艦これで〇〇が〇〇を隠し持っていたシリーズ。   作:哀餓え男

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神風「足柄さんが神風緊縛調教もののエロ本を隠し持っていた」

神風「憲兵さああぁぁぁん!憲兵さぁぁぁん!!」ガタガタ

 

足柄「誤解だから!誤解だから!」

 

神風「足柄さんに縛られれるぅ!」ブルブル

 

足柄「やめて!」

 

足柄「ご、誤解なんだよ!」

 

神風「そうなの……?」

 

足柄「うん」

 

神風「じゃああの本、足柄さんのじゃないの?」

 

足柄「いや、それはまぁ、私のなんだけど……」

 

神風「縛られるぅ! 足柄さんに縛られて犯されるぅ!」ガタガタ

 

足柄「ち、違うのぉ!」

 

神風「あの、足柄さんもいい歳だから、そういう事に興味を持つ事自体は私も全然否定しません。」ビクビク

 

足柄「……いい歳とかやめて。」

 

足柄「そういう本を読んだりして縛りたくなる事も、全然悪い事だとは思わないし……。」ブルブル

 

足柄「……あの、神風。」

 

神風「な、何!?」ビクゥッ

 

足柄「な、なんで距離とってるの?」

 

神風「怖いもん!調教されるもん!」ガタガタ

 

足柄「やめて!」

 

神風「超マニアックな方法で犯されるもん!」

 

足柄「しないわよそんなの!」

 

神風「妙高型の部屋に連れ込まれて 『一緒にシンガポールじゃなくて天国にイキましょう…?』とか言われながら犯されるもん!」

 

足柄「抜粋するのやめて!さっきの本から抜粋するのやめて!」

 

神風「なんか神風型特有のマニアックな言葉責めとかもするつもりでしょ!」

 

足柄「しないわよ!やめて!」

 

神風「『神風って飛天〇剣流とかつかえそうよね』とか言ってバカにする気でしょう!」

 

足柄「日本刀が似合いそうとは思うけどしないから!」

 

神風「『袴は脱がすけどブーツはそのままにするから安心して?』とか言いながら縛るつもりでしょう!」

 

足柄「抜粋やめて!音読やめて!」

 

神風「足柄さんがマニアックな言葉責めを身につけてるぅぅ……!」

 

神風「とにかく、全裸にブーツとかそうゆうマニアックなプレイしようとしてるんでしょ……?」

 

足柄「違うから!そういうんじゃないから!」

 

神風「さ、さらにマニアックな……?」

 

足柄「違うわよ!ていうかさっき神風が言ったみたいのは神風緊縛調教ものでは全然マニアックの範疇じゃないわ!」

 

神風「……え?」

 

足柄「……あ。」

 

神風「……あ、あれくらいは、基本なのね?」

 

足柄「なんでもない!さっきのなんでもない!」

 

神風「正直さっきのでもかなりエグいところ抜粋したつもりだったんだけど……。」

 

足柄「聞いて!さっきのは間違いだから!」

 

神風「もうあれくらいじゃ、満足できないのね……?」

 

足柄「やめて!」

 

神風「足柄さんがどんどん遠くに行く……。」

 

足柄「遠くに行ってるのは神風よ……物理的に距離とってるじゃない……。」

 

神風「だ、だって犯されるじゃない……。」

 

足柄「しないよ!」

 

神風「私の航海長のジンクスを話したのが悪かったのかしら…… 知らず知らずの内に、足柄さんを焦らせていたのね……。」

 

足柄「やめて!別に焦ってないから!」

 

神風「ちゃんとカツで育てられたのかしら……。」

 

足柄「育てられてない!さすがにカツで育つのは無理だから!」

 

神風「で、でもプレイ的な見地から言えば山盛りのカツを目の前に白目をむく私も興奮ポイントに……?」

 

足柄「やめて!嗜好を探るのやめて!」

 

神風「だ、だってさっき言ったくらいはもう基本なんでしょ?」

 

足柄「間違いでした!さっきの無しで!」

 

