ダークソウルif 作:コッコ
レヴァンは最初にロートレクへ向かって行く。
バスタードソードとクレイモアで攻撃すると、ロートレクは軽々と避けてレヴァンに反撃してくる。
レヴァンは避けると、次にミルドレッドの肉断ち包丁が襲い、レヴァンはまた避けると、クレイトンの竜断の三日月斧が襲い掛かりレヴァンはまともに背中から斬られた。
「ぐぅッ!」
「レヴァンさん!」
斬られたレヴァンを見てカムイは叫ぶと、前からマークスが迫ってきてジークフリートを振るってくる。
しかし、間一髪リョウマが防ぐ。
「余所見をするなカムイ!」
「でも、レヴァンさんが!」
リョウマはレヴァンの方を見ると、明らかに劣勢でリョウマは助けに行きたくとも前にいるマークスから離れられなかった。
ヒノカとタクミはカミラとレオンと交戦しており、戦う力のないサクラは当然、助けに向かえない。
「ククク・・・無様だなレヴァン」
「お前達が多勢で来るからだろ?」
「そうでもしないと勝てないでしょ?ねぇ、クレイトン?」
「そうだな・・・確かにレヴァンの様な化物相手なら多数の方が有利だ」
ロートレク、ミルドレッド、クレイトンの三人に囲まれて戦うレヴァン。
ジークマイヤーはカークを相手に苦戦を強いられており、救援は望めない状況になった。
「ククク・・・今度こそお前の死に様を見させて貰うぞ?」
ロートレクはそう言うと、ショーテルをレヴァンに振り下ろそうとした時、レヴァンの後ろから雷の槍の様な物が飛んできた。
ロートレク達は避け、レヴァンは後ろを見るとそこには太陽の紋章が特徴の鎧と盾を持つ戦士がいた。
「待たせたなレヴァン」
「ソラール・・・!」
ソラールはレヴァンの隣に立つと、ロートレク達と対峙した。
「やはり、白夜へ来ていたのかソラール」
「ふふ、私は太陽を求めて旅をしているのだぞ?暗夜では残念だが太陽は見れんし、それに白夜へ赴いてみたいと言う気持ちがあったからな」
「・・・相変わらずだな。では共に行こう、ソラール」
レヴァンとソラールのタッグにロートレクは危機感を抱いた。
ロートレクは昔、貪食ドラゴンをレヴァンとソラールと共に戦った事があった。
その時に、レヴァンとソラールの息のあった戦いを見ていた。
正しく最高のタッグ・・・ロートレクはまさかこんな形で二人に挑む事になるとは思ってすらいなかった。
「あら、怖じけついたのロートレク?」
「・・・まさか。我々はどんな事になってもカムイを仕留めるだけだ」
ロートレク達も構え、戦況は更に激しさが増していく。