ご注文と一緒にケーキはいかがですか?   作:七海 碧月

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こんにちは、ちょっとしか出してないのにUAが増えててビックリしました
これからも頑張りたいですね

クロスオーバー要素、出るよ

それでは、第二羽!
ごゆっくり、お楽しみくださいませ…


第二羽 ひと目で尋常でないもふもふだと気づかされたよ -2-

前回のあらすじ!

前回見た方が早いけど…

ラビットハウスに来たお客様!

意外!それは今朝ぶつかった女の子だった!

 

終わり

 

 

………なんかメタイものがあったような…

まぁ、良いか

それにしても…すごい偶然だなぁ

この子もおんなじ所にくるって

ん?何か俺に近づいてくる…?

 

??「ここ、座っていい?」

 

コウ「あ、ああ。どうぞ」

 

??「ありがとう!」

 

いやいや…全然他のところ空いてるよね?

この子凄いアクティブだな

駅でもこんな感じだったっけ…

 

??「私は保登 心愛(ほと ここあ)だよ。

あなたの名前は?」

 

コウ「俺は、桂樹 紅だ。駅でも会ったよな、よろしく」

 

ココア「うん、よろしく!」

 

 

そこへチノちゃんがやって来た

ココア、なんかアンゴラウサギ見つめてるな…

 

ココア「モジャモジャ?」

 

おい、モジャモジャって…

間違っちゃいないけどその言い方ってどうなんだ…?

 

チノ「これですか?これはティッピーです。一応ウサギです」

 

ココア「へー」

 

チノ「あの、ご注文は」

 

ココア「じゃあ、そのウサギさん!」

 

チノ「非売品です」

 

ココア「う、ううっ…せ、せめて、せめてもふもふだけさせて!!」

 

チノ「コーヒー一杯で一回です」

 

ココア「じゃあ、三杯!」

 

コウ「おい、そんなに飲んで大丈夫か?」

 

チノちゃんもビックリしてるよ

 

ココア「大丈夫だよ!多分…」

 

コウ「多分かよ」

 

 

チノ「お待たせしました」

 

チノちゃんがコーヒーを持ってきた

 

ココア「コーヒー三杯たのんだから、三回もふもふする権利を手に入れたよ!」

 

チノ「冷める前に飲んでください」

 

そりゃそうだよなぁ…

 

 

で、ココア三杯飲んだんだけど…

銘柄全部ハズレてたよ

インスタントはねぇよ…

 

ココア「もふもふだぁー」

 

コウ「おい、顔」

 

ココア「ハッ!いけない、ヨダレが…」

 

「ノーーーーーー!」

 

!?い、今こいつ喋らなかったか!?

て、言うかこの声どっかで…

 

「ええい!いい加減に離せ!!」

 

ココア「な、なんか凄いダンディーな声で拒絶されたんだけど!?」

 

コウ「あ、ああ。俺も聞こえたぞ」

 

チノ「私の腹話術です」

 

コウ·ココア「「え!?」」

 

腹話術、な訳無いよなぁ…

つか、ここのじっちゃんの声っぽかったぞ

どっかに居るのか?

 

 

ココアは、下宿先を探しているらしい

 

ココア「ねぇ、香風さんって知ってる?」

 

ん?香風って確か…

 

チノ「香風はうちです」

 

ココア「本当!?これは偶然を通り越して運命だよ!!」

 

コウ「そうかもな。運命は言い過ぎだと思うがな」

 

ココア「そう言えば、コウ君のお家は?」

 

コウ「俺は、この道を行ったところのクローリクパヴェって所だよ」

 

ココア「へー」

 

チノ「あ、そこならよくコーヒーゼリーとかケーキとか持ってきてもらってます」

 

コウ「そうか、なら俺が来るかもな」

 

チノ「そうですね」

 

で、ココアが手伝いしようとしてたけどチノちゃんに断られてた

 

ココア「ねぇ、チノちゃんとコウ君ってどんな関係なの?」

 

コウ「ん?昔来て知り合ったんだよ。そう言えば、じっちゃんは?」

 

チノ「祖父は去年…」

 

コウ「そうか…大変だな」

 

チノ「いえ、父も居ますしバイトの人も一人…」

 

ココア「それなら!私をお姉ちゃんだと思って頼ってね!

