Diavolo Bianco   作:artisan

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今日はクリスマスですね~。
皆さんは何をしましたか?
私?学校ですが何か?(白目)


Episode.4 新たな仲間

アート「ふぃ~・・・何とか勝てた・・・」

 

流石は『絶剣』って呼ばれてるだけはある。

俺に()()を使わせる程だからな。

ん?何か忘れてないかって?

・・・あ。

 

 

ユウキ「・・・・・」

 

蘇生すんの忘れてた。

ありがとう読者の方々。あと少しで『薄情大王』の異名が付けられる所だったぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユウキ「納得いかない・・・」

 

 

アート「何でだよ。」

 

改めておっす、アートです。

今?コイツの愚痴を聞いてるんだ。

どんな愚痴かというと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユウキ「なんでアレ(マザーズ・ロザリオ)が受け止められたのさ!?」

 

 

アート「ああ、アレはシステム外スキルの一つで、

片手で交互にソードスキルを出す事で発動後の硬直を防ぐ事ができるのさ。

俺は接続(コネクティング)って呼んでる。」

 

 

ユウキ「へー、そうなんだ・・・って違う!!いや違わないけど!

ああもう!そっちも凄いけどボクが聞きたいのはもう一つ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんで体術のソードスキルを使ったのに()()()()()()()()()()()のさ!?」

 

 

アート「・・・はぁ。何でそれにも気付くんだよ・・・。分かった、教えてやるよ。」

 

ったく面倒くさいなぁ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アート「それもシステム外スキルの一つだ。自身が発動させた技で相手の武器をタイミング良く反対の方向に受け流す。

名前は反射(リフレクティング)って名付けた。」

 

 

ユウキ「リフレクティング・・・・・」

 

全く・・・まさかこれまで教えちまうなんて・・・・・はぁ、デュエルしなきゃ良かった。

・・・ん?どうしたんだコイツ。いきなり俯いて・・・俺何か言ったっけ?

そうやって俺がしでかした問題?を考えていると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラン「おーいユウキー!!」

 

 

ユウキ「!・・・姉ちゃん。」

 

・・・え。今更だけどコイツ等って姉妹だったの?全然似てなくね?

こうやって驚いていると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アスナ「どうしたのユウキ?」

 

 

ユウキ「アスナ!?何で此処に!?」

 

見かけない人が居るなーと思ったら知り合いだったらしい。

・・・つーか今()()()つったか?マジかよ・・・

 

 

ユウキ「いや、ちょっとね。アート、ボクからお願いがあるんだけど良いかな?」

 

 

アート「?・・・別にいいけど。」

 

何だ?今何かランと話してたっぽいが、何か関係あんのかな?

 

 

ユウキ「えーと・・・その強さを見込んでなんだけど・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボク達のギルドに入ってくれないかな?」

 

 

アート「・・・何で?」

 

 

ユウキ「詳しくは言えないんだけど・・・兎に角さっき言われたとおり時間が無いの。

だから・・・お願い!!」

 

 

アート「しかし俺にもちょっとな・・・」

 

そうなんだよな・・・俺にも外せない用事が・・・

 

 

ラン「そこを何とかお願い出来ませんか?もう時間が無いんです・・・!」

 

 

アート「うー・・・・・」

 

さてどうしたもんか・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アスナ「・・・私からもお願いできるかな?」

 

 

アート「?・・・何で?」

 

 

アスナ「私にはどうしても君の、その強さが必要なの。

理由は後で話すから・・・!!」

 

・・・・・はぁ。ホント、嫌な目をしてやがる。

まるで、()()()みたいな・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アート「・・・分かったよ。手伝ってやる。」

 

 

ラン「!本当で「但し!!」・・・?」

 

 

アート「手伝うって言ったからにはビシバシ鍛えてやるからな。

ちゃんと、覚悟しとけよ?」

 

 

「「「 !! 」」」

 

驚く三人をよそに俺はランに手を差し出す。

彼女は一瞬間を空けてから俺の手をグッと握った。

 

 

 

 

・・・・・ま、これも約束だしな。

久し振りに働きますかね。

 

 




なぜ『スキルコネクト』じゃなくて『コネクティング』って答えたのか。


ただ単純にキリトはキリトの技、アートはアートの技という風にしたかったんですよ。

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