ダメ姉にダメ元で求婚したらなぜかオッケーして貰えた件 作:A i
ついに、とは言ってみたもののなにかこの話から超展開が起きたり、話が急展開したりなんて言うことは一切ありません!ごめんなさい!
でも、まあ、千鶴ちゃんの気持ちがようやくはっきりします。
あとは、色々、いつも通りくだらないのほほんとした話になっているのでポワーと気楽に読んでいただけたら良いです。
ここまで読んでくださった読者の方、ありがとうございました。
これからもヨロシクお願いしますね?
では、どうぞお楽しみください。
「えへへ、舜とお風呂なんていつぶりかな?」
「さあな。」
「やあー、もう照れちゃってー。」
「やめろ!頭をくしゃくしゃすんな!分かったから。」
そんな会話をしながら、ぺたぺた、お風呂の中へと入っていく俺たち。
それほど広くないシャワースペースにそれほど大きくない浴槽。
いたって一般的な作りのお風呂だと思う。
そんな普通のお風呂に、十七、八の男と女。
しかも、俺も千里も体格には恵まれ、一般的な平均身長よりも大分大きい。
そんな二人がこんな狭苦しいお風呂へと一緒にはいるとやはり、狭苦しい感じは否めず、さっきからちょこちょこ彼女のいろんな部位がいろんなところに触れて、俺の理性が悲鳴を上げていた。
なんでこんなにこの子、柔らかいのん?気持ちよすぎなんですけど・・・。
本音を言えばいつまでも触っていたい感触なのだが、残念ながらそれを実行できるほど俺のメンタルは強くない。
依然、うりゃうりゃ、とちょっかいをかけてくる千里の手を軽く払いのけ、椅子に座る。
「ふう。っじゃあ、洗ってもらおっかな。千里。今日は千里が洗ってくれんだろ?」
「ふふふ。そう。私が洗ってあげる。なんて言ったって、持ち時間は五分。その間にできる事なんてこれぐらいしかないでしょ。まあ、気持ちよーく洗ってあげるから期待しててね?」
そう言ってウィンクをしてくる千里。
俺は呆れつつも、期待に胸を躍らせる。
しかし、期待している感じを出してしまうのも癪だったので、「おう。」と一言返事して前を向いた。
鏡越しに、千里の顔が見える。
その顔には奇妙にも、緊張の色が浮かんでいるように思えた。
俺は不安に思い、少し聞いてみる。
「おい、千里。どうした?」
「へ・・・?なにが?」
「なんか妙に緊張してないか?」
「いやいや。してないよ!大丈夫だよ!シャンプーがどれかぐらい分かるもん!」
千里は目を泳がしながらそう言う。
あー、これはシャンプー分かってないな・・・。
はあ、と大きくため息をつき、俺はシャンプーを指さす。
「これがシャンプーな。」
「う、うん。分かってたんだけど、ありがと。」
「どういたしまして。」
毛先をクシクシといじりながら感謝を述べる彼女がすごく可愛かったので、シャンプーの件は不問にした。
俺はほんのり頬を赤く染めて上目遣いでこちらを伺う彼女に、鏡越しに優しくほほえんだ。
「そんじゃあ、頭、洗ってくれるか?」
「うん!洗ってあげる。えへへ、ちょっと待ってね?お湯出すから。」
「おう。できるか?」
「できる・・・と思う。」
シャワーのお湯を出すべく、蛇口をひねる彼女。
「お・・・!でた!舜、お湯出てきたよ!」
「いや・・・喜びすぎだろ?」
出てきたお湯を見て、跳びはねる千里。
たゆんたゆん揺れております・・・いや、どこがとはあえて言わないけど・・・。
俺はそんな無邪気に笑う彼女の頭をポンポンと軽く触りほほえむ。
「まあ、お湯出てきてよかったな。よくできました!」
「なんか、馬鹿にされてる気が・・・。」
「そんなことないぞ?」
「あー!今、少し笑った!」
「はは。まあまあ。それは良いとしてもう時間ないぞ?」
「あー!もう!早くしないと!それじゃあ、今から頭洗っていくからリラックスしててね?」
「おう。ヨロシク。」
「まかせなさい。」
シャワーのお湯を手で再度確認して、鏡越しに俺と目を合わせる彼女。
「じゃあ、流すね?」
「おう。」
千里が優しくお湯を俺の髪の毛に触れさせる。
お湯に触れた髪の毛は一瞬のうちにしなりと柔らかくたゆみ、湿り気を湛えた。
彼女は俺の髪の毛を優しく梳きながら、お湯を全体へとなじませる。
ふわふわと優しい彼女の手つきに、うっとりとしてしまう。
「千里、結構うまいのな。髪洗うの。」
「そう?気持ちいい?」
「おう。めちゃくちゃ。」
「うふふ。よかった・・・。」
ふふふーん、と鼻歌交じりにシャンプーを付け、洗い出す彼女。
あまりにも満面の笑みで洗う彼女の姿に俺まで嬉しくなってしまう。
シャワシャワシャワ、と髪の毛を洗う音が響く。
頭のてっぺんだけでなく、横や耳裏、うなじと細やかなところもしっかり洗ってくれて、本当に気持ちよかった。
