Diavolo Bianco   作:artisan

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よぉ、久し振りだなぁ。(恐る恐る)
わー!待って待って!!石を投げないでくれ!!

新高校生活が忙しかったんだよ!!ごめんな!!


Episode.24 回りだす歯車

「ふー.....まずは、第一関門突破か。」

 

ある部屋にて。

そこで“アミュスフィア”を取った青年が一人呟いた。

勿論、我らが主人公である。メタい話、まだ本名は言わないつもりだが。

 

 

「さてと.....()()()。」

 

そう言うと青年は短時間で支度し、バイクに跨った。

目的は━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「.....ふぅ。着いた。」

 

場所は横浜港北総合病院。

用件は、勿論.....

 

 

「.....あれ? 先生?」

 

 

「うん!久し振りだねぇ!!」

 

倉橋医師が病院の入り口で待っていた。

.....手間が省けたようだ。彼らはそのまま中へ入っていく。

 

 

「外で待ってたなんて.....別に良かったのに.....」

 

 

「待つついでに外の空気を吸いたくなったんだよ。さ、ついておいで。早速聞こう。」

 

 

「ええ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さてと.....まずは何から聞こうかな。」

 

此処は病院の待合室。

そこにある椅子に二人は座った。

 

 

「先に先生からで大丈夫ですよ。」

 

 

「そう?なら話させてもらおうか。」

 

そう言って先生は持っていた二、三枚の書類を見せた。

それらには海上に浮かぶ亀のような形をした建物が写っていた。

 

 

「これは.....?」

 

 

「最近、ボクの所に自衛隊の人が来てね。君に用があったみたいだけど.....

いかんせん、君は居場所が分からないからね。次来た時に渡しといて、って言われたんだよ。」

 

あの金髪天パ野郎.....と言いながら彼は書類を詳しく見る。

“PROJECT Alicization”.....自衛隊も如何な物を考えるものだ。

青年は馬鹿馬鹿しいと考え、軽く見ながら先生に聞いた。

 

 

「.....成程。まぁ考えとく、と言っておきます。で、次は僕からで良いですか?」

 

 

「うん。.....ま、大体見当はついてるけどね。」

 

そう言って先生は別の書類を取り出す。

そこには━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「━━━━ええ。完璧です。」

 

 

「僕も疲れたよ.....まさか、()()()()()()()なんてさ。」

 

すいません、と苦笑しながら謝る。そして、それを穏やかな笑みを浮かべて許す先生。

実際、先生はまあまあ大掛かりな事をしたのだが、それは先生のご愛嬌だろう。

 

 

「じゃあ、そろそろ帰ります。.....お忙しいところ有難うございました。」

 

 

「礼を言うのはこっちの方だよ。.....早く、あの子達を助けてあげてね。」

 

 

「勿論です。僕は約束破らない主義なんでね。それじゃ。」

 

そうやって青年は病院を出た。

.....改めて固めた決意を胸に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「.....一応連絡ぐらいしてみるか。」

 

病院の駐車場。

彼はバイクを動かさずにある電話を掛けていた。

 

 

 

 

 

その電話には『菊岡』と、写っていた事は誰も知らない。

 

 




読書お疲れ様です。


そして、アンケートの方もご協力お願いします。
.....と言いたい所なんだけども。そのアンケートについて一つ追加しまっしゅ。


もしも生存ルートを選んだ場合。それは最終回にならず、
そのままアンダーワールド編へと繋がります。それでもいいならどうぞ~。


あと、UAが10000超えました。これからも宜しくお願いします!

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