白き主と黄金の剣閃TRPG   作:八つ手

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◆ミドルフェイズ3 白き壁◆

 

 

 

◆ミドルフェイズ3 白き壁◆ シーンPC:リャノン

 

 

 

リャノン: 白い壁とな?

 

YGM: では、キャンプを済ませた君たちは

YGM: 魔物、竜たちの活動が緩やかな夜明け前後に早駆けを行い

YGM: 渓谷の大部分を通過しました

 

ジャンゴ: ふむふむ

リャノン: 他愛無し

 

YGM: そして、日差しがさし始め、渓谷も終りが近づいたその時に

YGM: 渓谷の奥に、何らかの動く物陰が有ったことに気づきます

 

YGM: では、聞きますが

YGM: 視界に自信のある方は居ますかね?

ティナ: ここに居るぞ!

 

YGM: 居ない場合、もうちょっと近づくことになるでしょう

YGM: やっぱりな☆>ティナ

ジャンゴ: wwwww

ベディ: せやな

 

YGM: ではティナ、目視及び機器での視野ですが

YGM: [器用]達成度8で、その存在を見てみますか?

リャノン: ティナちゃん一家に一代欲しい

 

YGM: 見なくても近づけば全員わかるでしょう

ティナ: <ナイトオウル>で視界強化して遠景を見ます

YGM: おっと夜明けも有るので

YGM: ナイトオウルはツライぞ(笑顔

 

ティナ: ・<ナイトオウル>夜を駆る梟を体質として持つ亜人。

ティナ:  夜目が利き、長距離の視認、認識を可能とする。反面朝と昼に弱くカフェインが欠かせない。

ティナ: こう来るじゃろ?

 

ティナ: →<機械義眼>片目を機械の義眼へと置換しており、光量の調整等を可能としている。

ティナ: こう言うのもあるんじゃ

 

YGM: コイツゥ!

YGM: 仕方ねぇな(ダイス+1)

YGM: ただし野外踏破は今回なしだ

 

ティナ: ういうい

ティナ: 6d10

 

 6D10 = [3,10,7,10,3,6] = 39 【なんなの?】

 

ティナ: 他愛なし…

YGM: えぇ(震え声

 

ティナ: ちょっとだけやる気を出したティナちゃんにかかればこの程度!

YGM: まるっとお見通しじゃねぇか!!!

ジャンゴ: wwwww

リャノン: トリック!

 

YGM: というわけでざっくりと見ました

YGM: 白い人型の小~中型程度の竜っぽいなにかが居ました

 

リャノン: あ、見張りか門番だわー

ジャンゴ: 人型か

 

リャノン: 「どうした?」

ティナ: 「んん?人型…?いや竜…?何か人の様な竜の様な変なのが居ます」

ティナ: 「色は白、大型って程でも無いですが…どうします?近づくと多分気づかれますが」

ジャンゴ: 「ふむ」

ベディ: 「倒すか、やり過ごすかはしなければなりませんね・・・・」

 

ティナ: あ、ソイツの足の形は見えます?

リャノン: あ、それだいじだな

YGM: 見えます

 

YGM: 足跡は 昨日調べた

YGM: 『多い方の足跡』に一致しますね

 

ティナ: なるほど

リャノン: 調査ロボドラゴン(仮)か

リャノン: んんんんんん

 

リャノン: 悪知恵出てきたけど、一考してもらっていい?

YGM: 言うだけなら一向に構わんぞ

リャノン: いや GMもあるがPTに尋ねたい ちょっとロールするよ

 

ティナ: 「足の形は、昨日調査の時に有った奴ですね。間違い無いです」

リャノン: 「んんん、敵だろうな。ティナ、質問だが狙撃は届くか?」

 

ティナ: 八つ手GM届く?

