その胸に還ろう   作:キューマル式

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今回は今後の伏線をばら撒く話。


準備の日々

『……』

 

 海上を航行する深海棲艦の艦隊……その編成は正規空母ヲ級2、戦艦ル級2、駆逐ロ級2という非常に強力な護衛艦隊だ。その艦隊が守るのは補給艦ワ級4、軽巡ホ級2という輸送艦隊である。

 対空・対艦・対潜すべてに対応できる万全の警備体勢の中で航行していた艦隊だが……。

 

『!?!!?』

 

 それに最初に気付いたのは輸送艦隊のホ級だった。何か……海面スレスレを飛んでくる飛行物体を発見したのである。敵航空機かと艦隊は一気に警戒に入り各艦は対空弾幕を張ろうとし、ヲ級も迎撃のための艦載機を大急ぎで発艦させようとする。

 しかしその飛行物体はあまりにも速かった。各艦の対空弾幕よりも速く接近すると急上昇、その後艦隊に向かって急降下を始める。急降下爆撃かと思われたそれは、爆弾を投下することなく、そのまま各艦にぶつかっていく。

 凄まじい爆炎が護衛艦隊各艦に巻き起こった。

 発艦作業中であった空母ヲ級は1隻がそのまま轟沈、もう1隻が大炎上中で沈むのは時間の問題だった。装甲の厚い戦艦ル級も2隻とも大炎上と傾斜を起こしており大破状態、駆逐ロ級に関しては木っ端みじんである。

 一体何が起きたのか全く分からず混乱する艦隊、そこに3つの艦影が高速で突撃してきた。

 

「村雨の、ちょっといいとこ見せたげる!」

 

「攻撃開始! この海域から出て行け!!」

 

「リベ、本気で行くよー!」

 

 駆逐級の艦娘たちだ。しかしその速度が普通ではない。各艦ともに40ノット越えは確実、下手をすれば50ノット近く出ている。

 何とか生き残っている砲を向けようとするル級たちだが、それよりも早く駆逐艦娘たちが魚雷を放った。しかし理解しがたいことに各艦1本ずつだけである。

 魚雷は高度な未来予測を必要とする武器、扇状に大量に放つことで真価を発揮する。だというのにそれをたった1本、しかもあんな遠距離からでは当たるはずもない。ル級は安心してゆうゆうと砲を向けようとしたその時……当たらないはずの魚雷が炸裂した。しかもそれは3本のうち1本がマグレで当たったというわけではない。2隻のル級と生き残っていたヲ級のそれぞれに同時に魚雷が炸裂していた。これは3本の魚雷すべてが別々の目標に正確に命中したということに他ならない。常識では考えられない事態である。

 護衛艦隊の全滅を理解した輸送艦隊は即座に転身、逃げに入る。しかしその瞬間水柱が上がり2隻の輸送ワ級が炎を上げながら沈んでいった。

 

「さぁいきます、てー!」

 

 敵の影は海上にはない。となればその正体は潜水艦だと判断した軽巡ホ級は自身のソナーによってその位置を探ろうとするものの、どれだけやってもソナーには影も形もない。

 軽巡ホ級は狂ったようにやみくもに爆雷をばら撒くが、その2隻の軽巡ホ級に魚雷が突き刺さり轟沈する。

 護衛戦力の消えた、足の遅い輸送ワ級の運命は決まった。数分もしないうちに輸送ワ級は炎を上げながら轟沈し、ここに深海棲艦隊は1隻残らず全滅したのだった……。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「すっごーい! リベたちすっごく強くなっちゃった!」

 

「本当ですって! あんな近くまで行ったのに敵に気付かれないなんてすごい!」

 

「羅號たちの言葉を疑うわけではなかったですが……私たちだけであの規模の艦隊を一方的に殲滅できるなんて……」

 

 リベとローは無邪気に喜び、朝潮は自分の手に入れた予想外なまでの力に信じられないかのように手を握ったり開いたりを繰り返している。その彼女たちの艤装の形状は、始めて羅號が彼女たちと出会った時とはまるで違っていた。

 

「ほらほら、驚いてないで仕事の続き。

 早く戻って妖精さんたちに調査結果を持って行こう」

 

「あ、はい!」

 

 そう言って声をかけたのは艦隊の旗艦であり、3人よりも年上の村雨だ。彼女の艤装も始めて轟天が彼女と出会った時とは全く違う。村雨の言葉におしゃべりをやめた3人は陣形を組みなおすと航行を再開した。

 彼女たちの向かう先は、もはや彼女たちにとっても家となった『緯度0秘密基地』である。

 

 彼女たちが轟天や羅號と運命的な出会いをしてから早いもので2週間ほどの月日が経っていた。

 あの後2人はやはり方針通り戦力の増強に取り掛かった。彼女たち4人の艤装の全面的な改装である。

 それはもはや改装というより作り直しに近かった。普通の工廠では絶対にありえない光景に4人は若干の不安を感じていたわけだが……それは杞憂だった。

 

