ファンタジー世界を現代兵器チートが行く。   作:トマホーク

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砲弾が唸り、夜空を切り裂きながら飛来し着弾。

 

何十体もの魔物が爆発で吹き飛び、一瞬にして凪ぎ払らわれる。

 

そして枯れ葉のように吹き飛んだ魔物達は血肉を撒き散らしながら息絶えていった。

 

「通信兵!!司令部に連絡!!榴弾砲、加農砲は方位2―7―0、距離3200に集中射撃!!ロケット砲は砦の周辺一帯に撃ち込むようにと伝えろ!!」

 

「了解!!こちら第1小隊から司令部へ。榴弾砲、加農砲は方位2―7―0、距離3200に集中射撃、ロケット砲は砦の周辺一帯を砲撃せよ!!繰り返す榴弾砲、加農砲は方位2―7―0、距離3200に集中射撃、ロケット砲は砦の周辺一帯を砲撃せよ!!」

 

戦闘が始まってから、かなり時間が経ったが魔物の進撃は未だ止まらず。

 

カズヤ達は弾幕を張り必死に魔物を撃ち殺し続けていた。

 

クソ、いくら殺しても数が減った気がしないぞ!!

 

カズヤは正門の上に設置されたM2重機関銃の銃手となって弾丸を手当たり次第にばらまき、魔物にグロテスクな赤い花を咲かせていた。

 

「隊長、右から来ます!!」

 

「了解!!これでも食らえ!!」

 

1発喰らっただけでも致命傷を負う威力の高い12.7mm弾を多数受けた魔物は元の生物がなんだったか分からないほどグチャグチャになっていた。

 

「チィ、数が多すぎる!!」

 

「弱音を吐くな!!見ろ、これだけ砲撃が加えられているんだ、大丈夫!!何とかなる!!」

 

圧倒的物量で攻めてくる魔物を前に、弱気になってしまった兵士を別の兵士が勇気付ける。

 

砦に攻め寄せる魔物はM4A3カリオペ、BM-13カチューシャ、M115 203mm榴弾砲、九六式十五糎加農砲の砲爆撃によって多くが吹き飛ばされ、また砲爆撃を潜り抜けた魔物も砦から放たれるStG44、MG42、九九式狙撃銃、パンツァーファウスト、二式十二糎迫撃砲、八九式重擲弾筒、九七式自動砲、M2重機関銃などの銃砲弾の圧倒的な火力の前に、なすすべなく砦に辿り着く前には全て撃ち殺されていた。

 

「おい!!どうした砲撃の勢いが落ちたぞ!!」

 

砦の周りに着弾する砲弾の数が減ったことに気がついたカズヤは隣でStG44を撃っていた通信兵に大声で問い掛けた。

 

「現在、M4A3カリオペ、BM-13カチューシャはロケット弾を再装填中!!M115 203mm榴弾砲、九六式十五糎加農砲は砲が加熱しているため砲撃の速度を落としているそうです!!」

 

クソ、しょうがない!!再装填が終わるまで砲撃はこちらの二式十二糎迫撃砲と八九式重擲弾筒で何とかするしかない。

 

だがどちらも残弾が少ない、節約しないとすぐに無くなってしまう。

 

通信兵の報告を聞いてカズヤは考えを巡らせる。

 

「伊吹!!日の出まで後何時間だ?」

 

「およそ1時間です!!」

 

カズヤの隣で九七式自動砲を使い大型のトロールを狙撃していた伊吹中尉が大声で答えた。

 

まだ1時間もあるのか……。どうすれば持ちこたえられる?

 

カズヤが対応策を考えている間にも、支援砲撃が下火になったせいで魔物達の勢いが増し砦に押し寄せて来た。

 

そんな時一人の兵士が悲痛な声をあげる。

 

「ッ!?残弾0!!誰か、誰か弾をくれ!!」

 

チィ、そろそろ弾も尽きてきたか!!

 

支援砲撃が下火になり、窮地に陥った所で更に手持ちの弾薬が底を尽き始めるというダブルパンチがカズヤ達を襲う。

 

後どれだけ魔物はいるんだ!?

 

そう思いカズヤがメニュー画面を開く。

 

 

 

[神の試練・第一]

魔物達の攻撃から生き残れ!!

 

敵総数

2354体

 

 

 

かなりの数を殺したはずだが……まだこんなにいるのか。

 

「っ、弾が無くなりました!!」

 

「私もです!!」

 

「こっちもだ!!」

 

カズヤがメニュー画面を見ている間にも次々と弾切れを起こす兵士達が続出。

 

「チクショウ、これでも食らえ!!」

 

「用意、投げろ!!」

 

弾が無くなった兵士達は持っていたワルサーP38や24型柄付手榴弾を使って魔物を殺し始めた。

 

そんな時、カズヤから離れた位置にいた兵士が悲鳴混じりの大声を上げる。

 

「トロール接近!!」

 

兵士の声が聞こえた方向にカズヤが顔を向けるとそこには大きなこん棒を盾代わりに使うトロールがズシン、ズシンという地響きと共に砦に向かって来ていた。

 

クッ!!しょうがない。最後の1本だがッ!!