YGM: 狙撃は届きます

 

ティナ: 「ふーむ、まぁ届きます」

 

ティナ: 距離と風速、周りの状況等を見つつ

YGM: 届きますが しかし

YGM: その白い竜も、周囲を伺っているようなので

YGM: 狙撃した際には、向こうも狙撃の看破判定を行うかもしれませんね

 

 

ティナ:  ・ 狙撃行動時:魔法による感知能力無効

ティナ:  ・ 狙撃行動時:魔法・魔術防御無視

ティナ: ただし目視とかのみの判定になるか…

 

リャノン: うむ、それはわかってるが ちょっとシノに尋ねたい

リャノン: まあロールですが

詩乃: OK、伺おう。

 

(→狙撃した際には、向こうも狙撃の看破判定を行うかもしれませんね)

リャノン: え GM 俺がそんな当たり前のことをきくとおもってるのかい?

 

リャノン: 地脈関係で、アクアとかまあいるからわかるかわからんが

リャノン: やりたいこと

リャノン: 奴の頭上の渓谷(崖部分)をぶちぬいて、崩落起こせないかなって 主に土砂

リャノン: 飛んで躱すなら射撃戦

リャノン: 直接走ってくるならこっち射撃武器多いんで一方的にリーチとって数で推せる

 

YGM: やってもいいよ^^

詩乃: 土地が荒れて地脈が乱れて浄化調律が面倒くさくなる予感!!!!

 

ティナ: それならもっと簡単なものが…

リャノン: お、どうしたティナダイン!

 

ティナ: ╋爆弾╋ 【範囲選択】

ティナ:  ・ 命中判定:(4+[器用])D10

ティナ:  ・ 基礎ダメージ:6D6

 

ティナ: 手元に5個も何かある…

ベディ: そういえばゲットしてたねそれ

リャノン: うむ ぶっちゃけそれでのアクションでみてこっちの迎撃姿勢取りたいのよ

リャノン: あと直接狙ってない分反応が遅れるかなっと

 

詩乃: 多分そういうの(地脈関連)あるだろうし

詩乃: 私はちょっと反対したい。

リャノン: うむ 危ないか?

詩乃: 既に孔の出来損ないがあったので

詩乃: 下手に荒したら、孔が開いてドン。

詩乃: とかありそうで。

 

ジャンゴ: ふむふむ

リャノン: ふむふむ

 

詩乃: それもあって判断に迷ってるところ。

ティナ: 崖の一部程度でも難しいか

リャノン: あれそうなると戦闘自体制限かかりそうなんだが、どうなんじゃろ

 

YGM: 孔は土砂の崩落程度では影響は受けません

YGM: あくまで地脈そのものの問題ですね

 

ティナ: あ、影響は無しか

ティナ: こっちは射撃でも、爆弾を発射するんでも行けます

詩乃: ふむ。まあであれば

詩乃: 陣展開魔力砲でもやればどうにかなるとは思うが

YGM: いいんだな?

 

ティナ: ただしまぁ

ティナ: 気づかれるよね(他の奴にも

詩乃: どっちにしろあんまり気は進まねーなあ……www

 

リャノン: まあ問題は

リャノン: 友好的な奴だったら困ることもある

ティナ: それな

 

ベディ: 逆に、やり過ごす方策は今の所思いつきます?

リャノン: これ以上気付かれると死ぬんだよな

ジャンゴ: いやな予感がする(SW特有の予感)

リャノン: まあそういう提案もあったというだけです

詩乃: 詩乃としては汚染の原因を直接確かめたくもあるのでまあ

 

YGM: 先程メタ宣言したので

YGM: 弩竜には気づかれんぞ!

 

リャノン: 真っ向から殴り合うしかないかな

詩乃: 正面からなのかなあ……?

リャノン: 無理ならすっぱり諦めて別の方策を採る

リャノン: 多分相手知恵あるから会話はできるかもしれないしね

 

YGM: ではどうしますかね?

