大いなる海の母   作:村雪

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 どうも、村雪です!以前言いましたように、今回とうとう2人が対面することとなります!

 どんな迎合となるのか、皆様の目で確認していただければ!


――ごゆっくりお読みください。


そして、出会う

「よぉし!行くぞ、海軍本部!!」

 

  インペルダウン、LEVEL6『無限地獄』。最悪の囚人たちが投獄されているそのフロアーにて、海賊、【モンキー・Ⅾ・ルフィ】は大きく叫んだ。

 

 

処刑されゆく兄、【ポートガス・Ⅾ・エース】を救いにこのインペルダウンに侵入、そして彼が幽閉されていたこの〝地獄〟にまでたどり着いたのだが、リフトによって移動されたエースの姿はなく、惜しいまでのすれ違いとなってしまったのだ。

 

 

海上へと連行されたエースはそのまま軍艦によって海軍本部『マリンフォード』へと移動され、規定時刻には処刑されゆく運命。しかしルフィはあきらめず、海賊ならば絶対に近づかない正義の砦、〝海軍本部〟へと向かう決意をしたのである。

 

 

「お待ち!麦わらボーイッ!」

 

「え!?なんだよイワちゃん!急がないといけないのに!」

 

 

そんな彼に待ったをかけたのは、非常に過激な恰好をした大男(オカマ)。

 

名前は【エンポリオ・イワンコフ】。インペルダウンLEVEL5の元囚人で、地獄にひそかに存在する囚人たちの楽園、『カマーランド』の女王だ。

 

 

「ヴァナタの気持ちは分かっちゃブル。でもこの戦力じゃあ海軍本部はおろか、このインペルダウンから脱獄するのも至難のワザーンな」

 

 

〝女帝ボア・ハンコック〟の協力を得てこの大監獄に潜入することに成功したルフィだが、ここはあくまで〝鉄壁を誇る大監獄〟。そうやすやすと脱獄をさせるはずがなく、イワンコフの言う通り、ここを力で突破するのは容易ではないだろう。

 

 

 しかしルフィは理解をの色を示そうとせず、そばにいる〝新たな戦力〟を見る。

 

 

「でも2人増えたじゃんか!ボンちゃん達もいるし、きっと大丈夫だ!」

 

「確かに〝この2人〟が増えたのは大きいわ。それでもまだまだ十分じゃなショナブル。戦力は大いに越したことはナッシング!」

 

 

「ふん…」

 

「確かに、それはもっともじゃのう」

 

 

 その2人こそ、世界の三大勢力と呼ばれる一角、『王下七武海』を担ってきた海賊。

 

1人は、頭脳と冷酷さを持ち合わせ、かつてルフィと激闘を繰り広げた末に敗北した過去を持つ男、【サー・クロコダイル】。

 

そしてもう1人は人と魚の遺伝を受け継いだ存在、『魚人』であり、世界で初めて〝魚人の王下七武海〟となった【海峡のジンベエ】だ。

 

 

 世界政府によって認められた海賊。その実力は並みの海賊では及ばぬほどであり、この2人も例にもれず数々の修羅場を潜り抜けた強者(つわもの)で、これから向かう場所でも引けを取らない力を持つのは間違いない。

 

 

 

「別にいいよ十分じゃなくても!急がないとエースが…!」

 

 

そんな2人が加わっても万全ではない。そう言われてもルフィはエースのことが心配でならず、せわしなくその場で足踏みをしながらイワンコフを見つめた。

 

  

 

 

 

「安心しなさい…あと1人、大きな戦力を解放するだけだからすぐに済むわ(クルッ)」

 

 

 そんなルフィに、笑みを浮かべたイワンコフは後ろを振り向く。どうやらその〝戦力〟の元へ向かうようだ。

 

 

「あと1人!?誰だイワちゃんっ!?」

 

「ン~フフフ……!(こつこつ)」

 

 

 笑うイワンコフは答えないまま歩を進める。意外にもそこへ口を挟んだのは、イワンコフと何やら因縁があるクロコダイルだった。

 

 

「…いったい誰を解放する気だ、イワンコフ。役立たずなんざ解放しても足手まといにしかならないぞ」

 

「わしは構わぬが、白ひげのおやじさんを敵にしとる者はやめてほしいのう。さすがに2人になると………万が一ということもある」

 

 

 そこへジンベエも加わり、クロコダイルを横目に人選を気にする言葉を吐いた。

 

 以前脱獄する機会があったのに、興が乗らないからと脱獄を拒否したことがあるクロコダイル。そんな彼が今回脱獄すると決めたのは、かつて自分に敗北を味わわせた海賊〝白ひげ〟の首を討ち取るチャンスがあるからだ。