 

散発的に放たれる銃弾をこん棒で防ぐトロールに対し、最後の1本であるパンツァーファウストを使うことを決めたカズヤは迫り来るトロールから1番近い砦の防壁まで走り持っていた最後のパンツァーファウストを構え発射した。

 

ボシュ!!という発射音と共に撃ち出された弾頭は真っ直ぐトロールに向かって飛んで行き、そしてこん棒に命中するとこん棒ごとトロールの頭を木っ端微塵に吹き飛ばした。

 

爆発で頭を失ったトロールはそのまま倒れ足元にいたコボルトやゴブリンを押し潰す。

 

「よし!!」

 

確認出来る限りでは最後のトロールを倒し危機は去ったかのように見えたが事態はそんなに甘くなかった。

 

弾薬の欠乏により弾幕が薄くなったせいで砦に取り付いていた魔物達が門を壊し始めていたのだ。

 

……門がもう持たないな。

 

「総員、残弾の再分配をしろ」

 

徐々に壊されていく門を眺めていたカズヤがそう命じるとすぐに兵士達が動き、残り僅かな弾を分け始めた。

 

「再分配完了しました」

 

「よし、使える兵器を持ち総員、正門前に集合!!」

 

カズヤは無線で兵士に命令を下し、防壁を降りて正門の前に急ぐ。

 

「「「「……」」」」

 

「皆、いるな」

 

カズヤが正門前に到着した時、既に他の場所で戦っていた兵士達は全員集まっていた。

 

皆、硝煙で顔が汚れて真っ黒になっていたが目だけは獣のようにギラギラと光っていた。

 

「これより白兵戦を行う!!これで最後だ。なんとしても生き残るぞ!!」

 

「「「「了解!!」」」」

 

カズヤ達は門の前に弾が残っていたM2重機関銃を置き魔物達が突入して来るのを待ち構える。

 

門は既に所々破れ、門の外にいるゴブリンやオークの醜い顔がチラチラと見えている。

 

「総員着剣!!」

 

カズヤの指示で皆、腰に付けていた銃剣をStG44に取り付けた。

 

それと同時に砦に朝日が差し込んでくる。

 

そして、それを合図にしたかのように再装填が終わったロケット砲による盛大な支援砲撃が再開された。

 

よし、後少しで千歳達が来るはずだ。それまで持ちこたえたら俺達の勝ちだ!!

 

カズヤが希望に胸を膨らませていると門を破る音が大きくなり遂に門が破られる。

 

魔物達は耳障りな叫び声を上げて砦の中に雪崩れ込んで来たが、それをまず出迎えたのはM2重機関銃の弾幕だった。

 

「こんにちは、そしてさようならッッッ!!」

 

発射される12.7mm弾が先頭を走る魔物の体を突き抜け後続の魔物まで次々とミンチにする。

 

だが、それも数十秒間の出来事のことで遂にM2重機関銃の弾が無くなってしまう。

 

「50……40……30……20……10……0!!残弾なし!!」

 

M2重機関銃を撃っていた兵士の残弾カウントの0が聞こえた直後、カズヤは突撃命令を下した。

 

「総員突撃ィィーー!!」

 

命令と同時に銃剣がついたStG44を構え全員が走り出し砦の中で血みどろの白兵戦闘が始まった。

 

砦に入ってくる直前の砲爆撃によって魔物達の数は200体程度まで減少していたが砦の中では激しい白兵戦が繰り広げられ至るところで怒声や悲鳴が響き、殺し殺されの様相を醸し出していた。

 

ある兵士はStG44を失ったのかスコップでコボルトの頭をぶっ叩き、またある兵士は生命力が強くなかなか死なないゴブリンに跨がり何度も何度も銃剣を繰り返し心臓に突き刺す。

 

「後ろにいるぞ!!」

 

「ッ!?このっ!!――助かりました!!」

 

そんな中でカズヤもワルサーP38を構え手当たり次第撃ち、劣勢になっている兵士を助けていた。

 

しかしワルサーP38の弾が切れマガジンを抜いた瞬間、ゴブリンが錆びたナイフを振り上げカズヤに飛びかかってきた。

 

マズイ!!殺られる!!

