清麿はレイに連れられデュオと合流した後話をまとめていたがどうも火柱を上げて消えた機械の事が気になっていた、その横で肌寒いだろうとレイが火を点けようとした時、ドン、と大きな音と共に火柱が上がった清麿もデュオも思わずキョトンとしてしまったが思わず清麿が突っ込む。
「お、おい!これ!この火は!?」
「あぁ、これ?これねゼノンで火を点けようとすると5回に1回今見た感じのが、、、あぁ!二人共これ撮りにきたのか!」
レイのトボけた返答に清麿は思わずその場に倒れこむ、がデュオはそんな清麿を置いてレイの武器に眼を輝かせていた。
「おい、コレなんだ!?兵装だよなぁ、おい!軍の特殊武器だろ?!なんで持ってんだ?!」
「え、なんだって、、それは、、アレ?なんで持ってんだっけ?」
清麿はまさかと思い親や、親族はいるのかと試しにレイにそれらを聞くが「わからない、覚えてない。」と。
レイは記憶がなかった半年近くこの森で住んでいるとゆう以外記憶が無いのだ。そこで清麿は最終手段を使いせめてレイの家族とさっきの機械の事をと思ったが、
(でない?!答えが、いや他の事に関しても、まさか、、力が?!)
「大丈夫がお前、顔悪いぞ。レイの武器でも見て興奮しろ。健全な男子として。」
デュオの言葉で落ち着きを取り戻し、取り敢えずの今後の事を話した。
まず、レイはこの森を離れないかとゆうものだった。あの機械がまだあったら危険だし、その方がレイの親族を探しやすいとゆう事だった、デュオはすぐにokと言ったがレイは思わず聞いた。
「いいの?そこまで、今さっき会ったばかりの俺の為に。」
「気にするなデュオも俺もレイに助けられてるんだ。そのぐらい恩返しさせてくれ。その代わり武器は街で使うなよ、騒ぎになるから。」
その言葉が嬉しかったのかレイに清麿にだきついた。
レイはお金はなかったが何故か服は持っておりそれと日記帳を持って気に達と共に森を出た。
その後泊まる家は半ば無理矢理清麿の家に流れ込んだが、清麿の親があっさりokしたためそのまましばらく居候する事に、その後レイはふたより一歳年下の16歳だった事がレイの自供でわかり3人共同年代だと思っていた為驚いた。
その夜レイは清麿家の空いてる部屋で寝る事になり清麿にこれからの事と今日の事の御礼を言った後日記を書き眠りについた。
「おーい、起きなよ、僕は退屈だよ、遊ぼうよ〜。戦争が終わって暇してるんだよ〜」
「それなら安心してください。あの男が動きますよ。」
「それほんと!?良かったよもう退屈が過ぎちゃってたから。」
そう話をしてる二人の横で二人の会話を聞く一人の女性の眼には自らの意思が見えなくなっている。
アレから一週間、清麿はレイの武器について調べていたがあまり軍や武器などには詳しくなく、また、ジャンクなどに詳しいデュオもわからない状態だったので詰まっていた。レイの武器には、軍で作られればあるはずの型名が無くこれでレイが軍関係ではないと思われたが、寧ろそれで何故レイが持っているのか余計にわからなくなってしまっていた。そんな時にホームページを見て正に耳寄りな情報が飛び込んできた、それは軍の鎮守府で行なわれる大規模な祭りだった。日替わりに鎮守府を変え開催してるらしいが丁度明日清麿の家から比較的近場の鎮守府でやるらしく、清麿はデュオにある頼みごとをし次の日にすでに我が家に馴染みきってるレイを連れ鎮守府に向かった。
着いたは良かったものの余りに人が多くレイと逸れてしまった。レイにもお金などは持たせてあるため清麿は一人1番人気の無いブースへと向かって行く。
清麿と逸れたレイは人混みもまれ「来なきゃ良かった〜。」と力の無い言葉を吐きつつ鎮守府の端の方に出た。
比較的人が少なく、ゆっくりと進んでいると不良に絡まれてる二人の少女を見つける。バレない様に話を聞いていたが、
「ジョーちゃん艦娘なんだってね、お兄さん達と遊ばよいよ。」
「ンダンダ、きっと楽しいだ。」
「チョイ触らんといて。たく、こっちが艦装使えないからっていいきになりよって。」
男達の馬鹿な喋りに聞いてただけだがイラついてしまい、またその髪型がまさかのリーゼントで更に馬鹿に見え更にイラついてきた。
レイは二人を助ける事にし一気に物陰からダッシュした。
ゼノンを使って無くても速く一瞬で不良の一人を後ろから蹴り拘束した。
それと同時の金髪で軍服を着た男性にもう一人も拘束され、その後憲兵達によってリーゼント達は連れてかれた。
それと入れ違いに一人の少女が息を荒立て走って来た。
「黒潮ー!、不知火ー!大丈夫ー?!。」
「大丈夫やでー!グラハムさんと、このにいちゃんが助けてくれたねん。」
その後陽炎達は憲兵に状況を話先に話終わってたレイはグラハムと呼ばれた人と話していた。
「済まないな、助けてもらって。良かったら名前を、、」
「すみませんちょっと友達探してて急いでるんで、それじゃ。」
そうゆうとレイはその場を後にした、元々清麿に「軍の関係者には何か思い出しそうでも近づくな」と念を入れられて居た為これ以上は接触を避けたかったが、何よりレイ自身女の子が苦手なのである。
そんな事で清麿を探すもまた、迷子になった。
清麿は人間用の武器の展示場に来て居た。ここには余りひとが来ない事はネット調べでわかっていた事だが、それにしても人が居なかった。
艦娘がここにはいない、などの理由があるにしても、デュオの様にマニアックな人はいるはずなのに。
そんな事を考えながら、事前に取ってきたレイの武器の写真と見比べながら似た武器を探すも見つからないまま、展示場を一周しようとした時声を掛けられる。
「やぁ、こんな所に来るなんて、物好きな子だな。」
軍服を纏ったその人は軍に疎い清麿も知る人物だった。
「貴方は、アムロ・レイさん?。」
その人はアムロ・レイといい、戦時中たった一人で姫級を5艦相手に生き残るはおろか、そのまま相手を殲滅した伝説を持つ人物である。
何故そんな人がここに居るのかはわからないがそのまま挨拶をし場を離れようとした時である。
「ゼノンは彼に合わせられた一点物だ、他にサンプルなどは無いよ。」
その一言は清麿にある可能性を示した、だが次の一言でそれは確信に変わる。
「力ある者同士は惹かれ合うんだ、レイにも可能性があったから放置していたが、その前に君が掛かるとは、そうだろ?アンサートーカーの、高嶺清麿君。」
あの森にあった機械は特殊な能力、つまりアンサートーカーを探す為のものであったと。
そして清麿は後に気づく自分とゆうと存在が、いずれ戦争の引き金を引くであろう人達の背中を押してしまった事を
今回は文字だらけで読みにくいと思いますが次から遂に戦闘が始まります。ここから先意外な方に進むので期待してお願いします。