Diavolo Bianco   作:artisan

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どうも即興で書き上げたおうどんです。
すこし、いや、大分ごちゃごちゃになってると思いますが許してヒヤシンス。

アート「それが作者のやる事かぁぁぁ!!!」アバランシュ


ギャァァァァァァァ!?


Episode.11 勇者ってこんな奴

アート「.....言ってる事が意味解んないんだけど。」

 

 

キリト「いやなに、一緒にレベル上げに行って欲しいだけだ。」

 

 

アート「本音は?」

 

 

キリト「どんだけ強いか見てみたい!」

 

 

アート「はぁ.....」

 

何なんだコイツ。

.....はぁ、コイツらと居ると調子が狂う。

適当な理由でもつk.....

 

 

キリト「言っとくけど良いって言ってくれるまで帰さないからな!!」

 

 

アート「えぇー.....」

 

何でコイツに決められなきゃいかんのだ。

つーか、コイツってこんなキャラだったの?

何か悲しいんだが。

 

 

アート「.....解ったよ。行ったら良いんだろ?」

 

 

キリト「よっしゃ!!」

 

 

アート「そこまで嬉しい事なの.....?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリト「はぁっ!!」

 

どうも、無理矢理レベル上げに参加させられたアートです。

今は、俺の強さを見たいって言ってた奴が無双してます。

いやいや、おかしいだろ、とそこのアナタ。大丈夫。俺も思ってる。

とか言ってる内にハブられた一匹のリザードマンが此方に飛びかかってきた。

 

 

リザードマン「グガアアア!!」

 

 

アート「うっせぇ、よ!!」

 

しかしながら俺は既にソードスキルを準備していた。

普通のモブキャラが太刀打ちできる筈もなくそのまま“両手剣単発SS ホロウ・シルエット”によってやられてしまった。

そして、しばらくレベル上げをしていると倒し尽くしてしまったのか、モブが出てこなくなった。

すると、一休みのつもりか、黒の剣士(キリト)が此方に近付いてくる。

 

 

キリト「倒し過ぎたか.....しかし、アートって両手剣使いなんだな。」

 

 

アート「.....悪いか?」

 

 

キリト「いや、そうじゃなくて、俺のパーティーには使ってる奴が居ないからさ。

珍しいな、って思っただけだよ。」

 

両手剣使いがいないのか。

それはちょっと残念だな.....じゃなくて、

 

 

アート「今更だけど、言って良いか?」

 

 

キリト「?.....何だ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アート「何で()()()()()()()()()()!?」

 

 

キリト「いや、最前線だったらレベル上げしやすいかなって。」

 

 

アート「お前は何で茅場を倒せたんだ.....?」

 

ホント、何でこういう奴が倒せたんだよ.....

世の中って色んな意味で理不尽だ.....

 

 

キリト「それは俺にも解らん。」

 

 

アート「?.....何言ってんだ?」

 

 

キリト「.....ホントはあまり他人に言う事じゃないんだと思うんだけど.....

俺は茅場と戦った時、()()()()()()()。」

 

 

アート「.....とうとう可笑しくなっちまったか?」

 

 

キリト「そういう意味じゃない。

.....兎も角、俺は一回死んだ。

でも、その時『まだ死ねない。』って強く思ったんだ。

そしたら数秒だけだが、()()()()()()()()()()。」

 

 

アート「!!」

 

マジかコイツ.....

もし言ってる事が正しいんなら.....

 

 

アート「(コイツはあの人の理想の姿....!?)」

 

.....いや、まだ確証は無い。

だけど.....

 

 

アート「.....どうやらお前は俺が思ってる奴とは違うっぽいな。」

 

 

キリト「.....お前こそどうした?熱でもあるのか?」

 

 

アート「いーや。ただ単に気が変わっただけだ。」

 

そうだ。本当に気が変わっただけ。

いや、正確には()()()()と思っただけか。

 

 

アート「(茅場.....いや、茅場さん。アンタに変わって俺が試してやるよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この『心意』を扱う者をな。)」


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