そこらの美容院よりも気持ちよかったな・・・。
ザパー、と頭に付いた泡を洗い流し、彼女は軽く俺の肩にポンと触れて言う。
「はい。できました!どうだった?」
「いやあ。毎日してほしいわ、マジで。」
「うそ!?そんなこと言われたら、私毎日しちゃうよ?」
「おう。ヨロシク頼むわ。」
「えへへへ。やったあ。」
めちゃくちゃだらしない顔になる千里。
彼女のこの顔は全人類を優しい気持ちにできると思う・・・。
俺は目の前にいるだらしなくにやけた千里の頭をクシャクシャとかき混ぜながら。
「まあ、今度は俺がやってやるよ。いつになるかは分からないけど・・・。」
と、言ってみた。
最後の方は照れくさくてもごもごと話してしまったので余計に恥ずかしい。
視線を落とし、彼女の顔を見ると、目を猫のように細めた彼女がいる。
スリスリーと俺の手に頭をこすりつけながら言った。
「えへへへ。やったあ。明日やってもらおうっとぉ。どんなに気持ちいいのかなあ・・・。」
「さあな。まあ、気持ちよくなれるよう精一杯やるよ。」
「なんか言い方がイヤラシいよ?舜。」
「なっ!?いや、そんなつもりで言ったんじゃないぞ!」
「あはははは。」
声をあげて笑う彼女。
俺は額に手をあてて、うなだれていた。
するとそのとき、お風呂の入り口にあるドアが勢いよく開き、千鶴が入ってきた。
「あの!千里さん。五分過ぎてるんですけど・・・。早く私と変わりなさい!」
「敬語なのかタメ語なのかはっきりしねーのな、千鶴。」
「う、うるさい!一応目上の人だから、ちょっと扱いに困ってるだけなんだから!」
「あははは。千鶴ちゃんは面白いねえ。ちょっと変わってる?」
「あんたにだけは言われたくない!」
「あははは。」
「笑うな!」
ムキーと顔を真っ赤にして怒る千鶴に対して心底楽しそうな千里。
なんやかんやで良いコンビになりそう、とひそかに俺は思っていたりするので彼女たちにはできるだけ仲良くしてほしいのだが、それはまだ遠い未来の夢物語らしい。
相変わらずの二人の様子に俺は苦笑し、千里の肩を軽く押す。
「うし、そんじゃあ千里は外に出とけ。一応ルールだしな。」
「えー。」
「えーじゃないわよ。早く出て行け。」
「うー。はい。」
「それじゃ、五分後に。」
「うん。元気でね。」
「おう。ってなんで今生の別れみたいになってんだ。」
ガチャリとドアの閉まる音。
残されたのは俺と千鶴の二人だけ。
やけに静かな空間。
俺はなんだか照れくさくなり、千鶴の方を見ると、顔を赤く染めた彼女がジーと見つめていたので目がパチっと会ってしまう。
彼女は目が合うと、サッと視線を下に向けてモジモジとしおらしくなってしまい、俺はどうしよう、と戸惑った。
いつもはかなり攻撃的で、好戦的な彼女と今のしおらしく女の子らしい反応が大きなギャップを生み出し、どきりとさせられる。
できればいつもこんな感じでいてくれればいいのに。
俺がそんな風に思っているとはつゆ知らず、千鶴はモジモジとした可愛い様子のままに俺を見つめこう言う。
「舜。それじゃあ始めよっか?」
「お、おう。でも、嫌なら良いんだぞ?やらなくても」
「いやじゃないよ!」
「そ、そうなのか。」
「そうなの!」
ムーとうなりながら涙目でこちらを睨んで来る彼女は今のスク水姿と相まってすごく幼い子がすねているように思えてついつい彼女のサラサラとした金髪をポンと触ってしまう。
「あ、あのこれはなんというか。無意識にと言うか・・・。」
「い、いや。別に良いんだけど!やるならもう少し優しく念入りにやりなさいよ!男でしょ?」
「う、は、はい。」
「そうそう。そうやって優しーく撫でられると私も気持ちいいの・・・。」
「そうなのか。」
「そうよ。」
とろーんとした目つきで俺のナデナデを味わう彼女。
そんな彼女の様子がなんだかとても可愛くてついつい夢中で撫ですぎてしまう。
しかし、そんな穏やかな時間も彼女のハッとした表情によって終わりを告げる。
「うにゃー、気持ちいい・・・・もっとぉ・・・はっ!ってダメじゃない!?時間がなくなっちゃう!」
「え・・・?あ、ああ。そうだが、結局何する気なんだ?」
「そんなの決まってるじゃない!お風呂にいっしょにつかるのよ!昔はよくいっしょに入ったでしょ?」
「な!?まあ、昔はよく入ったけどさ。でも、この浴槽かなり狭いし、絶対ヤバいぞ?」
「それがいいのよ!」
「な、なにがいいんだ!?」
「いいからいいから!とにかく入るわよ!」
「うわっぶ・・・!」
バシャーン、という水しぶきが上がる。
千鶴によって半ば無理矢理浴槽へと連れ込まれたのだ。
「ぷはあっ!暖かいー。」
「ぷへっ!何すんだ、千鶴・・・?」
「へへへー。これで逃げられないでしょ!?」