神風「とすると嫌がる私の口に無理矢理カツを詰め込むとかそっち系に行かざるを得ないじゃない……?」

 

足柄「っていうか何でちょっと協力的なの!? さっきまで犯される!とか言ってたよね!?」

 

神風「さ、逆らったらもっとひどい目にあう……。」

 

足柄「そ、そういうことか!いや、しないから!」

 

神風「じゃ、じゃあ面と向かって言って……。」

 

足柄「何を?」

 

神風「『私は神風を犯したいと思っていないし、思ったこともありません』って。」

 

足柄「何その宣言!?」

 

神風「言わなきゃ信用できない!狼と一緒の鎮守府にはいられないもの!」

 

足柄「狼とか言わないで!ん?言っていいのかしら?あれ?」

 

神風「と、とにかく言ってもらえれば、安心できるかもしれないから……」

 

足柄「……うーん……」

 

神風「や、やっぱり虚偽の申告はできない?」ビクビク

 

足柄「虚偽じゃないから!」

 

神風「いいの!私は足柄さんを嘘つきにしたいわけじゃないんだから!」

 

足柄「その感じやめて!」

 

神風「足柄さんにその場限りの嘘をつかせるくらいなら、私、妙高さんに相談しますから!」

 

足柄「言うから!言うから妙高姉さんにだけは言わないで!」

 

足柄「え、な、なんだっけ……『私は』……」

 

神風「『私は神風を犯したいと思っていないし』 」

 

足柄「そ、そうね。『私は神風を』……。」

 

神風「……ど、どうかした?」ビクビク

 

足柄「あ、あのー、一応、一応確認ね?」

 

神風「な、何?」

 

足柄「こ、この『犯す』の範囲って……?」

 

神風「!!」

 

足柄「い、一応だよ!!」

 

神風「そ、それはつまり範囲によっては……。」

 

足柄「一応だって!意外と二人の間で食い違ってるかもしれないじゃない!」

 

神風「範囲によってはありえるってこと?」

 

足柄「いやだからその確認!」

 

神風「そ、そうね。足柄さんの基準はちょっとアレだものね。」

 

足柄「アレとかやめて。」

 

足柄「えーと、じゃぁちょっとずつ確認してこう?」

 

神風「う、うん。ここでの『犯す』の範囲が広ければ広いほど、その……。」

 

足柄「……うん。」

 

神風「足柄さんがさっきの宣誓をできなくなる可能性が上がるわけね。」

 

足柄「いやまぁ多分ていうか絶対大丈夫だけどね!!」

 

神風「そうよね!」

 

足柄「えー、じゃあ『犯す』の基準決めスタート!」

 

神風「まずは『キス』!」

 

足柄「えッ!?」

 

神風「えッ!?」

 

足柄「ストップで! 一旦ストップで!」

 

神風「怖い怖い怖い怖い!!」

 

足柄「違うって! 普通にするじゃん! キスってするじゃん! 大正時代なら!」

 

神風「しないしないしない!どこの世界線の大正時代よ!」

 

足柄「この世界線の大正時代がするかどうかじゃないよ!? 私の妄想よ!? 私の妄想の中の大正女学生はキスしまくってるのよ!」

 

神風「するわけないでしょ!?女学生さんたちに謝って!!」

 

足柄「アレだよ? キスって唇同士の奴だよ?『下の口同士で』とかそういうんじゃないよ? そのつもりで私はOKにしたんだよ?」

 

神風「当たり前でしょ!何よその大正エロ浪漫!!」

 

神風「あの、ていうかじゃあさ、キスが基準だとアウトなの? よね? あの、言わなくていいけど。」

 

足柄(怯えた顔で上目遣い・・・尊い!)