だからお姉ちゃんって呼んで?」

 

コウ「おい、ココア…」

 

チノ「ココアさん…」

 

ココア「お姉ちゃんって呼んで!」

 

チノ「ココアさん、仕事をしてください」

 

ココア「任せて♪」

 

コウ「大丈夫かよ…」

 

 

 

コウ「」ズズズ

 

ティッピー「…」

 

こいつ…どうしても気になるな…

一回試してみるか!

 

コウ「」もふもふ

 

ティッピー「…」

 

コウ「」こちょこちょ

 

ティッピー「おい、やめんか!」

 

コウ「やっと喋ったな!」

 

ティッピー「!?図ったな!」

 

コウ「悪いな、でもこうしないと喋らなかったと思うし

で、何でそうなっんだ?」

 

ティッピー「知らん、だが死んだと思ったらこうなっておった

これを知ってるのはチノとタカヒロとノエルだけだからな…多分…」

 

コウ「おい、多分って…

にしても、どうなの?ウサギの体って」

 

ティッピー「うむ…冬は暖かいんだが、夏は暑苦しくて堪らん

それに、ココアのような人がたまに抱きついたり撫でてくるからな…」

 

コウ「内心喜んでるんじゃねぇの?」

 

ティッピー「バカ言え、なってみれば分かるぞ?」

 

コウ「遠慮しとくよ」

 

キャアアアア…

 

え?ココアの悲鳴!?

 

コウ「行くぞ」

 

ティッピー「おい、年寄りをいたわらんか!」

 

コウ「よく言うよ、年寄り扱いするなとか怒る癖に…」

 

 

コウ「ここか…」

 

ティッピー「気を付けろよ?」

 

コウ「強盗かも知れないぞ?」

 

ティッピー「!?」ガタッ!

 

あ、反応した。やっぱり嫌なのか

 

コウ「おい、ココア!大丈夫か!?」

 

そこには、下着姿で拳銃を構えている女の子が…

あっ、やべ

 

??「きゃあああああああああ!」

 

コウ「あ、ごめんなさい!ってガッ!」

 

か、格闘技強…

 

??「フゥ…ん?お、おい大丈夫か?」

 

コウ「」気絶

 

??「…やべっ」

 

 

………んぁ?

…そうだ、お決まりのネタを…

知らない天井だ…

 

チノ「あ、目が覚めましたか?」

 

コウ「あ、ああ。なぁ、何があったんだ?」

 

チノ「え、覚えて無いんですか?」

 

コウ「お、おう…ココアの悲鳴が聞こえてそれで…」

 

うーん、思い出せん。いったいなにがあったんだ?

 

チノ「…覚えてない方が良いかも知れませんね…」

 

コウ「え、なにそれ怖い」

 

??「おい!アイツは起きたか!?」

 

コウ「?なんだ?」

 

知らない紫色のツインテールの女の子がドアを開けて来た

 

??「さっきは、本当にすまなかった!」

 

コウ「え!?で、でも俺もなんかしたみたいだしこっちこそすいませんでした!」

 

??「いや、こっちこそ」

 

コウ「いやいや、こっちこそ」

 

チノ(いつまで続くんだろう…これ…)

 

 

??「わ、分かった。今回の事はもう忘れよう!で、今日少し手伝ってもらうでいいな!?」

 

コウ「お、おう。いいぞ」

 

結局、十分くらい言い争ってた。

けど俺、何してたんだろう…?

何か、思い出してはいけないような…

 

 

チノ「紹介してませんね。こちらはリゼさんです」

 

リゼ「よ、宜しくな」

 

チノ「では、リゼさん。ココアさんとコウさんに仕事を教えて下さい」

 

リゼ「!教官という事だな」

 

コウ「どうしてそうなる」

 

チノ「なんだか嬉しそうですね」

 

リゼ「この顔の何処がそう見える」

 

コウ「全体的に」

 

ココア「これから宜しくね!リゼちゃん!」

 

リゼ「上司に口をきく時は、言葉の最後にサーを付けろ!」

 

ココア「お、落ち着いて!サー!」

 

おい、サーで良いのか。マムじゃねぇのかよ

まぁ、ここはノッてやろう

 

コウ「Yes,sir!!」メッチャ発音良く

 

リゼ·ココア·チノ「「「!?」」」

 

なんかスゲェびっくりされた、解せぬ(-_-;)

 

 

リゼ「よし、このコーヒー豆を運ぶぞ」

 

コウ「よし…結構重いけどこのくらいなら…」

 

ココア「ほ、本当だ…普通の女の子じゃむりだよ…」

 

リゼ「!?そ、そうだな!普通の女の子には難しいな!」

 

おい、今完全に持ってたよな?