「いや・・・逃げられないけど。これは不味いって!」
「なにが、不味いのかしら?」
ふふふ、蠱惑的な笑みを浮かべるスク水金髪ツインテール。
すげーかわいい。
だけど、彼女がかわいければ可愛いほど今のこの体勢はマズイ・・・。
なんたって・・・。
「これ対面座位じゃねーかよ!?」
そう、今彼女と俺の体勢を一言で言うと対面座位。
俺があぐらを掻くような体勢で浴槽の床に座り、彼女は俺の脚の間にすっぽりと挟まり俺の首に手を回す。
顔と顔との距離がすごく近くて、彼女の長いまつげや、きめ細かな白い肌が否応なく目に焼き付けられてしまった。
それに、彼女がいくら貧乳と言ってもやっぱり膨らみは確かにあるわけで、その膨らみがみぞおちあたりにムニムニと柔らかな感触を俺に与え、どうにも気持ちよすぎた。
俺はあまりの刺激にあたふたしているのだが、当の本人は何食わぬ顔で「ん?」と首をひねっている。
「ん?どうしたのかな?舜。鼻の下が伸びまくってるけど?」
「う、うるせ!そりゃあ、伸びるわ。お前みたいな美女にこんな体勢で抱きつかれたら!」
「えへへへ。私が・・・美人!?そうかな、そうかな?」
両手を顔に添えて身もだえながら、俺にその整った顔を近づける彼女。
俺は思いっきり身をひきつつ応える。
「おう。そうだっていってんじゃねーか!だから、あんまり近づくなよ!」
「いやよ。もっともっと近づいちゃうんだから。」
「やばい!それ以上近づくな!」
「えへへ~。ギューッと。」
千鶴はやけに可愛らしい声でギューと抱きついてくる。
みぞおちのあたりに触れる柔らかな感触や、首元に巻き付いた彼女のしなやかな腕の感触がほぼダイレクトにすべて伝わってきてめちゃくちゃ気持ちよく、頬が緩むことを抑えられない。
おそらく、今の俺はとんでもなくにやけた面をさらしているはずだ。
いつもの俺ならこんな顔していたら恥ずかしくて仕方なかったのだと思うのだが、今は彼女の方がとんでもなくだらしない顔をしているし、何より、なんだか幸せな気持ちになっていたのであまり恥ずかしいとかは気にならなくなっていた。
それにしても、彼女のこんな嬉しそうに笑う顔初めて見たな・・・。
俺の頬にスリスリと顔をこすりつける彼女はなんというか猫みたいに見える。
とても愛らしい・・・。
今まで、俺の両手はどうにも所在なく、浴槽の中を漂っていただけだったが、彼女の愛らしい顔を見ているとつい、我慢できなくなった・・・。
「あ・・・。舜?」
「う・・・。ごごめん。」
「あ、いいんだよ?抱きしめて?」
「お、おう。」
「うん。そう。そう。ギューッと抱きしめてね?」
俺は彼女に言われるまま、後ろに手を回し、ギューッと優しく優しく抱寄せた。
さっきよりも更に自分の体と彼女の体とがひっついてしまい、なんだか一つになってしまったかのような、そんな曖昧な一体感を覚える。
俺に比べると小柄な彼女。
なのに、なんでこんなにも包み込まれているような安心感を与えてくれるのだろうか。
このまま、ずっと離したくない。
そんな欲求を感じながら目を閉じ彼女のほっそりとした肩の上にあごをのせた・・・。
――穏やかな時間が流れる・・・。
彼女の息を吸うリズムが肩の上下動から分かり、トクトクという鼓動が水着越しにしっかり伝わってくる。
彼女の暖かな体がたしかに生きていて、たしかにそこにある。
そんな実感が更なる安寧をもたらしていた・・・。
――しばらく後。
抱きしめあい、お互いに落ち着くと、そのまあ間の体勢で俺はゆっくりと話を切り出した。
「なあ、千鶴?」
「・・・ん?」
まるで寝起きの赤ん坊のような甘い声。
俺は優しく彼女の頭を撫でつつ聞く。
「一つ聞いて良い?」
「うん。なに・・・?」
「ずっと気になってたんだけど・・・。」
「うん。」
「なんで千鶴、俺たちの結婚反対なの?」
「それ、聞くの・・・?」
ジトーとした目つきでこちらを睨む千鶴。
「おおう。そりゃあな。気になるし。こんなゲームまでやってくれる理由なんてサッパリ思いつかないから。」
「へえー思いつかないんだ。へー。」
「おい!なんだその含みを持たせた感じの言い方!」
「だって、こんだけしてやってるのに気づかないなんて鈍感すぎて呆れを通り越して怒りすら覚えるわね。」
「おい、なんでだ!でもごめん。怒らないで!」
冷たくなる彼女の声におびえ、すぐに謝る情けない俺。
彼女は依然として俺に冷たい視線を向け続けていたが、フッと突然破顔する。
「ふふ、まあ良いわ。これが惚れた弱みって言うやつなのね・・・。」
「・・・え?」
おい、今千鶴なんて言った・・・?惚れたとかなんとか・・・。
いやいや。待て待て。
落ち着け、俺。
そんな訳ないだろう?