 そんな絶好の機会を足手まといによって邪魔されてはたまったものではないため、彼はイワンコフの案に文句をつけたのである。

 

 

 またジンベエは、クロコダイルのように恩義ある〝白ひげ〟の敵となる人物を解き放つのは避けてほしいところ。このフロアーにいる囚人たちは誰もが曲者で実力を持ち合わせており、自分一人では対処できない可能性が出て来るがゆえに、くしくも目的が正反対であるクロコダイルと意見が被ったのであった。

 

 

 

「安心なさい2人とも。〝彼女〟の実力と性格は知っチャブルつもりだから、ヴァターシが保証するわ」

 

 

 しかしイワンコフは、2人の懸念を迷わず問題なしと言い切る。どうやらその人物のことをよほど買っているようだ。

 

 

「……〝彼女〟だと・・・?」

 

 

 そんな自信にあふれたイワンコフのある言葉に、クロコダイルに1つの可能性を発想させた。

 

 女の身にて、LEVEL6という存在さえもみ消された囚人たちが集うフロアーに投獄されている人物・・・同フロアーに収容されていたクロコダイルが思い浮かんだのは、たった二人だけだった。

 

 

「ほんで、誰なんだイワちゃんが解放したいのって!?」

 

 

 たとえ強かろうと信用できようと、ルフィがもっとも気になるのはエースの無事。いい加減しびれを切らしたようで、さらにせわしなく足をバタバタさせながらイワンコフに近づき、解放する囚人が誰なのか問い詰めた。

 

 

 イワンコフもそのルフィの焦りを察したようで、それ以上もったいぶることをやめると同時に足を動かすのもやめた。

 

 

「(カツンッ)ンフフフ…そこにいる彼女よ(スッ)」

 

 

 そして、派手な手袋を付けた指で目的の人物をさす。

 

 

 

 

「ん?」

 

 

 すぐさまルフィはそちらを見る。

 

 

 そこには――――

 

 

 

 

 

「………グー……グー……」

 

「へー、こいつか?」

 

 

 

 

 

 人の腕ほどある太さの鎖で何重にも縛られながら、気にした様子なくイビキをかいて眠っている少女がいた。先ほどまで騒がしかったにも関わらず、彼女に目覚める気配はない。どうやらかなり深く眠っているようで、ルフィはしゃがんでその少女を眺める。

 

 

「イワちゃん、こいつ寝てるぞ?」

 

「どうやらそのようね。起こすとしましょう。イナズマ、牢のカギを……」

 

 

 開けなさい。そう伝えようとしたイワンコフだったが、

 

 

 

 

 

「お~~い起きろ~っ!イワちゃんがお前を出すって言ってるぞーっ!起きろ~~~~っ!!」

 

「ンナッ!?」

 

 

 その前に、響き渡るような大声でルフィは睡眠中の少女を起こしにかかったではないか。

 

 

「お~~い!起きろ~~~!!」

 

「むっ、麦わらボーイ!?そんな起こし方したらまず―――――!」

 

 

 遠慮などまったくなしの手段にイワンコフも慌ててルフィを止めにかかる……が、時すでに遅し。

 

 

 

「……………ん、んんんん~~……?今度はなんだようるっさいなー……」

 

 

「あっ、起きた」

 

 

 むくりと、鎖巻き状態の少女は身体を起こした。その声色はだいぶ不機嫌なもので、強引な起こし方に不興を買ったのは間違いない。それを悟ったイワンコフは冷や汗をかく。

 

 

「ヴァ、ヴァカ麦わらボーイッ!もう少し起こし方ってもんがあっチャブルでしょうが!見なさい、ハンパナッシブルに機嫌が……!」

 

「なあ、イワちゃんがお前も連れて行くって言ってるんだ。どうする?」

 

「ヴァターシの話を無視すんなやぁ!キ~ッ!」

 

 

これほどあからさまにシカトをされようとは。牢の前でかがむルフィに、同胞の息子と言えどもわずかながらに怒りを抱いたイワンコフだった。

 

 

そんな中、少女は大きなあくびをしてから恨みがましそうにルフィ達を視界に定める。

 

 

「くあ~~~……。ああ?叩き起こされてなんか言われても、寝起きの頭に入ってこないって………の?ん??」

 

 

 すると、ルフィ―――ではなく、その頭にかぶっているモノを見て、不思議そうにソレを凝視し始めたではないか。

 

 

「……………(じ~)」

 

「?なんだよ?おれの顔に何かついてんのか?」

 

「や、まあ血がすごいついてるけど………その麦わら帽子、どうしたのさ?」

 

 

 彼女の関心を引き寄せたのは、ルフィのトレードマークともいえる〝麦わら帽子〟。かなり年季が入っており少し傷もついてはいるが、彼にとっては大事な宝物。手に取ってルフィは答える。

