IS《ISの帝王:MAD版》   作:只のカカシです

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「あの読者、なんでそんなに眠れるんだ?」
「恐怖さ」
「投稿が始まるまで寝てる気だろう」


第65話 小僧に口の利き方教えてやる

 「っく、強い・・・。」

 「リヴァイヴ(これ)を作った技術者もこれほど勝ちがつくなんて思ってもなかったろうね。安物のISにただ適当に装備をくっ付けまくっただけ。はぁ~しょうもない・・・・・・。で、結論は?」

 「分かった!分かった!リヴァイヴに乗ることを認める。」

 「結構。よろしく。」

 「で?お前はいつまで寝てるんだ?オータ・・・ゲフンゲフン。ショートニング・ショートケーキ。・・・?」

 「・・・一夏。それ、どっちもお菓子。」

 「あぁ、それは分かってる。で、マジでこいつの名前なんだっけ?」

 「ショッパイナ・ショッボイナだ。違うか大佐。」

 「ショコラデ・ショコラータだ!」

 「黙ってろオータム!」

 「オータム?もう12月だよ?」

 「今度はクリスマスにでもするか?」

 「あぁ?!手前ら人の名前を出世魚みたいに――」

 「真ん中に寝てなきゃ。真ん中に。」

 「私は真剣にいってるからな?」

 「何?もう良いじゃない。」

 「クソが!私も久々頑張ったのに、なんだよ!いい役持っていきやがって!!」

 「吹雪OKね?それでは、オータムさん、どうぞ!」

 「ヤロー、ぶっ殺っしゃー!!」

 「(本性が)見えたぞー!待ちやがれ!」

 ズババババババババババ!!!←チェーンガン

 「へっ!ガキの動きなんざ単調なんだよ!この最新鋭機は頂いた!」

 「なにか忘れてません、か?」

 「あ?忘れるわけがっ?!何だ?!身動きが!!」

 「見ろ、蜘蛛が自分の糸に絡まってら。」

 「・・・・・ダサイ。」

 「手前ェ!!何だこれは!この私をこんな安物の糸で捕捉しやがってぇ!」

 「お前の忘れ物だ。受け入れろ。」

 「な、何と言うことだ。私はまた娘を危険にさらしてしまったのか!」

 「娘を危険に?社長、お前、オータムの親だったのか。」

 「違う!あんな出世魚は知らん!私の娘はシャルロットだ。」

 「なら、大丈夫だ。今の情けない格好を見ろ。おかげで安全だろ?」

 「まぁ・・・・・テロリストからはな。」

 「疑ってるのか?」

 「実を言うと・・・あれは何だ!!」

 「あ?クロエだ。遠くから見てることしか出来ないチキン野郎。」

 「こっちに向かっているように見えるが?」

 「大佐、命中させておきました。」

 「ご苦労。」

 ガシャーンッ!!【10001/21000】←クロエ

         【13400/30000】←オータム

 「あ、切れた。」

 「(糸の)予備がある・・・あ、なかった。」

 「そ、それどころじゃない!避けろ、避けるんだ!!シャルロット!」

 「ん~、そいつはどうかな?」

 ドゴォォォォォォォォンッ!!【300/3000】←オータム

               【18000/18000】←シャルロット

 「シャルロット!!」

 「もしかして?!」

 「私達!!」

 「「入れ替わって・・・ないね。」」

 「ないんかい!って、あれ?」

 「あ、何かISもらっちゃった。」←一人勝ち

 「あぁ?!何が起きてやがる?!」

 「何が起こっている!?」

 「コアが融合したんだろ?」

 「クソが!こういう時は逃げる!」

 「おい、逃げられるぞ!」

 「ほっとけあんなもん。それよりクロエだ。」

 「おぅ、クロエ(姉ィ)。このときを待ちわびてた。」

