IS《ISの帝王:MAD版》   作:只のカカシです

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望みを言ってみろ、欲しいものは何だ?なんだってくれてやる
望みは一つだけだ。今すぐMAD版を・・・ハーメルンに落とすことだ!


第52話 いたぞ!いたぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!

-一夏の戦闘から時を置いて楯無-

 ギュッ・・・パンパン☆

 「こんなところね。・・・・やった片づいたわ。さて、行きますか。」

 〈こ、この程度のことで・・・。〉「化け物めぇぇぇぇぇ!!」

 プシッ【4901/5000】

 「隙を見せたなぁ!!」

 「ちょ!痛っ!?痛っ!?」

 「!?!?」

 「あぁ!!プラズマカッター!持ってるなら最初から持ってるって言いなさいよ!」

 「」

 「ちょっと、モルヒネとか持ってないわけ?痛いんですけど。」

 ヒソヒソ・・・

 「武器を捨て投降すれば渡してやる。」

 「しなかったら?」

 「こうするまでだ!」

 ズドォォォォォォォーンッ!【【【1/500】】】

 「「「うわぁぁぁぁぁ!?!?!?」」」

 「会長、撃たれたか?」

 「えぇ・・・1発。」

 「アンタで良かった。」

 「酷いわねラウラちゃん。」

 「火薬の量を間違えた。後で埋めておく。」

 「そっちじゃないんだけどね・・・。」

 「行こう。大佐が飯にしようって。」

 「ま、待って!こいつら縛り上げとかないと!」

 「こんなしょうもない一般人、放っておけ。それよりも飯の方が大事だ。」

 「「「」」」

 

-電脳世界にて-

 ダラダラダラッ

 〈おかしい、捕まえられないようにプログラムしたはずなのに・・・なぜ捕まる?

 ふわふわ・・・

 〈急がないと、まずい。〉「・・・これが束様の言っていた・・・暮桜のコア。」

 

-その頃、オペレーションルームでは-

 「暇、暇、暇、暇!!」

 「鈴・・・うるさい。」

 「何よ!私だけ誰も相手していないのよ!」

 「篠ノ之さんも同じ。」

 「ふん、そんなことなんか知らないわよ。」

 コツッコツッ・・・

 「!!来たわね!喰らえ!」

 ドゴォンッ!【19801/20000】←ドロップキック

 「・・・やった?」

 「手応えがありすぎるわね。まるで一夏か千冬さ・・・いや織斑先生で間違いなさそうね。」

 「相手をよく見てから蹴りを入れろ!」

 「は、はい!」

 「・・・命拾いした。」〈つまらない。〉

 

-IS学園近くの臨海公園にて-

 〈任務完了・・・・・さっさとここから離れないと。〉

 「おい、待てよ。おたくにいい話しを聞かせてやろうってんだ。」

 「!!」

 「相席させて貰うぞ。・・・そんなに身構えるな。そら、ホットミルクだ。」

 「織斑・・・千冬。」

 「あまり長話は好きじゃなくてな。要件だけ言うとしよう。束に言っておけ、無駄なことはするなと。」

 〈殺すしか・・・殺せる?〉

 「止めておけ。お前の戦闘能力じゃ、私のクラスの生徒すら倒せはしない。間違ってチェーンガンを使ったとしてもな。」

 「そう。けど私にはISがある。」

 ブワッ!

 「黒鍵。生態同期型のIS。精神への干渉は電脳世界で、現実世界では大気の物質を変化させて幻影を作る。・・・実に下らない発想だ。」

 「!?・・・なぜ、そこまで知っている。」

 「アイツの考えそうなことだ。すぐに分かる。」

 ヒュッ・・・カツッ【20000/20000】

 「ナイフはよく研げ。でなければ、目玉にも刺さりゃしない。・・・このナイフ、バランスが悪いな。」

 グサッ!【17441/21000】

 「さっさとやめたらどうだ?抉るぞ?」

 しゅうぅぅぅぅぅ・・・

 「いい子だ。そう言えば、ラウラが会いたいって言っていたぞ。」

 「あれは、なれなかった私。私の妹じゃ・・・え?」

 「写真も沢山持っていた。いつか姉に会うって言ってたぞ?」

 ダラダラダラ

 「いつか会ってやれ。悪い奴じゃない。少し行き過ぎることもあるがな。また会おう。」

 スタスタスタ・・・

 ズズッ

 「・・・(あぁんま)!!」

 