YGM: もうちょっと接近するか

YGM: リャノン達の策を試すか

 

リャノン: このひどいGM あらゆる方法で制限かけてきやがる ^^

ティナ: こっから普通に撃つんでも行けるが

ティナ: その場合1ターンティナの行動だけ先制とかにならないですかね!

ティナ: (別枠で

 

YGM: 看破判定が失敗したら不意討ちとして扱ってもいいゾイ

YGM: >ティナ

 

ジャンゴ: ふむふむ

リャノン: あ、提案

リャノン: あわせ技でどうだろう

リャノン: ティナだけ隠して狙撃と爆弾用意

リャノン: 交渉して敵だったら上か直接狙撃してもらって

リャノン: 前衛面子で殴り合う

 

ティナ: 俺は構わんが

リャノン: 例え飛んで逃げられてもジャンゴで追撃できるし

リャノン: 友好的だったらわかりあえるぞ!

リャノン: とおもうんですがどうですかね?

 

YGM: OKですね

ベディ: こちらもそれで構いません。ついでに正体も看破できそうですし

リャノン: (PTみまわしながら)

 

YGM: それで行きますか?

ジャンゴ: ふむふむ、それなら自分もかまいませんよ

ティナ: それで行こうか、俺はそれなら賛成です

ベディ: では、今回もベディが先頭で向かいますか

リャノン: アイリスはんんn べディ頼んだ

リャノン: いや、俺が戦闘で行こう アイリス庇ってもらわないといけないし

リャノン: 最低食いしばりが出来る

 

ティナ: では、リャノンに1機シェンフィールドを渡して置く

ティナ: (これで遠距離でもティナは決裂の時の場合会話とかも把握出来る)

リャノン: あいよー

ジャンゴ: ふむ

ベディ: では、お願いします

 

リャノン: ういうい じゃあうけとります

リャノン: まあ合図は多分水銀弾とかぶちこむからw

詩乃: うむ、アリだろうねー。

ティナ: ういうい

 

YGM: ではそういうことで

YGM: 君たちはティナと距離を分かれ

YGM: 白い竜に接近しました

 

詩乃: あ、ついてきますよ私も当然見なきゃわからんしな汚染源!

リャノン: シノさん君を逃がす手段はないんだすまない(糞メタル博士面

ティナ: ではティナは狙撃ポジションで爆弾の発射と狙撃待機、何時でも撃てる様に

ティナ: ああ、後自分の周りに簡易式の鳴る子状の罠は設置しておきます

 

リャノン: 「では頼んだ、やばかったら逃げろよ」 といっておく

ジャンゴ: 「さて、どうなることやら」

 

YGM: そして、君たちが視認できる距離に気づいた頃

 

???: 「――ふむ」

???: 「その気配に人影…異形のものでは無いようだが」

 

リャノン: キエエエエエシャベッタアアアアア

リャノン: 友好的だったっぽい(汗

 

YGM: ???「このようなところに何か用でも有るのか?」

 

ジャンゴ: (喋れたのか)

リャノン: 「すまない、会話は可能か?」

 

リャノン: といって武器を持たずに前に出るよ

リャノン: 最低限腰は落とすが(体重操作で

 

???: 「ふむ、疑われているようだな」

???: 「会話なら問題はない こちらもあくまでここに調査をしに来たものに過ぎん」

 

リャノン: いや、どうかんがえてもラスボス風味にいるし(汗

 

リャノン: 「すまないが、俺たちは冒険者だ。この地を汚染している奴をさがしてい、んんん?」

リャノン: 「おまえもか(素」

詩乃: 「失礼します。」 頭を下げながら前に。

 

???: 「いや何、そこは気にしなくていい」

???: 「こちらは疑われて当然だろう?」

リャノン: 「こんなところで歩いている俺たちも怪しいと思うがな」 (声色は変えない

ベディ: 「・・・・・・だとしても。先ずは非礼に対する謝罪を。無遠慮な疑いを向け申し訳ありません」

 