 信じられないほどの索敵範囲と精度を誇るレーダーとソナー。

 とんでもない遠距離から当たり前のように命中し戦艦級の装甲すら一発で貫く対艦誘導噴進弾(ミサイル)

 信じられないような速度で連射される主砲。

 敵航空機を自動的に叩き落とす迎撃機銃群。

 水上目標だけでなく潜航中の潜水艦にすら自動で追尾し命中する対艦対潜誘導魚雷。

 彼女たちからすればSF小説の中にでも出てくるような超兵器のオンパレード、それが彼女たちに搭載された装備だったのである。

 

 そんな新兵器を装備して今日は彼女たち4人は初任務の真っ最中のところで敵艦隊を発見、攻撃を仕掛けたというわけだ。

 試射は何度もやったし短時間とはいえ集中的に訓練したので新兵器の扱いには熟知したつもりだったが今日は初の実戦、不安がなかったわけではないのだが……最初の対艦誘導噴進弾(ミサイル)だけで一方的に敵を屠れたことでその不安は吹き飛んだ。本来ならばこんな駆逐艦・潜水艦の4隻での編成では手も足も出ないだろう規模の艦隊だったというのに、終わってみれば完全勝利(パーフェクトゲーム)である。

 

「この力があれば深海棲艦なんて……」

 

「そうね。

 でもだからこそ2人は慎重にもなるし、頭を抱えてるのよね」

 

 朝潮と村雨は自分たちの手に入れた強力な力に驚き、同時にどうしてあれだけ2人が慎重になっていたのかが分かる。

 この力は誰もが欲しがるものだ。それこそ、どんな手を使っても何を犠牲にしても……それが2人と同じように強力な力を手に入れた今なら分かった。

 いや……。

 

「『同じ』なんて、うぬぼれが過ぎるわね。

 私たちなんて轟くんたちと比べたら足元にも及ばないもの」

 

 苦笑しながらの村雨の言葉に、それが聞こえていた3人は同じように苦笑しながら頷いた。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 海が燃えていた。

 この泊地を任された深海棲艦の上位種……泊地棲姫は目の前の光景の意味が全く分からなかった。

 泊地が燃え、次々と仲間が沈んでいる。それはいい、大量の敵が来たのならそれもありえるだろう。

 しかし……彼女らの前に立ちふさがったのは、たった2隻だけだった。

 敵から訳の分からない光線が飛べば味方は灰燼へと姿を変え、大口径砲が吼えれば味方が木っ端みじんに吹き飛ぶ。

 無論深海棲艦隊もされるがままではない。砲撃・航空攻撃・雷撃……ありとあらゆる攻撃手段を駆使して敵を撃滅しようと試みた。しかし……そのことごとくがこの2隻には通用しない。

 

 空を埋め尽くすような航空機に対し、その2隻から発艦した30機程度の航空機が一方的な空中戦を展開する。その空の死神の群れを運良く通り抜けたものもあったが、それを待っていたのは光線とありえない精度の機銃の迎撃、そしてどこまでも追いかけてくる噴進弾という新たな死神の群れだ。

 戦艦たちの集中砲火は届く前に空中で光線が貫き爆発させ、砲弾が敵にまで届かない。魚雷だって同じだ。

 破れかぶれと突撃していく艦たちは2隻が持つ凶悪なドリルのついたメイスで文字通り叩き潰され、あるいはそのドリルの回転によって千切れ飛ぶ。

 そして出来上がったのが目の前の屍山血河である。それはもう『悪夢』としか言いようがない。

 

「バンバンババーン、深海棲艦、ぜんめつだ~♪

 死ねぇ、深海棲艦!

 轟天ブリーカー!!」

 

「うん、ベアハッグで潰すのは効率悪いからやめようね、兄さん」

 

 その2隻は何やら訳の分からないことを口走りながらドリルの切っ先を向けた。そこから放たれた光の奔流の中に、泊地棲姫の意識が溶けていく。

 それがこの泊地の最後だった。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「わかってはいたけど……すがすがしいほどに無茶苦茶よね、轟くんたちって」

 

 轟天と羅號は、先に『緯度0秘密基地』に帰投していた村雨たちの出迎えを受けていた。羅號はすでに3人娘に連れられてどこかに姿を消している。

 轟天は村雨と連れだってゆっくりと廊下を歩きながら、お互いの任務の話をしていた。そして轟天たちの敵泊地攻略の様子を聞いたときにため息とともに村雨の口から出たのが冒頭の言葉だ。

 

「なんだよ、実際にこの近くに敵泊地なんてあったらお前らも妖精さんたちも安心して作業できないだろ?」

 

「それはそうだけど、ねぇ……」

 

 本来ならば大量の艦娘たちがその死を覚悟で戦い、それでも勝利できるか分からない深海棲艦の泊地攻略戦……それをもう『近所に蜂の巣ができたからちょっと駆除してくる』ぐらいのレベルでやっているのだから開いた口が塞がらない。

 もっとも……。

 

「私たちももう、無茶苦茶は変わらないかな」

 

 今日の自分たちの戦いも十分無茶苦茶だと思い出し、村雨は苦笑する。

 

「そういえば改造後の初実戦だったんだよな? どうだった?