 

 

「これか?シャンクスから預かってるんだ」

 

「ああ、やっぱりそうかい」

 

 

 どうやら予想していたようで、うんうんと頭をうなずかせる少女。そのまま彼女は続けてルフィに問うた。

 

 

 

 

「坊主、あんた〝赤髪〟と知り合いなのかい?」

 

「むっ」

 

 

 

 天然……と言うのか、はたまたバカ正直と言うべきなのか。この【モンキー・Ⅾ・ルフィ】という青年は、世界中を何度も騒がせるほど破天荒な行動をとる怖いもの知らずな性格の持ち主。

 

 敵対する海軍は勿論、仲間である船員(クルー)でさえも時には振り回されるほどの、まさに行動力に足が生えたような存在である彼は・・・・・・・当然、口の方も実に素直なもの。

 

 

 

 

「坊主って失礼なヤツだなー。どう見てもお前の方が子供じゃんか」

 

 

「……………(パチクリ)」

 

 

 

 正直者とはなんと恐ろしく、勇敢な存在なのか。なにせ―――――海賊王とも渡り合った大海賊・〝酒呑童子〟【アイル・Ⅾ・スイカ】に、あろうことか〝子供〟という非力な存在のレッテルを貼ってしまうのだから。

 

 

 あまりにも予想外な返答に、檻の中の彼女も目を瞬きさせることしか出来なかった。

 

 

「むっ、麦わらボーイッ!」

 

「これルフィ君!こう見えても彼女の方がはるかに年上じゃ!」

 

 

 それに慌てたのが話を聞いていたイワンコフとジンベエ。

 

 確かに、目の前の人物の身体は明らかに小さい。四人の中で一番背の低いルフィの腹辺りと、もはや子供にしか見えない姿だ。しかし〝酒呑童子〟を知る者からすれば、その注意がどれほど勘違いのものであり愚かなのかよく分かっているからだ。

 

 今の言葉で怒りを買ってしまったのではないかと、2人は恐る恐る檻の中を見ると……

 

 

 

 

 

「―――あはっ。失敬失敬!それは悪かったよ、〝おにーさん〟」

 

「おうっ。気にすんな!」

 

「くっ、あっははは!気にするなって〝おにーさん〟が言ったんじゃないかまったく!!」

 

 

「「ふぅ……」」

 

 

ことのほか彼女は面白そうに笑いながら、ルフィの言葉を聞き入れ呼び方までも変えているではないか。

 

 

〝酒呑童子〟の心が広かったための許容か……はたまた何か思うところがあってのことか。ともかく怒りを買うことは避けられ、2人とも胸をなでおろした。

 

 

 

 

「おにーさん。名前はなんていうんだい?」

 

 

 〝酒呑童子〟は目の前の麦わらの青年に興味がわいたのか、胡坐をかきながら彼の名を尋ねる。

 

 

 

「おれはモンキー・Ⅾ・ルフィ!海賊王になる男だ!」

 

 

「!……〝モンキー・Ⅾ〟?」

 

 

 すると、実に予想外と驚きをあらわにした。

 

 

 

〝モンキー・Ⅾ〟。彼女は、その名前を持つ人物を二人知っていたのである。

 

 

「おにーさん……ド………いや、ガープって知ってるか?」

 

「ああ。おれのじいちゃんだ。お前じいちゃんのこと知ってんのか?」

 

「……ああ。よーく知ってるよ。なるほど、言われると確かに面影があるね」

 

「?」

 

 

 海軍の長い歴史においても断トツの問題児にして、最強の海兵【モンキー・Ⅾ・ガープ】。

 

 そのガープと長年ぶつかり続けたスイカにとって、ルフィの顔が若かりしガープと似ていると判断するのは簡単だった。

 何よりも、囚人でもないのにこの大監獄の最下層までやってくるなどというぶっとんだ行動。それこそまさにガープの血筋であると証明しているようなものだ。

 

 

 

「ここへ何しに?」

 

「エースを助けに来たんだ」

 

「ほう」

 

 

 ガープが先日面会をしていた、〝白ひげ〟の船の隊長を勤めるもう一人の孫。しかし残念ながら、すでに身柄はここにない。

 

 

「残念だけどもうここにはいないよ。どうするつもりだい?」

 

「今から海軍本部に行って、エースを助けに行くんだ!」

 

「………」

 

 

 そこに迷いは一切ない。一秒も間がない返答に、スイカも一瞬だけあっけにとられた。

 

 

「予想だけど、海軍は全戦力をもって〝白ひげ〟とぶつかるはずだよ。どうするんだい?」

 

 

 間違いなく歴史に刻まれる戦いとなるに違いない。見れば協力者が何人かいるようだが、多勢に無勢。戦場に行って思い通りにいくかは分からない。

 