だって、あんなに俺に対して厳しいやつはこの人生の中で一人もいなかったぞ?
そりゃ、時々優しかったり、可愛かったりもしたけど、基本的にはハチャメチャ厳しいやつだった。
なのに、今、俺に惚れているみたいなことを彼女が言っていたように聞こえた。
いかん、俺も疲れてるな・・・。
俺は軽く頭を左右に振り、邪念を振り落としてから聞く。
「ん?もっかい言ってくれ。なんか、最近幻聴が激しくてな。」
見ると、彼女は俺の首に手を回した状態のまま、顔を赤らめてまっすぐ俺を見つめる。
あまりにも綺麗な瞳でドキドキと胸が高鳴ることを押さえられない。
彼女は照れくさそうに少しはにかむと、小さく口を動かしてこう言った。
「だから、舜。あんたのことが好きって言ってるの・・・。分かる?」
ポソッと囁くような声で言った彼女。
言い切ると、恥ずかしいのか「うー」と軽くうなって下を向いてしまった。
俺はそんな彼女の告白を驚きとともに聞き、しばらく何を言っているのか処理するのに時間が掛かった。
だが、脳の処理が追いついてくると、次は圧倒的なまでの羞恥心が俺を襲う。
恥ずかしさのあまり顔が熱くて火を噴きそうだ。
俺も少しうつむき下を向いていたのだが、彼女の事を思うとこのまま黙っていることはあまりにも不誠実だと思ったのでなんとなく彼女の頭を優しく撫でていった。
「ありがとうな、千鶴。」
すると、大きく目を見開き俺を見つめ、にこりとほほえむ彼女。
あまりにも彼女の笑顔が柔らかく、そして美しかったので俺はきゅうーと胸の奥が締め付けられるような切なさを感じた。
――ガバッと抱きしめて自分のモノにしたい。
そんな獣のような欲求にさいなまれた。
首元に添えられた彼女の手が俺の後頭部をサワサワと優しく撫で、心なしか目元も潤んでいる。
唇もプルプルで吸い付いたらおいしそうだな・・・。
彼女のなめらかな頬に吸い寄せられるかのごとく右手が動き、彼女の頬に添える。
親指でソッと撫でてやると彼女は目を細め、口元には笑顔が浮かんだ。
――綺麗だった。
彼女の何もかもが綺麗で、この一瞬だけは千里のこともすっかり忘れてしまっていただろう。
もうこの子にすべてを分け与してしまいたい・・・。
そう思い、彼女の口元に近づいたそのとき・・・。
ガラララ!バン!
と大きな音を立てて、ドアが開き、千里が大声を上げた。
「はーい!五分経ったよ!二人とも、終わりでーす・・・?」
「え・・・。」「あ・・・。」
俺たちの今の姿は完全やらかしている。
スク水姿の美少女と向かい合って抱き合い、キスのプレモーションのような体勢で固まっているのだから・・・。
またも、取り返しの付かないシチュエーションに俺は最後の悪あがきを試みる。
千鶴の頬に添えていた右手を離して自分の頭をポリポリと掻き、俺は千里の方を見て満面の笑みを浮かべてこう言った。
「ごめん!許して!」
それを見た彼女はツカツカと俺たちのいる浴槽へと歩み寄り。
「許すか!舜のばかあー!」
「ぶぐほっ!」
綺麗なモーションで繰り出されたアッパーが俺のあごを打ち抜いたのだった。
いかがでしたか?
ちょっと最近千里のダメダメ感が少なくなっているので次話からはもう少しダメダメ成分多めにしていきたいと思っております。
また今度、お会いしましょう!