 ここの妖精さんたちの力でも、俺たち並みの装備を用意するには1年はかかるって言うから1週間で用意できるまでにかなり妥協したっていう話だったんで心配だったんだ。

 それでどうだった?」

 

 そう言ってくる轟天の顔は真剣そのもの、混じりっ気なしの本気で言っている。

 艤装は直接的な生存率に関わる、艦娘にとって命を預ける大切なものだ。それに『最高のもの』を用意できず、改装で動けない期間が長すぎてはいけないと大幅に『妥協したもの』を使わせていることに轟天の中では思うところがあるようだ。あの規模の敵を一方的に叩ける装備でまだ心配だと言う。

 「この人は一体何と戦ってるんだろうか……?」と村雨は心の中で呆れたように呟きながらも、案外に心配性な轟天に問題ないと伝える。

 

「そりゃよかった。 それで、仕事の方の首尾は?」

 

「そっちもバッチリ。 妖精さんたちはいつでも作業に取り掛かれるって」

 

 今日、村雨たち4人は周辺の島々への偵察を行っていた。その目的は早期警戒用のレーダー基地、そして第二拠点の建設である。

 今はまだ準備段階、深海棲艦とも艦娘とも接触は控えたい時期だ。というわけでこの周辺の島々に隠しレーダー基地を建設し、その位置を掴んで遭遇しないようにするというわけである。最終的には対艦・対空ミサイルを配備し、深海棲艦が周辺海域に入った段階で迎撃することも考えている。

 さらにこの『緯度0秘密基地』は本当の意味で轟天たちの家であり生命線だ。その存在は限界まで秘匿したい。そこで第二拠点を建設しておこうというのである。人類との接触時にはその第二拠点をさも本拠地のように振る舞い、『緯度0秘密基地』の存在を隠すのだ。さすがに規模は『緯度0秘密基地』ほどのものはここの妖精さんたちでも難しいようだが、それ相応のものならすぐにでも建設に取り掛かれるとのこと。

 まぁ村雨たちごく一般的な艦娘たちからすれば、この『それ相応』の基地ですら一般常識を外れたものでここの妖精さんたちの技術には感心を通り越して呆れているわけだが、轟天にしてみれば知ったことではない。

 

「もともと人の住んでた島だったらしくて、港湾施設跡があったわ。

 そこをベースに手を加えるから、妖精さんたちはそこまで長い時間はかからずに形になるだろう、って」

 

「ふぅん……ん?」

 

 そこまで聞いていた轟天は何かに気付いて手を伸ばす。

 

「どうしたの、轟く……んんぅっ!?」

 

 村雨が艶っぽい悲鳴を上げて、顔を赤くしながらお尻を押さえる。

 

「ちょっとぉ、いきなりおしり撫でるとか困るんですけどぉー。

 なに、村雨に『おっぱい成分補給艦』だけじゃなくて『おしり成分補給艦』にもなって欲しいの?」

 

「ばっ……違う! 今のは事故だ、誤解だ!」

 

 いきなりのセクハラに顔を赤くしながら頬を膨らませ抗議する村雨に、ぶんぶん首を振りながら誤解だと轟天は声を上げる。

 

「これ! これを取ってたんだよ!」

 

 そう言って轟天が見せたのは何かの植物の種のようだ。

 

「これがスカートに付いてたから取ったんだよ。 まだたくさんついてるぞ」

 

「やだ、ホントにたくさんついてる!」

 

 言われて村雨は後ろを見ると、確かにスカートのおしりの辺りにまだいくつも植物の種がついていた。

 

「こんなにたくさんついてるってお前、森にでも入ったのか?」

 

「そんなことないわよ、今日調査したのは港湾施設跡だけだって。

 ただ……深海棲艦に人類が駆逐されちゃった島だからね」

 

「ああ、前に話してた『現象』のせいか」

 

 村雨の言葉に轟天は「なるほど」と頷く。

 深海棲艦は人間を決して生かしておかない。そんな深海棲艦によって制圧されてしまった地域の人間は皆殺しになるわけだが、その後のその土地の自然環境の回復速度が異常に高まるという『現象』が見られていたのだ。原因はまったくの不明である。