 「初めまして、完成品の『付きの落とし子』。私はYOU。YOUになれなかった、もう一人のYOU。」

 「何だって?」

 「差し詰め、誰かさんの変換ミスさ。」

 「誰かって誰だ。」

 「そこの男。」

 「社長、呼ばれてる。」

 「違う、隣の男。」

 「だってよ、技術者。」

 「まぁじかよぉ!」

 「・・・織斑一夏。YOU。」

 「俺に何の用だ?」

 「YOUは完全なるイレギュラー。ママのため・・・・・・オエェッ!我がマスターのために消えてもらいます。」

 「       」

 「?」

 「大佐、見事な消え方でした。私から学んだのかな?」

 「YOU達が見ているのは幻影。」

 「幻影?奇遇だな。俺達もだ。」

 「・・・?!?!」

 「二つに一つだ、今すぐ立ち去れば何も無かった事にする。嫌ならここを爆破して帰る!丁度ティータイムだ!」

 「やめてくれい!」←社長

 スーッ・・・・・

 「クロエは帰った。俺達も帰ろう。」

 

 

- パリの空港にて -

 「世話になったな。」

 「小僧に口の利き方を教えてやる。」

 「私もそう思うな。世話んなったな!」

 「学ばん小娘が。」

 「じゃあ、行ってきます。」

 「お嬢様、お気を付けて。」

 「おぉイエイエイエイエふざけんなこんなのアリかよマジで契約違反だ。辞書にマーカ線引いて挨拶したのに、こんな塩対応しやがって!ピザのトッピングにエスカルゴ頼んだらデンデンムシのっけてきたようなモンさ!サギだよサギ!」

 「・・・何を言ってるんだこの男は?」

 「あは、あははは・・・。特に意味のない、挨拶みたいな者だから気にしない方がいいかも?」

 「貴公、織斑一夏と言ったな?ご学友とは言え、お嬢様にバカが移っては困る。ささ!離れて、離れ・・・離れ!離れェェェェェェッ!」

 「おじいさん、似合わないことはおよしなさい。指を脱臼するのが落ちだ。」

 ポコッ←肩の関節が外れた音

 「ほら、言わんこっちゃない。」

 「一つ伝えとくね。一夏はバカじゃないから。ちょっと織斑筋な所があるだけで。」

 「おっと、飛行機の時間だ。じゃあ、行くぞ。」

 

 

- イギリスの空港にて -

 「あぁっつ!何だここは!北上してるのにパリより暑い!」

 「あぁ?!手前正気か?馬鹿野郎!何言ってんだ!てめえ正気か!死にてえのかてめえ!どっかし天丼!てめえ何言ってんか分かってんのかい!」

 「気温について、感想を言ったまで。違うか?」

 「あのー、一夏さん。こちらの方は?」

 「バカでちょっぴり大ドジな、クリスマスだ。」

 「クリスマス?もう12月だよ?」

 「もうじきクリスマスじゃないか!」

 「ウルセえ!手前ら、このオータム様を何だと思ってやがる!!」

 「複数の殺人。」

 「誘拐」

 「強姦」

 「恐喝」

 「通貨法違反」

 「それに、麻薬の密売だ。」

 「・・・最低。」

 「テロリストだからな。いや、待て。私はそこまでワルじゃない。」

 「ISを奪うってのは、重罪なんだがな。」

 「ISぐらい・・・いや、そうか。お前達といると、どうも感覚が・・・・・。」

 「で、一夏さん。何故この方を連れて?」

 「可哀想なことにな、俺達が放流してやったあとすぐにフランスのIS部隊に囲まれてたんだ。」

 「おお~、可哀想に~w」

 「何だとこのクソガキ・・・!」

 ドベキシッ「おふぃ」【2500/3000】

 「クソガキってどなた?私のこと???」

 「全く容赦のない・・・」




「急な投稿だな」
「急だと役に立たねえのか?」
「準備不足は筋肉痛の元だ」

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