彼は絆の繋がりで異世界で成り上がる   作:カオスサイン

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あけおめ!
ドルオダが爆死して辛い…FGOは福袋ジークフリート、邪ンヌ。紅閻魔PUPはすり抜けでアルテラでした。
シグルド、スカディママが旧絆マなったー!(夢火はシグルドへ!)




EPⅥⅩⅦ「邪神フレイズを討て!目覚める刻、レギンレイヴ、デモ二クスツァーリオン!PARTⅡ」

Side一誠

「これ等が!…」

「俺達の専用FG!…」

変異種との戦闘の最中、レジーナ博士から急遽転送されてきたようやく完成を迎えた二体のFGを見上げ呟く。

冬夜の黒銀の機体「レギンレイヴ」、俺の黒白二対に今は全てに無色の色を示すリアクターユニットを装備した機体「デモ二クスツァーリオン」。

コレさえモノに出来たのなら負けない!

「『気を付けてくれ賜え!君らの機体は未だ基本の五、五割方しか出来ていない…だから稼働限界は持って三十分だ。

それ迄に勝負を付け賜え!』」

「「分かった!」」

俺達はすぐさまエルゼ達に時間稼ぎを頼み、それぞれのコクピットへと乗り込み起動準備に入った。

「魔力スロット安定!魔導エーテル循環率良好!

行くぞ!…デモ二クスツァーリオン!起動する!」

魔力スロットに魔力を流し込み、メインコンソールにスマホをセットし起動させる。

「早速的になれフレイズ共!

まずはコイツだ!【羅列剣の閃残光<コードスパイラルソード・フリックアフターグロウ>】!」

[リョウカイ!ハツドウシマス!]

俺は現代魔法コードを肩部のリアクターユニットの一つに流し込み発動。

それによってユニットが白色に発光し、螺旋状の剣が翼の如く降り注ぐ。

それと同時にレギンレイヴが射出した球体状態(スフィアモード)となったフラガラッハも降り注ぎ残存していた下級、中級フレイズ共を一掃していった。

「『す、凄い!…』」

「お次はコイツで!【風纏いし残光の羽根<エアリング・アフターグロウズウィング>】!!いけえー!」

皆の称賛を余所に俺は先程よりも流し込む魔力量を増やしてリアクターユニット全体に行き渡らせる。

デモ二クスツァーリオンの装甲は風を纏った閃光の羽根となり邪神孔雀フレイズへと突撃する。

「『!またもや目標の高エネルギー反応デス!』」

「!」

「イッセー!【流星剣群<グラディウス>】!」

孔雀邪神フレイズがまたレーザーを放ってこようとするがレギンレイヴの援護によって不発に終わる。

「ナイスだ!このまま突っ切るぞ!」

魔力スロットを最大解放し不発した孔雀フレイズへと突撃。

奴はコア毎貫かれて爆発四散した。

「後はオウムガイ型だけだ!

俺が次の一撃で奴の外殻を破壊する!

最後は冬夜、お前が決めてくれ!」

「分かった!」

残ったノーチラス邪神フレイズを見据え再び魔力スロットへと手を伸ばす。

「【風炎纏いし残光烈破弾<エアフレイジンググロウズウィング・バースト>】!!」

『gyuaaa!?』

二種の魔法を同時に流し込み二対の羽根で機体を包み込みノーチラス邪神フレイズへと突撃する。

ノーチラス邪神フレイズは防御態勢を取るが遂には耐え切れずその硬かった外殻は崩壊する。

「今だ!」

「OK!」

『gyyuuaaara-!?……』

俺の合図を受けたレギンレイヴがランスモードへと切り替えたフラガラッハを振り下ろしコアを捉え破壊する。

邪神フレイズは呻き声を上げてやがて消滅していった。

それと同時にレギンレイヴとデモ二クスツァーリオンは稼働限界を迎えて停止した。

かくしてひとまずのフレイズ化騒動は終息を迎えた。

…機体の最終調整頑張らないとな。

 


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