ダークソウルif   作:コッコ

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支援会話1

支援会話~カムイ×レヴァン~

 

レヴァンはマイキャスルで、鉱石採取の当番に当たりツルハシ片手に採掘していた。

ツルハシは元々、拾って以外と使える武器として重宝していた。

 

「ふむ、今日はこれくらいか」

 

「レヴァンさん」

 

「カムイか。どうした?」

 

レヴァンが作業を終えると同時にカムイがやって来た。

恐らく、鉱石の取りに来たと思われるがレヴァンは念の為にカムイに何をしに来たか聞いた。

 

「鉱石を取りに来ました。何か取れましたか?」

 

「あぁ、あるぞ」

 

レヴァンはそう言うと、サファイアをカムイに差し出した・・・大量に。

 

「え、えーと・・・多くないですか?」

 

「そうか?」

 

カムイの戸惑う声に、レヴァンは首を傾げながら聞き返す。

暫く静かな環境になったが、カムイが動いた。

 

「あ、あの。レヴァンさん」

 

「何だ?」

 

「・・・昔の私はどんな感じ立ったのですか?」

 

「ふむ・・・あまり、昔と変わらん」

 

「え・・・?」

 

レヴァンの言葉にカムイは疑問の声を挙げると、レヴァンは続ける。

 

「お前は優しく、誰にでも慕われる・・・それは昔でも同じだ」

 

「レヴァンさん・・・」

 

「何を思ってそんな事を聞いたのか分からないが、お前は何時ものお前でいろ」

 

「はい」

 

 

【カムイ×レヴァン D→C】

 

 

支援会話~レヴァン×サクラ~

 

レヴァンは武器の手入れをしていた時、レヴァンの元にサクラがやって来た。

 

「あ、あの・・・レヴァンさん」

 

「どうしましたサクラ王女?」

 

「え、えーと・・・祓串の調達をしたいので、その・・・て、手伝ってもらいたいんです・・・」

 

サクラはビクビクしながらそう言うと、レヴァンは手入れの手を止めて立ち上がる。

 

「分かりました。手伝いましょう」

 

「あ、あ、ありがとうございます・・・」

 

レヴァンとサクラは祓串を買うと、レヴァンは全ての祓串を持ってサクラと歩いている。

 

「す、すみません・・・全部持たせてしまって・・・」

 

「いや、別に構いはしないさ」

 

会話は所々途切れ、常に無言の環境が二人を支配する中、レヴァンは切り出した。

 

「サクラ王女」

 

「は、は、はい!」

 

「あまり、そうビクつかれると此方まで落ち着かないから落ち着いてくれないか?」

 

「は、はい・・・すみません・・・」

 

レヴァンのハッキリとした言葉にサクラは少しショックを受けて落ち込んだ。

 

 

【レヴァン×サクラ D→C】

 

 

支援会話 レヴァン×フェリシア

 

今回、レヴァンはフェリシアに用があって来たのだが。

 

「はわわわ!」

 

フェリシアは転んで食器を割ったり、お茶菓子を落としたり散々な所をレヴァンは見てしまう。

 

「・・・(気まずい・・・)」

 

レヴァンの存在に気づいたのかフェリシアに涙目で見られながらそう思うと、戸惑いながらフェリシアの安否を確認する。

 

「だ、大丈夫か?」

 

「はぅ~!見られたくない所を見られてしまいました・・・!」

 

フェリシアはかなり落ち込んでしまい、レヴァンはあたふたとしながらフェリシアを慰める。

 

「だ、大丈夫だ。失敗は誰にでも」

 

「今回で十回目のドジなんです・・・」

 

「(そ、そんなに・・・)」

 

流石のレヴァンも、フェリシアの異常なドジに驚きを隠せない。

そんなレヴァンの反応に気づいたのか更に落ち込んでしまう。

 

「そんなに落ち込むな・・・」

 

「ですが・・・」

 

「はぁ・・・フェリシア」

 

「はい!」

 

「・・・失敗は誰にでもある。それが毎回の事だとしても失敗したなら仕方ない」

 

「で、でも・・・」

 

フェリシアはなおも元気を出さないが、レヴァンはフェリシアの肩に手を置いて言う。

 

「私もできる限り支える。だからこれ以上、落ち込むな」

 

「・・・はい!」

 

レヴァンの一言で元気になったフェリシアに、レヴァンは少し疲れを感じた。

 

【レヴァン×フェリシア D→C】


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