ベディ: この様子なら、こちらも前に出て行きましょうか

ティナ: 何か知ってるゾコイツ

 

???: 「お前たちが『確信を持って』ここにたどり着いたのなら」

???: 「こちらと同じ推論に至っているはずだ」

???: 「ふむ、四人か、随分と少ないな…もう1~2人は居ると思ったが、伏兵も…まぁありえんとは言えんな」

 

リャノン: 「ああ、俺はリャノン・ヤーナムだ」

詩乃: 「極東、回し家の一柱、竹中半兵衛詩乃重治と申します。」

ベディ: 「そして、名乗らせていただきます。私はベディヴィエール・スフィーリス」

ベディ: 「聖王国所属の騎士であり、陛下よりこの地の異変の調査の命を受けたものです」

ジャンゴ: 「俺はジャンゴ、流れの賞金首だ」

 

???: 「ふむ、そうか、成る程…兎も角」

 

ティナ: 交渉決裂するかも知れないし普通に狙撃姿勢で待機

 

リャノン: あれ? アクアとアイリスは?

 

YGM: あ、アクアとアリス含めて6人ですね

リャノン: 六人だよね、ティナ除いて

リャノン: あ、よかったw

ティナ: 人じゃなかった…特にアクアはなぁ!(違)

リャノン: 変なナマモノだからな(酷)

 

YGM: ただ、戦闘要員っぽいのはは4人ということで(震え声)

 

詩乃: 或いは知ってるかもしれないと回し家まで出そう。

ベディ: つまりアイサツである。ジッサイ大事

リャノン: ヤーナムの名前で俺の追ってだったら笑う

ティナ: 止めろ!その場合困るってレベルじゃないw

 

ベディ: 「共に居る方々は、立場は違えど目的を同じくして協力しているものです。・・・・・・そちらのお名前をお聞きしても、よろしいでしょうか?」

???: 「ああ、貴様たちもなのったのだ、こちらも名乗りあげることに相違はない」

 

???: 「だが、貴様たちの目的は…調査か」

???: 「問題はない、本来ならば協力してことに当たるべきだろう」

リャノン: 「本来ならば?」

???: 「だが」

 

YGM: 白き竜は何らかの投擲物を

YGM: リャノンに投げます

YGM: 弾ける程度の速度ですね

 

リャノン: では全力で掴んで、横に飛ぶよ

リャノン: 爆弾だったら俺が死ぬだけだ

 

YGM: ではそれを掴んで、横に逃げた後

YGM: ものを確認しました

 

YGM: 黒鍵です

 

ティナ: アッ

リャノン: 追っ手だああああああああああああああ

ティナ: ああああああ

詩乃: アチャー

 

???: 「見逃せない存在がそちらに一名」

リャノン: 「きさま」

ジャンゴ: 「物騒だな、おい」

 

リャノン: では演出でダラダラと手から血を流しながら

 

詩乃: 「……普通のサークリング教の方にしか見えないのですが気のせいでしょうか。」

リャノン: 「離れろ!! カルト教団だ、得体の知れない術を使う!!」

???: 「通っても構わんぞ、そこの獣狩――『聖書殺人者(バイブル・マーダー)』以外はな」

???: 「何事も無かったかのように、ここを通り過ぎるといい」

リャノン: 「またその名か、秘蹟とやらを乱用する邪教が」

 

???: 「では名乗らせてもらおう――」

 

 

【挿絵表示】

 

 

???: 「拙僧の名はキヨナリ・ウルキアガ。 真都サークリング教司祭『代行者』が一名」

 

詩乃: 極東だああああああああああああ!?

リャノン: おまえかよおおおおおおおおおお

リャノン: エロ拙僧かよ!!!