 そのためか第二拠点の建設候補地となっている島の港湾施設跡はまるで森に呑まれたかのような状態になっており、そこらじゅうで草木が生い茂る状態だったようだ。スカートについた植物の種もその時ついたものだろうと村雨は言う。

 

「人間を殺しつくした後、深海棲艦が木に化けるんだって言う人もいるわよぉ~」

 

「それはいくらなんでもオカルトが過ぎるだろ」

 

 驚かそうとでもいうのか、おどろおどろしく言う村雨に轟天は苦笑する。

 そんな2人が食堂へとやってきた時だ。

 

「ちょうちょだもん!」

 

「いや、これ絶対蛾だと思うなぁ……」

 

 何やらリベの力強い主張と、羅號の困ったような声が聞こえる。

 

「なんだなんだ?」

 

「あ、兄さん」

 

 後ろからの声に羅號が振り返る。

 

「毎日あんなに仲がいいお前らがケンカか?

 珍しいな」

 

 轟天の言う通り、羅號と3人娘の仲はいい……どころか過剰なほどだ。基本的に羅號には3人のうちの誰か、もしくは3人全員がべたべたとひっついているのがデフォだ。こんな歳からハーレムの主となり、リア充街道一直線となった弟に「弾薬庫爆発しろ」という呪いの電波を轟天は日々飛ばしているのだが、残念ながら今のところ効果はない。

 

「いや、別にケンカってわけじゃないんだけど……」

 

 チラリと見ると、リベはちょうどいいと轟天に話を向けた。

 

「ゴーテン聞いて聞いて!

 ラゴウが全然聞き分けないんだよ!」

 

「いや、全然要領を得ないんだが……」

 

「これこれ!」

 

 そう言ってリベは机に広げていたものを轟天に見せてくる。

 それは『絵本』のようだ。かなりくたびれた感じから見ると、今日の偵察のときに拾ってきたものだろう。日本語ではないので言葉は分からないが、そこには2人組の女の子が描かれている。

 

「ああ、『はじまりの妖精』の絵本ね」

 

 轟天の横から見ていた村雨が納得したように頷いた。

 

「『はじまりの妖精』って100年くらい前の深海棲艦が現れた時に人類に味方して現れたっていう?」

 

「そうよ。

 『はじまりの妖精』に続くようにほかの妖精さんたちが現れて私たち人類は深海棲艦と戦う『艦娘』の力を手に入れた。

 それがなかったら人類はとっくに深海棲艦に絶滅させられてたから、『はじまりの妖精』のことは絵本なんかでも書かれて、みんなそのことは知ってるわ。

 私も子供の頃お母さんに読んでもらったなぁ……」

 

 懐かしそうに村雨が語る。

 

「ふぅん……それで、それがどうしたんだ?」

 

 頷いて先を促すと、今度は朝潮が説明をする。

 

「今日の任務の時に落ちてたのでその絵本を拾ってきたんです。

 それでみんなで懐かしいねって言いながら見てたんですが……ここの絵」

 

 そう言って朝潮の開いたページにはその『はじまりの妖精』が、極彩色の羽根をもつ虫のようなものに乗っている絵が描かれていた。

 

「子供のころを懐かしんで「きれいな蝶だね」って話をしてたんです。

 そうしたら……」

 

「らーくんが「これは蝶じゃなくて蛾だ」って言いだしたんですって」

 

「それでラゴウ、何回も「蛾じゃなくてちょうちょだよ」って言っても聞いてくれないの!」

 

 話の分かった村雨がなるほどと頷く。

 

「なるほどね……。

 羅號くん、昔から『はじまりの妖精』は蝶に乗って現れたって言われてるの。

 だからこれは蝶……」

 

「……いいや、これは蛾だよ」

 

 村雨は羅號に向き直ると諭すように語りかけようとしたが、その言葉を横から轟天が叩き落とした。

 

「俺も羅號に同感だ。

 こいつは蝶じゃなくて蛾だ。 絶対に間違いない」

 

「もう、ゴーテンまで!

 これはちょうちょだもん! 綺麗なちょうちょだもん!」

 

「いーや、絶対に蛾だね!」

 

 いきなり割り込んできて蛾だと主張する轟天に、リベも負けじと言い返す。

 その姿を見ながら村雨は肩を竦めた。

 

「もうどっちでもいいじゃない。

 それより食事にしましょうよ」

 

「そうですね、村雨さん」

 

 村雨と朝潮が食事の支度をはじめ、羅號やローがそれに続く。

 結局『蝶か蛾か?』という話は食事が終わった段階でうやむやになり、それっきりになったのだった。

 




さて、かなり伏線になる設定を出しましたが……もう丸わかりだろうな。
蛾と2人組の妖精……さて、始まりの妖精さんとはなんなのでしょうね(笑)

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