-某所ホテルのスイートルーム-

 「あら?Mったら、食事会に行くのがまだ不満なのかしら?」

 「相手は篠ノ之束。私が同行しても意味がない。」

 「あるわよ。私の身代わりが必要でしょ?」

 「・・・弾よけか。」

 「さて、行くわよ。・・・少しくらい笑いなさい。篠ノ之束の機嫌を損ねたら、あなたはおしまいよ。」

 「終わり?ここまで生かしておいてか?」

 「えぇ、そうよ。」

 

-夜、そのレストランにて-

 「このお肉は一級品?」

 「えぇ、当然です、束博士。」

 「ん~、最っ高!・・・このところ、どこの食堂行っても鉛弾ばっかりで。」

 「お気に召しましたか?」

 「うんうん、気に入ったよ。けど、隠し味の睡眠薬はもっと入れるべきだね。インパクトが足りないよ~。」

 「」

 「おぉ、わいーん!ひっさしぶりぃ!」

 「ところで、あの話しは考えて頂けたでしょか?」

 「どの話しぃ?」

 「我々に専用のISを建造して頂く話しです。コア込みで。」

 「断る。」

 「そこを何とか、お願いできませんか?」

 「ルール1。契約厳守。」

 「契約を交わした覚えはありませんが?そもそも、契約なんてありましたっけ?」

 「ん~?昨日考えた。」

 「お断りしま~す!あ、ケーキとカレー、それから冷やし中華追加で。それと、イノシシのステーキもよろしく。」

 「どうしても断るのですか?」

 「うん、面倒じゃん?」

 「では、こちらは如何です?」

 ズルズル・・・

 「よかったら、子鹿のステーキでも用意しますけど?」

 「どの子鹿?」

 「あの子鹿で・・・誰だ!子鹿を逃がしたのは!」

 「アハハハハハッ!トロイ!!」

 「オータム!」

 「おうよ!」

 ヒュッ・・・スカッ・・・バキッ

 「フー危なかった。今の私でなきゃ、あの世に逝ってたぜ。織斑一夏とその他に感謝だな。」

 「いい反応だったよ。だから、教えてあげるね。私は天才天才って言われるけど、思考と頭脳だけじゃないよ?肉体も細胞単位でオーバースペックだから。」

 「「あっそ。」」

 ドゴォンッ!【0/200】←レストランの壁

 「動くな!」

 「エム!やっちまえ!」

 バキッ、バキッ!ゴスッ!【34211/40000】

 ビシューンッ、ビシューンッ!【14999/15000】

 「ふうん!やるじゃ・・・あっつ!」

 「喰らえ!」

 「させないよ!・・・君、ちーちゃんに似てるね!名前は、『まどか』かな?」

 「!?」

 「あたっ――」

 ズドォォォォォォォーンッ!!【-2000/200】←レストランの壁

 「「「!?!?!?」」」

 「騒がしいと思って覗いてみたら何のことはない。」

 「ほ、箒ちゃん!?」

 「悪いな、亡国企業。うちの馬鹿が迷惑かけた。飲食代と・・・慰謝料と言っちゃ何だが、ほんの気持ちだ。受け取ってくれ。」

 スッ・・・

 「中身は?」

 「見りゃ分かる。では、これで失礼する。」

 「まて、ソイツには私達の専用機を――」

 「何で?必要か?」

 「待って!箒ちゃん待ってぇ!」

 「口開けろ!あけやがれこのぉ!舌ぁ引っこ抜いてハーグに送ってやるぜ、舌が証言出来るようになぁ!」

 「アガッアガッ!!」

 ズルズル・・・

 『わあぁぁぁぁぁ!!』

 『支えてるのは左手だ。知っているだろ!利き腕じゃないぞ!』

 『子牛の煮込みが死ぬほど食いたかったんだよぉ!』

 『残基は後幾つある。』

 『知らないよ!ねえ、箒ち・・・ウワアァァァァァァッ・・・・・――』

 

-その頃、IS学園では-

 「あの馬鹿が寄越したプログラムの正体は分かってる。暮桜、お前の強制解凍プログラムだろ?・・・今度動いてみろ。溶鉱炉で溶かすぞ。」

 『!?』

 カチッ!

 「おい!」

 「何だ?まだいたのか。」

 「私をどうするつもりだ?」

 「帰れ。」

 「人質位の価値はあるのに、か?」

 「くだらねえぇ。お前程度なら、そこら辺にゴロゴロいる。」

 「そうか・・・。xxx0891-DA。私の秘匿回線だ。」

 「脳のストレージに余裕があったら覚えといてやるよ。じゃあな。」

 スタスタスタ・・・




次話が出てる!
あたりめえだ!投稿すりゃ誰だって読む気が出らぁ!

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