 

右手には弾がないワルサーP38を持ち左手は予備マガジンを取り出そうと腰に回していて全くの無防備な状態だったカズヤは死を覚悟した。

 

だがゴブリンのナイフがもう少しでカズヤに突き刺さるという所で突然横合いから弾が飛んできてゴブリンを蜂の巣にした。

 

ハッとしてカズヤが弾が飛んできた方を見ると、ここまで全速力で走って来たのだろうゼェゼェと肩で息をしている千歳がStG44を構えていた。

 

その銃口からはゆらゆらと硝煙が風で揺らぎながら立ち上っている。

 

……た、助かった。千歳達が間に合ってくれた。

 

ギリギリの所で援軍が間に合ったのだ。

 

その後、一個小隊を率いて来た千歳達により魔物は一匹残らず掃討された。

 

「はぁ〜〜駄目だ、もう立てん……」

 

千歳の姿を見てぷっつりと緊張の糸が切れたカズヤはズルズルと地面に座り込む。

 

そこへ千歳が走り寄り体をベタベタと触って怪我がないかどうか確かめながらカズヤに問い掛ける。

 

「ご主人様!!大丈夫ですか、怪我はありませんか!?」

 

「あぁ……体は大丈夫だ。それより助かったよ千歳」

 

「いえ、ご主人様をお守りするのが我々の――私の存在理由ですから」

 

そう言って優しげな表情を浮かべて微笑む千歳にカズヤは手を借りて立ち上がると戦後処理を行うことにした。

 

「こりゃヒデェ……」

 

戦いが終わった砦の周辺は砲撃によって焼け野原になり草木が生えていた草原は、ぼこぼこと掘り返されていた。

 

砦の内外には魔物の死体が大量に積み重なり魔物が焼けた匂いや火薬の匂いが充満している。

 

「ご主人様、ここの後始末は私が連れてきた兵に任せておいて一先ず司令部に戻りましょう。負傷兵の処置もせねばなりませんし」

 

「……そうだな」

 

千歳の進言を取り入れたカズヤは砦の周りに転がっている死体等の処理を増援の小隊に任し、今まで戦っていたカズヤ達は司令部に帰還した。

 

 

 

司令部に帰還したカズヤは砦から一緒に帰ってきた兵士達に2日間の休息を命じ解散させた。

 

しかし自身は息つく暇もなく被害報告書を千歳から受け取り目を通す。

 

「人的被害は軽傷者35名、重傷者は10名……は俺が治したから結果には0名。――で死者5名か……。あれだけの戦闘で死者が5名で済んだのは奇跡だな。……だが兵士を、部下を失うというのは最悪の気分だ」

 

「……はい」

 

カズヤは野戦病院に運び込まれている死体袋を千歳と共に眺めながら、そう独り言のように呟いた。

 

「――……さてと、休む前に弾薬の補充だけでもしておくか」

 

「ご主人様、ご主人様は慣れない戦闘でお疲れのはずですので、今はゆっくりとお休み下さい」

 

頭を切り替えたカズヤが休む前に戦闘で損耗した弾薬や兵器の補充をしようとすると隣にいた千歳が慌て休むように言った。

 

「いや、初めての戦闘の後のせいか気分が高ぶってしまって眠れそうにないんだ」

 

「ですが……。分かりました。では補充などが終わりましたら必ずお休み下さい」

 

「あぁ、分かった」

 

カズヤは千歳の言葉に頷き返事を返すと黙々と弾薬や兵器の補充を始めた。

 

「……」

 

そんなカズヤの後ろ姿を遠くから心配そうに見詰めていた千歳だったが、ふといいことを思いついたとばかりにニヤリと笑う。

 

そして近くにいた他の女性士官達を呼び寄せ彼女達に小さな声で囁いた。

 

「おい、お前達」

 

「ハッ、何でしょうか?」

 

「すこし耳を貸せ……ゴニョゴニョ」

 

「――!? それは名案です!!」

 

千歳の提案を聞いた女性士官達は一瞬驚いた顔になったが、そのあと千歳と同様にニヤリと笑った。

 

もしカズヤがこの時の千歳や女性士官達の不敵な笑みを見ていたら後の出来事を回避出来たかも……知れない。

 

多分。

 

「あれ、千歳はどこ行ったんだ?」

 

補充作業が終わり気分も多少落ち着いてきたカズヤは司令部の自室に戻って休もうと思ったがその前に自分が寝ている間の命令権を渡しておこうと千歳を探していた。

 

「お、いたいた。おーい千歳」

 

物陰で女性士官達と真剣な顔でこそこそと喋っていた千歳を見つけたカズヤは大声を上げながら近付く。

 

「「「っ!?」」」

 

「っ!?ご、ご主人様!?どうかされましたか?」

 

急に声を掛けられた千歳や女性士官達はビクッと背筋を震わる。

 