リャノン: 極東のがなんでいんだよwww

リャノン: シノさん、逃げるのだ prprされるぞ!(萌えで

ジャンゴ: wwwwww

ティナ: 駄目じゃねぇか!(いろんな意味で

 

ウルキアガ: 「異端なるものに制裁を下すものであり――また我らの秘蹟を無用に知る得体のしれぬ獣狩を連れ戻す、咎の牙である」 ※

 

 

※因みにリプレイ上では編集してありますが、先にGMが???をウルキアガと一回誤植してしまったので、実際の前後の反応はセッション中においてずれています()

 

 

リャノン: 連れ戻す× 所属したことがない〇

リャノン: 全力でPTを逃すために距離を取るよ

リャノン: その名乗りに両手に騎士剣を、獣肉断ちを構えて、ベティたちから距離を取る 皆が進めるように

 

ジャンゴ: 「えぇ……(困惑)」

ジャンゴ: 「……どうすんだこれ」

ベディ: 「成程・・・・・・双方の事情は把握できませんが、お二方が敵対する立場であることは理解できました」

 

詩乃: 沈痛な面持ちで眉間を抑えて深い深い溜息一つ。

ベディ: では、その状況を見て

ベディ: ――ウルキアガの前に立ち、相対します

 

リャノン: 「毎度毎度わけのわからないことを、サークリング教団がただの一般人を拉致しようとするものか!」

ウルキアガ: 「貴様は立場というものを知るものだ 物事には順序と理由がある」

 

ウルキアガ: 「例え貴様にとって違おうが、こちらにも組織としての行動理由が存在する」

リャノン: 「順序といわれても、お前の前に十二人の同じことを言ってきたやつがいるが」

リャノン: 「全員同じことを言っていたぞ」

リャノン: 「どこでその秘蹟を奪い取ったなどと、わけのわからない物理法則に対して言いがかりをな!」

 

ウルキアガ: 「奪い取った、などとは拙僧は断じないがな」

リャノン: 「吸血鬼を聖書で殴ったらかなり痛く死ぬのは当たり前だろうが!!」

ベディ: 「リャノン殿。・・・・・・この場は私にお任せ願えないでしょうか? おそらく、双方にとってそれが最善かと」

詩乃: 「ベディ様、私は頭が痛うございます。」

 

 

 

リャノン: 「あ、なんだ?」

ウルキアガ: 「だが、手順として、コチラにとって貴様は『アンノウン』に過ぎないということだ」

ウルキアガ: 「理由としてはそれで十分なのではないか?」

リャノン: 「誰だって出来ることをだろうが」

 

ベディ: 「リャノン殿」

ベディ: 「――この場は私にお任せ願えませんか?」

リャノン: 「あ、わかったが、危なくなれば見捨てろ」

リャノン: 「慣れている」

 

ベディ: 「―――ええ、はい。大体そんな感じなのが原因だと大体把握できました」

 

ベディ: ふわっとしただいたいわかった

 

ベディ: 「さて、ではウルキアガ殿。選手交替ということでよろしいでしょうか?」

ウルキアガ「選手交代…貴様が拙僧の前に出るというのか?」

ウルキアガ: 「方針は整ったのか?安心するがいい、非戦闘要因に手は出さん」

ウルキアガ: 「ただ諸共に敵対するならば――少々大人しくしてもらうだけだ」

 

詩乃: 「私はどちらにせよこの後の事を考えると頭が痛くて痛くて仕方がありません……」

詩乃: 「ああ、聖王国と真都のお偉方に説明するとか考えるだけで……」

ジャンゴ: 「大変だなぁ……」

リャノン: 「カルト教団相手は毎度大変だぞ」 シノに

 

ベディ: 「はい。現状において、リャノン殿は大変世間ズレしている方ではありますが、ええ、ちょっと色々とアレな部分も見受けられますが」

ベディ: 「共に事態解決に望む、仲間ですので」

リャノン: (毒を感じる)

 

ウルキアガ: 「ほう、真摯な心構えだな。賞賛し、賛美すべき人の在り方だ」

ウルキアガ: 「ならば構えろ」

ウルキアガ: 「先程言ったな――諸共に来るならば、容赦は出来まいということを」

 

