッスンそのいちーっ! 子供を愛するならまず自分が子供として愛されなければならない! いいわね? そういうことだから……さぁっ! ……ちょっと、なんで逃げるのよー!?」
アルテミス(オリオン)所持時:
「あら、アルテミスじゃない! ひさしぶりねー、ひょっとしてそっちのちんちくりんはウチの曾孫? やだもー可愛くなっちゃってー♪ これじゃあ他の娘に手出しできないわね、ご愁傷様♪」