艦これで〇〇が〇〇を隠し持っていたシリーズ。   作:哀餓え男

10 / 20
一応新作になります。

ストック切れちゃったんでこの次からは投稿が不定期になると思います。



憲兵「提督が憲兵×提督のBL本を隠し持っていた」

憲兵「では憲兵隊詰め所までご同行願いましょうか!」

 

提督「誤解だ!誤解だから!」

 

憲兵「まさかうちの提督が男色趣味だったとは!」ブルブル

 

提督「やめて!」

 

提督「ご、誤解なんだ!いや陰謀だ!」

 

憲兵「ほう……?陰謀ときましたか。」

 

提督「その通り!誰かが俺を陥れようとしてるんだ!」

 

憲兵「じゃあこの本は提督の物ではないと?」

 

提督「当たり前でしょ!?俺はオッパイが大好きなんですよ!?」

 

憲兵「艦娘が大半の職場でそれは問題発言な気もするが?」

 

提督「い、いや!今のは言葉の綾で!」

 

憲兵「まあ、最近はそういう方々への世間の理解も広がってきていますから、提督が興味を持つのも仕方がないとは思うが……。」

 

提督「……うん?いやいや!興味はないから!」

 

憲兵「こういう本を読んだりぶち込まれたくなる事も、全然悪い事だとは思わない……。」

 

提督「ちょっと待って!?俺がネコなの!?」

 

憲兵「た、タチのほうがいいか!?」ビクゥッ

 

提督「違うよ!?なんで距離とってるの!?」

 

憲兵「いや、いきなりタチ宣言されたら距離も取りたくなるだろう!」

 

提督「そんな宣言してないよ!?」

 

憲兵「超マニアックな方法で犯されるかもしれん!」

 

提督「しないよそんなの!」

 

憲兵「執務机に手をついて尻を突き出さされ『さあ、お前の体に尋問する時間だ』とか言われながらぶち込まれるかもしれん!」

 

提督「抜粋するのやめて!さっきの本から抜粋するのやめて!」

 

憲兵「なんか憲兵隊特有のマニアックな言葉責めとかするつもりだろ!」

 

提督「しないから!やめて!」

 

憲兵「『これが海軍名物の精○注入棒だ!』とか言いながら犯すつもりだろ!」

 

提督「その注入棒は憲兵殿も持ってるでしょ!?」

 

憲兵「提督がマニアックな言葉責めを身につけてるぅぅ……!」

 

憲兵「とにかく、そういうマニアックなプレイしようとしてるんだろ……?」

 

提督「違うから!そういうんじゃないから!」

 

憲兵「さ、さらにマニアックな……?」

 

提督「違うから!ていうかさっき憲兵殿が言ったみたいのは提督と憲兵のBL本では全然マニアックの範疇じゃないから!」

 

憲兵「……え?」

 

提督「……あ。」

 

憲兵「……あ、あれくらいは、基本なのか?」

 

提督「なんでもない!さっきのなんでもない!」

 

憲兵「正直さっきのでもかなりエグいところ抜粋したつもりだったんだが……。」

 

提督「聞いて!さっきのは間違いだから!」

 

憲兵「もうあれくらいじゃ、満足できないんだな……?」

 

提督「やめて!」

 

憲兵「提督がどんどん遠くに行く……。」

 

提督「遠くに行ってるのは憲兵殿ですよ!物理的に距離とってるじゃないですか!」

 

憲兵「だ、だって犯されるじゃないか……。」

 

提督「しないよ!」

 

憲兵「取り締まりを厳しくし過ぎたか…… 。知らず知らずの内に、女に興味が持てない体にしていたんだな……。」

 

提督「うおい!人をホモと決めつけるのはやめて!」

 

憲兵「重巡以上に手を出すのくらいは大目に見るべきだったか……。」

 

提督「大目に見てくれるの!?憲兵に怯えてる全提督が一番聞きたいタイプの奴だよそれ!」

 

憲兵「だ、だがプレイ的な見地から言えば艦娘に対して憲兵のマネして尋問するのも興奮ポイントに……?」

 

提督「やめろ!俺を変な嗜好の持ち主にしようとするのやめろ!」

 

憲兵「だ、だがさっき言ったくらいはもう基本なんだろ?」

 

提督「間違いでした!さっきの無しで!」

 