詩乃: 「ああもう、堅物はこれだから面倒なのですよ本当に……」 頭痛三割増し。

 

ベディ: 「その上で、改めて確認を。ウルキアガ殿・・・・・・」

ベディ: 「サークリング教団の認識としてはリャノン殿は『教団が秘匿すべき代物と同等の術式を、無断で行使する』者であり」

ベディ: 「サークリング教団の枠をはみ出した『異端』であると。そう認識されているのですね?」

 

リャノン: (ただの物理法則なのでは???)

 

ウルキアガ: 「いや、異端とは全く違うが」

リャノン: 「ちがうらしいぞ」

リャノン: 「いやおれがいったんだが」

ベディ: 「――ふむ? では『異端者』というのは?」

 

リャノン: >異端者呼ばわり

リャノン: カルト教団だから

 

ウルキアガ: 「そこの獣狩は異端という区切りには当てはまらん。あくまで秘蹟の無断濫用、その尾を長期間敷き続けているだけだ」

ウルキアガ: 「こちらの手が荒いことも認めるが」

 

リャノン: (こいつらはマッチで火をつけたら無断使用というやからなんだぞ)←お前が悪いです

 

ウルキアガ: 「なればこそ、こちらの優先目標として高く扱わねばならぬというもの」

 

リャノン: あ、ベティ会話区切り終わったらこっちの奴投げ渡すぞ

ティナ: ふむでは

 

ティナ: 「なるほど、少々よろしいでしょうか」

リャノン: 「おい、ベティ。ティナが話したいそうだ」

ベディ: 「・・・・・・レディ・ティナが? 了解しました」

 

リャノン: といって投げ渡すよ、シールドを

リャノン: 俺と繋がってるって証拠を消すだけ

リャノン: EDになったらだとこいつから逃げるだろうし

 

ベディ: 「ええと、伏兵ではありますがどうやら交渉における伏兵になったというか・・・・・」

詩乃: 「ああこれ下手すると国際問題なんじゃ……。そして説明私ですよねえこの面子だと……」

 

リャノン: 俺はただの冒険者だからへーきへーき

ティナ: まぁ普通に降りていくか、交渉だし

ジャンゴ: (……タバコ吸いたい)蚊帳の外で一人別のことを考える

ティナ: じゃあ降りてきます、ああ爆弾だけは何時でも発射出来るようにしてます

 

ティナ: 「えーっと、ウルキアガさんでしたっけ」

ウルキアガ: 「――伏兵か? 何のようだ」

ティナ: 「ふむ、いえ話を聞いている限り…リャナンさんはあなた方にとって異端であると、だから追っていて、戦う。間違いないですかね」

 

ティナ: と、崖の上から足音をほとんど立てずに着地して

 

ウルキアガ: 「異端ではない、秘蹟濫用者だが…こちらが追っていることは間違いない」

ティナ: 「ふむふむなるほど、ここに来たのもリャノンさんを追ってですかね?」

ティナ: 「始めの口ぶりからすると、少々違うようでしたが…(少し確認を取りつつ」

リャノン: 「しつこいやつだ」 遠くで言っておこう

 

ウルキアガ: 「違う――だが、組織としての優先度は獣狩が上だ」

ティナ: 「ほう、優先度」

リャノン: (俺上かよ)

 

ウルキアガ: 「つまり、獣狩がここに居る以上」

ウルキアガ: 「我々はまずその身柄を拘束せねばならん」

リャノン: (ふむ)

 

ティナ: 「私達が調査をしている所、数十人以上の人間が生きたまま推定攫われています」

ティナ: 「今をもってその状態が継続されていますが…それより、無辜の民の命より、気に入らない奴を優先すると」

ティナ: 「つまりは、あなた方の教えはそうである。と認識して宜しいでしょうか?(少しだけ咎める感じで」

ウルキアガ: 「ふむ、拙僧はどうやら悪党とみなされているようだ」

 

