IS《ISの帝王:MAD版》   作:只のカカシです

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A タイトルの通り、スペシャルじゃないが、今日でこの作品の投稿開始から一年だ。だが、気がかりなことがある。
B どうした?
A 光り物二人(学習ry)!どうしたもう終わりか!!作品を書いた、(感想を)もっと見せろ!
B 初期からいる人にしか分からねえネタを使うんじゃねえよ・・・。


第46話 読者の腹筋一周忌

-月曜日の夜、1025号室にて-

 『じゃじゃーん、ジャン・クロウド「ナァウ!」・・・じゃなっった。楯無お姉さん登場!と言うことで、一夏君開けて。』

 「今日はもう遅い。帰れ。」

 ザバァァァァァァンッ!・・・スパッ!【0/2000】←ドア

 バタァァァァァァンッ!!!【4300/5000】

 「グエッ!」

 「(玄関のドアを)切ったのは褒めてやろう。だが、物理法則は、学ばなければな。このドアは俺のだ。直して貰おう。」

 「・・・。」

 トンカチトンカチ・・・【1800/2000】

 「直ったわ。」

 「よし。話があるんだな?言ってみろ。」

 「一夏君、昨日襲ったんですって?」

 「誰から聞いた。」

 「亡国企業からクレームの電話が来たのよ。」

 「・・・返り討ちにしただけ。襲われたのは俺だ。」

 「でしょうね。」

 「それだけのために、ここに来たんじゃないんだろ?」

 「えぇ、私の妹を鍛えてくれない?」

 「子守は得意じゃない。」

 「謙遜しすぎよ。あなたは良い子守になれる。」

 「で、何をさせるつもりだ。」

 「簡単なことよ。今度の全学年合同のタッグマッチで妹とペアを組んで。だけど覚えておいて、妹に何かあれば・・・ササクレだろうと何だろうと、預けたときと寸分違わぬ姿で戻らなかったら、あなたも、仲間の筋肉軍団も、おしまいだ。」

 「お前も含まれてるよな?」

 「・・・残念なことにね。」

 「まあいい。・・・だが、俺達に兵器マニアは必要ない。」

 「きっと気に入るわよ。」

 「だといいが。」

 

-*自主規制*ビル-

 

 ガチャッ

 「おりm・・・」

 「ヒトノユメ、ヒトノゴウ・・・ソノスバラ・・・」

 「もぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・またぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?」

 

-一年四組-

 

 「更識 簪ってのどこだ。」

 「あそこ。」

 カタカタカタカタッ・・・・・

 「中々やるな。椅子借りるよ?」

 カタカタカタカタ・・・・・

 「何か用事・・・?」

 「専用機開発してるって聞いた。本当か?」

 「そう・・・あなたのせいで。」

 「オイ待て更識、(倉持は)まだ絡んでねえ。」

 「えっ・・・?」

 「俺の機体は・・・名前何だったかな。何て呼んでた・・・。」

 「白式。」

 「ああ、そうだ。そう、倉持はIS開発に乗っかって、道草や寄り道や油を売りまくってた。すると突然出てきたのが初の男性IS操縦者だ。倉持の連中はこれを好機とみて更に納期を延ばそうとした。そして倉持は倉庫の旧型機を引っ張り出した。事態は最悪、多くの技術が消えていった。開発計画も一緒にな。白式はその混乱の中で篠ノ之束に弄くり回されて出来た機体だ。倉持は・・・ただものぐさなだけさ。お前の機体を作ろうと思えば作れていたはずだった。」

 「・・・。」

 「・・・やはり無駄足かな。」

 ガタッ

 「待って。無駄足じゃないわ。」

 「・・・。そのようだ。」

 スタスタ・・・

 

-整備室-

 