何でそんなに慌てるんだ?

 

ココア「じゃあ、この小さいのを…」

 

コウ「気を付けろよ?」

 

ココア「う、うん。これも、結構重たい…一つしか持てないよ」

 

リゼ「!そ、そうだな。一つしか持てないな!」

 

…そんなに普通の女の子がいいか…

別に良いと思うけど…

 

 

リゼ「ココア、メニュー覚えておけよ?」

 

ココア「うわー、凄い!メニュー沢山あるねー

覚えるのが大変そう…」

 

リゼ「そうか?私は一目で覚えたが…?」

 

コウ「まじか、凄いな」

 

リゼ「訓練されているからな!」

 

コウ「いや、どんな訓練だよ…」

 

リゼ「それだったらチノの方が凄いぞ?匂いだけでコーヒーの銘柄が分かるからな」

 

ココア「本当!?」

 

リゼ「但し砂糖とミルクは必須だ」

 

チノ「」///

 

ココア「なんか今日一番安心したー!」

 

コウ「実家のような安心感だな」

 

チノちゃん可愛いところあるんだなぁ…

それにしても…

 

ココア「あ~あ、私にも何か特技があればいいのに」

 

コウ「俺も…そう言うの一つも無いからな」

 

ココア「あれ?チノちゃん何してるの?」

 

チノ「これですか?学校の宿題です。空いた時間に少しずつやってるんです」

 

コウ「へぇー」

 

ココア「あ、それの答えは270で隣は486だよ」

 

リゼ「!?な、なぁココア430円のコーヒーを29杯頼むといくらだ?」

 

ココア「?12470円だよ?」

 

リゼ「こ、こいつ意外な特技を…」

 

ココア「あ~あ、私にも何か特技ないかなー」

 

コウ「しかも自覚無しかよ」

 

リゼ「なぁ、コウは何か特技無いのか?」

 

コウ「んー…FPSの全国大会の決勝行ったとかケーキを作って見たりしたら親父が数日寝込んだとかかな…」

 

リゼ「え?」

 

コウ「特に凄く無いだろ?だからココアとかみたいに特技があったらなーって」

 

リゼ「お前も大概だと思うんだが…」

 

 

 

ココア「なに作ってるの?」

 

リゼ「ラテアートだよ」

 

コウ「うお、凄いな」

 

リゼ「そ、そうか?」

 

ココア「うん!ねぇ、作り方教えて?」

 

リゼ「しょ、しょうがないな…見てろよ?」

 

そういってリゼはものすごい速さでラテアートを作り始めた

めっちゃ速い!つーか、こ、これは…!

 

コウ「ティ、ティーガー!?」

 

リゼ「お、知ってるのか」

 

コウ「一応な、ゲームとかも良くやるし」

 

リゼ「そうか、なら今度一緒にやらないか?」

 

コウ「良いぞ、うち来いよ」

 

チノ「それってどうなんですか?」

 

コウ「?」

 

ココア「よーし、やってみよう!私、絵は得意なんだよ!賞もらったこともあるんだ!」

 

リゼ「小学校低学年の部とかは無しな」

 

ココア「…」ビクッ

 

コウ「やっぱりか…」

 

で、出来上がりは…

 

コウ「いいんじゃないか?これから練習すれば上手くなるだろ」

 

リゼ「そうだな、コウもやってみろよ」

 

コウ「俺は…遠慮しとくよ…」

 

俺、絵は絶望的に下手だからな…

妹になにこれ?って言われたときと言ったらもう…

 

ココア「チノちゃんもやってみて!」

 

チノ「私ですか…?分かりました」

 

 

チノ「出来ました」

 

ココア「こ、これは」

 

コウ「凄い…」

 

なんとチノちゃん、ピカソみたいな絵を描いていた

いやー凄いな、俺には良くわからんが見る人が見れば凄く評価されるんじゃね?