詩乃: ああやめて波風立てないで説明辛いの

ジャンゴ: (胃が痛そうだ)

詩乃: もはや頭を抱えてしゃがみこむ図

 

リャノン: 「まあ任せる」

ジャンゴ: 「あー、うん、あー、災難だな」シノに向けて

詩乃: 「助けてください……」

ジャンゴ: 「……俺にはどうしようも出来ん……」

詩乃: 「国際問題にならないようにしてほしいも追加してください!!!」

 

詩乃: 魂からの叫び

リャノン: 飽きないPTだなー

 

ティナ: 「あぁ、私は別に咎めるつもりは無いのですよ。教えと相反する存在が居るのはしょうがない事です」

ウルキアガ: 「ならば、お前たちの心情を代弁してやろうか」

 

ウルキアガ: 「なるべく拙僧と荒事だてずにここを通り、何よりこの重大な事態を止めたい」

ウルキアガ: 「そうだな?」

リャノン: 「大体あってるな」

 

ティナ: 「そうです、優先順位とあなたは言いましたが…少なくとも終わった後にリャナンさんと殴りあう…のは出来ないんですかね」

ティナ: 「その時は多分誰も止めないです、多分」

 

ウルキアガ: 「それはこちらとしても同じ意見だ」

ウルキアガ: 「ただ、そこの男を引き取ららねばならん、ということが必須では有るが」

ベディ: 「―――ふむ」

 

リャノン: あ、ならいけるわ

リャノン: じゃあそこで口出しするぞ

ティナ: どうぞ

 

リャノン: 「国際問題はしらんが、おい、代行者」

ウルキアガ: 「なんだ」

リャノン: 「お前らとは十二人ほどなぐりあったが」

リャノン: 「まあお互い死んでないのは知ってるな」

ティナ: 「なるほど、死人は出ていないと」

 

リャノン: してたら必滅だろうし

ウルキアガ: 「無論だ、そのような事があれば我々はまず毒と縄、短剣を用意しよう」

ティナ: 「まぁですよねー」

 

リャノン: 「まあ他にもあれこれとおまえらから大体逃げてきたが、俺は知ってるぞ」

リャノン: 「お前らは誰よりも人死にと悪は見逃さないことだ、一般人は放置しろよと何度かいったが」

リャノン: 「で、だ」

リャノン: 「今回は人が死ぬ、親を喪った子の支え<聖霊>が死ぬ、今回は抵抗しないから協力しろ」

リャノン: 「状況が悪すぎる、今回は俺が諦めよう、だから情報と手を化せ、代行者」

ウルキアガ: 「ふむ、成る程」

 

リャノン:           「それで条件はクリアのはずだ、でなかったらお前は縄で縛って勝手に解決させてもらうぞ」

リャノン: 騎士剣だけ残して、獣肉断ちは仕舞う

 

ウルキアガ: 「落とし所…といったところでは有る、が」

リャノン: 「これ以上文句あるならガチ邪教徒呼ばわりするぞ」

詩乃: 「ああ……」

詩乃: ふぅ、とふらりと耐性崩して

 

ティナ: 「どうですかね?コレで争う…と言うのならもうしょうがないですが。」

ティナ: 「私達は攫われた人のために、彼女のためにも少し頑張らなきゃ…なので」

 

ベディ: 「ところでリャノン殿。以前から思っていましたが交渉のはずなのに上から命令口調なのはもしや素で?」

リャノン: 「ん?」

リャノン: 「正しいことを出来ないやつには遠慮はしないだけだ、普段は大人しいほうだ」

 

ティナ: とアイリスをチラリと目伏せして、ウルキアガに分かるようにしつつ

 

ウルキアガ: 「立場と言うものはあってな、応急道具はこちらで用意するが」

ウルキアガ: 「スパーリングだ」

 

リャノン: スパーリング?