 「・・・駆動系の反応が悪い。何で・・・?」

 「アイヤイヤイヤイどうしたんだ~、アイヤイヤイヤイ何で~♪」

 「!?どこから入って来たの!?」

 「奥から。なあおい、一人で抱え込むなってこの大馬鹿野郎!」

 「・・・。」

 「けど、手を貸せるのも私達しかいませんわ。」

 「!?」

 「IS何て携帯電話だ。助言が欲しいか?」

 「助言って何。」

 「口の利き方を知らん女だ。」

 「俺もそう思う。」

 「良く言うよ。」

 「助言って何だ。」

 「同じじゃない・・・まあ良いわ。あのロシア人・・・あれ、トロイ女・・・?何だっけ。何て名だ。・・・何て呼んでた・・・まあ良いわ。アレだって一人でISを開発したわけじゃない。行き過ぎた感情は身を滅ぼすわ。」

 「・・・。」

 「ISは作れる。だが、俺達が一つのチームになれば、だ。お前にその気があるか?更識。」

 「・・・苗字で呼ばれるのは好きじゃない。苗字で(私のことを)呼ぶヤツは凡人、学園の屑よ。呼び方は・・・学ばないとね。」

 「何て呼べと?」

 「簪でいい・・・。」

 「「「オーケー、分かった。」」」

 

-夕方-

 

 「蘭、今度学園祭があるんだってなぁ。」

 『!!あ、あれですか!中止になりました!』

 「そうか、それは残念だ。」

 『失礼しまーす!』

 ブツッ!ツーッツーッ・・・

 

-四組-

 

 「簪、飯食いに行こう。」

 「うん、でも一人で。」

 「奢ってやるから。」

 「行く。」

 「」

 「おい、あの織斑筋が閉口したぞ。」

 「あり得ないね。」

 「まあいい。さっさと飯食いに行こう。」

 「今日はチキン南蛮か。簪はどうする。」

 「素うどん。かき揚げ付きで・・・。すごくヘルシー。」

 「ほう?かき揚げか。簪、私と勝負だ。どっちが早くかき揚げを食べるか、テキパキサクサクと。」

 「私、全身浴派なの。」

 「む・・・。」

 「ラウラ、一本取られたな。」

 「・・・。」

 「どこが開いてる?」

 「隅っこが良い。奥の方のテーブル・・・あそこが良い!」

 「簪、お前見た目より目良いな。」

 「これはただの携帯用ディスプレイだから。」

 「成る程な。値段を抑えたわけだ。なあ、壊物のコツを教えようか。」

 「いい。どうせロクでもないんでしょ。」

 「ああ、全くその通り。」

 「・・・。」

 「おい、このチキン南蛮出来たてで美味いぞ。簪も一つどうだ?」

 「・・・そうやって女の子(の女子力)を墜としてるの?」

 「いいや!」

 「馬鹿め!」

 バサー!【220/200】←チキン南蛮(激辛化)

 「んー、良い感じだ。美味そうだ。」

 「ああ・・・やり過ぎだが、良い。」

 「」

 「おい箒、とうとう簪から一本取ったぞ。」

 「ああ、やったな。」

 「なんでそんなに私に構うの・・・?」

 「歓迎会みたいなもんだ。気にするな。」

 「そうだ。私だって入学したときは量産型だった。」

 「今は?」

 「もっと使い物にならんヤツが来た。」

 「箒、あなたの機体は第四世代よ。」

 「只のカカシですなぁ。私達なら、瞬きする間に粉砕できる。忘れないことだ。」

 「第二世代のほうが頑丈だって言いたいの?」

 「その通り。使いたいか?使って良いぞ。」

 「いらない。そんなカカシ。」

 「結構。」

 「ああそうだ簪、今日がタッグマッチの応募締め切りなんだが、放課後空いてるか?」

 「ISを整備するつもりだったけど、その前のちょっとの時間なら。」

 「OK。職員室の申し込みについてきてくれるか?」

 「分かった。」

 「それはそうと、トーナメントまでにISを完成させないと。私達も放課後からサポートに入ろう。」

 「良いの?」

 「簪、これまでのことを考えて、行事がまともに進むと思うか?」

 「いいや。」

 「ああ。そのとき、戦力は一つでも多い方が良い。敵はカカシに変わりないが、準備は万全にしとかないとな。」

 「敵さんの期待を裏切っちゃ悪いってこと?」

 「そうなんだよ。」




ああ駄目、こんなのISの帝王じゃないわ!語録のついたISよ!
だったら読めば良いだろ!
そんな・・・。

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