 

ココア「チノちゃん!仲間だね!」

 

コウ「違うと思う」

 

 

ココア「ねぇチノちゃん、ここラビットハウスでしょ?うさみみ着けないの?」

 

チノ「うさみみなんて着けたら違う店になってしまいます」

 

ココア「リゼちゃんとかうさみみ似合いそうなのに…」

 

リゼのうさみみかー…

結構似合う気がする

 

リゼ「ろ、露出度高過ぎるだろ!」

 

コウ「なにを考えたんだ!?」

 

ココア「じゃあ、なんでラビットハウスなんですか?サー!」

 

リゼ「そりゃ、ここのマスコットがティッピーだからだろ」

 

ココア「え!?ウサギだったの!?」

 

コウ「知らなかったのかよ」

 

リゼ「じゃあ、ココアはなんて店名にすればいいと思うんだ?」

 

ココア「ズバリもふもふ喫茶!」

 

リゼ「それこそ違う店になるだろ」

 

コウ「でも、リゼチノちゃん見てみ」

 

リゼ「ん?」

 

チノ「もふもふ喫茶…!」キラキラ

 

リゼ「気に入ったのか!?」

 

いいんじゃないか?もふもふ喫茶…

 

 

 

 

ふぅ、終わったー!

 

コウ「お疲れ様ー!」

 

ココア「うん、大変だったねー」

 

チノ「ココアさん、あんまり仕事してないでしょう」

 

ココア「うっ…」

 

コウ「まぁ、初日だから、ゆっくり慣れていけばいいんじゃないか?」

 

ココア「そうだね!じゃあ、またねー!」

 

コウ·リゼ「「じゃあなー!」」

 

 

クローリクパヴェにて…

コウ「ふー、大変だったなー」

 

俺は今、パソコンを操作していた

 

ピロリン!

 

コウ「ん?ココアからか…一体なんだ?」

 

そこには、俺たち五人の絵が描いてあるラテアートが写っていた

 

コウ「へぇ、ここまで上手くなったか…保存しとこ」

 

 

さて、あの人たちは居るかな?

 

 

-兎の小隊長がログインしました-

 

兎の小隊長

こんばんはー

 

UMR

久しぶりね小隊長

 

イケニート

そろそろこのアカウント変えたいんだが?

 

閃光の舞姫

ダメですよ、ご主人!私だってこれなんですから

 

兎の小隊長

俺だってこれだぞ、しばらくこのままにしとけ

 

イケニート

ソンナー(´;w;`)

 

UMR

そんな顔したってダメですよw

 

兎の小隊長

ダメダ!

 

コノハ

ねぇ、それよりいつやる?

 

兎の小隊長

イベントがそろそろあるからそのへんは?

 

イケニート

小隊長待ちだった

 

兎の小隊長

じゃ、一人連れてきていいか?

 

UMR

おけです

 

閃光の舞姫

おーけーです!

 

イケニート

おけ

 

コノハ

おけだよ

 

兎の小隊長

皆仲良いなww

 

イケニート

こんなもんだろ?

 

閃光の舞姫

そうですよww

 

兎の小隊長

そういやアーケードの大会があるっぽくてさ、来る?

 

イケニート

小隊長の住んでるところってどこだっけ?

 

兎の小隊長

ウサギと木組みの街って言ったじゃんw

 

閃光の舞姫

記憶力大丈夫ですか?www

 

コノハ

僕行ったことあるけどキレイな街だよ

 

兎の小隊長

つか、だからこのアカウント名になったんだろ

 

UMR

珍しいわね、小隊長から誘うなんて

 

兎の小隊長

何となくだな、日程はまた追々

 

イケニート

分かった

 

閃光の舞姫

ご主人基本的に暇ですからねww

 

イケニート

うっせぇ!俺だってバイト始めたりしてんだよ!

 

兎の小隊長

進歩したねぇww

 

イケニート

小隊長まで…勘弁してくれ…

 

兎の小隊長

とりあえず、俺は忙しいから落ちる

 

UMR

お疲れ様~

 

閃光の舞姫

お疲れ様です!

 

コノハ

またね~

 

イケニート

おう、それじゃ

 

兎の小隊長

それでは…

万歳ぁあああああああああい!

 

-兎の小隊長がログアウトしました-

 

 

さて、寝よう




バータイム
タカヒロさん…これでいいと思います?

タカヒロ「さてね…まぁ、いいとは思うんだったらそれでいいんじゃないか?」

そうですね…
とりあえず、意見、感想などお待ちしております!
これからもよろしくおねがいいいたします!

五千文字なんてメインでも書いたことない…

ご覧頂きありがとうございました、またのお越しをお待ちしております!

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