なんだ?びっくりし過ぎだろ。

 

声を掛けられただけで、何故か動揺していた千歳達の様子を不審に思いながらもカズヤは本題を切り出した。

 

「いや、俺が休んでいる間の事を頼んでおこうと思って」

 

「そ、そうでしたか。ごゆっくりお休み下さい。ご主人様がお休みの間は誰も近付けさせませんので」

 

「そうか、それじゃ頼んだ」

 

軽い気持ちで、そう言い残しカズヤは司令部の自室にある寝室のベッド向かった。

 

だがその後ろでは。

 

「クスッ……。例え何があろうと、誰も近付けさせませんよ……絶対に」

 

千歳がワラッテいたことにカズヤは気付かなかった。

 

……ん?誰か……入って……来た?

 

自室の寝室でベッドに横になって寝ていると誰かが寝室に入って来たことにカズヤは気付いた。

 

また何か問題があったのか?と思いカズヤがベッドから起き上がろうとすると何故か体が動かなかった。

 

「っ!?」

 

その事に驚きカズヤが目を開けるといつの間にかカズヤの手足は縄で縛られていた。

 

そしてベッドを囲むように千歳と伊吹中尉を含む5人の女性士官が立っていた。

 

……ん?どういう状況だこれは?

 

千歳や伊吹中尉、部下の女性士官達がいたことにひとまず安心するものの何故自分が縛られているのか分からないカズヤは千歳に問い掛けた。

 

「あの〜。ち、千歳?何で俺は縛られているんだ?」

 

「それはですね、ご主人様……」

 

「それは……?」

 

「ご主人様が気分が昂っているとおっしゃっていらしたので、私達の体を使って頂いて気分の高ぶりをおさめてもらおうと思いまして」

 

「………………えっ?」

 

「簡単に言いますとご主人様のご子息が大変苦しそうな状態になっておりますので、その処理をお手伝いさせて頂こうと思いまして」

 

千歳はそう建前を述べ、何でもない風を装っていたが千歳達の顔は性欲に染まっていた。

 

「え、遠慮しておくよ……」

 

「いえいえ、ご主人様が遠慮などする必要はありません。思うがまま私達の体を使って(貪って)下さい」

 

「いや、ちょっ……」

 

「ご主人様に喜んで頂けるよう精一杯頑張りますので」

 

そう言って何処か妖艶な笑みを浮かべて千歳達はカズヤが横たわるベッドに近づく。

 

「ま、待て!!落ち着くんだ!!俺の話を聞け!!」

 

「話は後でゆっくりとお聞きしますから……今は……本能の赴くままに……」

 

千歳達が1枚、また1枚と着ている服をゆっくり見せ付けるように脱ぎながら近付いてくる。

 

もはや千歳達には話が通じないと悟ったカズヤは他の兵士に助けを求めた。

 

「だ、誰かーー!!助けてくれーー!!」

 

「無駄ですよご主人様。言いましたよね、お休みの間は誰も近付けさせないと……」

 

「っ!?」

 

千歳の言葉を聞きカズヤの額からは大量に汗が流れ始める。

 

だが千歳達はカズヤのそんな様子を気にもかけず下着姿で、もう我慢出来ないと言わんばかりに一斉にベッドの上に乗ってきた。

 

「それでは……。我々の体をたっぷりとご堪能下さい」

 

「い、いやぁぁあぁぁぁーーー!!!」

 

寝間着に手をかけられカズヤは少女のような叫び声を上げた。

 

その後、司令部の一室からは喘ぎ声や助けを求める声が虚しく響いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――

 

 

 

「……」

 

2日後、若干痩せたように見えるカズヤがふらふらと寝室から出てきた。

 

し、絞り取られた。

 

あの後、中隊の他の女性兵士達も乱入してきて死ぬかと思った……。

 

神様がくれた身体強化(強)と奪った能力の絶倫がなけりゃ死んでたな。

 

いつの間にか襲われてから2日経ってるし……。

 

そんなことを考えながらカズヤが後ろの寝室に視線を向けると僅かに開いている扉の隙間から、白濁液を大量に体に付けて幸悦とした表情でスヤスヤと寝息をたてて眠っている千歳達が見えた。

 

「はぁー……」

 

そんな千歳達から視線を外し自室から出てため息を吐いたカズヤは指令室に向かった。

 

「……」

 

カズヤが指令室に入ると何故か男性兵士達が1列に並んでいた。

 

「「「「……」」」」

 

――ビシッ!!

 

……えっ、なにこれ?

 

そしてカズヤに向け一斉に敬礼をするとそそくさと軍務に戻って行った。

 

……意味が分からん。

 

カズヤは男性兵士達の行動の意味が理解出来なかったが敬礼にはしっかりと答えておいた。


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