 

神風「うーん……ていうかもう、聞くね…… ど、どこラインにしたらさっきの宣言できるの?」

 

足柄「……えー?」

 

神風「あ、足柄さんが決めてくれていいよ。それを聞いて対処するから」

 

足柄「……う、ん・・・…」

 

(五分後)

 

足柄「……。」

 

神風「……。」ドキドキ

 

足柄「……あの。」

 

神風「ひっ!?」ビクゥッ

 

足柄「そ、そこまで怯えなくても!」

 

神風「ご、ごめんね? 驚いちゃっただけだから。ごめんね?ハイエースしないで?」

 

足柄「やめて!」

 

神風「……ていうか、これ長考した時点で相当ヤバ……」

 

足柄「言うから!今すぐ言うから!」

 

足柄「え、えーと……」

 

神風「言ってくれていいから!ちゃんと言ってくれると、私、嬉しいです!」

 

足柄「えーと……」

 

神風「もう驚かないから!」

 

足柄「えー……多分、何をラインにしても、その、無理……」

 

神風「え」

 

足柄「あの、だって、したいし……」

 

神風「うわああああああやっぱりガチじゃないぃぃぃぃ!!!」

 

足柄「ご、ごめんねぇぇぇぇ! でもしたいんだものぉぉぉぉ!!」

 

神風「最初ので合ってたじゃないぃぃぃ!! 憲兵さああああああぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!」

 

足柄「ごめんなさい! 本当にごめんなさい! でもさっきの言葉責めとかめっちゃしたいです!」

 

神風「それは聞いてないでしょおおお!! 怖い怖い怖いぃぃぃ!!」

 

足柄「し、静かにしてよぉ!! 犯すよッ!?」

 

神風「め、めっちゃ本性出してるぅぅぅぅ!!!」

 

神風「全裸にブーツは?」

 

足柄「基本。」

 

神風「足柄と書いて?」

 

足柄「飢えた狼。」

 

神風「夜に一人でトイレに行けない私は?」

 

足柄「漏らすまで放置。」

 

神風「お嫁さんにしてあげたい艦娘No,1は?」

 

足柄「私……。」チナミダ

 

神風「こわいよぉぉぉ! 足柄さんが怖いよぉぉぉ!」

 

足柄「う、うるさい! 亀甲縛りの上に袴着せるわよ!?」

 

神風「なにそれ!?」

 

足柄「よくあるのよ!」

 

神風「よくあるんだ!?」

 

足柄「トイレ我慢させたまま訓練させたりしたい!」

 

神風「何急に!?」

 

足柄「ご、ごめん、もう我慢しなくていいと思ったら願望出ちゃった」

 

神風「怖い! そんなことを内に秘めてたとか怖い!」

 

足柄「日本刀持たせて飛天御〇流の修行させたりしたい!」

 

神風「するわけないでしょ!?バカじゃないの!?」

 

足柄「 比古〇十郎役はもちろん私よ!」

 

神風「配役の設定とかいらない!」

 

足柄「うわあああ願望出るぅぅぅ!!」

 

神風「落ち着いて! もうやめて!」

 

足柄「他の姉妹にとられないように押入れに監禁したい!」

 

足柄「食べ過ぎて白目剥いてる神風にカツを「あ~ん」ってしたい!」

 

足柄「あ、ちょっと「おろ~」とかいってみてくれない?」

 

神風「言うわけないでしょ!るろ剣から離れて!!」

 

足柄「じゃ、そういうことだから!よ、よろしくね!」

 

神風「何をよろしくするの!?」

 

足柄「……じゃ、じゃぁ私寝るから!もう寝るから!」

 

神風「このタイミングで引き上げられるとより怖い! ていうかなにをヨロシクすればいいの?」

 

足柄「お休みなさい!」ダッ

 

神風「ええー……絶対明日から何か仕掛けてくる……るろ剣のコスプレさせられるのかな……。」

神風「本当にヤダ本当に怖い……。」

神風「なんであんな本見つけちゃったんだろう……。」

神風「やっぱり妙高さんたちに相談……いや、言えないかぁ……他の妙高型にも狙われてるっぽいし……。」

 

~~~~~

 

提督「ん?神威じゃないか、どうしたんだ?」

 

提督「……え?」

 


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