憲兵「とすると憲兵プレイとかそっち系に行かざるを得ないじゃないか……?」

 

提督「っていうか何でちょっと協力的なの!?さっきまで犯される!とか言ってたよね!?」

 

憲兵「さ、逆らったらもっとひどい目にあう……。」

 

提督「そ、そういうことか!いや、しないから!」

 

憲兵「じゃ、じゃあ面と向かって言ってくれ……。」

 

提督「何を?」

 

憲兵「『俺は艦娘達を犯したいと思ってるから憲兵殿に欲情なんてしません』って。」

 

提督「何その宣言!?」

 

憲兵「言わなきゃ信用できない!ホモと同じ鎮守府にはいられないからな!」

 

提督「ホモとか言わないで!」

 

憲兵「と、とにかく言ってもらえれば、安心できるかもしれないから……。」

 

提督「……うーん……。」

 

憲兵「や、やっぱり男がいい?」ビクビク

 

提督「いいわけないから!ってかなんで顔赤らめてるの!?」

 

憲兵「いいんだ!艦娘を犠牲にするくらいなら、この尻を貸してやってもいい!」

 

提督「その感じやめて!ってか気持ち悪い!」

 

憲兵「提督にその場限りの嘘をつかせるくらいなら、憲兵としてあなたの嗜好と向き合おう!」

 

提督「言うから!言うから気持ち悪い事言わないで!」

 

提督「え、な、なんだっけ……『俺は』……。」

 

憲兵「『俺は艦娘達を犯したいと思ってる』」

 

提督「そ、そうだった。『俺は艦娘達を』……。」

 

憲兵「……ど、どうかしたか?」

 

提督「あ、あのー、一応、一応確認なんですが……。」

 

憲兵「な、何だ?」

 

提督「こ、この『犯す』の範囲って……?」

 

憲兵「!!」

 

提督「い、一応だよ!!」

 

憲兵「そ、それはつまり範囲によっては……」

 

提督「一応だって!意外と二人の間で食い違ってるかもしれないじゃん!」

 

憲兵「範囲によっては男の方がいいってことか?」

 

提督「いやだからその確認!」

 

憲兵「そ、そうだったな。お触り程度なら男にぶち込んだ方が満足できるもんな……。」

 

提督「そういうのやめて。」

 

憲兵「えーと、じゃぁちょっとずつ確認するとしよう。」

 

提督「え、ええ。ここでの『犯す』の範囲が広ければ広いほど、その……。」

 

憲兵「提督がさっきの宣誓をできなくなる可能性が上がるわけだな。」

 

提督「いやまぁ多分ていうか絶対大丈夫だけどね!!」

 

憲兵「そうだな!」

 

提督「えー、じゃあ『犯す』の基準決めスタート!」

 

憲兵「まずは『キス』!」

 

提督「えッ!?」

 

憲兵「えッ!?」

 

提督「ストップで! 一旦ストップで!」

 

憲兵「何?何何何!!?」

 

提督「違うって!満足できるわけないじゃん! キスだけで満足するとか小学生か!」

 

憲兵「満足しようよ!それ以上はさすがに黙っていられないよ!」

 

提督「いや無理だよ!? 普通に考えて!? 美女美少女に囲まれた環境でキスだけして満足できると思う?そんな事で満足できるのはラブコメの主人公だけだよ!」

 

憲兵「してくれよぉ……。」

 

提督「アレだよね?キスって『下の口同士』の奴だよね? 『上の口同士で』とかそういうんじゃないよね? そうじゃなきゃ俺はOKにしないよ?」

 

憲兵「それはもう本番じゃないか…… ていうか今言った方OKにしたら本当に逮捕するぞ……。」

 

憲兵「あの、ていうかじゃあ、キスが基準だとアウトなんだな? あの、言わなくていいけど。」

 

提督(心底屈辱的……)

 

憲兵「うーん……ていうかもう、聞くか…… ど、どこラインにしたらさっきの宣言できるんだ?」

 

提督「……えー?」

 

憲兵「て、提督が決めてくれていいから。それを聞いて対処するから。」

 

提督「……う、ん……。」

 

(五分後)

 

提督「……。」

 

憲兵「……。」ドキドキ

 

提督「……あの。」

 

憲兵「ひっ!?」ビクゥッ

 

提督「そ、そこまで怯えなくても!」

 

