オリキャラ設定↓
高坂二葉 21歳 190cm
専門校を卒業後イーグルジャンプに入社したキャラ班唯一の男性社員。天然タラシ。
常にスケッチブックを持ち歩き、閃いたキャラを描いてゲームキャラの参考にしている。
眼鏡を掛けているが別に目が悪いわけではなく、ブルーライト用の眼鏡であり度は入っていない。昔から堅苦しい事が苦手。
だらしがない姉と二人暮らしをしている為家事全般が得意。
好きなゲームはゾンビ、ロボット、FPS。
趣味はゲーム、サバゲー、絵を描く事、料理、その他もろもろ
冬の寒さが薄れ、暖かい風が吹くようになった4月の春。
3年間の専門校生活を終え、憧れだったゲーム制作会社[イーグルジャンプ]に入社する事が出来た。
期待と不安で胸を膨らませイーグルジャンプの入口付近に来ると、学生服を着た中学生位の女の子がアタフタしながら立っていた。
「ん子供?…イーグルジャンプの社員のお子さんかな…ねぇ君どうしたの?」
「え?あ、あの」
すぐ近くに来るまで気が付いていない様で突然見ず知らずの俺に声をかけられ、驚きそして警戒されてしまった。
「ごめん驚かせちゃったかな?…俺は今日からここに入社する高坂二葉、もしかして君のご家族がここに務めてて用事があるとか?良かったら呼ぼうか?」
「あ、いえ…私も今日からここで働く涼風青葉…18歳…です…」
「え…18?」
自分が思っていた歳よりもかなり上だった為、素で驚いてしまった。
「そう言う高坂さんはお幾つなんですか?」
「二葉でいいよ堅苦しいのは苦手なんだ…俺は21歳だよ専門校に通ってたからね」
「3歳も上ですかぁ、私も青葉でいいですよ」
「うん分かった!でも同期だから気軽に接して欲しいな…堅苦しいのが苦手だから…本当敬語とか尊敬って言葉消えればいいのに… 」
「アハハ…でも歳が離れていても同期の人がいて安心しましたよ」
「実は俺もだよ…新人が自分1人だけだったらどうしようって不安だったんだ…別々の担当になるかもしれないけどよろしくね!青葉ちゃん」
右手を前に出すと青葉ちゃんも右手を出し、互いに掌を握り合い握手をした。
「はい!」
「ねぇ君達、そこで何しているの?」
『ウワッ!?』
お互い手を慌てて離し声のした方へ顔を向けると、ピンク色の生地に胸元の大きなリボンが特徴の服を着た女性が初めに俺が青葉ちゃんに声を掛けた辺りに立っていた。
(青葉ちゃんの驚いた気持ちが分かったよ…)
「あぁすいません、イーグルジャンプの社員さんですか?」
恐る恐る女性に話を掛けてみると、ニッコリと笑い首を縦にふった。
「えぇそうよ」
「そうなんですか!俺も今日ここに入社した高坂二葉です!」
「高坂…二葉くん…あぁ!有名な専門校の卒業生がうちに入るって聞いてたけど貴方の事だったのね!私は遠山リンよ、じゃあそっちの子は妹さん?」
『え?』
遠山さんの目線を追って行くと、同じくイーグルジャンプに入社する青葉ちゃんに行きついた。
「わ、私もイーグルジャンプに入社する涼風青葉!18歳です!!二葉さんの妹じゃないです!あの…私が入社する事聞いてます?…」
「え?18!!ご、ごめんね…大丈夫よちゃんと聞いているわ!因みに2人共私と同じチームよ!」
「よかったぁ、話なれた人が同じチームで…」
胸を下ろし安堵のため息をはくと、遠山さんの顔がこわばった。
「えっとね…二葉君には申し訳ないと思うけど…私達のチームの男子は君だけなの…」
「え…」