 

ウルキアガ「手は抜く、相手はしてもらうぞ」

ティナ: 「形だけは見せようと…」

 

ティナ: 少し呆れた顔を見せて

リャノン: なんでだよ!!

リャノン: 終わったら連れて行かれるって約束してんだろうが!!

 

詩乃: 「ようは、戦った体裁だけでも整えないと面目が立たないわけですね。ウルキアガ様。」

ウルキアガ: 「そういうことだ」

ベディ: 「・・・・・・成程。でしたら再びの選手交替でしょうかね」

 

ジャンゴ: (もうなんだかなぁ~)岩に座り始めた

リャノン: (立場のために信仰捨てるのかておめえらはといいたくなった)

YGM: 一応追手12人倒されてるからねw

詩乃: 代行者という信仰前提の立場だからこそ体裁整えないとそれこそ捨てたことになるのよね代行者。

 

ウルキアガ: 「来るがいい、お前たちの実力を持って、この場を通過する担い手とするものとする」

 

詩乃: 「国際問題にならないよう尽力してくださいましね?」 もう諦めた。一歩前に出る。

ベディ: 「わかりました。では、その相手は私が引き受けましょう」

リャノン: 一手踏み出そうとしてベティに道ふさがれますね

ティナ: 「まぁこうなっちゃうとですね…私は回りを警戒してますの、適当にどうぞ」

 

ティナ: と、まぁソレで終わるならと

リャノン: 多分数人ぐらい気持ちよく川原で殴り合って 口裏合わせてくれた人もいるんだろうよ

 

リャノン: 「おいベディ?」

ベディ: 「先ほど申し上げた通りですよ。リャノン殿」

ベディ: リャノンの前からは動かずに

リャノン: タイマンかな ベティ頑張れ

ティナ: リャナンかベディでタイマンだなw

 

YGM: タイマンもあり、全員で来るのも有り

 

リャノン: 「わかった、怪我はするなよ」

リャノン: 「まったく、カレーをくわせれば話がまだ通じたシ――あれのほうがましだったな」

リャノン: 「勝っても負けても手を貸せよ、任せた」

ティナ: 「では、任せます。ほらアイリス応援したらきっとベディはやる気出しますよ」

 

リャノン: タイマンに任せる

ティナ: ここはタイマンの方がらしいし、良い気がするw

 

詩乃: 「ウルキアガ様、その間に周辺の調査を行ってもよろしいでしょうか。」

ウルキアガ: 「調査は構わん」

ウルキアガ: 「戦わんというのであれなこちも関知はせん」

詩乃: 「では、私は私の職務を遂行したく思います。」

詩乃: 「これも私の戦場ですので。」

 

詩乃: 「そして、ベディ様」

ベディ: 「はい、なんでしょうか?」

 

詩乃: 「怪我をなさらぬようとは申しません。」

詩乃: 「悔いの無い戦いを。」

詩乃: 「そして。」

詩乃: 「貴方の勝利を祈ります。」

 

詩乃: ぺこりと頭を下げて。

 

ベディ: 「有難う御座います」 とだけ

ジャンゴ: 「…………じゃあ、護衛でもしようか」

 

ウルキアガ: 「では行くぞ――」

ベディ: 「こちらこそ。推して参ります!」

 

ウルキアガ: 「我は竜の身、頑強たる護民の壁」

ウルキアガ: 「その身をもって、我らが意志を知るがいい!!」

 

リャノン: ああ だから白き壁か

 

 

 




前作においてEXPC候補企画内で唯一最終的にEXPCにならなかったウルキアガ。

実はと言うと、過去『エンリコ』と直接対峙して苦渋の敗北を喫した状態で生存した過去があったり、また極東の陰陽術技能に自身の出生など、裏設定は多少有ったのだが前作でもこのセッションでも語る機会はなかった()。

プロットとはいつの時代も移りゆくもの、仕方ないね。

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