憲兵「ご、ごめんね? 驚いちゃっただけだから。ごめんね?犯さないで?」

 

提督「やめろ!」

 

憲兵「……ていうか、これ長考した時点で相当ヤバ……。」

 

提督「言うから!今すぐ言うから!」

 

提督「え、えーと……。」

 

憲兵「言ってくれていいから!ドンと!」

 

提督「えーと……。」

 

憲兵「もう驚かないから!」

 

提督「えー……多分、何をラインにしても、その、無理……。」

 

憲兵「え。」

 

提督「あの、だって、したいし……。」

 

憲兵「つまり艦娘と最後までヤりたいと?」

 

提督「ご、ごめんねぇぇぇぇ! だってしたいんだものぉぉぉぉ!!」

 

憲兵「最初ので合ってたじゃないかぁぁぁ!! 最初のリアクションでむしろ正解じゃないか!憲兵詰め所まで連行だぁぁぁぁ!」

 

提督「ごめんなさい! 本当にごめんなさい! でもさっきの憲兵プレイとかめっちゃしたいです!」

 

憲兵「それは聞いてないだろぉぉぉぉ!! 逮捕逮捕逮捕ぉぉぉぉぉ!!」

 

提督「た、逮捕とかやめてくれ!! 犯すぞッ!?」

 

憲兵「な、なんだとおぉぉぉぉぉお!!!?」

 

憲兵「尋問室での憲兵プレイは?」

 

提督「憧れ。」

 

憲兵「今狙ってる艦娘は?」

 

提督「那珂。」

 

憲兵「駆逐艦へのイタズラ(意味深)は?」

 

提督「最高に興奮する。」

 

憲兵「罪悪感は?」

 

提督「ねぇよそんなもん!」

 

憲兵「ふむ、よくわかった。」

 

提督「ん?憲兵殿?」

 

憲兵「連行するぅぅ! 貴様のような奴は泣いても許してやらん!」

 

提督「は、嵌めやがったなこの野郎! 誘導尋問か!!」

 

憲兵「うるさい!口にボールギャグ着けるぞ!」

 

提督「なにそれ!?」

 

憲兵「よくやるんだよ!」

 

提督「よくやるんだ!?ってか男に!?」

 

憲兵「色々装着したまま尋問してやる!」

 

提督「何急に!?」

 

憲兵「連行した後の尋問プランの説明だが?」

 

提督「だが?じゃねぇよ!尋問じゃなくて拷問のプランの間違いじゃないの!?」

 

憲兵「貴様の事を好ましく思っている艦娘の前で開発してやる!」

 

提督「どこをだよ!ケツか!?ケツの穴か!?」

 

憲兵「こういう時、艦娘は『へぇ……あそこに入れるんだ……』とか言う!」

 

提督「細かな設定とか気持ち悪い!」

 

憲兵「うわあああ願望出るぅぅぅ!!」

 

提督「お前の願望かよ!お前ホモだったの!?」

 

憲兵「他の憲兵たちも混ぜて穴と言う穴を塞ぎたい!!」

 

憲兵「後ろから突っ込んだまま艦娘と談笑させたい!!」

 

憲兵「鎮守府の秩序は私が守る!!」

 

提督「守れてねぇよ!お前がぶち壊してるよ!」

 

憲兵「まあ、そういう事だから立て。連行する。」

 

提督「なんでだよ!冤罪にも程があるぞ!?しかもお前もう起ってんじゃん!」

 

憲兵「安心しろ、最初は優しくしてやる。」

 

提督「ふざけんな!絵的にも俺の尻の穴にも優しくないよ!ていうか何これ、マジで連行されるの!?誘導尋問で嵌められた上にハメられるの!?」

 

憲兵「抵抗は無駄だ、すでにこの部屋は包囲されている。」

 

提督「や、やだ……男が相手だなんて嫌だ……。」

提督「本当にヤダ本当に怖い……。」

提督「誰か……誰か助けて……。」

 

憲兵「さあ、素敵な尋問(パーティ)をしましょう♪」ニヤァ

 

提督「アアアアアアアアァァァァァ!!……あ……。」

 

~~~~~

 

阿賀野「あら能代、どうしたの?」

 

阿賀野「え、間宮?行く行く~♪」

 




 落ちはカップリングが思いつき次第加筆します。

 8/24しました。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。