 

「関係ねぇっ!おれはエースを助けるためにここまで来たんだ!海軍がなんだ!絶対にあきらめねぇ!」

 

「ほう、ほう。ふーん」

 

 

 それでもルフィの意思は揺るがない。そっけない反応だが、間違いなく【モンキー・Ⅾ・ルフィ】という人物が彼女の中に刻まれてゆく。

 

 

 

「海軍をナメすぎだな。あんたじゃあ敵わない海兵はわんさかいるさ。自信を持つのは結構だが、過ぎた過信は敗北の最大要因だよ?」

 

「!ゴチャゴチャうるせえな!なんだお前さっきから!いいか!エースはおれのたった一人の兄弟なんだぞ!兄ちゃんが死ぬかもしれない時に何もしないなんて、おれは絶対に出来ねえ!邪魔するならぶっ飛ばすぞ!」

 

「!!むっ、むむむっ!むむむむ麦わらボォォォォ~~イッ!?」

 

「ル、ルフィ君!お主なんちゅうことを……!」

 

「むががっ!?なにすんだイワちゃん、ジンベエッ!」

 

「…クッ。クッハッハッハッ……!」

 

 

 もはや自殺行為。そうとってもおかしくないルフィの叫びに今度こそイワンコフもジンベエも全力でルフィを止めにかかった。今までずっと黙っていたクロコダイルでさえ、堪えられないと腹を抱えて笑ってしまうほどである。

 

 長く海を旅してきた人間だからこそ分かる、目の前の存在の圧倒的な実力。それを知らないというのは、愚かを通り越してもはや一つの強みと言えるかもしれない。

 

 

 

「……………………」

 

 

 そんな宣戦布告に等しいルフィの言葉に、スイカは何も言うことなく目を閉じるのみ。嵐の前の静けさかと、ジンベエとイワンコフはルフィを抑えながら身構えた。

 

 

 

 

 しかし、2人の心配は杞憂で終わることとなる。

 

 

 

 

 

「――――気に入った。見事だよ坊主(むくり)」

 

 

 スイカはそうつぶやき、胡坐を解いてゆっくりと立ち上がった。

 

 

 

「むっ!だからお前の方が子供―――!」

 

 

 

「ぃよ…っ!」

 

 

 バキ バキべキバキィ……!バギンッ!

 

 

「!?うわっ!」

 

 

 ルフィはこの時初めて、目の前の少女―――の姿をした大海賊に驚いた。

 

 

 

「(ジャラジャラ)ふ~……。五年の勤めだったけど、〝戦友〟の孫で、〝盟友〟の息子…………。ま、大義名分にゃあ悪くないね」

 

 

 ガチャンガシャンと雨のように床へ降り落ちるのは、腕ほどの太さを持つ鎖のあわれな断片たち。

 

 

 

「ン~フフフフ!さすがねぇ!」

 

「これは驚いた。確か……能力者じゃったはずだが………」

 

「………ふん」

 

 

 イワンコフ、ジンベエ、そしてクロコダイルも、目の前で起こったことから目を離さなかった。

 

 

 

 

 

「…………まさか、能力者が力で海桜石の錠を破るとは………」

 

 

 そんな一同の中、イワンコフの腹心である〝革命家〟イナズマが唖然とつぶやいた言葉が、3人の心境を端的に語っていた。

 

 

 

 

 そう。彼女は千切り飛ばしたのだ。ダイヤモンド並みの硬度を持つ物質、『海桜石』で出来た拘束具を―――――弱体化した腕力で。

 

 

「よいしょっと。ん~……(グッ グッ )」

 

 

 長年動かさなかった両腕だが、そこに衰えは全くない。ちぎれた手錠がぶらさがったまま、拘束を解いたスイカは固まった身体をほぐし始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「興味がわいた。その救出、勝手ながら付き合わせてもらうぜ?おにーさん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、かつて〝四皇〟と呼ばれた女海賊〝酒呑童子〟は五年の時を経て………とうとう動き始めた。

 

 

 

 

 

 

 




 お読みいただきありがとうございます。これで三回目の投稿となりますが、あんまり展開が進まなくてすみません!

 さてさて、ようやくスイカがルフィと出会い、動き出すことになりました。ルフィの性格、人間性を考えるとああいう感じが一番ルフィらしい気がしたのですが、いかがでしたでしょうか?

 そして、そのスイカさん。ちらりとありましたが、やはり彼女も〝能力者〟といことでいかせてもらいます!能力者で、海桜石を付けているのにあの力。その桁外れな存在こそが〝酒呑童子〟!その名を世に轟かせる大海賊として、これから活躍してもらいたいところです!


 それではまた次回っ!インペルダウンからの脱獄作戦の始まりなのですよ~!

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